空色の明日
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毎年なんだかんだと開催している大人のBBQ大会。 実はこのメンバーは、私が今の会社に社員として勤めていたときの同期の中の数名の仲良しグループ。 ほとんど男の子で、今は女の子は私とさるちゃんだけなのだけれど、結婚していた時もずっと参加し続けていた。 もう入社してからかれこれ15年になる。 ということは、みんなとの付き合いも15年。 結婚したり異動があったり、いろいろあったけど、こんなにも長くずっといまだに仲良くしていられるのってすごいと思う。 当然男の子達は同じ会社なんだから、時々は一緒に飲んだりするのだろうけど、こうして休日にわざわざ集まって、それでもなんだかんだダラダラと丸1日飲んだり食べたりすごして、いつまでも名残惜しく楽しめるのは、よっぽどみんながいい奴ばっかりで、そしていろいろ結婚したりお父さんになったり立場が変わってもそれをちゃんと気遣い合っていける人ばかりだからなんだろうなと思う。 そういう友達がいるって幸せ。 できればずっとずっとこのまま毎年続けたい。
ちなみに、今回のメニューは 帆立貝柱焼き ハタハタ塩焼き 笹ガレイ一夜干し きのこのホイル焼き 山芋をスライスして焼いてお醤油をかけたもの (これが香ばしいお餅のような香りでとても美味しかった) 鶏手羽元焼き 鶏胸肉焼きゆず胡椒のせ ミスジ(牛肉のパーツの名前) カルビ じゃがバター (ぬれたクッキングペーパーでくるんでからホイルで巻くとふんわりになるのです) 焼きおにぎり
いやー、豪華フルコースです。 あいかわらず大人メニューです。
ほっこりやさしい気持ちになって帰ってきました。 メンバーのみなさまに感謝。
つい最近まで、いつも浮き足立ってうかれている人間だったと思う。 それが最近とても落ち着いた目で物事を見るようになったのは、そういうことのために時間を費やすように努めるようになったからだと思う。 特に、何かを追いかけたり追い立てられたりするような、駆け足じゃなく、一歩一歩地面を踏みしめながら歩けるスピードに変えたからかもしれない。 そうなると、浮き足立っている人のことがやたら目に付く。 そして自分もああだったんだなぁ・・と思う。 その時に、周りの人はこんな目で見ていたんだなぁ・・と思うと恥ずかしい。 これって大人になったってことかな。
最近私の周りで離婚問題で悩んでる人が恐ろしく多い。 「離婚したい」人や「離婚されたくない」人。 経験者の私だから、そういう悩みを相談してくるのでしょう、きっと。
とにかく、離婚というものは「意思」でするものだから、人の意思というものは、そうやすやすとは固まらないわけで、そこに踏み切るには恐ろしいほどの思いと、出来事と、会話という2人だけの積み重ねがあった上でのことになります。 2人ともとても苦しむし、とても傷つくし傷つけあう。 痛みって、やっぱり感じないとわからないと思う。どんなに考えても。 みんな、本当に心がぼろぼろになるくらい苦しんでる。
そんなに痛みを伴うものなのだから、簡単に「もう離婚したい」と人が口にするのを聞くと、本当に腹立たしくなる。 簡単に口にしないで欲しい、冗談でも。 だってそんなに苦しいぐらい、夫婦の絆ってとても尊いものだから。
電車に乗っていたら、バレエのレッスンの帰りと思しき(ひっつめたお団子髪と美しい姿勢で一目瞭然)高校生ぐらいの女の子が乗ってきて正面に座った。 乗ってくるや、手に持ったタオルに顔をうずめて泣いている。 声を殺しているけれど、肩は震えて、タオルからのぞく眉間には大きくしわが寄っていた。
しばらくしてタオルから顔を上げると、目が潤んでいる。
またしばらくすると、タオルに顔をうずめ、また眉間にしわが寄って肩が揺れている。 何度も思い出したように、10分ぐらいの間に5回ほどこれを繰り返していた。
この日、私は仕事でとっても悔しい思いをしてお腹のあたりで嫌な気持ちが充満していた。 彼女を見ていたら、なんだか自分も泣いたみたいな気分になった。 そしたら少し、気持ちがすっきりした。
代わりに泣いてくれてありがとう。
魔女が「ウチに遊びに来い」というので行ったら、フィアンセの友達をしっかり用意されていた。。。 前にもお会いした方で、聞こえのいいご職業でいらっしゃるし、お話もそれなりに面白く、優しそうな人ではあるが、どうも私のアンテナには全く反応しないタイプの方で、魔女夫妻はどうしても彼の面倒を私が見るというのが理想らしいのだが、私は「もう、面倒みなきゃならないような夫はうんざりよ!」と思っているということを魔女は忘れているらしい。 それなりにジェントルマンではあるが、私は「嫁」として必要とされるような人とはもう結婚する気はないので、そのようなおつきあいはごめんなのである。 それと同時に「お金があるから」とか「地位があるから」とかいう意味だけで「夫にするにはもってこい」な人も、私には必要ないのである。 まぁ、当然あるにこしたことはないけれど、それが理由でおつきあいするつもりなんて、もうさらさらないのだよ。 もう懲りましたからっ!!!
