電車でニャー!!
だった。
阪堺電車が 大好きになった。
風景が うごいていった。
電車にのった みんなが 「ニャー!」って
ところどころで つぶやいていて
それが うみねことか なにか そこらじゅうで 鳴き声が きこえるみたいで あたたかな 感じが つたわってきて
うれしかった。
おもいだしたのは 2年ほど前に スウェッドロッジに はいったときのこと。
アメリカンインディアンの儀式の スウェッドロッジ。
目を閉じているのか 開いているのかも わからない 真っ暗闇の中
その場にいあわせた みなで 一夜を共有する。
すごく 暑い暑い スウェッドロッジの中。
言葉は… 他の人が 話をしている時は
その話を 評価したり 意見したりせず ただただ 肯定する という意味の
「ホー」
という音を だす。
いろんな ニュアンスの 「ホー」で
話をする。
うなずくような 「ホー」とか 共感するような 「ホー」とか。
きょうの 「ニャー」は そんな あたたかな ニュアンスを感じる 「ニャー」だった。
ありがとう。
ニャーだけで 会話するの とってもいい。
頭が まっしろになって
シンプルに ただただ 楽しい時間を
もっと みんなで すごしたい。
ニャー!
さいきん ますますサル呼ばわりされる ようになった。
昔は妹に よく さるさる いわれていたが。
いまは 相棒だ。
最近は
ウキキさるみ
とまで 名付けられている。
学生時代は 猫っぽいといわれ
トラという あだ名だったのだが
最近はサルか…。
猫からサルって
一見 進化したように みえるけど
でも イメージ的には 野性に 近づいている気がする。
さて あしたは
入魂の 電車でニャー!ライブ!
さるみ
がんばるよ!
帰り道に いつもお世話になっている 商店街のおっちゃんに たまたま会って 1時間だけ飲みに行った。
腸炎になって以来 久しぶりのビール!
うまい!!
そこで パプアニューギニアの話を きいて
とっても いきたくなった。
次の秋のバリの旅で バリはひとまず一段落かな? という予感がしていたのだが
今度は パプアニューギニアか。
パプアニューギニアの ジャングルの中の精霊に 会いにいきたい。
野糞でも野尿でも なんでもするから。
パプアニューギニアに いってみたい。
2010年08月26日(木) |
誘拐されませんように |
いま わたしでも使える 簡単な録音用の機械がほしい。 8トラックくらいのやつがいい。
それで 曲をつくりたい。
いろんな音とか声を 重ねて録りたい。
ソラネコでやっているような メロディアスなでっかい曲じゃなくって もっとしょぼくて 雑で適当な即興的な曲。
そんな日のために
仕事の合間とか 歩いている時とかに おもいついた曲を 小声のはなうたで 携帯に録音している。
忘れないように。
頭の中では いろいろな音が なっているのだけど
わたしは一人なので ひとり何役かで録音する。
あとでききかえすと 意味不明で わけがわからない。
めちゃくちゃことばの はなうただ。
もしわたしが 誘拐されて そこに携帯だけが 残されて
その 録音している音を 敏腕刑事たちに きかれたりしたら どうしようかと
ちょっと 心配。
朝おきたら オクラの花が咲いていた。
満月の日の朝に開く オクラの花!
