空色の明日
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UZUという大阪発のアクセサリーブランドがあります。 私は食器やアクセサリーなどの模様で一番好きなのは渦巻きです。 植物の描く流線型や、中国の雲の形のようななめらかなラインのものなど、ウズを巻いているものが好き。 UZUはもともと渦巻きのウズなのですが、ここのデザインのアクセサリーはどれも私のハートをわしづかみします。
ネットでアウトレットなどお得な商品がたくさんでていて、バーゲン気分でリングとピアスを買っちゃいました。 アクセサリーを買うと、運気が変わるのでしょうか、いろんな流れが、なんとなく急に変わってきました。 いい意味でも悪い意味でも。 悪い意味では、最近たるんできている自分に反省。
先日、友人に女の子が生まれたので、プレゼントを探しにデパートへ。 女の子のプレゼントはほんとに探すのが楽しい。 普段子供服売り場なんて縁のない私は、友達に子供が生まれるごとにしかそのフロアに足を踏み入れないのですが、そのたびにいろんなブランドが増えていてCacharelの子供服なんてあるのにびっくり! もう、とっても好みのかわいいワンピースをみつけ、本当は私が着たい気持ちを抑えつつ、BABYに無理やり押し付けプレゼント(笑) 日本ではなさそうなとってもしっかりした色のプリントが素敵。
待ちに待ったBONNIE PINKのシングルベスト盤がでました。 久しぶりに発売日に「買うぞ!」って勇んでCDショップに行きました。
私が彼女の声を好きになったのは、「オレンジ」とか「犬と月」あたりから。 私好みの声、それは平面にくっきりと浮き上がったように縁取られたような声。 彼女の声はまさにそんなかんじ。 3300円でこの内容はすごいお得感。 もちろん嫌われ松子の「LOVE IS BOBBLE」も「A PERFECT SKY」も入ってるの♪
そういえば、この前のめざましテレビでも特集してたけれど、彼女を「BONNIEさん」と呼ぶのはどうなんだろう・・・ え、ピンクが姓でボニーが名なの?
名前を呼ばれて「なあに?」と答えてる女の人が好き。
関東の人はこの「なあに?」を普通に使うのかな。 関西では「なに?」ってズバッと言いがちで(イントネーションは尻上がり)、子供の頃、優しい言葉を教えられていた私はたぶんこの「なあに?」を母から教え込まれていたように思います。
なんだか優しい響きでこの「なあに?」という言葉をふんわりと使える人が素敵に見えます。 たとえば、憧れの緒川たまきちゃんみたいな。
どんな時にも、「なあに?」ってふんわりいえるような人でありたいな。
2006年07月23日(日) |
日曜になにしてんだか |
「ハウルの動く城」、映画館でもみてTVでも観てみた。 はじめてみたときは「キムタクなかなかやるなぁ。さすが器用だなぁ」と思ったけれど、それは彼がタレントだからで、今回2回目にTVでみたら、やっぱり声優さんに比べたらなぁ・・って思った。 最近ジブリってやたら俳優さんに声をやらせるけれど、倍賞さんだって、やっぱり、あの細くてちょっとはかなげなお姿を見ながらあの声を聴くからよいのであって、声だけだとなんとなく平べったい感じがした。
たぶん、ナウシカとかラピュタとか紅の豚とかあのへんの作品を見るとググッと引き込まれるのに、最近そんなふうにかんじないのは、このせいじゃないかなぁ・・と「声フェチ」の私は思う。 声だけで伝えるお仕事をしてるひとは、やはり声のプロなので、見せることを学んでいる人よりもずっとずっとそこは勉強されてるんじゃないのかなぁ。 美輪さんだけが、違和感なく見事な声色で魔女ぶりを発揮されていたように思います。さすが。 また、声優さんを使う方向に戻して欲しいな。アニメはアニメ声でいいと思うな(笑)
