旧友からの誘いで、京都の「鈴虫寺」へ行ってきた。 鈴虫寺の詳細は旅のページに。 ポカポカ陽気のお正月で、冷える京都にと言えども 厚着は要らないだろう。 ニットジャケットだけ羽織って嬉々と出かけた。
まずはJR京都駅で待ち合わせて、お正月ということもあるので豪華に、ホテルグランヴィア京都内の鉄板焼き「五山望」で、ステーキランチを食べた。年末から肉っ気を食べてないワタシが「食おう食おう」と薦めたのだけど、彼女の方は、おっさんになりかけの息子が二人帰省していたので、「昨日すき焼き食べた」とのこと。あちゃ。。。 眺めもいいし、中々旨いし、オトクなランチでした。マル。
JR京都駅のバスターミナルから、えっちらおっちら「苔寺」行きのバスに乗って「鈴虫寺」へひた走る。 場所的には嵐山の近くなので、本来は阪急嵐山駅からのほうが近いか? しかし、彼女が明石からなので、便利なJRにしたわけである。 肝心の「鈴虫寺」はお正月ということもあり、ものすごい人出。 寺までの階段で、定員待ち。 ううう。これが案外冷えるのだ!! (やはり京都はあなどれない。ちゃんと寒さ対策して出かけねば!)
中に無事入れて、説法を聞かせていただいて、真冬なのにリンリンと鳴く何千匹かの鈴虫も見せてもらって、帰りにここの有名な「幸福地蔵」のお守りの御札をゲット。 お地蔵様の前で両手でお守りをはさんで、名前、住所を完璧に言い(口の中で)願い事をして、ぺこり。 ちなみに 第一回目のお願いは、
肩こりを治して!
とりあえず、これです。 この次は、「お金がどんどん入りますように」にでもするかな。 まずは健康から!
鈴虫寺から四条河原町まで戻り、なぜか高島屋デパートに入って、バーゲンのバッグ(小旅行向きのたくさん入るやつ)と、マフラー(ちょうど、今日着ていたニットジャケットと同じ色のニットのがあったので)を買いました。このままデパートの中にいると、みさかいがなくなりそうだったので、マフラーを巻きつけてから外へ。 旧友と、学生のころ行ったことのある「レトロ喫茶店」を探しに行こうということになった。京都には実にいい感じな喫茶店があるのです。 最近では喫茶店なんてめったに入ることはないのですが、せっかく京都に来たならもう一度あの時間が止まったような雰囲気を味わいたいではないの! 昔行ったことのある店は健在していた! みゅーず、フランソワ、築地などなど。 フランソワにいたっては、文化財指定になっていた。 懐かしいので入りたかったが、フランソワは満員。 「あの店はこのへんだった、あそこはあるかな〜〜?」と散歩しているうちに夕暮れが迫ってきた。 フランソワの近くに、インカ料理店「森繁」というのがあった。 かなーり昔からあるが、まだ入ったことは無かった。 昔からふたりで食べ歩きをして来た友人としても、店をひとつひとつ制覇していくのが趣味でもある。 「入ってみるか?」 「はいな!」 まだ準備中っぽかったが、親切なマダムは「どうぞどうぞ、支度が出来るまでお座りになっていてください」といい感じではないの。 とりあえず インカビールとかいうのを注文してカンパイしながら喋っていると、準備完了とのことで、料理注文。 カパックとインカシチューのセットと、あと前菜サラダを注文した。 前菜サラダは、レタスとトマトのサラダの上に刺身が乗っていて、相当すっぱいドレッシング(昔の家庭のドレッシングといえばいいかな?)が掛かっていて。。。。正直「?」な印象。 インカシチューはイケました、すっきりした辛味と後を引く旨さ。 かなーり煮込んでいるそうです。カパックはインカパンに海老のすり身をつけて揚げたものとか、インカじゃが芋のスライスにミンチをはさんで揚げたもの、バナナのフライ、などなどの盛り合わせ。 面白かったのが天然のコーラの木から作った「本家コーラ」!! コーラが天然の木の実から取れるなんて、生まれて初めて知りましたがな。 色は一般のコーラより薄い色であめ色です。 味はコーラの味(あたりまえか) 中々面白い経験でした。なんといっても日本で一軒のみのインカ料理の店だそうですから。 帰り道、地下鉄に乗るのに四条烏丸まで冷たい風を顔に受けながら歩いているとパチンコ店の前で友人が立ち止まる。 「わたしね〜〜、生まれてこの方パチンコしたことない・・・」 「え〜〜、ほんじゃ入るか!」 1000円ずつ玉を買ってやってみたら、友人の台に大当たりが出て大喜び。 でも何がなんだかわかっていないのがホント。 店員さんが箱を予備に持ってきてくれるものの、いつ箱を交替していいかタイミングもわからず(笑) 結局10,000円ちょいの当たりで大喜び(かわいいもんでしょ) さっきのインカ料理がただになったと友人は大騒ぎ。 たまにやるから勝つのが楽しいところ。 楽しい小旅行のしめくくりになったとさ。ちゃんちゃん。
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