へそおもい

2010年12月31日(金) おおみそか

昨夜
たのしくて
のみすぎて

ひさしぶりに
酔っ払って
こけた。

右ひざと右肩が打ち身で痛く
左手がすりむけている。

二日酔いなのか
頭もいたい。



いやあ
これで
一年の悪いもんが
すべて落ちて

明日から
気持ちよく
新しい年を
迎えられそうです。


あんなに
酔っ払いながらも
コートのまま
朝までねていながらも

ちゃんと
黒豆を
水にひたした自分が
すごいとおもう。

しかし、
豆の重量を量り忘れたので
いったいどれくらいだったのか??

謎のまま
適当な分量で
黒豆炊きに挑戦中。

いま
豆を煮る
いい香りが
台所から
ただよってくる。


***



来年は
地元の輪を
ひろげたい。


自分が
いる場所を
もっともっと
好きになろう。

いま
出会っている
すてきな人たちと
もっと
つながろう。

まだ出会っていない
近くのすてきな人たちと
出会っていこう。

おもしろいこと
たくさんやろう。

たくさん
うたをうたおう。

よい循環を
よい流れを
つくって

ぷかぷかと
流れて
いこう。

まずは
自分の
いちばん近くから。



窓の外
はらはら雪が
とっても
きれいね!



よいお年を
お迎えください。



2010年12月28日(火) チョイ飲み大成功

いつも
仕事帰りに
「チョイ飲みのおさそい」を
しあう仲間たちがいる。

その時に
タイミングがあったら
タイミングの合う場所で
ちょっとだけ飲んで

それぞれの家族や
それぞれの予定にあわせて
ちょっとだけで
帰ろうね

という趣旨で
さそいあうのだが

これまで
チョイ飲みといって
チョイですんだ
試しがない。

たいてい
チョイ飲みが
ふつう飲みになり
家族に
「ごめんおそくなる」メールを送って
酔っ払って
最終電車や閉店で
帰ることになる。

しかし!

本日は
正真正銘のチョイ飲み
大成功だ!

立ち飲み風の
タパス系のお店を
選んだのもよかった。

おいしいけど
長居する雰囲気ではない。


ちょっとゆらぎそうにもなったが
なんとか予定の一時間半くらいで
お店をでて

それぞれ
大掃除や買い物などの
用事にむかったのである。

チョイ飲みがおわった時間は
まだ8時過ぎ!

用事をすませて
これから
相棒のための
鍋に野菜をセットして
カマスのみりん干しを焼きながら

わたしは
赤ワインとチーズで
相棒の帰りを待つ。

チョイ飲みって
なんて贅沢なのでしょう!


関係ないが
2011年は
わたし

たくさん
はたらいて

たくさん
うたうよ!

両立をがんばるよ!

わたしがやっていること
すべてをたいせつに
がんばるよ。

その底に流れるものは
おんなじもの
ひとつだけ。





!!!

こんな余裕のことをかいていたら


なんか部屋がこげくさいとおもったら

鍋を火にかけたまんまだったのを
忘れていたよ
鍋がこげこげこげくさいよ!

こげこげこげの
汁なしなべだよ!

ショック!



2010年12月27日(月) そうじしていたらでてきたもの

掃除をしていたら
意味不明の「名前シリーズ」というメモが…

すてるのがもったいない気もしたけど
とっておいても仕方がないので

へそおもいにメモして
すてることにする。


「名前シリーズ」
・麗 ゾウ子(れいぞうこ)
・甲斐 さつき(かいさつき)
・千賀 徹(ちかてつ)
・八尾 美奈実(八尾南 ※大阪の地名です)
・部 蘭子(ぶらんこ)
・レイス 亜美(レース編み)
・出波 千佳(デパ地下)
・和 ダイ子
・ペットボ 透(ペットボトル)
・香住 創(かすみそう)
・リモコン(ロボットの名前)
・阿川 殷(赤ワイン)と白輪 殷(白ワイン)…ソウルメイト
・髭尾 弥二(ひげおやじ)…江戸ッ子
・クゥ ロネ子、ミィ ケネ子、キィ ジネ子…アイドルトリオ
・尾石 荘(おいしそう)
・素辺利 大(すべりだい)
・和賀 蘭(わからん)
・藩屋 キキ(パン焼き機)…キキララのキキの本名
・黒目 ガネ(くろめがね)…97歳


「名前シリーズ第二弾」
・本 麻耶(ほんまや)
・戸塚 恵津子(とっかえっこ)
・加和利 万子(かわりばんこ)
・原井 泰(はらいたい)
・根賀 恵理(ねがえり)
・眞戸 明(まどあける)
・根武 泰三(ねむたいぞ)
・蔦谷 郁(ツタヤいく)


