空色の明日
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朝4時半ごろ、聞き慣れないサイレンが鳴った。そのあといっぱい消防車が近所に集まる音がした。 ここかなり大きな河のそばなのでたぶん台風に関するなにかなのだろうけど、雨も全然降ってないしどうしていいかわからなくてそのまままた眠ってしまった。こういう時一人って、失いたくない大事なものが何もないから捨てばちだなあと思う。
家、暑い!南向き最上階ってこういうことなのね(笑) それを除けばあとは快適。
今、気に入ってる曲はBONNIE PINKの「LAST KISS」。トーレ ヨハンソンがプロデュース。暑くなるとカーディガンズや原田知世などトーレさん仕事がサラリと耳障りがよいのは、彼が寒い国の人だから?
最近増えている大型雑貨チェーン店。なぜか購買意欲をそそられないのです。 輸入雑貨店が早くから存在していた神戸。十代の私は狭い店内にごちゃごちゃとならべられた食器に心ときめいていました。まだピカルディーがそういう店にしかなかった時代です。 どの商品も数点しか在庫がなくて「買って私だけのものにしたい」という意欲がかき立てられる宝探しのような気持ちが雑貨屋さんには溢れていました。 あんな乙女のときめきが味わえない今の量販店、安価は嬉しいけれどなんだか寂しいです。
友達のバレエの発表会に行きました。小さな子供たちは蝶々のように飛び回り娘さん達は花開き、可憐という言葉がぴったりきます。 心がにわかに華やぎます。
あがいてもどうにもならない事に果敢に挑戦する人がいるけど、それでどうにかなる人ってよっぽど神経か運の強い人だと思う。 私のような凡人は判断力を激しく鈍らせてろくなことにならないのがオチだから、そういうことは早めに手を引くのが一番賢い手段だと思う
ひさしぶりに京都へ行ったら夜に丁度、祇園さんのお御輿に遭遇しました。 新しい街の略式のお祭りしか知らないのでその重厚さに圧藤テされます。 日本人の血を感じます。
来月は花火大会がいっぱいあります。 心が無条件にゆすぶられることに無防備に身を任せると涙が出ます。普段固く固く強がっている時ほど。
ここしばらく引っ越しやなんかで人と過ごす時間が多かったからか、ぽっかりと空いた休日、急に孤独ってやつが襲いかかってきた。 なんだなんだ、すっかり慣れたはずだったのに、平気なはずなのになんだ、このぼんやりした虚しさは。 強さを取り戻さなければ。 一人でも平気と笑って言えるぐらいの強さを。 どうしちゃったんだ。
ミスチルの「シフクノオト」買いました。 今回はすごく家族を感じる作品な気がします。 「HERO」がやっぱり一番好き。 最近は昔のUAやCHARAをやけに聴きます。
子は親を選べないと言うけれど、もしそれが本当だとしたら、生まれる前に自分が生まれるウチを決める神様の抽選会であなたのくじを引いた時から私は幸せだったんだ。 私がみんなに愛されるのは、あなたがたっぷりの「愛され方」を教えてくれたからだよ。私が生まれたことを世界で一番喜んでくれたあなたに、あなたの子供に生まれたことを世界で一番嬉しく思ってたんだとちゃんと伝えたかったんです。
最近、通勤電車でこれを書いてます。 電車の中でお化粧してる人。 すっぴんから別人の顔に変化していく全過程を公開するほうがお化粧してないことより恥ずかしくないのだろうか。
隣で大学生の女の子二人が15秒おきに笑ってる。箸が転んでもおかしい平和な年頃。 よどんだ目の高校生よりはあきらかに健全でかわいい。 そんなことを考えながら電車に揺られてる私も平和だ。
「世界の中心で愛を叫ぶ」のドラマ観てると愛する奥様を亡くした堤監督の叫びのようで今までのどの作品より胸がギシギシと痛くなる。 力強く生きている時には気づきもしない命のはかなさ。 だからと言って今を、この今を惜しむように生きようと思うのもなんだか悲しい。 全てを運命のせいにすればいくらかは気が楽だろうけれど運命は本当は選択肢の先にある。 だから人は選択肢のその場所にいつまでも後悔と共に縛られ続けるのかも。 そんな生き方は少なくとも私には似合わないのでそうならないように努めてはいるけれど。
サルスベリの花、夏の花で好きなもの。 梅雨明けって気分になる軽快なかんじの花と幹。
実家で畳に布団を敷いて寝たら夏っぽい気持ちになったので昨日から床にお布団敷いて寝始めました。 ベッドより涼しくて寝やすいです。しばらくこれでいこうと思います。夏ってかんじを楽しみたいので。
久しぶりに実家に。 ここはやっぱり夏来るところ。 開けっ放しのまど、蝉の声、扇風機の風。 久しぶりに畳の上で伸びをしました。
先日テレビで私の働く劇団のドキュメント番組をやっていた。 テレビ取材は日常茶飯事だけど、あらためてあんな全国ネットの特集番組で見ると、あそこに入り込んで働いてる自分を思いだしながら「華やかな職場だなぁ」と実感しました。 でもこれに慣れて自覚がなくなってきてる自分が複テい。 マスコミ関係の人が派手に感じるのもなんとなくわかる気がする。 赤い絨毯の上で働くと歩き方も変わるというものです。 そういう背筋が伸びる感じの仕事が昔から好き。
部屋を暗くして雷を見物。 街を見渡せるマンションの醍醐味。 日曜の朝の通勤電車は競馬場に行く人達でいっぱい。新聞の匂いが充満して嫌い。
最近、気がゆるんでいたらしく、昨日あるパーティーてワインを飲んで無茶苦茶になりました。 あんなにひどく酔ったのは初めてで自分でも情けなかった。 (ご迷惑おかけした方、ごめんなさい) 一人なのだから気を引き締めてきちんとしていないと。 自分のスケールを少し見失っていました。 朝から反省と自己嫌悪。
今月のサヴィ P58。 私が毎日見ていた世界で一番好きな風景。
魔女が家のお庭に百合と紫陽花が「咲き乱れてるのでおすそ分け」と切って持って来てくれました。 昨日は別の友達が「七夕だから」と家から笹を持ってきてくれました。 季節のお土産の粋。こういうことができる友達いっぱいがいることを本当に誇りに思います。
新しい部屋は南向きで遥かかなたまで見渡せる程周りに建物がありません。 洗濯物がよく乾くからいっぱい洗濯したくなる。 この夏はこのベランダからいくつ花火が見えるかしら。今から花火大会のスケジュールをリサーチして楽しみにしています。
毎朝、渡る川でおじさんが鮎釣りをしている。河原の草の緑と水しぶきの白におじさんの麦藁帽子と白いシャツ、そして青い空。ゆらゆらとした暑さの中、凜としなる釣竿が心を引き締める。 日本人って引き締めることで風景を際立たせるめずらしい人種だと思う。 そしてそんな凜とした日本の夏が好き。
文字化けを直せないのがつらい。 今、瀬尾まいこさんの「図書館の神様」を読んでます。瀬尾さんの本にでてくる男の子はみんな賢くて気が効く。そして優しい。憎いぐらいに。
ここの朝は毎日静かで毎朝、日曜日かと錯覚します。 携帯で書き込むの、なかなかに面藤テで短く簡潔に書く練習にすることにします。
安藤みかげ
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