なんて ふんわりやさしい 花なんだろう。
わたしは 好きな花ときかれたら
吾亦紅
と答えていたのだけど
これからは 吾亦紅とオクラの花って 答えることにしよう。
学生時代の夏休みに アルバイトしていた 長野県の車山高原をおもいだす。
宇宙がすけそうな 濃い青空をバックに 緑の稜線がずーっとのびていて その中に 目をこらすと吾亦紅が沢山 風に揺れてて
ひとつひとつが ひょうひょうとした いたずら少年みたいに 自由に揺れてて
それで 吾亦紅が 大好きだとおもったんだ。
オクラの花は またちょっと違って かわいいけど包容力がある。
少女的な感性をもった おばあちゃんみたい。
自然がつくるものって なんでこんなに 力があるんだろう。
胸がトキメクよ。
ありがとう。
中野民夫さんの本で 聖フランチェスコの平和の祈り というのがのっていた。
「神よ、私をあなたの 平和の道具としてお使いください」 というもの。
とっても いまのわたしの心に フィットした。
いつも 仕事をするときに 祈ろうとおもった。
***
ツナギーズでは アクリル絵の具が カラダについたら なかなかとれないことが わかった。
部屋中に 段ボールをしきつめて みんなで手や足や刷毛で 色をぬりまくったのだけど
スケートリンクみたいに つるつるになって すってんころりんころんで 身体じゅうがみんな 絵具だらけ。
結局は 大きな海ができて その上に いろんな 島をつくった。
子どもが 「これ家でやったら おかあさんに叱られる」 といってたけれど
そういうことが 自由にできるの いいよね。
もっともっと そんな場所を つくりたいなあ。
手足の絵具は なかなかとれず 今もまだ 足の指のまわりが青い。
絵具だらけの足に そのまま靴下をはいて レコーディングしたのは
葦船のうた。
想像していたよりも よいのができて
やっぱり ソラネコすげー とおもった。
みんなの力が あわさって できる音たち。
カタチにする よろこび。
ああ こういうとき
水の中から ぷはーっと 顔をだして 息継ぎをするような
うれしい瞬間。
余裕をもって ゆっくりしたリズムで暮らしたいと おもいつつも
いつのまにか 激流の中にいる。
電車でニャー!が いよいよ今週末にせまり 準備でドタバタ。
そして本日 ツナギーズの 2回目の仕事のあとは
先週の腸炎事件で できなかった レコーディング。
スケジュールがつまってくると カラダがキュッとなって 胸の中の丸いひつじも 三角に縮こまって メエメエと 苦しそうな声で かわいそう。
このひつじが でろーんと横になって 自分のふさふさの毛で つくったじゅうたんの上で ごろごろしながら おかしとかつまみとかビールとか むしゃむしゃ食べながら ぶりぶりおならなんかしているのが ちょうどよい状態なのだけど。
そのためには なんかぱあーっと 声をだして 動かないと!!
うたをうたって おどらないと!!
手足 頭腰 指のさきまで でたらめに動かして 奇声を発しながら 走りまわりたい。
滝壺にとびこんだり 岩をぴょんぴょんわたり歩いたり ターザンみたいに 蔓でぶらーんって移動したい。
電車のるんじゃなくて 蔓で出勤したい。
ラクダでもいいな。 暑そうだけど たのしそう。
普通の白ごはんをたべても おなかが痛くならなくなったので
うどんやら カステラやらを 食べてみたところ
てきめんに こわしてしまった。
でも こわすだけで 痛くないだけ 幸せだ。
お腹はすくし ビールも飲みたくなる。
だけど 腸がうけつけない この辛さ。
わたしが いかに 朝昼晩 食べることを 楽しみに しあわせに感じて まいにちを すごしていたのか よく わかった。
ときどき 食べないでも 生きている人の 話をきくが
この 楽しみがないなんて さみしくないのかなぁ。
そんな境地に至ったら もっとしあわせなことが あるのかな。
とにかく ごはんをつくって食べる時間が なくなるので 一日がいつもより長く感じる。
この時間を利用して
きょうは たまった雑務を 箇条書きにして ひとつひとつ 片付ける。
庭の草むしり 病院のお金の清算 仕事の計画とスケジュールの組み立て スタジオの支払い 図書館に本を返却 書類のコピー 生活用品の買い物