以上

こういう
あんまり
意味のないことを
ゆるーく
考え続ける仕事とかあったら
やりたいです。


今夜は
タコ飯と
キムチ鍋で
忘年会気分。



2010年12月26日(日) うみにはいる

島にいった。

いろんな種類の
洞窟風呂や
海水の露天風呂など
おふろがたくさんある
島だった。

サウナのような
洞窟風呂で
たくさん汗をかいて

そのまま
声をあげながら
海に走りこんで
首まで
うみにつかった。

風がつよくて
なみが
ざぱんざぱんと
なる海で

10秒数えて
うみからあがると
カラダの真ん中から
もわんと
あったかくなって

笑いがこみあげて
くるみたいだった。

砂浜で
おもいっきり
手足をあげたりのばしたり
とんだりはしったり
風の気分になって
おどった。

さむさに
耐えられなくなったら

また
あたたかな
海水風呂にはいって
ぽっかり
空をみた。

夜も朝も
そんなことをして

今年一年の
いろんなものを
たくさん
毛あなから
だしたような
そんな旅。

島…
最近
島が好きだ。

これから
いろんな島を
旅してみたいな。




美しい一夜干し
酒のおともに。



蒸し牡蠣を食べていたら
たぬきがねらいにやってくる。

この島で
たぬきは
犬や猫とおなじくらい
身近な存在。



明け方の散歩。
朝には朝の妖怪がいた。
すこしこわい。




また
旅に
でようね。



2010年12月24日(金) メリークリスマス!


サンタの横にいるのは
トナカイじゃなくて
奈良の鹿。

白いケーキの上に
糞してます。

あしたから
待ちに待った

島!!!



2010年12月23日(木)

貴重な休日は
朝からやりたかったことに
奔走。

まずは
最近生ウコンを
手に入れたので
半分だけ干す。

残りは
すりおろして
バリで飲んだ
健康ジュースを
作ってみるもくろみ。

ついでに
大根も干す。

ウコンもダイコンも
おなじコンがつくけど
漢字は違うんだよなあ…と
おもいながら
干す。


大根と鬱金(うこん)



夕方から
ずっといきたかった
新ぷーらへ。


伊藤のりあきくん作すてきな看板と
おいしいカレーとおいしいビール


いま
ぷーらでは
手仕事まつりを
やっているのだ。

カラダの真ん中にある
だいすきでわくわくした力の玉。

そこから
ダイレクトに発せられる
エネルギーで
つくられた
自由でまっすぐな
あたたかい作品たちが
ならんでいて

ああ故郷だ…
という気持ちになる。

わたし
こういう場所が
いちばん
落ち着くのだけど

普段
仕事をしている場所には
この要素が
少ないんだよなあ
とおもう。

そんなことを
おもっていたら

だんだん
自分の人生が
矛盾している気がして
苦しくなった。

でもその矛盾が
わたしらしいのだよなあ…と
おもいなおして

がんばろうと
おもってみたり。

あれやこれやと
自分の中で
おもいがよぎった。

いろんなおもいが
よぎりながら

そうだ
わたしの原点を
しっかり感じるために

「ここで
 うたってみたいなあ…」


つぶやいていた。

そして
そうすることに
なりそうだ。


ここしばらく
ひとりでうたうことを
やめていたけれど
ここでなら
できるかもしれないと
おもった。


いつになるかな。
2011年
たのしみだな。

わたしは
こんなつながりに
助けられながら
日々
生きているんだな。

ありがとう。


***

帰ったら
玄関がウコンの香り。

異国情緒がただよって
なかなかいい。

そして
クリスマスプレゼントに
手作りのお芋が
たくさん届いていた。


今年は
リンゴやカキや
大きなウリ…
そしてお芋!

いろんな実りを
いろんな方からいただいて
しあわせだ。

ありがとうございます。


酋長さんと
いっしょに
うれしく
いただいております。


ここにさらにお芋もお供え



2010年12月21日(火) 再会

相棒が
ねまきにしている
トレパンの
おしりが
破れていた。

よくみると
そのトレパンは
高校生のわたしが
バトミントンを
するときに
はいていた
トレパンだ。

そういえば
十数年前
出会ったころ

うちに
相棒がくると
それを
貸したのだった。

それが
そのまま
相棒のものとなり

あまりに
相棒に馴染みすぎていたので

わたしは
それが
自分のものだったということを
すっかり忘れ

きょう
ふたたび
おもいだし

再会したのだった。

なつかしい!

