空色の明日
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2005年12月30日(金) 1年の終わりに

久しぶりにお正月を実家で迎えることにしましたので、年末のご挨拶を申し上げます。

近年、毎年毎年なにかしら落ち着かないばたばたとした年を送っておりますが(笑)、今年はそんななかでも特に変化が激しく、またいろんな意味で不安定な時期が多かった年でした。
自分からわざわざ大波に向かって突っ込んで行っているなぁ・・と思いながらも、たぶん挑戦しないで後悔したくなかったのだと思います。
そこまでのエネルギーと頑張れる勇気を蓄えるまでに本当にたくさんの方々の応援と励ましと支えがあって、この2005年の年末を迎えることができました。

このニッキを書き始めた頃といまの自分がまるで別人のように同じページに文字を記していることを少しほくそ笑みながら、けれどここを通してたくさんの人が背中を押してくれていることを、いつもいつも感じながらこの数年を乗り切れたことを本当に感謝しています。

もう大丈夫。

この年末、やっとたくさんのお世話になった方々にこの言葉を胸を張っていえるようになったことを本当に嬉しく思っています。
みなさま、本当にありがとう。

戌年の安藤みかげ、来年は「生活難民ニッキ」ではなく(笑)また、いろんなことをここから発信していければと思います。

どうぞ、みなさまよいお年をお迎えください。





追記

neo-PLANETSのTOPページのURLを引越しいたします。
お気に入り登録してくださっている方はお手数ですが下記のURLに変更をおねがいいたします。
http://www.k2.dion.ne.jp/~bloom/index.html


2005年12月25日(日) クリスマス

クリスマスイブイブにUSJに行きました。
約2年ぶり。
USJのクリスマスって好きだったので、ひさしぶりに行きました。
大人のクリスマスなショーがたくさんで感動しました。
来年も行きたい。


帰ったら、ポストに封筒。
この前うけた秘書検定、準1級の合格通知でした!
2級落ちて、準1級ほんとにうかっちゃったなんて(笑)
面接でつまったのでだめかと思ったんだけど、ちゃんとそのフォローをしてからやり直したのでOKだったようです。
これで履歴書に書けるものが増えたよ(本当は就職のために受けたのに、仕事が先に決まってしまった・・・)
なんか、ことし1年がんばった自分へのクリスマスプレゼントってかんじがして嬉しかった。神様、ありがと。


小さな暖かい部屋で皮がパリパリのチキンを食べて、美味しいケーキを食べて、ささやかだけど、本当にあたたかな幸せ。
24日も25日も仕事だったけど、働けてるそのことさえも、今は幸せ。
今年のクリスマスはそんなふうに過ぎていきました。
おやすみなさい。


2005年12月22日(木) 雪が降る町

朝、窓を開けたら白い雪が降り始めていました。
私の住む近畿中部は、雪に慣れていないので、あっというまに交通ダイヤはぼろぼろに(笑)
でもそんなわれわれには雪というものがとてもスペシャルなもので、とってもわくわくした1日でした。

そんな中、ポストに素敵なクリスマスカードが入っていました。
このところばたばたと季節を感じる暇もなく、走り回っていた私へ素敵なメッセージ。

Enjoy the Season

はっ、と目が覚めたように私の中の「わくわく大好き」な心が動き始めました。
クリスマス。大晦日。お正月。
わくわくせずにいられない日々がこんなにいっぱい待ち構えているのに、私は何を無意味な心配に心奪われていたのだろう。
今年の冬は今年しかないのにうつむいている暇なんてないじゃない!

遠くから届いた素敵なメッセージ。
私の心にいつのまみかかかってしまった鍵をパチンとはじいてくれました。
送ってくださった方、本当にありがとうございます。
いままですくめていた首をしゃんと伸ばし、思いっきり今年の終わりを楽しみます。

そしてみなさま、よいクリスマスを。


2005年12月20日(火) あげてこ

上げていこ〜〜〜!!!

なんか、辛気臭いぞ、なにもかもが。
もうじきクリスマスだというのに。

ピカピカしたかんじでいきたいぞ。

まぁ、確かに地味な仕事を選んだことはこういうデメリットがあると思った。
というか、今までがハデハデしすぎた。私の仕事たち。
渦中の人間はそんなことなど思いもしないものだが。


が、しかし、少しづつだけど、職場の人たちと話をし始めました。
私はじつは人見知りさんです。
すごく笑顔でありながら話しかけられないという不自然な人見知り。

前の席にいる一番若いK先生はめちゃくちゃ美人。
美人ゆえに苦労しそうな美人。
でも、めちゃくちゃ面白い。
毎日毎日昼ごはんにラーメン食べてサプリのんでる。
前髪を事務用の黒いクリップで留めて「寝癖がなおんないんですよぉ〜」と言いながらラーメンをすする。
なんか、それを見るのが楽しい。
夕方にはおもむろにバナナを取り出しもぐもぐと食べる。
取り出すものがいちいちその美しさに不釣合いで面白い。
これからも彼女の観察が楽しみ。。


2005年12月19日(月) のびのびと

最近さぁ、自分がどうありたいか、だんだんわからなくなってきたなぁ。

とにかくなんとか日々を暮らすってことにも、もう飽きてきたし。

らしいってどんなこと?