ひとつひとつ 片付けたら 色鉛筆で 消していく。
そして 最後は 念願の散髪
髪が軽くなって 気持ちも軽くなる。
カラダも軽いけど 馬力がたりない。
夜は じっくり煮込んだ 野菜スープを作ろう。
たくさん野菜を使って じっくり コトコト やわらかーく煮込んで
ゆっくり味わって カラダにしみこませよう。
ああ 想像しただけで おなかがすいてきた。
お盆は 田舎に帰って 父方のルーツを調べてきた。
父が たまたま 祖父がらみの 親戚に初めて会いに行くために 除籍謄本をとってきたところで 役所にいかずとも 家に資料がたくさんあった。
昔の漢字で 手描きでかかれた 資料は 読むだけでも 一苦労。
祖父が 養子であったことは 父も最近知ったという。
そこには たくさん物語があって 家系図をかこうにも 複雑すぎて 1枚の紙にはおさまらない。
昔の人は 子どもがうまれたら こんなに ホイホイあげたり もらったり していたのかな。
こんな いろんな人の いろんな気持ちの 流れの先に 自分がいるのか。
確かに 父の中にも その影響はあり
わたしはそれを受けて ここにいる。
納得するような 不思議なような 気になった。
次は 相棒のルーツを 調べたい。
わたしは 相棒の流れの中に 籍をいれているから。
数年前 長崎の平戸に お墓参りにいったきり。
それも20年ぶりだったという。
あの 生い茂った草の中の たくさんならんだ石のお墓には どんなつながりのだれが 入っていたのだっけ。
緑が家々を飲み 森にならないうちに またあの村にいかなくっちゃ。
そんな 気持ちになった。
2010年08月16日(月) |
腸について考えてあげる日 |
カラダを大事にしよう…なんて かいていた矢先に
腸炎に。
淡路島からかえって 洗濯をしようとおもったら 洗濯機がこわれていて
コインランドリーをさがして 洗濯にいっていたら なんだかお腹がいたくなってきた。
夜はレコーディングだったので それまでになおさなくっちゃと
大好きなだらにすけをのんでも治らず。 好きじゃない正露丸をのんでも治らず
ますますひどくなり 人生でいちばん痛くなり オエオエとえずきだし もしかしてわたし死ぬんじゃないかとか 出産ってこれよりいたいのかなとか 切腹ってこんな感じなのかなとか 吐いたら黒い虫がでてくるんじゃないかとか
いろいろ考えた。
気合をいれていた レコーディングにもいけず
真夜中の救急病院に お世話になる始末!
結局は 腸炎だったところに 正露丸とかだらにすけとか 下痢止めをのんだのが わるかったみたいで。
腸からでたがっていた 菌たちを下痢止めでとめたので 腸内で大爆発して 上からだそうとオエオエなっていたらしい。
やっぱり カラダを コントロールするもんじゃないなあ。 出したいものはだしてあげなくちゃなあ。
カラダさんごめんねえ。
昨日よろこんでいたカラダは きょうは鬼のごとく 怒りだしたという感じだ。
それで 点滴してもらったり 薬もらったりして 朝方によくなって やっと家に帰った。
激動をのりこえたあと なんだかとってもへとへとで
きょうは 腸について 考えてあげる日にしようとおもう。
花火をみに淡路島にいった。 淡路島は やさしかった。
例えば、 タクシーの運転手さん。
タクシーを降りたときに 200円を網の鉄板の溝に落としてしまった。
鉄板は大きく もちあがりそうになく、 溝の深さも1メートルはある。
あきらめようとしたところ タクシーのおっちゃんが
時間あるか? ちょっとまてよー。 二百円がどーのってより こんな暗いところにおいてかれたら お金がかわいそうや。
といいつつ トランクから 竹の棒をだし その先にガムテープをつけて
鉄板の網につっこんで お金を取ってくれた
なかなか お金がくっつかなくて 何度もやりなおし 引き上げられたときは 感動的だった。
おっちゃん天才!
というと
おっちゃんは 顔わるいけど 頭いいからなぁー
という。
大切にお金の玉を握り締める。
よかったな お金かわいそうやったからな よかったよかった
そういいながら タクシーはさっていった。
なんてかっこいい!!