高校時代の
わたしのトレパンよ!

あの頃のわたしは
このトレパンが
こんな運命を
歩んでいるなんて

想像も
つかなかっただろうなあ。



2010年12月20日(月) さいごの夕陽はこわいくらいに赤かった

きょうは
月に一度の奈良の日。

大阪の日常では
なかなか出会えないような
立派な木たちに
あいさつをする。

奈良は
木たち以外にも
山がちかくにあるし
空が広いし
空気の目が粗くて
余裕があるようで

なんだか
とても
おちつく。

櫛でとかして
毛並みをそろえるみたいに
わたしのリズムが
すこしずつそろってゆくのを
感じる。





帰り道に
京都に寄って

木原ちひろさんの
カバンをうけとりにいった。

ちひろさんの
つくるもの
つくることばが
大好きだ。

頭をつかわず
ただただ
カラダに自然の力を通して
ものをつくっている
感じがして

そうやって
つくられたものたちには
なにかとても
力強いものがあって
愛があって
涙がでそうになるくらい。

大好きだ。

先日
カバン展があって
そこで出会った一匹のカバンを
預かっていただいていたので

きょう
おうちにつれて帰るのだ。

http://info.chiisaiheya.net/?eid=17ちひろさんのカバン展


カバンには
ちひろさんのお手紙がついていて
そのことばに
また涙がでそうになる。

あたたかくて
自由で
純粋で

愛だ。

きょううちにきた
カバンちゃんは

アボガドちゃんと
おしゃべりを
しています。


かわいいね。

***

きのうは
友だちの結婚パーティー。

ここに生れてきて
こんなすてきなつながりの
網の目に
かかわらせていただけて

なんて
ありがたいことだろうかと
おもった。

みんな
違う色の
違うリズムの
いろんな人たちが
いて

あたたかさと
やさしさで
あふれる会場。

ひさしぶりに
わけがわからないくらい
のんだくれて

わたしの中の
いろんなおもいが
ぷるぷるふるえて
いらないものが
ざざざーっと
こわれて流れて
ゆくような
気がした。

きのうは
流れる日

きょうは
整える日

あしたから
あたらしい
はじまり。



2010年12月18日(土) ゆるされること

ものごころついた頃から
自分がとても大きな罪を
おかしてしまったような
感覚があった。

普段は意識していないが
ふとした瞬間に
心の奥の深いところから
それが顔をだす。

わたしの中にある
このキューンとさみしい
感覚はなんなのだろうか。

最近
この感覚が自己主張してくるので
むきあわないといけないのかな…と
おもいはじめた。


とても
さみしくて
小さくちぢんで
どうしようもなく
孤独で
怖い。

真っ暗闇の真ん中で
上も下も
右も左もなく
息苦しく
なにもたしかなものを
さわることができなくて

その闇から
どなり声や
鞭や
責め立てる声や
パンチが
とんできそうで
怖い。

そうして
ごめんなさいごめんなさい
とおもう。

なにか神聖な
大きな存在に
謝らないといけないと
思うけれど

その存在の前に
自分をさらすことが
はずかしくて
はずかしくて
どうしようもなく
消えてしまいたいとおもう。

でも
おもいきって
緊張しながら
ごめんなさいごめんなさいと
頭を地面につけて謝る。

こんなうすっぺらい
言葉であやまっても
ゆるされるようなものではないと
思うけど

それしかできないから
ちっぽけながらに
あやまりつづける。


しばらくすると

なにか温かい手が
両側から背中をさわって
おおきなやさしさで
包んでくれるのを感じる。
頭をつつんでくれるのを
感じる。


顔をあげると
ほほえんでいるのがみえる。

胸がぷわーっと
あたたかくなる。


ああ
こんな汚い自分
ちっぽけな自分が
ゆるしていただけるなんて
なんてありがたい。

感謝の気持ちが
ぶわーっとわいて
涙があふれてくる。

海にむかって
えーんえーんと
おお泣きする。

海や森や空や風や
鳥たちが
力をくれる。

なんて世界は
やさしいのかと思う。

こんな罪深い自分を
ゆるしてくれる
大きな力に

また
頭をさげる。

だけど
まだまだ足りない。

わたしは
この自分の背負った罪を

光にさらして
水で清めて
大切に
つかっていかなければ
いけないと
思う。





玄関にいる
ポリネシアの酋長に
そんな話をしてみたら

酋長は
はははと笑った。

そんなこと
どうでもいいよ
たいしたことないよ

という笑いだった。


***


きょうは
インフルエンザの予防接種。


「きょう一日は
 激しい運動をしないように
 お風呂も洗い流す程度で。

 あと
 ハタさん大好きだとおもいますが…
 お酒も飲まないようにしてください。」


そう医者に言われる。

そうだった。

とんでもない二日酔いで
この病院で点滴をうけながら
仕事したことが

3回くらい
あったのだった。

酒好きとして
覚えられてる…。



2010年12月15日(水) 天草ありがとう

天草ライブ

前後のスケジュールが
つまっていて

天草で
ゆっくりと
できなかったのが
心残り

ながらも

あたたかい
人たちに
支えられて

うれしい時間。

ライブの名前は
「おもしろ音楽会」。

地元の親子連れや
おじいさんおばあさんや
2年前に小学校で
であった子たちが
遊びにきてくれて

明るい光のさす
畳のお部屋で

なんだか
とっても
あたたかかった。



京都での
ひとつの出会いから

こうやって
天草にいって
ライブをさせていただくように
なるなんて

なんて
人生は
すてきで
不思議。

ありがとう。

天草は
海と大地の力が
くらくらするくらい
強い。


来年は
海のみえる場所でのライブ。

宿泊施設もあるし
ツアーくめないかなあ…と
妄想しております。

よし
実現するよ!