石田依良さんの恋愛ドラマ、石田さんの「不倫男」ぶりがよかった(笑) リアルな不倫男っぽくて。 久しぶりの緒川たまきちゃんはやっぱりかわいかった。 最近3年ぶりに髪をカラーした私。たまきちゃんの黒髪はやはり美しく、少し後悔。 恋をしたくなった。 っにしても!一人になって3年。なんて出会いがないのだろう。 今の職場なんて10歳以上年下の子に囲まれて私はまるで教頭先生のようだし(泣) なにかよいお話があったら、お願いします、いや、まじで。
昔の職場の同窓会がありました。 私より年下は2人だけで、あとは私の親ぐらいの歳の人までみんな年上の人ばかり。 そう、それだけ人数の多い会社だったな。。 それだけ、いろんなことを教えてくれる人がたくさんいたな。 それだけ、安心できる場所だったな。
今、私が頼れる人や教えてくれる人の少なさにさびしいなと感じていることをこの人たちももちろん感じていて、でも、やっぱりこのぐらい大きな会社だったら、それは私の年齢じゃなくもっともっと先のことになって、それだけ成長もできたりするんだな・・と思いながらも、みんなが構ってくれて優しく声をかけてくれて、そういう安心感につつまれて久しぶりにほっと気持ちが落ち着いた時間でした。
なんだか私、ずいぶんと早くに自立しすぎたみたい。 自営業の時からずっと、まだ20代なのにそんな時から自分で道を探す世界に飛び込んでしまった。 だから人との接し方に欠落してる部分がとても多いし、それを人見知りと逃げられる歳でもなくなってしまった。
なんだか、忘れていたいろんな心配りやなんかを思い出した気持ちです。 今も自分なりにやってはいるけれど、それを上から評価されないと「これであってるのかなぁ・・」って不安になります。 見守っていてくれる人、見極めていてくれる人、評価って時にプレッシャーだけど、それがあるから自分の位置を確認できるのじゃないかな。
私はもっともっとよくなりたい。 よい人間になりたい。 そうやって、少しだけ上を見上げながら歩いていると、坂道の険しさも気にならないものなのです。
小学6年生の時、初めてRCサクセションのコンサートに行きました。 行きたくて行きたくて親にお願いして行かせて貰ったはじめてのコンサートだったかもしれません。 それから何回も行かない間にRCは活動中止になってしまいました。
けれど、きっと今の私の「楽しいこと大好き」な貪欲さや、ポリシーを貫く強さは清志郎から教わったのだと思います。 中学、高校生の私がブルースを聴いたりしてたのも、いろんなファッションを平気で楽しむことが出来たのも、まさに青春ってもののど真ん中を歩いてた時にいつも彼の歌がそばにあったから。
彼をリスペクトする人は大勢いて、彼の歌を歌う人もいるけれど、彼が歌わないとなぜが全然いい歌にならない。 それは彼の声が、彼の歌い方が他の誰の真似でもない彼だけのものだったからだと思います。
彼の歌声をもう一度聴きたい。ずっと歌って欲しい。 はにかんだ顔が、音が鳴り出した途端、スーパースターになっちゃうんだもの。 神様、彼から歌声を奪わないで。
「下北サンデーズ」はどうでしょう。
どうも「我輩」が面白すぎて今の私にはちょっと魅力が足りなかったかも。 キャストにこれといって好きな人が出てないのがねぇ。 (千葉大の学長にいつも堤さんの作品に必ず出てくるおじいちゃんが出てたのが一番今日の注目ポイント) でも、音がすごいよかった。 さすが屋敷豪太氏。かっこいいっ。 ケラさんに対する説明が「有頂天」から全部リアルタイムでしってる自分が怖かった・・・。
そして「我輩」も今週で終わってしまう。 あぁ、なんて楽しかったんだろう、「我輩」。 斉藤由貴ちゃんがあんなにやれる人だとは思わなかった。。 キャストが全員好き。 ペ・ヤングンももう見れない。
そういえば、昨日電車で隣に座っていたおばさんが携帯を取り出しパカッと開くとそこにはペ・ヨンジュンが。 おば様たちの貴公子健在!!