はやく冬がおわんないかな。

きれいな色のワンピースとか着たら、またひらりひらりと歩けるかな?


とても窮屈で縮こまって凍えてるような、そんな冬が嫌いです。


2005年12月17日(土) ルミナリエ

今年も行ってきました。ルミナリエ。
なんか、年々、入り口までの道が遠くなっていく気がする・・。
すっかり観光行事になったようなかんじ。

今年から混雑緩和のためか、クリスマス前の22日で終わってしまうらしいんですが、クリスマスに関係ないんなら、1月17日前後にやればいいのにと思います。「鎮魂」がテーマなんだったら。

ゴールの市役所前の東山遊園にたどりつくと「鎮魂」って気持ちが高まります。あそこにはモニュメントなどがたくさんあるから。
観光で来る人たちと、地元の人とはそういう意味で多少の意識の違いがあるのでしょうが、それでもあんなに賑わって全国から観光客が集まってくるってことはありがたいことですね。
10年でこんなにも定着して認知度があがるってすごいことだと思います。

これから行く人は、とにかく寒い中、1時間ぐらいゆっくりゆっくり歩きながら見物することになりますから温かくして(帽子・手袋があると完璧)、お食事はどこもかなり混んでいるので、空いてる時に空いてる店で、がっ!と食べるのが賢明かと思われます。

今年の色合いは、かなりカラフルで私は好きでした。


2005年12月16日(金) 胸の中のクリスマス

なんとかかんとか初めの1週間が終わりました。
今頃から3月まで職場は一番忙しい時期で、私のボスとなる人たちも私に仕事を教える暇がないから、なんとなく私は所在がなくて、「私は何をさせられるんだろう・・・」という不安だけがどんどん膨れてドキドキしっぱなし。
だから、胃酸でキリキリだし、夜は眠れないし。
気分転換する余裕もなく、とにかく薬とか飲んでごまかしごまかしの1週間でした。
強くなったつもりでいたけど、私ってやっぱり弱い子なんだなぁ・・って思います。
でも面の皮は厚いので、周りからはそんなふうに見えないらしいですけど。。

私たち(実は同期がいました)が入ってくる代わりに辞める人がいるんですが、このお姉さんが、もうお友達になれること間違いなしなぐらい私の好きなタイプの人だったのです。
来年になったらしばらくで辞めてしまいます。
それがすごくさびしい。
とても優しく私のドキドキをなだめてくれるのも彼女です。
その人がずっといてくれるなら私もう少し気楽でいられるのに・・。

でも、とにかくもう少ししたらお正月休みだし、来年になれば、もう少し私のボスたちも時間ができるので私も本格的に仕事が始まればこんなうだうだを言ってる暇もなくなってくるだろうから、言ってみればいまは注射の前のドキドキみたいなもんだなと思います。

仕事場が梅田で、明日は休みなのでやっと気分がゆったりして梅田の街に出ました。
この就職騒ぎでクリスマスなどというものをすっかり忘れていました。
仕事でいるものなどを調達しに行った途中でクリスマスプレゼントを買いました。
好きな人にプレゼントをもらうのも嬉しいけれど、プレゼントをあげる人がいるというのはとても幸せなことですね。
大好きな人のためのプレゼントを探すときの気持ちは温かくてきっとこれが本当のクリスマスの意味なんだろうなと思います。
今日はぐっすり眠れそう。


2005年12月12日(月) 仕事

初出勤でした。
私に仕事を教えてくれる人たちはいい人たちです。
結構安心できそうなかんじ。
でも、緊張して疲れた〜。どっと。
そしてはじめからわかってたことだけど、ちょっと休みが少ない。(といっても、前の職場ぐらいだけど)
慣れたら平気だろうけど、慣れるまでそれがしんどいかも。
お正月は寝正月決定(笑)

大海原に出始めた時みたいな、そういう感じで、不安のほうが大きいです。
疲れるとそれが余計に大きくなるから今日は早く寝よう。
とにかく行けばそれだけ余裕が出てくるはずだから。
それまではただただ、ひたすら歩を進めよう。