普賢岳がみえるすばらしいロケーション


***

ライブの後

天草から平戸に
電車とレンタカーをつかって
移動する。

平戸へは、
相棒方のご先祖参りの
ためである。



ひょんなことが
きっかけで

相棒が
一族の代表として

ご先祖様の土地の
神社とお寺に

これまでの
一族にかかわる
いろいろなことを
謝罪にいかないといけない
ということに
なってしまったのだ。

まるで
導かれるように

いろいろな
タイミングが
かさなって
そうなった。


実際
相棒一族の子孫は
相棒ひとりしかいない。

最後の子孫なのだ。


限られた時間の中
神社とお寺と
お墓参り。


家から家まで
車で移動が必要なほど
過疎の村。


神社は海のそばにあった。


沖縄の御嶽(うたき)のような雰囲気


鳥居の前から
細い道をはさんで
そのまま
海におりてゆく
急な階段がある。




階段をおりると
そこは海だけ。

海から
かみさまが
やってくるのだろうか。



激しい雨音のひびく
うすぐらい社殿の中で

相棒は
みえない神様に
ぴしっと
謝っていた。

その
ぴしっとっぷりに
びっくりして
ほれなおすくらい。

わたしも
嫁として
謝った。

いろいろな
思いがわいて
心から
ごめんなさいって
おもった。

そして

わたしは
もっと
自分の世界を
信じないと
いけない。

そう
思った。



社殿の中には
西洋の子どもが
空に祈り
その空の雲の間から
光がさしている
不思議な絵が
飾られていた。

もしかすると
一族のご先祖さまは
平戸で
隠れキリシタンだったのかも
しれない。

そう
思いをはせた。



それから
お墓参り。

藪の中
8つ並んだ一族のお墓は
石がおいてあるだけで
名前もかいていない。

時々サンゴの塊が
石の上にのせてあって
しゃれこうべに見えて
ドキリとする。

「お墓は東向きになってるから
 こっちから祈るんよ」

案内してくれた
ご近所の方に
教えてもらわないと
どちらが正面なのか
わからないお墓。

雨が激しくて
お線香もあげられない。

お花をそえて
手をあわせながら

このお参りの日に
この激しい雨が
ふさわしいような
気がした。

いろんな涙が
ながれているような
清められているような
そんな感じがした。


相棒は
ズボンがびりびりと
やぶれたり

携帯が
銃で撃たれたみたいに
こわれてしまったり

いろいろな
不思議な
ハプニングが
おこりながらも

なんとか
無事に
参り終えてよかった。


思い返すと
なんだか
夢みたいな
旅。


***

いろいろなことに
一区切りがついて

今朝
目覚めたら

とても
さわやかな気持ちだった。

すがすがしい
新しい空気。


空には
たくさんの
イキモノたちが
泳いでいるようだった。




よし
世界を信じて
がんばろう。



2010年12月11日(土) つながっている

12月で
たぶん
いちばんイソガシイ
山場の週を
のりきろうと
しているところ。

あとひと仕事して
その足で
天草へ。

あしたは
たのしみな
天草でライブ。

深呼吸して

視界をさえぎる
いらないものを
整理する。


ひとつは子宮の部屋の
羊水の中に
ひとまず
ひたしておく。

もうひとつは
稲妻で焼いて
粉にする。

腹のそこから
声をだす。

声が空気に
色をつけるのを
たしかめる。

このおおきな世界を
抱きしめることが
できると信じる。

遠くにいても
会えなくても


つながっている人がいる。

その人たちの力を
感じて

わたしは
いま
ここで
できることを

ただただ
やっていこう。


みんなに
ありがとうと
おもう。



2010年12月09日(木) きょうの空

仕事場の窓から
みえる空。





ろうでできた小鳥
赤と黄色の
しましまのもようの
小鳥が

ポロロポロロと
とんでいた空。



2010年12月08日(水) 酋長とワインをのんだ

