空色の明日
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2014年03月30日(日) エレンちゃんのおうち

雨戸の工事がやっと全部終わりました。

築45年の我が家は古い古い鉄のような雨戸で
もうそれの部品がなく、今回やむなく
新しいのに取り替えました。
新しいのは気持ちいいなってうれしく思ってました。

この築45年の家、ダイワハウスの家で
私の住んでる町は町名が大和というだけあって
当時はみんな同じタイプの家が
ずらりとならぶダイワハウスの町だったようです。

今ではどんどん建て直したりリフォームしたりで
バラバラの町になってるけど
ところどころ我が家のような当時の家が残ってます。

私の大好きなしずくちゃんが出てる
関西電力のCM「デンキノエレン」シリーズが
リニューアルされました。
そのCMを見てびっくり。
我が家と同じシリーズのダイワハウスの家が舞台みたいです。
サッシや内装をみてすぐわかりました。
この町ではないだろうけど、たぶん
同じタイプの家を量産できるようなシステムが
当時からあったのでしょう。

実は今回窓のサッシもレールが壊れてしまって
これももうサッシメーカーがないから部品交換できないといわれ
1枚だけ新しくしました。
確かに新しくきれいで軽くて快適なのですが
そのCMをみたらなんだか前のサッシのレトロ感、愛着が
押し寄せてきました。
そうなんだ、この家、もう傾いてるし寒いしボロボロだし
建て替えたいとずっと言っていたけど、客観的に見れば
すごいかわいいレトロな家なんだよね。
中には今では作れないような細工の入ったガラス戸も
入っていてドアノブとかもとってもかわいくて
この家をこのままでなんとか維持できないかって
そういう考え方もできるんだなって思えた。

部品がないからこうして少しずつ
手放さなきゃならないパーツもあるけど
なんとか住んでけるのかもって自信がでてきた。

せっかく旦那さんががんばって働いて
やっとローンも払い終えて住んでる家だもん。

自分で選んだ家じゃないからなんとなく不満も多かったけど
初めて愛着を感じた気がします。
エレンちゃんありがと。


それにしてもしずくちゃん、前のCM当時4歳だったのが
もう6歳。
あの4歳のCMにハートを打ち抜かれたのですが
もうすっかりお姉さんになりました。


2014年03月29日(土) ライブDVD

本とかCDとかそういうのをこのごろ
お取り寄せする。
しかし、留守がちな我が家では
宅配便の時間指定もままならないので
店舗配送というシステム、これ便利。
私が愛用してるのはe-honってやつ。
いつも利用してる駅構内の本屋で受け取れる。

林檎嬢のLIVE DVDを買いまして今見てます。
この前、ライブビューイングで見たものと
内容的にはほぼ同じなんですがやっぱり良い。
基本的にライブDVDなんて買わない主義なんです。
大抵のミュージシャンはライブだからって
CDのを生で演奏するだけみたいな
そんなライブなんですから。
そしてライブのほうが歌がひどかったりするし。

だけど、彼女だけはライブは別のイベントとして
ちゃんと見世物になってるのです。
アレンジも全部やりかえてるし
歌詞を英語にしたり、CDとはまったく別のものを
きちんと用意してお客様をお迎えするって
そういうポリシーを感じるのです。
どちらかといえば演劇系の感覚かもね、これって。
だから見たいんです、ライブはライブで。

買おうと思うよね。
お金払おうって思うよね。
単に好きだから何でも買っちゃうっていう
そういう感覚じゃなくて
払ったお金以上の期待以上のものを
毎回ちゃんと出してくるもんね。
だから好き。
って思うのは私だけ?


そうそう、この前のライブビューイングでも
気になってたのですけど
林檎嬢って左向いて歌う癖がおあり。
これ、上手のお客さんはいいけど
下手の最前列なんて半分ぐらい
林檎嬢の背中を見続けなくてはならないのでは・・・?
っと、別に自分には関係ない心配をしてました。
ま、彼女の場合背中もバ〜ン!と見せる
セクシーなお衣裳が魅力ですが。


ちなみにこのDVDと一緒に注文した本は
青木奈緒の「幸田家の着物」と
辰巳浜子の「みその本、みその料理」。
我ながら渋すぎるこのオーダー。
きっとこのオーダーシートをみたら
林檎嬢ならすごく喜んでくれるような気がします。


2014年03月24日(月) お留守番と確定申告

家の修理工事のため今日は無理やり会社休んで
お留守番です。

どうしていいかわからん。
職人さんがいるから寝るわけにもいかず
だからといって工事している場所には
邪魔になるから入れず。

2階でおとなしく息をひそめてPCに向かっています。


鼻喉の調子の悪さはやっぱり
黄砂とかPM2.5とかそんならしく
アレルギー性鼻炎の薬飲んだら調子がよい。
でも外に出るときマスクするの鬱陶しい。
歩くときにマスクすると正直息が苦しいの、特に上り坂。



