空色の明日
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2018年02月25日(日) 春の訪れ

オリンピックが終わります。

時差がないとこんなにも見やすいものですね。
見やすいだけについつい見ちゃって
やっぱり寝不足の2週間でした。

フィギュア女子は結果は予想通りでしたが
宮原知子ちゃんのやりきったすっきりした
喜びの顔はほんとうにすがすがしいものでした。
4年後またどんなオリンピックになるのか楽しみです。


今度もアジアなのでほぼLIVEで見れるのでありがたいです。
フィギュアはまたアメリカのさじ加減で
変な時間になるのでしょうけど。


さぁ、もうすぐ3月。
今年は寒かったけど我が家の庭にもやっと
フキノトウと福寿草が顔を出しました。

忙しかった冬の繁忙期ももうじき終わりです。
春を楽しみに。


2018年02月22日(木) アイスダンス

フィギュアスケートも残すところ
女子ショートフリーのみとなりました。

おかげさまでアイスダンスは
ショートもフリーも放送をちゃんとやってくれて
ペアのショートもダイジェストで放送されました、後日。

ペアのサフチェンコさんとマッソの号泣が
いつまでたっても忘れられません。
マッソの苦しかった重圧から解放されたような
あの男泣きもしみじみと感動しました。


アイスダンスはカナダの二人が異次元過ぎて
圧巻としか言いようがありませんでした。
やはりデービス・ホワイト組しか
彼らと対等に競える人たちはいないのでしょうか。
また4年後に復活しないでしょうか。


大好きなカッペリーニ・ラノッテ組は
どうしてもメダルには届かないのですが
それでもあのシネマティックな演技は
彼ら二人にしか出来ない演技です。
メダルとか関係なくこれからも応援し続けます。


さぁ、明日は女子フリー。


2018年02月21日(水) バイプレイヤー

「バイプレイヤーズ」
ほんとにシャレにならない。
大杉漣さん、ほんとにシャレになりませんよ。

代役の小日向さんで何とかなる問題じゃありませんよ。
大杉さんがいなくちゃ始まらないじゃないですか。

面倒見のいい松重さんが結局最後まで面倒見て
これじゃ、先週のドラマとかわらないじゃないですか。

ほんとは、また間違えて別の島に行っちゃったんでしょ?
そうでしょ?

そのうちひょっこり帰ってくるんでしょ?

最後の作品がバイプレイヤーズの主演って
それはあまりにかっこよすぎじゃないですか。


2018年02月18日(日) 金銀

フィギュアスケート男子シングルから一夜明けて。

まずショートプログラムの金曜日は
テレビ放送の録画をセットして仕事に出かけ
とにかくネットニュースに接触しないように
スマホも封印し、ネットのトップページも
目をそらせながらなんとか家にたどり着き
第一グループから見ましたよ。

デニス・テンがあんなグループだったり
ミーシャ・ジーはあまりなめらかに滑れてなかったり
イスラエルのビシェンコが30代でも滑り切ったり
リッポンはやっぱりお姉っぽかったり

各グループにいろんな思いをはせながら見ました。
ベテラン勢には思い入れがあります。

もちろん羽生フィーバーは凄まじく
宇野君が初出場なのにショートで
100点越えしたにもかかわらず
メディアはかなり雑な扱いなのに少し納得がいかなかった。
ソチの羽生君が100点越えしたときは
あんなに大騒ぎだったのに。
なんか当たり前になってないか?この偉業に対して。


そして翌日のフリープログラム。
アラサーのベテラン選手が「この日を目指して」と
滑る姿にいちいち感動して目を潤ませていました。
きっとこれが終わったら引退する人が続出するんだろな。

パトリック・チャンやハビエル・エルナンデスは
もはや他国のライバルとか関係なく
「みんなほんとよく頑張ってきたよ!」と
いちいち終わるたびに涙ながらに
TVの前から拍手を送りました。
金くんの点数が出た後の号泣にもおばさんはもらい泣きですよ。

そして羽生君の神がかったあの演技。
もう何も言うまい。
あそこまで自分をコントロールできる人間は他にいない。
その鋼の心がつかんだメダルです。

そのあとの羽生→ハビエルからの宇野君。
あの子はどこの星からやってきた何星人ですか?
すごいのか?一周回ってむしろばかなのか?
あそこまでドライな選手は初めて見ましたよ。

あの状況の最終滑走で一瞬に空気を変える力が
あの小さな体のどこに詰まってるんですか。
もう、滑り終わる前からおばさんは号泣ですよ。
初出場で銀メダルですよ。
最初の4回転のミスがなかったら金メダルですよ、きっと。
こんな偉業がありますか?
日本フィギュア男子初の銀メダルですよ。
羽生君の次にすごいメダルを取ったのは宇野君なのですよ。

それでもポカ〜ンとしている宇野君ですよ。
樋口コーチがメークが崩れるのを恐れてか
宇野君の陰で泣いているにもかかわらず
ポカ〜ンと笑っているのですよ。
あれがサトリ世代なのですか。