ポリネシアの酋長と
ワインをのんだ。


葡萄酒もうまいなって。


***

酋長は
もともと
58000円と書かれていたけれど
そんなの無理なので

交渉を試みて
上限40000円以上になったら
縁がなかったことにしようと
心に決めた。

何度か足を運んで
酋長への愛や
お金に余裕がないことを
アピールしながら
旅モードで交渉した。

計算機片手に
小声で話しあい
36000円で
手をうった。

よかった。
縁があったのだ。

それで

酋長が
うちにくることに
なったのですよ。


一本の木から
彫りだしたというのが
本当ならば
大きな木から
技術のある人が
彫りだしたに
違いない。

心をこめて
彫りだしていったに
違いない。

祈りもこめたに
違いない。

そんな風におもって

この出会いを
うれしく
感じる。



2010年12月07日(火) ぴゅわわわーん

酋長がきた。

とうとう
やってきたよ!

ポリネシアの酋長が!

まさか
酋長と同居する人生になるとは
おもってもみなかった。

人生
なにがあるか
わからないから

オモシロイネ。



2010年12月04日(土) 冬がやってきた

冬がやってきた。

きのうから
新しい仕事も
はじまった。

12月は
天草でのライブや
平戸でのお祈りや
結婚まつりや

いろいろなことが
つまっていて
たのしみの
気合いがはいる。

空と風が
きもちよくて
うかれる。


***

実は
いま
ポリネシアの酋長に
恋をしている。

がらくた屋さんで出会った
大きな一木彫の像だ。

お店のおじいさんが
昔ハワイの蚤の市で
みつけて
船で苦労して
運んできたものだそうだ。


顔がやさしくて
何度か会うたびに
どんどん魅かれてしまった。

仕事をしている時
朝目が覚めた時
通勤の満員電車の中

いつでもどこでも
ふっと酋長の顔をおもいだして
胸がキューンとする。

バリでお祈りをした
海の波や山の風
チチカカ湖を船にのりながら
みえる島の岩肌や太陽の光
ペルーの小さな谷あいの街に
日が沈んでゆく時間
メキシコの暗闇に
ぽつんとともるろうそく

そんな風景の中で
出会ったことのあるような
ふかくあたたかい
なつかしい
眼をしている。

このお方と
一緒に
家にかえって
一緒に
暮らしたい
と思う。


しかし
お値段は
58000円。


ああ
どうしよう。


とにかく
きょうも
会いに
いってみよう。



冬の女王のスカートのすそ



2010年12月03日(金) のり

職場で
おいしそうな
のりをいただいた。

その帰りに
会って
ごはんを食べた人が


料理が好きな人
だった。

最近発明した
ホタテとひき肉の丼

めっちゃうまいんっすよ!

とうれしそうだった。

パンをこねて焼いたり
釜でご飯を炊いたり
サバの味噌煮を
つくったり

最近
しているらしい。


地下鉄の駅で
わかれるぎりぎりに

そうだ!と
おもいついて

いただいたのりを
おすそわけしたくなったのだが
のりをわける袋がない。

どうしよう…と
あたふたとしていたら

彼は
リュックから簿記の本をだして

これにはさんで持って帰ります!

といって
簿記の本にのりをはさんで
リュックにいれた。


のりにぴったりの
おおきさの本だった。


簿記の本に
はさまれるなんて
のりにとっては
貴重な体験。



2010年12月01日(水) うたう空




さんぽにでて

いろんな人のことを
おもった。

空が
うたっていて

とても
やさしい気持ちに
なった。


そして
バリでの約束を
おもいだした。

朝陽の中で
たくさんの
イキモノたちと
交わした約束を。


しっかりと
つながって

わたしは
わたしの仕事を
着々と
すすめてゆこう。

そうしよう。
そうしよう。



2010年はもう
あと一か月。



 < pre  index  next >


はたさとみ [MAIL]

My追加