例えば 商店街のお菓子屋さん
タマネギケーキの名前に惹かれて ふらりとお店に入る。
無口でシャイな感じの 商売気のないおばちゃんが 試食のケーキをだしてくれる。
奥にはパーテーションで 区切られたスペースがあって ギターがいっぱい並べてあって 親父さんがその真ん中で じっと座っている。
瞑想してるみたいにじっと。 人形かと思ったほど。 謎だった。
迷った末に タマネギケーキを買うと
荷物手提げ?背負う?
ときかれ
手提げ…と答えると
おばちゃんは 奥からスーパーの袋いっぱいのタマネギを持ってきて
これ紫のはドレッシング用ね、 バランスわるいけどいれとくからね
と。
なんてありがたいサービス! カンドー!
花火は 花火大会実行委員長の挨拶がよかった。
ええ味のおっちゃん
みなさんお元気ですか〜?
みんな『はーい』と答えると
ああー その、みんなの声がききたかったんだよ〜
まるで わたし自身のおじいちゃんに 言われているような あたたかな挨拶。
挨拶だけで じんわりうれしい気持ちになったのだけど みんなもそのおっちゃんの挨拶には おおきな拍手を送っていたから みんなも同じような気持ちになったんだろな。
海にあがる花火は美しく
わたしは自分の身体を この場所に連れてきてあげられて よかった…と思った
ドーン!めりめりめり…という この腹に響く音
目にうつる美しい色
まわりにいる人の感嘆の声拍手 肌で感じるわくわくした雰囲気
その真ん中にいて わたしの身体はとっても喜んでいたから わたしもうれしくなった。
わたしの身体がわたしに ありがとう〜 連れてきてくれて ありがとう〜て 言っていて
花火がドーンドーンと あがって
わたしは やさしい気持ちになって 夏のかみさまに 島のかみさまに ありがとうをいった。
いつもこきつかっている身体。 できる限り
身体を喜ばせてあげよう 好きな場所に連れていって 好きなものを食べさせて 大切にしてあげようって 思った。
生きるって ひとりだけど ふたり旅だ。
2010年08月13日(金) |
いまどきはカオナシさんもケータイをもっているのだ |
8月29日のチンチン電車ライブの下見に 阪堺電車に乗りに行った。
すると 途中の駅で のってきた(たぶん)女の人が おもむろに カオナシに変身!
大人は結構みてみぬふり。
一人でわたしの隣に乗っていた 小学校入りたてくらいの男の子は ちらっとみては ちょっと緊張気味の顔で 固まっている。
しばらくすると カオナシさん
靴を脱いで たちあがって おもむろに 電車の壁にもたれて ポーズ。
靴は椅子のところにおいたまま 足は黒い五本指くつした! 絶妙なつま先のポーズ。
その動きにびびった わたしの反対隣の女の子が 「こわい〜」と 泣きだし
おかあさんが 「大丈夫よ」と 笑っている。
わたしが写メをとりまくっていると 隣で固まっていた男の子が びくびくと携帯をとりだして 不器用に写メを一枚とって ぱっと隠す。
カオナシさんと 目をあわせないように してるけど ほんとは 興味深々なんだよね。
かわいいなあー。
そして カオナシさんが 突然わたしの方にやってきて 写メとってください…という ジェスチャーで 携帯をもってきた。
カオナシさんのケータイで 3枚とってあげた。
阪堺電車のカオナシさん 出会えて しあわせな日でした。
カオナシさんも ほかの妖怪たちも もっといろんなところに 堂々と出没すれば
世の中がもっと 楽しくなるのに!
