空色の明日
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2008年09月29日(月) 週末

週末に岡田美里さんのトークショーを見に六甲へ。
私が生まれた町 六甲。
小学校の5年の時に引っ越したので震災前の街しか知らなかったのですが
あまりの変貌ぶりにびっくりです。
ほとんどの家が新築になってる・・・。

なかなか行く用事がないのでこのチャンスにウロウロしようとランチなど。
VINSANTというお魚料理のお店に行きました。
私のツボ直球!
メニューは魚ばかりでボリュームたっぷり。
でっかい魚がボーンと出てくるので満喫という言葉がぴったりでした。

トークショーは紅茶や北欧生活についてのもの。
美里さん美しすぎる。
あんなに美しく笑える人って素敵だな。
鏡の前で笑顔の練習してみる。



小泉今日子さんがTVに出まくってる。
だから見るのに忙しい。

「働く期間」「休む期間」ってかんじで、集中的にお仕事するのかな?
今回の働く期間は、とてもトークのお仕事が多いのがうれしい。
こんなに多いの初めてじゃないかな。。
きっといっぱい素敵なことを考えてるから、あんなに素敵な人たちやモノたちに囲まれてお仕事してるのだろうと思っていたけど、それをやっと語ってくれるようになってうれしい。
そして、やっぱり素敵。
きっと彼女がセレクトショップ作ったらすっごい素敵なお店ができるのだろうと思うのだけど、きっと彼女はそんな面倒なことはしないのだろう。
そこがまたよかったりする。
金勘定と小泉今日子は遠い所にあってほしい(笑)
だからある意味、彼女のCDは音楽のセレクトショップみたいな感覚で私はいつも聴いてるのです。
彼女に教わった素敵なミュージシャンは多いもの。
本人だけじゃなく、彼女の周りの人たちの仕事すべてが素敵って言えるような人ってすごいな。
監督とかプロデューサーみたい。
とりあえずこの人の動きを追ってると面白いものがいっぱい出てくるっていうかんじ。
そういえば、この前出演されてた「ショコラ」のナレーションが野宮真貴さんですっごく嬉しかった♪


2008年09月23日(火) パコ

「パコと魔法の絵本」観て来ました。

素晴らしすぎ〜〜〜!!!
中島監督の映画の中で一番好き〜!!

今までドラマとかでしかできなかったことがやっと映画でも見れたな!ってかんじです。
下妻も松子も素敵だったけど、30分とか1時間のドラマでの作品ほどの濃密さはさすがに2時間では無理なのかな〜という感覚がいなめなかったのですが、今回は私が一番中島監督にやってもらいたかった世界観がまるごと2時間でした。
「これが見たかったのよ〜」でした。
X’SMAPやママ新発売や濱マイクは「お金出してもみたい!」と思った作品だったから。
「タダでみれるTVドラマじゃもったいないよ〜。
お金払いたいよ〜」と思ってたあのかんじでした。

もちろん買いますともDVDでたら。

単にファンタジーじゃなく、泣いて笑って泣いて笑ってがあまりに交互に激しくやって来すぎて涙腺がもう混乱しちゃって変になっちゃうぐらいでした。
でもめちゃくちゃ感動するし、「そうきたか〜」もあるし、久々にやられた映画でした。
絶対見るべし!です。

洋画=ティム・バートン
邦画=中島哲也です。

美術さん、メークさん、衣装さん、CGスタッフなどなどとにかく監督だけじゃなく周りがものすごく満たされたスタッフだなぁと思います。
大人ファンタジーです。
あぁ、感動しました。ちょっとまだ興奮気味。



さて、先日のおばあちゃんの取材の原稿が届きました。
なんと4ページカラー。すごい〜。
ちなみに「いきいき」という本の11月号です。
ちなみに今月号は小泉今日子さん、そして「西の魔女が死んだ」とかターシャ・トューダーさんなどなど私のツボな方々がみんな過去に特集されています。残念ながら本屋さんでは売っていませんが。


2008年09月16日(火) 私のおばあちゃん

前にも何度か登場しました私のおばあちゃん。
今年90歳になります。
そのおばあちゃんが週末に、ある雑誌の取材を受けました。

体が弱ってきてもう着物が着れなくなったので、
それらをリメイクして洋服にして毎日着ています。
その作品がもう50着近くになって、それが取材されました。

彼女のデザインはけっして「おばあさんっぽい」わけではなく、
私がみても「かわいいな」と思うようなもの。
記者の方に数着送って見てもらったら、
その方のアンテナにそこがひっかかったらしく
東京からわざわざ作品を見に来られました。
カメラの撮影もあって、パターンを起こして作り方も紹介するかもとのこと。

最近、以前に増して足腰が弱って一人では外出できなくなったので
元気がなかったおばあちゃんですが、
好きでやっていたことがなんだか認められたような感じでとても嬉しそうでした。