今年も医療費控除の確定申告しました。
リハビリがてら行ってるジム費用を申告できるのありがたい。
(そういうシステムをとってるジムだからできるのだけど)
去年はとりあえず自分が用紙作成するから
自分の名義で申告したのですが
ためしに夫の名義にして試算してみたら
なんと返ってくるお金が2倍近くに!!!
衝撃です。去年もそうすればよかった・・・。

そう、つまり夫のほうが収入が高いので
当然支払っている税金も高いわけですが
医療費控除は家族全員分を一括で
一人の納税者から控除してくれるので
我が家のように二人とも納税者なら
どっちから控除してもらってもいいのだけど
この場合、納税額の多い人で出したほうが
たくさん返ってくるみたいです。


税務署はそんなことは教えてくれないもんね。

でも、ネットで申告用紙を作れるようになってるから
試算もできるので事前に確認できるようになって
便利になったよね。
来年からは絶対夫から控除してもらおう。



2014年03月21日(金) 歴史

やっと繁忙期もそろそろ終わりというこの頃
3日くらい前から鼻・のど・気管がグズグズと
調子が悪い。
毎年ゴールデンウィークあたりは
花粉症に悩まされる私なのですが
いや、ちょっと早すぎる。

風邪か?黄砂か?といつもは思ってましたが
PM2.5か?という選択肢が増え
もうどれでもいいからとにかく
春という季節は私にとってかなり憂鬱な季節です。

術後の母の様子が気になりつつも
風邪だったらうつしちゃいけないし
などなどと家から出られずに
「繁忙期の疲れを回復」することに
この連休を使うのか・・・もったいない。
しかしこのしんどさでは洗濯干すのさえ憂鬱。


やむなく溜まっていた読書などをする。


実は私は歴史にめっぽう弱い。
学生時代は、歴史は年号と出来事の連鎖としか考えずに
教科書を開いていました。
唯一覚えているのは地元神戸で起きた生麦事件と
姫路城の写真ぐらいです。
京都をお隣にして神戸なんて全然新しい町だから
この100年くらいしか興味ないわと思ってました。

しかし軍師官兵衛を見るにあたり
さすがにこれでは流れがさっぱりわからんと思い
高校だか中学だかの歴史の教科書を引っ張り出して
大人になって初めて読みました。
ざっと2時間もあれば1冊読めてしまいました。

そこで驚愕!!
何!!??これ半分くらい地元の話じゃないか!!
たとえば清和源氏なんか今住んでるこの町発祥。
清和源氏という言葉が太文字になってるにもかかわらず
私のメモリーには一切記録されていなかった。
マーカーすら引いてない。

そうそう、平清盛(大河は途中で挫折)も地元だし
よくよく考えてみれば奈良も大阪も京都も
みんな歴史上の中心的な町であるのだから
その隣の兵庫県なんかおもいっきり舞台上ですよ。
まぁ、教科書の選択において地元ネタの多いものを
選んでいることはあるでしょうが
それにしてもあまりに舞台上だということに
気付いていなかった自分に愕然といたしました。

いや〜、30年前にそれに気づいていたら
きっと歴史の見方も変わってただろうな。
しかも親はきちんとそういう史跡とかに連れて行って
説明もしてくれてたはずなのに・・・。


きっと先生たちは「ほら、ここ地元だよ」って
すごく熱く説明してくれてたはずなのです。
しかし土偶や埴輪に美意識を見いだせない時点で
すでにもう歴史は茶色いつまんない教科と決めつけて
熱弁は素通りしていったのでした。
あぁ、もったいない。

やっぱり勉強って大人になってからしたほうが
絶対楽しい。


2014年03月08日(土) 山へ海へ

先週、母が手術をした。
見た目として明らかに私よりずっと
元気で長生きしそうな母でありますが
あっちこっち手術することもう5回目であります。

こちらももうここ何年かでそういうことに慣れてきて
病院も父が入院していたとこだし
それはいいのですが、とにかく私の家から遠いのよ!!

片道2時間半、往復5時間です。
軽く沖縄とか行ける時間です。
しかし、今の家は私の母と夫の母の家の真ん中という位置だし
通勤も私にとっては今がベスト(というか家の近くで探したし)で
とりあえずどちらも元気で暮らせるうちは
このポジションを維持していますが
いずれこの住宅問題はなんとかしないとと実感。
私、体がもちません。

このところ家の老朽化にリフォームか新築か住み替えかなど
今年になっていろいろ話していましたが、
これ、ちょっと保留だわ。

千里と神戸の母でこんなこと言ってるのに
遠方の実家に親がいる人、ほんとどうしてるんでしょ。
ま、仕事がなけりゃそれなりに余裕もって
行ったり来たりできる距離なのですが
職場→病院→家のトライアングル、やっぱりこれは無理。
いつかどれかを手放さなければならない時が来るのだろう。


そんな母、買い物に行けず食べることもちょっと
まだいろいろ食べられられないので
こちらの山から野菜をたくさん茹でて
汁ものを作ったりして「これで当面しのいで」と帰る。
ま、思ったより自分で動けてて安心。
そして空いた買い物袋に、実家の近くの海から
おいしいお魚をいっぱい買って詰めて帰る。

山へ海へ。

兵庫県っていいところ。


安藤みかげ