ね。
先日 ともだちと 飲んでいたときに
「前からうすうす感づいてはいたんだけど…」
と彼女がいいだす。
なにが? ときいてみると。
「生きるってつらいよねー」
そうそう。
そうなんだよ。 生きるってつらいんだよね。 いい意味でね。
「つらくない時って ちょっとしかなくて」
そうそう
それが普通で いつかつらくない時が いっぱいになるんだって おもってたり したけど
つらいのが普通で
つらくないのが ときどきある ご褒美みたいな感じなんだよ。
それを はっきり意識したら
楽になるよね。
そうなんだよね。
生きていく 覚悟ができるよね。
そうそう。
生きるって つらいことなんだよ。
みんな つらいなかで やっているんだよね。
そんな中で どうやって 自分らしく いきていくか
だよね。
なんてことを 話をしながら
ビールをのんだ。
帰りの電車が 反対方向の友だちとは 別れがたくって
真夏の蒸した ホームで
缶のお酒を また飲んで
ぎりぎりまで 飲んで
しあわせな 時間だった。
みんな それぞれだけど おんなじなんだな
って おもった。
夏休みの子どもたちと まみれたきのうは ツナギーズの初仕事。
白いツナギに 身を包み どこからともなく やってくる〜 豪雨とともに やってくる〜
わくわくアート! わくわくワーク!
ツナギが光る〜 子どもが笑う〜 あああ〜 ぼくらのぼくらの ツナギーズ!
という感じだった。
かな?
これからも ええ仕事できるように がんばろう。
今回は 大きな紙に できるだけオモシロイ格好で 実物大の自分のカラダの型をとって それに色をぬったりコラージュしたり。
雑誌のきりぬきや 笹の葉や木の枝や ビーズ 卵パック ビールのキャップ わた いろいろ毛糸 リボン 柄の布 ビニールテープ 緩衝材…
きったりはったり くっつけたり 色を塗ったり…
みんなそれぞれ 取り組むペースも違うし 表現も違う。
それがとっても おもしろく 愛おしい。
夜のビールが とっても美味しかった。
胸がざわざわ 頭がピカピカして わけがわからず 眠れぬ夜をこえて
朝からふらふらと 仕事の研修へ。
それが… 全身を洗濯されたような 衝撃の連続であった。
ふたつの違うものの共存を許す文化 みえるものを支えるみえないもの マージナルマンとしてのアイデンティティー 陰と陽の矛盾を抱えて生きる。 山のそばにある神社 すべてのものに命をみいだす日本人 地球を守るためにできること
… いろいろな 考えが去来した。
ここ数日 ずっと 悩んでいたことへの 答えが おもいがけないところから やってきたのだ。
数日前のみかつきさんでの会話 昨日の従弟との会話 そして 今日。
10分の休憩中 生きた空気の中にとびこみたくて エアコンのビルから抜け出すと ビルの横には川が流れていた。
光が美しく、 土手の草たちが光りながら風にゆれ 空はくっきり青い。
わたしは 決心がついた。
川には白さぎが2匹。
ながめていると
今度は 黒いカラスが2匹 わたしの肩を横切って すぐそばの 橋の欄干にとまった。
白さぎとカラス。 白と黒。 陰と陽。
わたしは やっと 決心がついたんだ。
矛盾したものを抱えて生きる 覚悟ができた。
悩んでいても仕方がない。 もうやるしかないんだ。 人生の時間がない。
考えるよりも 腹据えて できることを やるしかないんだ。
この美しい光景は それであってる! と 神さまが おしえてくれたみたいだった。
カラスは 口を半開きのまま こっちをじいーっとみて ぎりぎりまで 近づいて
もうすこしで 手が届きそう というところで
ぱさぱさと 飛び立っていった。
あしぶねのうたの録音が もうすぐなので
出勤前にスタジオをとって ひとりでうたってみる。
自分でつくった曲は いつもうたいやすいのだが
あしぶねのうたは 自分でつくったはずなのに なんだか むずかしい。
一生懸命うたうけど なんかちがう
何回もうたいながら
あしぶねのつもりになって あしぶねの上の風景を イメージして
うたうことを意識しないように なるまで その世界の中に 入るようにがんばって