いい敬老の日になったねと家族でご飯を食べました。


2008年09月10日(水) 逃げ道

秋ドラマでひさびさの磯山P&クドカン&金子さん!
そしてやはりジャニ様。
でも磯山さんの時のジャニの人々はなんだかとても輝いてて私は好き。
今回も期待大です♪

すっかり秋の景色です。
キノコのおいしい季節。
昨日は小さいしいたけをどっさり入れ、庭でとれたミョウガを刻んだお味噌汁と親子丼と茄子のぬか漬けを晩御飯に。

ぬか漬け、「ぬか漬けミックス」みたいに全部ブレンドされたものに水を入れるだけの簡単なものを使ってます。
っで、冷蔵庫に入れっぱなし。
あんまり混ぜない(爆)
毎日混ぜなきゃとかそういう強迫観念でぬか床に縛られた生活をしないでいいために、あいまいなぬか漬けを使ってはダメにして気軽に捨てます。

「○○しなきゃ」という気持ちが主婦って多いと思う。
掃除しなきゃ、洗濯しなきゃ、ご飯作らなきゃ。
生きるためのルーティンワーク。
仕事なら退職とか転職とかできるけど、こいつを放棄すると人間を放棄することに一歩近づく気がするので「しなきゃ」と思わざるを得ない。
だからなるべくそう思わないでいられるように自分に逃げ道を作ってあげます。
このぬか床のように。

関係ないけど、さっき時計を見たら5時55分だ。
その前見た時は4時44分だった。
今日は上司がいなくて仕事もなくて、ただの留守番なのだ。
こんなことでお給料貰ってていいのだろうか。


2008年09月09日(火) 先週末

最近毎月地震がある。この前の土曜の夜中にも。
この3か月で4〜5回揺れた。
震源地がいつも京都南と北大阪。
たぶん繋がってる断層。
どちらにも隣接してる地域なので毎回しっかりと揺れる。
そういえば、阪神淡路大震災のあたりに群発地震が起きてたのはこのあたりだったな。
いやだいやだと思いながら予知夢でおなじみのジュセリーノさんのHPをみたら13日に東海地方に大地震が来ると予言している。
あまり気にしてないながらも岩手の地震が日付まできっちり当たってたのでちょっと怖くなる。

土曜はダンナさんのお父さんのお墓参りに滋賀へ。
このお墓参りのおかげで滋賀によく行くようになって、毎回ドライブを楽しめるのがうれしい。
今回は、醒ヶ井へ梅花藻を見に行った。
満開という感じではなかったけど結構なボリュームで見れたし、古い宿場町の街並みがとてもきれいなところでした。
醒ヶ井の駅前で地元野菜を使ったバイキングを食す。
どれも味付けがとてもよかったです。ます寿司も美味。

さて、日曜の夜の「大阪ほんわかテレビ」という関西の番組に友達が出てた。
フルーツカービングというフルーツをつかった彫刻みたいなもの。
小学校から高校までずっと一緒だった彼女は、なんと本場タイの大会でタイ人を抜いて優勝してしまったというすごい技の持ち主。
今ではいくつもの教室で指導しています。
とても輝いてる人を見ると「この人はここまでの経過をどう過ごしてこんなに素敵になったんだろう」と知りたくなる。
その点、彼女は小学校の頃から知っている。
好きなことに真正面からきちんと向き合ってコツコツと習得するというタイプの人だった。
これ!と思ったものには努力を惜しまなかったし、情熱も強かったな。
やっぱり極める人ってきちんと極められるような過程を踏める人なんだと思う。

ちなみに安藤は「何事も7割」で満足してしまうタイプなので何かを極めたためしがないから多分「プロ」には向かないのだろう。
それなりに何事もこなせてしまうタイプにありがちな展開。。


2008年09月01日(月) おばあちゃん

祖母が今年90歳になるので、親戚が集まってお祝いをしました。
私は10年以上一緒に暮らしていたので、孫の中でも一番そばにいた分、いろんな話をしたし一緒にいた時間は宝物。

ターシャ・テューダーさんを見ていると自分のおばあちゃんを思い出すぐらい彼女はアイデアで人生を楽しむ人です。
その彼女は着物のリメイクをここ20年近く趣味としていましたが、このたびその作品が雑誌に掲載されることになりました。
90歳デビューだね!とひ孫である、私の姪が言っていました。

彼女は決して楽な人生を送ったわけではないけれど、いつも周りの人を楽しませるアイデアには長けていました。
その中でふとこの季節に思い出すエピソードを。

彼女の子供は6人。
その中の3人が夏生まれでした。
夏休みに3人のお誕生祝いをしようということになり、子供たちに祝いが何がいいかと聞くと「ぶどう狩りに行きたい」と言いました。
女手ひとつで6人を育てる家庭ですから当然家計は苦しく、6人を連れて行く余裕などありません。
そこで彼女はぶどうを箱買いしてきて、家の敷居に長い紐を何本もはりめぐらし、そこにぶどうをひっかけて「さぁ、好きなだけお食べ」と言ったそうです。

こんな素敵は話がいっぱいあります。
それは今も生まれています。
この前、デイサービスで聞き取りしていただきながら自分史を作ったそうですが、「恥ずかしいので死ぬまでは誰にも見せない」と言っている彼女。
まだまだこれからもたくさんの素敵な話を追加していって欲しいと願う孫です。


安藤みかげ