空色の明日
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2015年09月30日(水) 豆乳カスピ

カスピ海ヨーグルトの豆乳バージョン、
なんと!豆腐かと思うくらい固まりました。
なんだ、牛乳じゃなくてもいいんだ。

ただ、初めて作るときは種菌も元気なので
牛乳で作るときでも最初が一番固まる。
今朝、2回目を仕込んで出てきたので
帰ったらどうなってるか楽しみ。
いまぐらいが気温的に一番作りやすい。
来月ぐらいになるとだんだん常温では無理になり
夜にこたつの余熱か昼の日当りのいい部屋に
日光を避けるためのカバーをかけて置くかしないほど
冬は作成不可能な状態。


この豆腐状態でずっと作れるなら
これで白和えとかちょっとしたディップ代わりになるな。


食事改革が始まってから職場での昼食のお弁当に
試行錯誤しています。
ここ2〜3年カップラーメンとおにぎりとか
もう最悪の昼を過ごしていたのだけど
今はオール野菜おかず弁当(ときどき卵)。

ほんと、この日のために野菜直売所が
たくさんあるとこに引き寄せられたんじゃないかと
思うくらい冷蔵庫にたっぷり野菜。
(なのに何してたんだよ、この2〜3年!!)

本によると果物はしっかり食べてよしとのことなので
果物もたっぷり。
ほんとは野菜ジュースを1日1.5リットルとると良いらしい
のですが、今低速回転ジューサーを買うことを検討中。
とはいえ、1.5リットルも飲めないけどね。
水でも飲めんわ、そんなに。
でも飲まないよりは少しでも飲んだ方がいいしな。
調理したものやサラダではビタミンがどうしても
そんなにたくさんは採れないし。


ということで今週末はジューサーを探すのと
玄米を買いに行くことを楽しみに。
梅肉エキスも発注し今日あたり届く予定。


そうそう、この前のフィーバーフュー茶、
1日花粉症状態に陥りました。
翌日も鼻がどよ〜んとして。

想定される理由1(ポジティブな希望的考え)
風邪をひいたりすると副鼻腔が炎症を起こすパターンが
多い私なのでもしかしたら弱点に効いたのか。
そしてデトックスじゃないけど毒を出そうとしてるのか。


想定される理由2(ネガティブだけど真っ当な考え)
父がよく「菊の季節に手入れとかすると鼻がヒカヒカする」
と言っていたので、根本的に菊アレルギーかもしれない。



どちらにしてもこの前は3時間ぐらいのあいだに
500ccくらい飲んだので、仕事に影響しない休日に
少量で、薄く抽出してもう一度トライしてみよう。
購入した「生活の木」で試飲した時は
薄く抽出でほんの100CCほどだったのだけど
その時はポカポカと体が温まる感じでほどよかったので。
アロマとかハーブってゆるやかに効くイメージだったが
なめていたと反省。


減塩のほうは仕事のこともあるので
無理しすぎない程度に限界にチャレンジした結果
朝・昼に調味の塩分をゼロにしたら
帰り道で気絶しそうになったので
ちょっと緩めることにしました。
仕事中もじんわり汗をかく程度に動いたり
電話対応したりするし
通勤の徒歩部分だけでも往復で1時間以上なので
これは生命維持と思ってしかたないかと。
それでも改革前から比べるとたぶん塩分摂取量1/10より
もっと少ないと思います。




2015年09月26日(土) 食事改善1週間

食事大改善1週目にしてすでに2キロくらい痩せました。

単に肉と油が減ったからだけではなく
おそらく塩分でのむくみがなくなったのが
大きな原因ではないかと思う。
それが証拠に膝周り、特に膝上が急激にすっきりしてる。
ツボとかお灸とかしてもずっとそこらへんの見た目が
ぼわ〜んとしていたのがいまでは膝小僧がくっきりとしてる。

塩分を薄めるために体に備蓄されていた無駄な水分が
必要なくなってそうなったのではないかなと。
これは全くの私の発想だけで根拠はありませんが。



ちなみに私が参考にしているのは
からすま和田クリニックさんの書籍。

もちろん仕事したり運動したりしている私には
そこにでてくるレシピで暮らしていくのは
到底不可能に近いのでせめて半分くらい真似しています。
それでも1食、1口につききちんと塩分や油を
気にしながら食べるだけでこんなにも減らせるものかと
改めて実感します。
そして考えながら食べると食べる速度もゆっくりになって
自然と食べる量も腹八分目で抑えられるし
満足感が得られて味わいながら食べる楽しみを
久しぶりに思い出させてもらえます。