2005年12月11日(日) ちょっと緊張気味なのです

今日は秘書検定の2次試験だった。
面接の試験。
3人ずつやるのだけど、私の前の二人が二人とも途中で止まってしまって、そしたら私も同じように止まってしまった(笑)
まぁ、1次試験がうかっただけでもよしとしよう、準一級なんだし。

たぶんもう秘書検定はうけない。
だって受験してる人は学生ばっかで、なんか持ってても意味があるかんじがしないもの。

明日から新しいお仕事です。
どきどきしています。

一緒に仕事する人たち、いい人だったらいいな。
望みはそれだけ。
穏やかにお仕事できるところ。それだけ。

しばらく慣れるまでしんどいだろうけど、でも3週間もしないうちにお正月休み。
あわただしかったけど、すぐに入社することにしてよかったかも。


昨日、大好きな京都の「ふろうえん」という洋食屋にさるちゃん夫妻と行きました。
ここは定食ばっかりのお店で、定番のほかに、月替わりの牛・豚・鶏・魚の4種類の定食があって、私たちはいつもお魚定食が一番好き。
今月のお魚は鱈と牡蠣のグラタンだった。
私は牡蠣がだめなので、鶏のグリルのオレンジソースにした。
遠いけど幸せな美味しさ・・・。
和風の小鉢が4つとお味噌汁とご飯で約1500円。
すべてが美味しい♪

また来月も行けたらいいな。


2005年12月09日(金) 持ちつ持たれつ

職訓を去りまして「卒業第一号」になりました。
その足で職安に行きました。

職訓に入る時には当然、私が入ったから誰かが落ちたわけで、途中でやめることはとても申し訳ない気持ちもあり。。
でもあそこに行ったから履歴書に書けたことや面接で答えられたことがあって、その上での採用にいたったのだ・・と心に言い聞かせつつ、ちょっと申し訳ない気持ちで職安に着いたのですが、担当になった窓口のお兄さんは、私が初めて職安を訪れた時に担当してくれたその人でした。

退所や手当などの手続きを終え、「よかったですね。がんばってください。」と笑顔で声をかけてくれました。
なんだか、「やったぞ!がんばるぞ!」って気持ちになりました。
ずっと気の毒そうな心配そうな顔ばかり見てきたので、とても嬉しかったです。
そして「ありがとうございました。お世話になりました。」と帰ってきました。
過去の自分をはじめ、全国の雇用保険加入者のみなさんのおかげで、この4ヶ月、生活させてもらい、勉強までさせてもらいました。
きちんと、そのぶんがんばります。

「保険」ってものを実感しました。
みんな、持ちつ持たれつです。
困った時はお互い様です。
人間って、なんて素敵な生き物なんでしょう。


2005年12月08日(木) スタートライン

一夜明けて、職業訓練学校に退所願を提出しました。
友達から「4ヶ月ぶりの社会復帰、浮世離れしてへんか?」とメールが届いて「なんだ、たった4ヶ月だったか」と気づきました。
私の中では1年ぐらいの気持ち。
まぁ、辞める前からもう「仕事探さなきゃ」って焦りがずっとあったのでそれが加算されてるのもあるのでしょうけど、それにしてもたった4ヶ月だったか・・・。

職業訓練に落ちたの、うかっただの、あんなに大騒ぎしてたのが嘘のように決まる時はあっさり決まってしまうものなんだなと思います。
というか、職安からの紹介で応募するのは初めてだったので、もし退職してすぐにそれをやっていたらうかったのかもしれない。

でもこの4ヶ月、「どこにも属さないことの社会的地位の低さ」みたいな疎外感を激しく実感しました。
たぶん、そう思ってるのは本人だけなんだろうけど。
「あぁ、私ってもしかして、今、世の中では相当に貧乏って部類に入ってるんだろうな」と思いました。
まぁ、実際は英会話だのジムだの、なんだか優雅に暮らしていたのですが(笑)

それに、就職活動のテクニックってものを1から学んだし。
(正直、一度も自発的に就職活動したことなかったので←バブルの申し子)
自分の履歴をいかに自分に都合よく相手に伝えるか・・みたいな(笑)
たぶんこの4ヶ月でものすごく、いろんな初めての経験や見たことのない世界を見たと思う。

バージョンアップした。私。
だから次はもっといい毎日を送ろう。
3年たってやっとスタートラインまでたどり着きました。


2005年12月07日(水)

今日、就職面接に行って、今日、電話連絡で採用が決まりました。

前の仕事をやめてほぼ半年、みなさんに励まされながらやっとこの日にたどりつけました。
応援してくださった皆様、本当に心から感謝しています。
ありがとうございました。