というようなことを心の中でぶつぶつとつぶやきながらその場をしのいだのである。
朝、家を出たら雨が降っていて傘を差しながら自転車で駅まで行くべきか駐輪場で考えていたら携帯メールが入ってきた。 店の同僚ゑみちゃんからで私の乗ろうとしている電車が事故で止まってるよ〜というお知らせだった。 おかげで、私は駅と家の間にあるバス停から職場のすぐ近くまで行くバスに乗って、遅刻もせず余裕で職場に到着したのです。 事故のあったところは昨日行った神社のある駅あたりでした。 むぅ、さすが凶! と思いましたが、そこに助け舟を出してくれたのは彼女でした。 このごろずっとチャイ子とかゑみちゃんが私を支えてくれる。 運命も人の力で変えられるモンなのかも・・・などと思った。 またみんなに助けられてるなぁ・・って朝からちょっと目頭が熱くなった安藤です。
やっと温かくなったので、前からずっと気になっていた厄神さんのお札を返しにお散歩に。 帰りにおみくじを引いたら凶が出て、全てのことに対して真っ暗なことが書いてあったのでどんよりした。 凶ってあとは上がるだけだからいいというけれど、待ち人こずとか書いてるとこれっていうのはいつまでこないってこと? 将来真っ暗なかんじがするじゃないさぁ・・(笑) そういえばここのおみくじはいつもいつも悪いのしかでない気がする。 厄神だからやっぱり厄にみまわれた人が多いせいか・・? そういえば、来年も1年だけの厄年だった。 今度はどんなことがおこるのだろう・・前回は親が危篤になったり離婚したりさんざんだったが・・・。恐ろしい。
憂鬱な気分でこの神社を出てそのままなぜか美容院に行った。 美容院というところに行くのも1年ぶりぐらいじゃないだろうか。 このごろずっと義妹に切ってもらってたので。 うちの近所には恐ろしいぐらい美容院が密集している。 その中から1軒を選ぶのは至難の技で今までちゃんと探したことがなかったのですが、前から目をつけていた何軒かをとりあえず徘徊。 切って出てきた人や、切ってる途中の人などを見て、判断するのが一番確かなかんじ。 っで、決めた1軒は、なんと「和風」のお店。 入り口は暖簾がかかっててガラリ戸だし、待合スペースはお座布団だし、店内の小物はみんな和のテイストでとてもかわいい! 極めつけは切った髪をお掃除する箒。 昔ながらの大きな竹箒なのです! 黒髪がマイブームなので、なんとなくそのイメージでこのお店に決めましたが、とても丁寧にひとつひとつ「こういう感じでどう?」と確認してくれて安心して切ってもらいました。 すっかり気に入りました。めずらしく(笑) 凶でへこんだ気分もばっさり切り落としてもらったかんじ。 こう「ばっさり」と重苦しさを切り捨てるから「さっぱりしてる」といわれるんだろう。 もやもやとあやふやなことが好きじゃない。なんでも白黒つけるのがいいとは思わないけど、でもやっぱりそういうほうが好き。
ホワイトデーというやつでしたね、昨日まで忘れてましたが。 いっぱいお菓子をいただいてウキウキです(笑) 東京ディズニーランドから取り寄せた(というか、おそらく家族にまとめて買ってこさせた)101犬缶のチョコとか、美味しいケーキ屋さんのクッキーとか、いろいろ凝ったものたち。 会社の机にいれておいて(最近、すっかり事務所仕事が増えてしまって、店舗に出てません)残業しながら食べるのが楽しみ。。。 しかし、今年最大のプレゼントは、なんと「お手製のマシュマロ」です。すごいでしょ。 マシュマロなんか作ったことあるかね?みなさま。 (ま、安藤は中学生ぐらいのとき、興味本位で作ったことあるけどね。) こんなホワイトデーはなかなかないだろうな。 安藤にホワイトデーのプレゼントをくれる人たちはやっぱりツワモノぞろいなのである。 みなさまにかわいがられて幸せな安藤であります。
昨日すごく雪が降ってて、見てたら楽しい気持ちになってきました。 (たぶん雪を見て楽しいなどと思うのは雪の降らない地域の人間だから言える台詞なのだろうが) みなさん、心配かけてごめんなさい。 励ましのメッセージくれたみなさまありがとう。
場の空気とか読めない人だからそういうことできるんだろうな。 知らないっておろか。
笑っていたくても笑えもしないときって、自分でもどうしたらいいかわからないほど苦しい。 最近どうしてこうなんだろう。 能面みたいな顔になってる気がする、自分でも。 自分が嫌いな時って、悲しいな。 部屋に飾っていた桃の花が咲いた。 こんなふうに心にふあっと花開くような、そんな気持ちになるような、ぽかぽかとした陽だまりのような、温かい春が早くこないかな。
