空色の明日
DiaryINDEXpastwill


2016年01月25日(月) 寒波

異例の寒波の西日本です。
湿気がないので雪は降らなかったけれど半端ない寒さ。
風邪ひきました。
先週からの風邪が一向に治りません。
体が動くようになったのですっかり油断しました。
免疫力下がってるかなぁ。
だってまだ傷は治ってないしそりゃ白血球大忙しだわな。
風邪に余力割いてる余裕ないわな。
調子に乗ってたらダメでした。
もうちょっと自粛します。

映画「TOO YOUNG TO DIE」が公開延期に。
過敏すぎる気もするけど
タイトルからしてこれだしな。
上映館側にもいろいろと都合があるだろうし
もうしばらくお預けだな。


いろいろ今期のドラマを観ましたが
もうほとんど挫折です。
「ちかえもん」ダントツ一位。
「フラジャイル」なんとか続いてる。
「ニーチェ先生」福田雄一カラー相変わらずで
考えずに観れる。
「怪盗 山猫」映像が濱マイクっぽいと思ったけど
ストーリーがなんかピンとこない。
「ワンス・アッポン・ア・タイム3」は
前半よりも後半の方が面白く見てます。
ネバーランドはなんか景色がずっとジャングルっぽくて
あまり興味がわかなかったが、また
今度はあちこち時代や世界を行ったり来たりして
面白さが戻ってきたかんじ。


自粛モードなのでますますテレビっ子です。


2016年01月24日(日) ファンタジーの国の人

デビッド・ボウイとアラン・リックマンの立て続けの訃報。
宇宙から来た男と魔法使い。
昔も今も好きなキャラは変わらない、異次元へ誘ってくれる人。
夢見がちな子供だったけれど大人になってもやっぱり
ファンタジーが好きなのだ、私。

ボウイの「ashes to ashes」が今でも一番好き。
小6か中1かそのくらいでPVを見て
初めて自分が求めていたものがそこにあったかんじだった。
作り物が好きだった。
理想と現実の二つを並行に好きでいいじゃなかと
その頃から思ってた。
理想の好きと現実の好きは一緒じゃなくていいじゃないかと。
だから理想の好きは非現実的であるほどに魅力的だった。


それがファンタジーってことだと思う。


しかも彼らは早死にしなかった。
(長生きとも言わないが)
そこがまたなんとも私好みだ。
怪しげなキャラは作り上げられたもので
ドラッグで中毒死するわけでも
飲酒運転で事故死するわけでもなく
きちんと仕事を仕事として演じ病死した。
理想と現実をちゃんと演じ分けて働いていたわけだ。
命を燃料のように燃やし尽くして死んだわけじゃない。
これがファンタジーとクレイジーの違いだ。

愛すべきファンタジーの国の人。
帰っていくのは星か、夢の国か。
いいえ、一人の人として土に帰っていくのですね。





2016年01月17日(日) 1・17

「昨日のことのように思い出す」
よほどのことでないとそんなふうには感じない。
21年たってもまだ、体感したあの出来事は
肌で覚えている。

記憶に残る大きな出来事が
どんどん記憶を上書きしていっても
忘れることができないこと。


大きな悲劇があって
今のいろんな制度やシステムが見直される。
そうして21年後の今がある。
教訓が生かされて次の災害で少しでも
被害が小さくなることが
悲劇からの希望。

大昔の災害を表す石碑やなんかも
きっとそんな思いで作られた。
どうか未来の被害が小さくなりますようにと。

忘れないとはそういうこと。


2016年01月16日(土) 通常営業

お正月気分も終わり、仕事も平常通りに。

今月のはじめは、まだ声がかれたりしてたのに
もうすっかり声は元に戻りました。
のどの細さはまだ元通りではなく
のどぼとけはまだわからないかんじにちょっと腫れてる。
痛みはなし。
薬を飲むと食道の途中で残っちゃったりするけど
麺類は普通に食べられるように戻ったし。

外から押すとちょっとまだ痛いけど
中からはもう痛くないので
今週から上向きに寝た状態で起き上がったり
逆に上向きに寝ていく練習。
腹筋がいくらあろうとも、やっぱり首の筋肉は
使わずにはこの行動はできないのですが
傷の痛みはなくなって筋肉が痛がってるような
そんな状態まで戻ったので
今度は首の筋肉を鍛えるべく寝る練習。