いえね、羽生先輩が横にいるから言いませんけど
きっと宇野君の心の中は
「なんで銀メダルなんだ。
金じゃないのにこんなに喜ぶことなのか?
真央ちゃんは銀で泣いてたじゃないか。
もう少しだったのに悔しいよぉ」
なんじゃないかと
私はそう思って観てるのですよ。

他の試合と同じ感覚で特別感がないというのは
そういうことだと思うのですよ。
他の試合で1位をとれるようになってきてるから
2位じゃダメなんだと思ってるのですよ、オリンピックだとしても。

じゃないとすれば、ばかか?ばかなのか?ですよ。
あのポカ〜ンは。

今朝も朝番組の中継でぼんやりしてて織田くんに
「起きて!」と言われてました。
表彰式の時、羽生君と宇野君が同じ日本ユニフォームを
着ていると、まるで宇野君は子供さんですよ。
袖なんか長すぎですよ。
もうちょっとなんとかならんかったんですか。

あのスタイル抜群の羽生君と並んで
同じ格好をさせるのは正直酷ですが
おばさんはもはやシャンシャンを見る目と同じで
「かわいいねぇ」と思って観てますよ。
うちの母などは「ぬいぐるみみたいだねぇ」と言ってましたよ。
宇野君、今年成人式を迎えた20歳ですけどね。

きっと4年後には金メダルをめざして
インタビューにもきちんと答えられる選手に
成長していることでしょう。



ところでひとつ気になってることがあるのです。
宇野君のフリープログラムの振付の中で
中盤にキャメルスピンなどのスピンが何本かあって
そのあとに曲がゆっくりになったところで
右手で空で何かを掴み、それを左手に持ち替えて
ポイッと捨てるような振りがあるのです。
今まで気にしてなかったんですが
昨日その振付が妙に気になって
もちろんハエを掴んでリンクの端に捨てたのではないのですが
どうしてもそんな風に見えてしかたなくて
何度あの映像をみてもそこで笑ってしまうのです。
あの振付の意味を誰か知りませんか?
トゥーランドットのストーリーにちなんでいるのでしょうか。
振付をされた樋口コーチに聞きたいです。


2018年02月15日(木) 五輪

今年は結構いろんな競技をみてます。
時差がないってほんとに見やすい。

NHK、全競技放送とかいいながらフィギュアスケートの
ペアショート、何スルーしてくれてんねん。
日本人が活躍してなかったらこれだから。
何度も同じ放送するならせめて夜中でも早朝でもいいからやってよ。
予定変更すんなよなー。

ですが、ペアフリー、やったーー!!
ドイツのサフチェンコさん、ついに金!!
諦めなければいつか夢は叶う!!
よかったねぇ!!
諦めないことが夢への最短の近道なんだね。
長い道のりだったけど叶ったね!
本当におめでとう!!


明日は男子ショート。
羽生くん、見るのが怖い。大丈夫かな。

私のお気に入りはミーシャ・ジー選手です。
4回転はたぶん飛ばないだろうけれど
彼の完璧さをつきつめた演技は観ていて涙がでます。
今回4回転を飛ばない選手が何人かいるけれど
そういう選手がこのステージに立つということは
それだけの技術と人を惹きつける演技があるからだと思います。
怪我でいい選手がつぶれていく時代に
そういう選手がオリンピックのステージに出ることは
とても意味があることだと思います。
ジャンプの構成点をもっと下げればいいのに。
でないといい選手が育たないでつぶれていくと思う。

ミーシャ・ジー選手がどれだけの点だったとしても
観客席の拍手はきっと点数以上の評価だと思うのです。
あぁ、明日はタオル持ってテレビの前にスタンバイしなければ。


アイスダンス、日本の二人はフリー進出できるかなぁ。
1年でとっても進歩してるけれど
団体と違って世界の壁は厚いからなぁ。
あの二人が出てくれないとまた放送飛ばされちゃう。
今年はアメリカのデービス・ホワイト組が出ないから
イタリアのカッペリーニ・ラノッテ組を応援するよ!
金メダルは無理だとしても(カナダだろうなぁ)
何かしらメダル取ってほしい。
あの映画のような二人の演技が大好き。


2018年02月14日(水) きえもの日記

図書館に行ったら高山なおみさんの「きえもの日記」
という本をみつけた。

知らんかったー、こんな本あったの。
それは高山さんが木皿ドラマ
「昨夜のカレー、明日のパン」の中の
食べ物を作るお仕事をした時の日記を本にしたもの。

高山さんが木皿作品が大好きで
だからこのお仕事を受けたことや
木皿さんが高山さんを指名したこと。

やっぱり自分が好きだなと思う人は
同じ好きなもので出来てたりするんだなと思うこの頃。

ドラマを見た時に高山さんの名前をみつけて
やっぱり食べ物に力入れて撮ったんだなぁと思った。
っで、その舞台裏がこんなところで本になってたとは。
夢中で読んだ。

読みながらすごく気持ちが同じ周波数だなぁと思って
全然違和感を感じなかった。
特に高山さんが「すいか」の中の印象に残ってるシーンが
自分と同じだったところなど。
きっと「すいか」のファンの人は
あの梅干しの種やご飯粒の少しついたお茶碗に
ものすごく新鮮味を感じたんだと思う。