電車で思い出したが、この前、Aラインのワンピを着て電車に乗ったらとても人のよさそうな青年に席を譲られた。 あまりに元気に「どうぞどうぞ!」と譲られ、ここで彼の誤解を指摘すると彼の好意に泥を塗ってしまいそうだったので、つい妊婦のふりをする羽目に。なんとなく幸せそうな、そしてちょっと体調がよくなさげなふりを装ってしまう自分に我ながらあきれた。 そこまでサービス精神旺盛にしなくても・・。 でもその日は日曜で、譲ってくれた彼は、作業服でいかにも仕事帰りっぽくて、そんな疲れた体なのに、このニセ妊婦のために笑顔で席を譲ってくれるような素敵な好青年のためなら、そのぐらいのサービスは明日の日本のためを思えばありがたき幸せ。
にしても、Aラインワンピ好きの私としては複雑な思いである。 Aライン、気持ちに隙があるとそれはまさにマタニティ。 その境目は「これはおしゃれなの」オーラを出してるかどうかなのである。 うぅ、ぬかった・・私。
先日、キャンプというかお泊り会のような宴会に行った。 大勢なのだけれど、長い付き合いの人たち。 そこに時々行くたび、その見慣れた顔ぶれの中にいる自分の変化に気付かされる。
いかん、私。 「一人暮らし症候群」だ。 わがままになってる。 気配りができなくなってる。 そして、無口になっていってる。
昔はおしゃべりだった。 それはきっと家でおしゃべりな家族(主に母)の相手をしていたからだ。 それが、今では下手すると1日仕事が忙しかったりすると誰とも話さずにすごしたりする。 喋ることが億劫になってるのです!なんということ。
今日、ちょっとだけ細木番組を見ていて「家族で食事をする」ことの大切さをテーマに話していたのを聞いて、このことにふと気付き、かなりショック。 あぁ、ならないようにと思っていたけど3年もこんなふうに暮らしていると、やっぱり仕方ないのかしら。
譲ったり、気遣ったり、楽しませたり、そういう相手がいてはじめて生まれる思考回路がものすごく鈍っている。
あぁ、こんなんじゃだめだ。 人ともっとコミュニケーションをとらなければ。 一人でいちゃいけない。 もっと外に出なければ。
座布団というトランプゲームがあります。 手持ちのカードを順番に裏向きにして一人づつ自己申告しながら数字の昇順に置いていき、嘘をついて出しても見破られないようにするというゲーム。
あれがものすごく苦手。
たかがゲームだというのに嘘がつけない。 それがやっていてものすごく苦痛。 苦しくなってくる。 私の中の何かルールのようなものが冒涜されるような気持ちになるほどに苦痛。
自分の弱点を見たような気がした。 でもこれはきっと一生治らない。
2日間実家の近くで仕事があったので、久しぶりに実家に一泊。
親にほとんど悩み相談をしない私ですが、なんだかほっとしていろいろポロリポロリ話しました。 離れて暮らすようになって、かえって客観的な視点で意見をもらえるので、一緒に暮らしていた時よりもなんだか、的確な答えが返ってくる気がします。
祖母が帰るときにそっと言いました。 「一人でいると、心がだんだん湿ってくるから、時々乾かしに帰ってきなさい」と。
のんびりしに帰って来いといわれるより、しっくりと心に響いた言葉でした。
マイアミからメールが届いた。 今、海外に行ってる友達。日本にいないだろうから返事はずっと先に来ると思ってたら向こうから送ってきた。 インターネットってすごいな。 さすがに向こうのネット環境に「日本語変換ソフト」はなく、ローマ字でメッセージが届いたわけだけど。(相手は日本人なので)
手紙とかメールとか届くと嬉しい。 誰かが自分のことを思い出してくれてると思うから。 誰かが自分のことを思い出してくれてるとき、きっと私はそのテレパシーを感じてて、それでぐっすり眠れたり安心した気持ちになれる。
そんなテレパシーをずっと送り続けてくれる人が欲しい。 そして私もテレパシーを送り続けてその人を包み込みたい。 誰かを好きになりたい。
普段お洋服を買いません。 だからバーゲンの時はちょっとだけ贅沢します。
でも、ベーシックなアイテムは本当にほぼ完全に揃ってしまっているし、シンプルでいろんな色のものが安価で出回っている今日このごろなので、こういうスペシャルお買い物の時には「そこでしか売ってないもの」しか買いません。 そうなると、柄物とか形のかわいいワンピに限定されます。 だからカットソーとかあんまり買わないです。
っで、本日の獲得品。 梅田阪急のサリースコットで、今年も1枚コットンのワンピをGET。 ここ数年これは定番になりつつあります。 コットンのワンピ=サリースコット!!! ストライプのAラインで大きなボタンが着いたかわいいやつ!
それから某アパレル会社ファミリーセールにはしごし、LA TENDAのこれまたコットンのワンピ。 これは少しレトロなデザインのサマードレス風で、ラインが身体に綺麗にそってあまりに綺麗だったし、そのレトロ感からか誰も手を出していなかったので即買い。 それからとても綺麗なシフォンのスカートを発見! 発見してそれを持って売り場を歩いているとみんな「あれいいな」という目で見ていて、しかも私はそれを見つけた後、それのサンプル品だったもの(サンプル価格なのでさらに安い!)を発見!! サイズが1サイズ大きかったので試着しようとふたつを見比べていると、その前に隣で試着していた人が「それ、ひとつどちらか戻すなら譲ってください」と言われた。 それで気をよくしてまたしても即買い(笑)
ひさしぶりに「ちょっといいモノ」を買った満足感。。 それもこれも、すべては転職の結果。
昨日、会社のみんなでビアガーデンに行って、普段あまり話をしないおとなしい男の先生から「みかげさんが来てくれて、本当に仕事楽になったよ〜、いやマジで」といわれ、この会社に入ってよかったよ〜と思った。 目に見える形になってわからない仕事をしてるとき、こういう「言葉」が本当に私を支えてくれる。 思っていることはちゃんと口にしようと改めて思った。
安藤みかげ
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