過去の健康診断結果を3年分開いてみました。
血液検査のCRPという数値(炎症を表す)が
おととしは0.05(正常値)
去年0.07
今年0.09
これ、けがなどでも上がる数値なので
健康診断では0.3までを基準値にしているようですが
本によると0.1ぐらいから癌の疑いが出てくるそうです。

私の体、こんなところでひっそりと
警告を発していたのですね。。。ごめんね、私。


思えば、仕事がだんだん忙しくなってきて
その生活にも慣れてしまって食生活を
おろそかにすることを自分に許し始めたのが
3年前くらいからでした。
ものすごい量の塩分と日々肉食の生活。
(肉の方が下ごしらえが楽で調理が簡単だから)

お野菜は入手経路が豊富なので
しっかり摂っていましたが
炒め物や漬物やドレッシングたっぷりなど
食べ方がよくありませんでした。

今実践しているもの。
・減塩
・減糖(お菓子とかジャムとか必要でない糖分をやめる)
・減肉して魚か豆腐など豆類に置き換え
・サラダ油・マーガリンを亜麻仁油、えごま油、オリーブ油に置き換え。
(亜麻仁油とえごま油は熱に弱いので常温使用向けに)
・野菜を生か蒸し野菜(といっても電子レンジ使用で手抜き)で摂取
・果物でビタミンCを摂取



減塩はてきめんに味覚にも出て
3日目くらいから外食が苦痛になるほど
今までの味付けが濃く感じます。
その感じがなんとなく過去にも経験があるなと思ったら
子供の頃、まだ味覚がとても敏感だったからか
ソースやケチャップが味が強すぎて嫌いだった頃の
あの時の口と同じ感覚なのです。
それは小学生の間ずっとそんな感じに続きました。
思えばあのころの母の味付けはとても薄味だったからでしょう。
時代と共に濃い味のものが出回るようになり
自然と家の味付けもやはり濃くなっていきました。
(育ちざかりの私たちがいたせいもあったでしょう)


考えてみると人間の体は20代をピークに下り坂に
向かっていくのですからこのように
食事を受け入れる体の方が子供のころに
戻っていくのは当然のことだと思います。
これは祖母を見ていて思ったことです。
最後は赤ちゃんと同じように牛乳やリンゴジュースで
ずっと過ごしていました。


特に難しいのが減塩だと感じるのですが
トマトは塩分がないのに塩味を感じる便利な食べ物です。
私はジューサーで野菜ジュースを作り続ける自信がないので
無塩・無糖の人参の多いキリンの野菜ジュースを買ってきて
飲んだり調理に使っています。
麺類を和えたりスープに足したり、ちょっと何か物足りないと
感じたときにこいつに助けてもらってます。

あと、梅エキスがいいと本にあったのですが
そういえばときどき梅味をものすごく体が求める時期があって
そのために梅サワーとか梅干しとかを常備していたのですが
これらも糖や塩が気になって今はちょっと控えてます。
梅エキスの錠剤、非常に飲みにくい。
しかも胃にもたれる。
粒状にするために入れている米粉が負担になるのではと
別の商品を取り寄せ中。


フィーバーフュー茶も昨日買ってみました。
飲んだらいっぺんに体がぽかぽかします。
炎症を抑える作用があるとか。
しかし、これを飲んでからなぜかくしゃみと鼻水がとまりません。
花粉症のようなかんじ。
これは合わないのかもしれない。
体の悪いものを出そうとしてるのならば
ひとしきり出たら収まるだろうけど
しばらくやって症状が続くようならあきらめよう。
ちなみに血が止まりにくくなる作用があるので
手術前には2週間くらいにはやめないとだめなので
この1か月くらい限定で実験。

今のところはそんな感じに実践中。

今日は長年私のお通じと花粉症をサポートしてくれた
カスピ海ヨーグルトを豆乳でチャレンジしてみます。
牛乳は敵だと本に書いてあったので(特に乳がんにも)
豆乳でなんとかならないか調べたところどうもできるっぽい。
別にしっかり固まらなくてもいいので
豆乳とカスピ海ヨーグルトの菌を得られればなんでもいい。