昔のドラマは、そういうとこ、逆に大切にしてたけど
ドラマのクールが3ヶ月単位になってから
そういうの、すごく雑になってた気がするから。
美打ち(美術の打ち合わせのことらしい)
にものすごい時間をかけてるというのは
そういうことだったんだなぁ。
木皿ドラマはほんとにそこを強く感じる。
セットとか出てくるこまごましたものに
ものすごく愛情を感じるから。

でも、きちんとご飯を食べてない人は
あの「すいか」のシーンに出てくるきえものたちの
あの意味を感じ取ることはないのだろうなぁ。
お母さんが毎日きちんとご飯を作ってくれたから
私はあれをノスタルジックに感じ取れるのだろう。

だから「すいか」が好きな人はきっと
もともとが幸せな人なんだと思う。


2018年02月09日(金) 誕生日

誕生日。
昨日は土井善晴先生がお誕生日だったらしい。
今月は小泉さん、うちの旦那さん、親友と
誕生日の連続。
好きな人に2月生まれの人多し。

普段通り仕事を終え、駅のホームで電車を待ってた。
駅の前の広場でストリートミュージシャンが歌ってる。
♪Happy Birthday to youと。
思わず振り返るがもちろん私のためではない。
でも心の中で「今日誕生日の人がもう一人いた」と
少しうれしくなる。
もしかしてこのホームに同じことを思ってる人が
他にもいたら面白いな。

私みたいにキョロキョロしてる人いないかな?
と思ったけどわかるはずもなく。

それにしてもこの偶然。
心の中で「ありがとう」と言ってもいいよね。


誕生日にオリンピックの開会式を見ながら
自分の好きなものばかり作った晩御飯と
旦那さんが買ってきてくれたケーキをいただく贅沢。
さすがにホールじゃなくショートケーキを2つ。
クリスマスも誕生日もそのパターン。
そしてその2つを二人でつつく。
美味しいねといいながら。
これが本当の幸せだなぁと思う。


初日のフィギュアスケートを見る。
男子シングル、なんかあまりに転倒が多すぎて
「これほんとにオリンピック?」と思う。
ペアの最終組になってようやくらしくなってくる。

ペアのドイツのサフチェンコさんと
中国の張昊さんは5回目のオリンピック。
ペアの相方が変わりながらもベテラン感が半端なく
どうしても相方が追い付けないように見える。
もうこうなったら、いっそ二人でペアを組んでみないか。
たぶん誰も見たことのないものすごいペアになると思う。
私は見てみたいな。

友達からお祝いメッセージをいただいた。
自分も友達もちゃんと元気でいるから
こうしてメッセージをいただくことができる。
年齢を重ねるたびにますますその価値を感じる。
みんなが元気でいつまでも互いの誕生日を祝えますように。



2018年02月04日(日) 夏のタイムマシーン

平日は仕事があるのでワイドショーの類を見ることがない。
日曜日になってテレビをつけたら
小泉さんの今週の発言について
テレビの中でいろんな人が話をしていた。

こういうことは当事者間でする話で
本来は仕事の関係者とかにだって
別にしなくていい話なのだけど
自分が商品という仕事だから
そういうわけにいかないのだろう。
その結果、こういう方法しかなかったのだろうと
私でも察しが付く。

周りにどう思われても受け止める覚悟で
どうしてもこの人じゃないとダメなんだという時がある。
善悪だけではどうしようもないことが。

悲しんだり苦しんだりするのは
当事者たちなのだから、関係のない他人が
「家族が可哀そう」みたいな無責任なことを
言っていても放っておけばいい。

そんなことは当事者たちが言われなくても
痛いほど感じてることだ。


まぁ、小泉さんがどんなことを言っても
家族を慰められる言葉はひとつもない。
何を言われても腹が立つものだ。
だからもうこれ以上は何も言わなくていいと思う。
そのためのあの自分の言葉での掲載だと思う。

ここからは豊原さん家族の問題なので
豊原さんがなんとかするしかないのだから。


「家族に返してあげて」という言葉が一番なんだかなぁと思う。
自分へ向けて心がない人を返されてもなぁと私だったら思う。
というか、思ったから離婚したし、おかげで
今の夫と出会えて再婚し幸せに暮らしてる。


ただただみんなが辛く苦しい今を
上書きできるくらいの新しい風が全員に吹くまで
まだ少し時間がかかるかもしれないけれど
未来の自分が「あの時はよくがんばったね」と
言ってくれるから、今を乗り越えて下さい。




安藤みかげ