やっと うたいやすくなってきた。
うたうことって そのうたの世界の中の 空気の中で 呼吸するということなのかも しれない。
世界によって 空気の濃度が違うから その世界ごとに 呼吸の仕方がかわってくる。
うたをうたうと いろんな世界の空気を 吸うことができるから
それは とても ありがたい しあわせな ことなんだ。
***
仕事のあと 急いで着替えて お祭りにいく。
うきうきと 焼きそばに 冷たいビールをのむ。
焼き鳥も ほたても たべる。
祭りはやっぱり いいね。
みんなが わくわくして ぱーっと開放されている。
わたしも ぱーっと開放される。
帰ったら 従弟と電話。
また 話しながら 大切なメッセージをもらう。
やさしい言葉に 勇気づけられる。
みんな がんばってる。
人生みじかいから
いかに 自分を楽しませられるかが 勝負だ。
楽しむためには さみしい感じや がんばる感じが ついてくるよね。
でも ほんとに 楽しいんだよね。
ありがとう。
今週は やすみがなくて
明日もあさっても しあさっても… 仕事だけど
楽しく のりきれそう。
2010年08月06日(金) |
シロアリさんさようなら |
朝から シロアリ業者がやってきて うちの中は
せまいところに 汗と筋肉の 4人の男たちが うろちょろするという すごいことになっていた。
壁をとると ぼろぼろの柱。
生のシロアリが たくさん!
そして ゴキブリも登場!
しかし、 業者の方は ゴキブリをみても わわわ…と 棒立ちしているだけだったので
わたしが 横からとびだして 新聞紙ではったたいて つかんで ごみ箱にすてた。
シロアリ業者は あくまでシロアリだけか。
8月6日という平和の日に うちのシロアリ世界は ひどい薬を投下されて タイヘンなことに なっているのだろう。
フクザツな気持ちになる。
せめても うちの植物たちが 虫たちが どこかにいるはずの あおだいしょうが
薬の影響をうけずに 元気にのびのびと 生きてくれることを 祈りつつ
はやく バランスを回復してくれることを 祈りつつ
今夜は 眠ろう。
****
職場にいったら こんな葉書が!
映画の宣伝動画まで! あまりのバカバカしさに 感動!
昨日から公開中☆ アリエッティーに負けないぞ。
2010年08月05日(木) |
またひとつ歳をとった |
相棒が みかつきさんを 予約してくれて
ひさしぶりに 大好きなみかつきご飯。
おいしくてうれしくて野菜たっぷりで美しいご飯 はっ!と目のさめるようなおいしさ。
みかつきさんと いろんな話をしていると すてきなメッセージのシャワーを あびつづけているようで。
きまった。
今年の わたしのテーマ
「イキモノ」に決定!
都会の中で いろいろあるけど
できるだけ イキモノに近づこう どんどん近づこう
シンプルになろう。
自分にとって 本当に必要なもの以外は 手放す勇気をもとう。
本当に必要なものは とことん 大切にしよう。
それをみわけられる アンテナを 磨こう。
みかつきさんは 自分にとって大切なものを たいせつにしながら 一歩一歩人生の道を あるいている感じが とっても美しく強く シンプルで
そばで 話をしていたら
心の中に 光がさすみたいに 明るい気持ちに なっていた。
ここは 地球とつながった 物語のある場所。
愛のこもった 食べ物を カラダにいれて
自然のリズムの 空気の中で
自由に オドルような 時間。
デザートは 枝豆のアイスと 豆乳ババロア。
おいしすぎて 食べ終われない。
ありがとう。
近くに 遠くにいる つながっている人たち ものたちに
ありがとうって おもう夜だった。
2010年08月04日(水) |
おおきな花火がみたい |
花火がみたくなった。
あの おおきな花火。
でも 近場では みにいける日程がなくて
わたしが動ける日の夜に やっている花火を 探したら
島でやっているのを みつけた。
こうなったら いくしかない とおもい
宿に片っ端から 電話をかけてみたら 3軒目で 空きがあって
速攻予約。
久々の ひとり旅だ!