今から新しい菌を買いに行ってきます。


2015年09月22日(火) 食事大改善

そもそもなぜ癌になったのかということを考えてみた。

そこを解決しないと残り半分の腫瘍とか
健康診断で現在C判定中の肝臓や胃の腫瘍疑いのやつも
癌に変化しかねないと思うから。

「これで癌が治りました」的な本を片っ端から
チェックしてみたところ結局やはり
ストレス・食事・体質の3つ。
この癌の大きさからすれば10年くらいかけて
大きくなったものらしいので
そもそもの原因は離婚ストレスが第一だろうと。
離婚すると10年寿命が縮むというが本当だわ。
その後の家族の介護だの転職ストレスだの
言い出したらきりがないがそういう蓄積だろう。

ま、過ぎたことは仕方がない。

自分都合でなんとかできることは食事しかない。
今まで好き勝手に食べてきたことは
反省する余地がありすぎる。
塩分・糖分は癌の大好物なので
それらを大量摂取することは癌をせっせと育てることに
繋がるとのことなのでそこを本気で反省。
確かに過剰摂取してました、私。
ポテチを一人で一日に一袋食べてました。
何にでも味付けしてました。
味付けしたものにさらに調味料をかけて食べたり。
こんなに野菜が美味しいとこに暮らしてるにもかかわらず。


っで、頭のスイッチが切り替わったら
突然からだが塩分を放棄しはじめました。
喉が渇いて仕方ない。
外食が辛くて仕方ない。

とか言ってますが、これも連休が終わって
仕事で体を動かしだすと変わるのだろうけど
無駄に摂取することだけはやめようと決めました。
我慢しないけど、無駄に食べてたお菓子とか
無駄につけてた調味料をやめる。
添え物野菜などは味付けせずに調理して
まず全部そのままの味を1周楽しんで
2周目からたれとかドレッシングとかを
別皿につける感じで食べる。
それだけで1周目の塩分が減るし素材の味を
ちゃんと確認しながら食べるというスキルを
身に着けることができる。

糖類も朝食でバナナ1本食べて、パン食べて、
ヨーグルトにジャム入れて食べてとしていたのを
バナナの甘さでパンやヨーグルトを食べれば
パンもヨーグルトも何もつけたり入れたりしないで
十分美味しく食べられる。
それだけでものすごい糖分の節制になること発見。
(ちなみにバナナのカリウムが癌抑制によいとのことなので
バナナは自分の中で1本を容認)


と、自分の中でルールを決めました。


来年の健康診断や今度の甲状腺のエコー検査で
どんな変化があるかお楽しみです。


2015年09月18日(金) 甲状腺の価値

甲状腺乳頭癌の患者さんのblogなどを
読んだりしているとだんだん手術が怖くなってきて
痛いんだろうなぁとか考えると
もういっそ全摘出を選ぼうかと思ってしまう。

でも先生は悩むのなら残しましょうと言ってくれて
最初に診てもらってた先生は初めから
全部取るつもりの話だったのだけど
今の先生は残すことを重要視してくれる先生なので
先生がそう言うなら信じようと思ったり
心が揺れている。

もしかしたら大きくなっているこの癌でないほうの腫瘍も
小さくなることだってないわけじゃわけだし
手術したらホルモンの分泌加減が変わるだろうから
そこでどっちにでるかだけどチャンスがないわけじゃない。
とも思ってみたり。


っで、ふとすごい考え方が思い浮かんだので
ここに書いておいて気持ちが揺れたら読み返そうと思う。


私の病気は甲状腺っていうホルモンをつかさどる
とても大事な部分にもかかわらず胃とか腸みたいに
痛みを感じないのでどうも実感がわかないから
こんなにも簡単に「取っちゃえ」と思っているけど
これがもし胃だったら半分か全部かってなったら
絶対半分でも残したい!って思うんじゃないか?私!
胃が半分になったらつらいぞ。
胃も甲状腺も私の一部だもん。
なくなったら寂しいのは同じだよな、私!