まぁ、行ってみないことにはなんともいえませんが、梅田にある専門学校の事務のお仕事で、職安からの紹介で行きました。

正社員で、仕事にありつけるとは正直思ってなかったです。
これまで4つほど受けて落ちたのは、個人的に申し込んだものですが、やっぱりこの年になると面接までたどり着けないことが多くて、職安からの紹介だと一応そこまではなんとかきちんとたどり着けたのがよかったのかな?とおもいます。
(人から、「面接で話せたらかなり有利なんだけどなぁ」と周りから言われていたので)

来週から早速仕事なので、残念ながら職業訓練も明日でお別れです。
でも簿記はせっかく勉強したんだし、この際、ちょっと自分で勉強して検定試験もうけようかなぁ・・。

あぁ、ひさしぶりに「やった〜!!」って気持ちです。
これでなんとか安心して年を越せそうです。
みなさんの励まし、本当に本当に支えられました。
ありがとうございました。


2005年12月06日(火) 愛、それは

今日のプロジェクトX、お世話になった人たちがあちこちにチラチラ映ってて、なんかもう半年も前のことなのか・・と懐かしかったです。

バラ繋がりなのか、今日の帰り、花屋の店先ですごくかわいいミニバラがあったので、何気に買いました。
気持ちが少し、華やぎました。


2005年12月01日(木) ハリポタ(ちょっとだけネタバレあり)

ハリーポッター見てきました。
あぁ・・本を読んだときから「なんかどんどん暗くなってくなぁ・・このシリーズ」と思ってたんですが、映像はさらに追い討ちをかけるように・・・。
たとえばマトリックスが1ではあんなに色がきらめいてたのに2になるとやけにダークなかんじになったような、そういうかんじ。

ハリーポッターワールドのあのキラキラしたときめきみたいな感覚が映像にも音にも欠けていて「私がここに観にきたのはこういうものじゃないの!」と思いました。
今までのシリーズは本編が終わってからもしばらくその魔法ワールドにどっぷり浸かって余韻を楽しんでいたのに、今回は館内の明かりがつくまでが長く長く感じられました。
音に関して言うと、鐘とかトライアングルとかああいうキラキラしたかんじの音源をぜんぜん使ってないところが最大の失敗じゃないかと。
あれがないと、魔法キラキラワールドにならないのに。

魔法ワールドの人々は私たちマグルとはまったく違う価値観、美意識の中で暮らしているのだから、その辺の違和感を楽しめるのがハリポタの大きな魅力だと思っていたのですが、今回はすっかり「ただの普通のハリウッド映画」になってしまってたのが残念でした。
小さなテントの中は魔法の世界が広がってる・・なんてことをわざわざ「さすが魔法」みたいに見せるあたりがすでに魔法素人なかんじで残念。
「これが普通よ。何かおかしい?」と言い切るぐらいの感覚がないとあの世界観は出ないのに。
一緒に見たダーは本を読んでなかったのでぜんぜん理解できなかったようです。
確かにあれが初ハリポタになった人はきっと次回作は見ないだろうな。
そして子供のファンも今回を見たらハリポタ卒業してしまいそうな気がする。

それにしても・・ゲイリー・オールドマンは前作にもまして「別にゲイリー・オールドマンじゃなくても」と思うほど誰かわからない状態になっていました。いっそ(声:ゲイリー・オールドマン)でもよかったんじゃないかと思うぐらい。その声もかなりエフェクトかかってましたけど。

私の大好きなスネイプ先生は今回はいい人の時が多かったのでちょっとうれしかったです。
今回もまたとってもセクシーな喋り方にうっとりでした。
あんな英語を毎日聞けたら私もあっという間に英語を習得できるようになるだろうに・・・。
スネイプ先生の英語講座に通いたいです。闇の魔術とは別に英語の非常勤講師もしてもらいたい(笑)
パーティーのところで歌を歌ってる人が一瞬スネイプ先生かと思ったのですがきっと違うでしょう。。。
っていうか私、今気づいたのです、スネイプ先生はダイ・ハードの敵役の人だったって!!
髪の色でイメージって変わりますね。

ロンはやっと声変わりも終わり、背もすっかり大きくなって・・・。
私はハリーよりもっぱらロンが好き。
あのダレダレ加減が(笑)
でもさらに好きな双子の兄たち。やっぱりかっこいいなぁ・・。

っと、こういうとこしか見てないあたりが、今回のハリポタにぜんぜんときめいてない感じがにじみでてます。

次回作はまたクリスマスのときめきみたいなあの「うわぁ〜♪」って声がもれそうなときめき感をもう一度!!


安藤みかげ