実家に帰るたびにどんどん両親や祖母が私を「子供扱い」するように戻っていってる気がする。 私が結婚していた頃は当然「大人扱い」だったし、一人になりたての時もその名残がちゃんとあったはずなのに、今はすっかり「うちの子」であります(笑) 「嫁に出したら、やっぱり向こうのカラーにしたがっていくんだからあんまり口出ししないほうがいいな」という、なかなか立派なかんじの両親だったのですが、「帰ってきた」感があって結構嬉しいらしいです、出戻りって(笑) 魔女が今度結婚しますが、魔女のお母様も「なんだ、せっかく戻ってきたのにまた行っちゃうの」と少し寂しそうらしいです。 時々は、ちゃんと帰ってあげよう・・実家にも。
にしても今度、また両親に旅行に「連れて行ってもらう」(爆) 独身の頃は、旅行とか食事とか結構連れて行ってあげてたけど、またいつかは連れて行ってあげられるようになりたい・・・。 お金の使い道って「人のために使う」のが一番嬉しく使った気がするように思うのは私だけ? ウチの母は福耳なのに全然お金が貯まらないねぇという話を祖母としていたら、「あの人は貯めるより楽しく使うのが好きだからねぇ。あの人にとってお金は回すものだから」と母の母である祖母は言っていた。 なんかいいなぁ、それって・・って思った。
話は変わるけど、今日の「魔法のレストラン」(関西ローカルグルメ番組)で京都、銀閣寺の「なかひがし」のご主人がお兄様にもらった手紙の中で出てきた「誇りを高く平たく生きよ」(たぶん「誇りを高く」だったと思うんだけど「誇りを持って」だったかも)って言葉が気に入った。 特に「平たく生きる」って言い方が。 私は何かで「勝つ」とか「成功する」とかいう言葉があまり好きではない。 ほかと比べてどうこうということよりも、常に自分自身が平静を保っていることの方が難しく、大切なことだと思うから。 自分の最大の敵は自分自身。自分の中の甘えやなまけやわがままや欲だと思うので。 だから「平たく生きる」ということはとてもとても崇高な目標であると私は思う。 だから「平成」って年号も好き。 バブル期にこの年号を思いついた人ってすごいなと思う。
久しぶりに心にぐっと残る言葉に出会った気がする。
お雛様で咲かなかった桃の花がやっと咲いてきました。 いつまでも寒いけど、もう3月だもんね。 職場に新しい人が2人入ってきて、新しい人ってしばらく職場の空気がわからないから、こっちもそれに慣れるまですこしいらいら。 でもこれは必ず通る道だからと、我慢するので、少し息切れしそうにぐったりのこの頃です。
実家から「いかなご出始めたからおいで」と電話があったので明日は貰いに行ってきます。 少し違う空気を吸いたくなってきたので海へと行ってきます。
だめモードなかんじのこの頃なので、できるだけ一人でニュートラルな状態を作ってその上でいろいろと考えた方がいいと思ったので、最近はお休みをのんびりと過ごしています。 部屋の中を掃除したり、ゆっくりと物事をやったりすると、初めて一人暮らしを始めた頃の「丁寧に生きる」という感覚を思い出します。
丁寧に生きるには、自分の中の「うるさい姑」の言葉に耳を傾けます(笑) たとえば、引き出しを閉めたときに服の端っこが挟まってのぞいてたりすると「みかげさん、こんなみっともないことはおやめなさい!」と「心の姑」がとがめます。 そして「はいはい、すいません」と直すわけです。 そうやっていくと、だんだん大雑把な性格が改善されていくわけです。
それから、あと「うっかりミス」が多い私。 ミスをしてから「そういえば、あの時、もしかしたらこんなことが起こるかも・・ってちょっと思ったんだったぁ・・」と後悔することが多いことにきづきました。 そこでこんどは「心の預言者」の言葉に耳を傾けることに。 預言者が「あ、そこ、もう一回確認しておいた方が良くない?」とおっしゃると、面倒くさいけど再確認。 大抵、そういう時、ちゃっかりとミスを発見したりするものなのです。 自分の勘って意外と当たるものだなと思います。
この2人のおかげで私の身の回りは随分とすっきりしたと思う、この頃。
お雛様も飾ったことだしと思い、桃の花を買ってきました。 花って、なくても全然困らないものなんだけど、買ったら気分が華やぐので時々気分転換に買います。お菓子を買うような感覚で。 だからこうして、季節の行事があると「あ、お花買わなきゃ」って買う理由を作れるので嬉しい。 最近なんだか元気がでない。 何をやってもぱっとしないというか、なんか今まで黙って我慢してきたいろんな事に関して、いろんな人に「もうちょっと我慢させててもいいか・・」って甘えられてる気がしてきて悲しい。 そろそろ自分の言いたいこともちゃんと言わないと、と思う。 いろいろ感謝してるところもあるけど、私だって自分の人生があるんだから、あまりいろんな人の都合ばかりに振り回されていてはいけないと思う。 もうすぐ冬も終わるんだし。
安藤みかげ
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