そう考えたら「残せるものは残してもらおう」と
心がすんなりと収まりました。

またモヤモヤしたときはここを読んで考えよう。


2015年09月16日(水) 手術日確定

手術が12月のはじめに決まりました。
人気の先生なのでこれでも最短です。
はじめは中旬ぐらいだったのだけど
ちょっと早くしてくれたのは
私がただの腫瘍じゃなく癌だからでしょうね。

日帰りの手術や検査入院は今までにもあったけど
ちゃんとした手術入院は初めて。

仕事の段取りも少しづつはじめています。
日取りが決まれば準備もしやすいですが
なんといってもどれくらいで出勤できるかは
手術してみないとわからないので
ちょっとそこが気になります。
でも12月だし年末なのでちょっとがんばったら
お正月休みになるのでちょうどいい時期です。


手術前の検査で鼻からファイバースコープをいれて
声帯を見たりCTやったりで
行くたびに1万円くらいかかる。
保険の通院保障1万円にしとけばよかった。
5千円しかしてなかった。
たいてい行ったら5千円を下ることはない。


入院の説明をしてもらう。
全室個室!無料の部屋でも。
トイレも全室完備。
ありがたいな。
ネット完備の部屋もあるけど
病院から家まで遠いのでPC持って帰ることを
考えたらいいや・・・となる。
なんせ首にザックリ傷つけて帰るのだから。

2〜3か月は傷を固定するために
ずっとテープ貼りするらしい。
冬でよかった〜。
冬は常にタートルだもの、私。
夏だったらかぶれたり日焼け対策したり
とにかく大変だったろうなぁ。

手術まで2か月半。
気持ちが持つかなぁ。。。


2015年09月05日(土) 仕事について

次回診察までの3週間のうちの1週間が終わりました。
長いわぁ。
と思いつつも、仕事のおかげで1日1日は
あっという間に過ぎる。

もしキャンセルが出なければ手術は12月ごろと
言われているのを会社に伝えていて
「これ、下手すりゃ辞めさせられるかもな」と
思っていました。
というのも、私の職場は3人だけで
2人が営業、そして事務が私。
私の仕事は私しか知らない。
もし私が2週間ぐらい休むとなると
その間に締め日とか支払日とかどれかは重なるので
それを誰かに託さなければならない。
誰かと言っても他の2人のどちらかなのだけど。

そうなると営業の仕事に支障は出るし
手術まで4か月もあればその間に
新しい人を入れて引き継ぎもできなくもない。
もちろん、追加じゃなく入れ替えとして。
新しい社長はドライな人だし
そういう提案もありかと思っていたけど
所長が止めてくれているのか社長が言わないのか
そういう打診は今のところなく
所長が必要になりそうな業務を覚えてくれようとしている。

ほんとこの所長にはいつも助けられる。
親のことや祖母のことやいろいろあって
何度も休んだりしなきゃならない状況があって
そして今度は10日近くの長期なのに
それでも私を残そうとしてくれる。

今回のことでますます所長には
ずっとついていこうと思う。
ものすごく劇的に仕事ができるとか
そういう人ではないけれど
きちんと信頼できるし大事にしてくれるし
うちの会社は給与面でも経営状態でも
決してよくはないけれど
そういう人と仕事できるなら幸せだなと思う。
だから私はこの所長がいる限りは
ちゃんとこの会社でがんばろうと思える。


昔は専業主婦に憧れていたのだけど
今は自分は仕事に向いているのだなと思う。
周りからはそういわれていたけど
自分では自覚がなかった。
でも今はこうして仕事があることで
救われたり頑張れたりすることがいっぱいある。

もちろん忙しいし家事はおろそかになるし
何よりしんどかったりするけど
それは今の自分の状況(夫婦だけだという身軽さ)と
夫が自分の母親もずっと商売をしていたから
働く女の人の事情についてものすごく理解があることと
そんな義母や前の義母の姿をみていたから
自分の母親ほどきちんと家のことをしなくても
自分を許せるようになったことが大きい。

過去の自分の観てきたことが
今の自分を支えてくれてると思う。
そして今自分の周りにいる人たちに本当に
恵まれていると思う。


生活のためと思ってやってきた仕事だったけど
仕事をしてなかったらこんなことにも気付かなかっただろう。
仕事ってお金だけじゃなくたくさんのものを与えてくれる。


安藤みかげ