そうそう、入院して気付いたこと。
去年買ったエアウィーブについて。
入院して1日寝たら腰痛かった。
やっぱエアウィーブが良かったんだと実感。
通気性がいいので冬は寒いかなと思ったが
もともと冬には、ぶ厚めの中綿入りの敷き布団カバーを
使っていてそれを今年も使ったらそれで十分だった。
あ、ただしエアウィーブの下には硬めのマットレス敷いてるけど。
10万円出しても買ってよかった。
ただ一つ難点が。
布団乾燥機や電気毛布など熱の出るものを使えないエアウィーブ。
(どうも熱に弱い素材らしい。釣り糸屋さんが作ってるからか。)
電気毛布は使わないけど冬は布団乾燥機をして
ぬくぬくにしてから寝るのが好きなのに。
ほんとはだめと言われたけどゆたんぽを抱きしめて寝てる。
あんまりアツアツにしないで。


今年から始まったドラマ。
「ちかえもん」最高!
朝ドラの山内さん(大番頭さん)が
「民王」とかこのところの出演で
お気に入りなのですがあのかんじの面白さ。
そもそもタイトルから、ねぇ。
面白くないわけないよね。
あと「フラジャイル」は見続けそう。
なぜかいつも長瀬君のドラマは見てしまう。
べつにTOKIOファンじゃないのに。
そういえば年末年始の二宮君もいい仕事してたな。

テレ東のドラマ24は「東京センチメンタル」
このまえ再放送で初めて見たが
私の世代以上の人はかなり面白く見れると思う。
連続ドラマとしては楽しみ。

それに引き替えいただけないのはNHKの
「鴨川食堂」。
なんだあれ。
京都人みたら怒るぞ。
なんでショーケンやねん。
気持ち悪い関西弁こそ、関西人が一番忌み嫌うということを
なぜわからないのか。
まさか大阪放送局が作ってるわけじゃなかろうな。
関西人ならタブーだとわかるはずだが。
キャスト変えたら、深夜食堂とは言わないまでも
なかなかいい京都感が出せただろうに。残念。





2016年01月15日(金) Always(永遠に)

スネイプ先生ことアラン・リックマンが
逝去されました。

彼がいなかったらあの映画はあんなに
魅惑的にならなかったでしょう。


2016年01月11日(月) 追悼

デビッド・ボウイ。
星に帰っていきました。
世界観という言葉を私に教えてくれた人。
たくさんの夢のような作品をありがとう。


2016年01月09日(土) 術後1か月

お正月休みも終わりまた1年の始まり。

2日は「富士ファミリー」。
はいりさん大活躍。
前日のインタビューで木皿さんが
「おわりじゃ〜」ってとこの説明をしてて
それを見てなかったら、あんなに笑えなかった。
私も大晦日に洗濯機にティッシュ入れちゃってたから。
ああいうところが関西人だなぁ。
なんでも笑って飛ばしてしまうとこ。
そういうとこが好き。

仕事が始まり、昨日は退院後はじめての診察日。
結局私のがんは、甲状腺の右側だけでひっそりと
広がっていただけでリンパ節には転移していなかった。
「もう、この病気で今後死に至るようなことはありません」
と先生もにこやかに語ってくださいました。
つまりリンパ節から発症することはないということかな。
そして日常生活も「病気のことは忘れてしまって生活してください。」
だって。
お薬飲むのは忘れちゃだめだけどね。
まだ半年くらいはのどのあたり全体が固い感じは残るそう。
のどから鎖骨にかけての範囲が
湿布を貼った時みたいになんか別のものってかんじ。
でも「半年くらいはそういうかんじです」と言われると安心した。

傷に貼るテープの高級なやつを選ばなかったことが
ちょっと気になっていて先生に
「今更高い方に変えても遅いですか?」と聞いたら
「はっきりいって何の違いもないので今ので全然大丈夫だし
それがなくなったら薬局で好きなテープ買ってきたらいいんですよ。」と。
こういう正直なとこが好きだ、この先生。
「テープも上手に貼れていますね。」と褒めてもらった。
傷もたいぶ赤くなくなってきたので前より目立たなくなった。
ほんと、しわのようになっていくのだろうというかんじ。
テープ貼りはまだ2か月続く。