おもいたったら 行動しよう。
やりたいことは カタチにしよう。
デベ太郎漫画を きょうも かく。
楽しい。
気分は “水木さん”だ。
電車でニャーの しをりにかく 原稿を考えていたら
デベ太郎という キャラクターの4コマ漫画が できあがった!
「となりのデベ太郎」 シリーズ化しようかな。
***
きのう会った 若いともだちから まくわうりを いただいた。
メロンみたいだけど 口のなかで しゅわしゅわとする。
彼女と会うのは 数年ぶり。
数年前と比べると なにかとっても すっきりと 軽くシンプルな感じに なっていて すてきな魅力が ましていた。
彼女は
朝 目がさめると ああ きょうも 生きててうれしい
とおもうのだ という。
いい人生。
そんな話を きいていたら わたしにも 生きててうれしい感じが 伝播してきた。
自分が しあわせを 感じていることが
まわりの人を しあわせにする。
それは どんどん 伝播するから
自分が しあわせを 感じていることが
世界を しあわせにする とおもう。
だから 自分が カラダの芯から きもちよく しあわせになれるように
まいにち がんばろうとおもう。
波のように まいにち心がうごいて かわる。
おおきな波も 小さな波もあって
まいにち まいにち かわる。
今朝は 船のうえで くもの切れ間から みえる青空に めがさめた。
そういえば 嵐の夜を こえたのだった。
ひとりで ふねにのっているようでも
この おんなじ波のうえで
ほら あちらこちらに
おんなじように ゆられている人がいる。
おんなじように 空をながめて ゆられている人がいる。
ひとりだと こころぼそいけど
ひとりじゃないって おもうと
あたたかい やさしい気持ちになって
むこうで ゆられている人を わらわせたくなったり おくりものを おくりたくなったり する。
この船が どこへむかってゆくのかは わからない
けれど
このまま いったらわかる この流れが おしえてくれるのだと
この旅を たのしむしかないのだと わかる。
ふねのうえは 孤独でもあり あたたかくもある
星空のおおきさや 風のやさしさや 鳥のうたを 感じることを わすれてはいけない。
おおきなうみの なみのうえの
ちいさな ちいさな わたしでも
できることを
ひとつひとつ たいせつに
きょうも やっていこう。
8月だ。
最近 センチメンタル気味だったので きょうからはちょっと ぱぱぱぁーっと! 夏らしく 派手にやっていきたいな と 朝ふとんの中で おもう。
と これかいていたら
相棒から電話があった。
「いま自転車で走っていたら コウモリが顎にぶつかって 膝におちて とんでいったよ。 …… おもしろいかと思って…」
とのこと。
たしかに 人生では なかなかないことで おもしろい。
その直後に妹から電話。
ひさしぶりに 電話の電池がなくなるまで 超長電話。
最近の相棒とのケンカ話を 笑いながら話しているうちに すごく気分がよくなる。
妹よ ありがとう。
よし やっぱり8月 ぱぱぱぁーっと! 派手に やっていこう。
おもいつくことを カタチにしていこう。
いま とっても宅録がしたい。
いろんな音を即興的に重ねて いろんな曲をつくりたい。
わたしでも 使える機械が ほしいな。
***
きょうは 電車でニャーのいろいろな 準備作業をする日。
準備段階から ソラネコならではの 異様な凝り方で
みんな とっても 気合が入っている。
のですが。
電車でニャーのライブ 電車キャパが30名のため もう定員に達してしまいました。
ごめんなさい。
気合いが入っているライブなだけに たくさんの人にきていただきたいのに、 わたしもとってもザンネンです。
これからも おもしろライブ企画していきますので どうぞよろしくおねがいします。
参加してくださる方には おもいっきり楽しんでいただけるよう がんばります。
ニャー!
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