っで、切り取った甲状腺を見せてもらった。
いつもPCのモニターでいろんなデータを見せてくれるのですが
今回のもすごかった。
切り取った甲状腺の写真データを
人の首の形の画像に貼り付けて
ちゃんと「元あった位置にこう付いてたんですよ」と
わかる状態で見せてくれたのでものすごくリアル!!
そしてお別れした甲状腺さんに哀悼の気持ちさえ沸き起こります。
大きさや形状はまさに鶏肝。
でも大きな良性腫瘍のあった方は反対側の1.5倍くらいに
膨れていました。
こんなに肥大するものなんだ。
それでもまだ小さい方らしいけど。
大きくなり過ぎると気管を圧迫するというのも理解できる。
やっぱり全摘してよかった。
たぶんあいつを残していてもあいつの調整のために
チラーヂンの量の調整が難しかったのじゃないかと思う。
そして癌の心配もしなくちゃならなかったし。


血液検査の結果を久しぶりにもらった。
正月に好き勝手に食べてたらやっぱり白血球の数値が戻ってる。
やっぱりリバウンドしてる。
2年は我慢って本当かも。
反省して今日はまた野菜生活に戻ってる。
そして野菜ジュースは2回作って飲んだ。
塩分や肉を食べすぎたと体の感じも物語ってる。
なんとなくイガイガした酸性なかんじ。
反省。


次の診察は2か月後。
どっちかというとお薬の調整のための受診。
そして、私としてはまた野菜生活をしてみて
血液検査の結果がどうなってるかが楽しみ。

っで、このへんでもうそろそろ甲状腺がんが治ってくるが
その週に次はこの前あまりよくない感じだった乳がんの検診。
どっちかというとこっちの方が気がかりだ。
正直甲状腺は鶏肝サイズだから細胞診の確率も高いけど
乳がんの場合は体積が大きいので1か所細胞診しても
あんまりあてにならない。
あの細胞診も大げさだし痛いからいやだし。
甲状腺なんか同じようにやるのに終わったら10分押さえて
止血して帰って良しだからね。

まぁ、それもこれもこんな体にしてしまった
自分が悪いのだから自業自得なのです。




2016年01月01日(金) こたつで寝正月

年が明けました。

おせちなど今年は一切しないと決めたので
生まれて初めて大晦日に空のお重を持って
実家に行き詰めさせてもらって帰りました。
我が家のおせちってこういう感じだったなと改めて実感。

家に帰って紅白をゆっくり見る。
なかなか面白かった。
林檎さんは豪華なメンバーでご出演。
出演メンバーのクレジットを
もっと出してもいいんじゃないかなぁと思うメンバー。

そしてレベッカ。
SONGSを見てたから懐かしさ感はもうなかったけど
落ち着いたNOKKOさんのご挨拶に
「そりゃ、私もおばさんになりますよ」と
共感しちょっと安心してしまいました。

NOKKOさんのワイヤレスマイクに「NHK15」って
思いっきり書いてあるのが
「もうこれは思い出づくり出演ですよ」って
そういうスタンスが感じられて
(もう自分のマイク持ち込まないのですね)
高橋氏のサラリーマン生活といい
なんかそういうのが、逆にホッとするというか
妙に親近感を覚えるのです。

ウチの会社の元プロミュージシャンの方が
(ちょうどレベッカのちょっとだけ後輩かと)
同じように再結成の話があったのに
展示会で忙しい時期だから断ったと言ってたことなど
ふと思い出したりしていました。
みんな一人の生活人なのです。
そして、あのころは青春だったのです。

レベッカを聞くと高校生だった頃、
「私、青春を突っ走ってるわ」と実感しながら
青春を突っ走ってた自分を思い出す。
あの頃から自分をそうやって客観視しながら演じてたなぁ。
でも、そうやってその時その時を精一杯
自分自身を見ながら楽しんでたから
「あの時、あれをやっていればよかったな」という
後悔だけは全然ない。
わが人生に悔いなしとはまさに。

そしてそんなふうに振り返るたびに
「夏のタイムマシーン」を思い出す。


さて2日は「富士ファミリー」。
前夜祭の薬師丸さんと小泉さんと有働さんの
トーク番組も面白かった。
木皿泉夫婦まで出てきてくれて嬉しい。
はいりさんが楽しみだなぁ。
吉岡くんが目新しい。どうなんだろ。
イメージがわかない。

でももう一度河野さんで木皿作品観たいなぁ。
「蚊帳の中の〜」とか「昨夜のカレー〜」とか
なんかちょっと違うなぁと思ったもの。
足りない、切なさが足りない。
脚本的には足りてるのに。
もう、こうなったら連ドラじゃなくてもいいから。
なんとかやって頂けないもんだろうか。
日テレさんの懐と河野さんの忍耐にお願いしたい。
あぁ、「Q10」観たくなってきた。
今年の誕生日の自分プレゼントは
「すいか」DVDにしようと決めている。



安藤みかげ