空色の明日
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2003年04月30日(水) 地味系休日(そんなのもありで)

せっかくのお休みだと言うのに雨。
とりあえずクリーニング屋へ。
この季節はクリーニング貧乏になる。

今、夏物の服を全部実家においているが、いちいち冬物と入れ替えるのも面倒なので、思い切って「お泊り用敷布団」を処分しようかと思っている。
だいたい、平日休みだから人もめったに来ないし、部屋はなんだかんだいってどんどん独り仕様になっているので、お泊りも半ば不可能に近い。
この家で一番大きな荷物はこの「布団」であり、年に数回使うか使わないかならば、この家の中の利用頻度ランキングではワースト1位だ。
毎日暮らす私の生活を優先させてもいいだろうということで、実に効率が悪いので、出て行ってもらうことにする。
またもうちょっと広いところに住めるほど出世したらみなさん泊まりに来て下さい。
これで、一応夏服と冬服が家の中で共存できる。

今週は、先週の新地ナイトの疲れをずっとひきずり、やる気がない。
そろそろ疲れが出てくる頃じゃ・・・とみんなにささやかれている。
明日は久しぶりにわがまま気ままに休日をすごそう。
とりあえず今からおばあちゃんが干したみかんの皮を入れたお風呂でのんびりします。
おやすみなさい。


2003年04月29日(火) 言葉

前髪ながいよ、オダギリジョー。

明日は「君はペット」だ。
とうとうビデオセットしはじめてしまいました。
先週「もう一回みたいなぁ」って思ったので。

昨日の桃井さんも素敵だった。
「まざらせていただいてます」が好き。
私もまざらせていただいてるような仕事っぷりなので。
これから「あれ!?なんでいるの?」って社内で再会のシーンでは「まざらせていただいてます」っていおうかな。
草刈正雄のタバコの吸い方が好き。

安藤は敬語や丁寧語や謙譲語を使うのが得意だ。
秘書という仕事をする前からなんとなく得意。
でもコンビニをしていた時は、それを使うのはちょっと「雰囲気」じゃなかった。
本当は客商売だから問題ないんだろうけどコンビニってところがそういうかんじじゃない。
でも本当はもっと綺麗な言葉でやり取りできるような仕事が好きだった。
おハイソな仕事ってやっぱりやりやすい。少なくとも言葉の暴力が少ない。
そして今は職場もお客さんも9割は女性なので綺麗な言葉を使って仕事をできるのがとても嬉しい。
心が和む気がする。
少なくとも「気遣い」が会話に感じられるのはとても重要なことだ。
相手を思いやる気持ちで会話をすれば自然と言葉は美しくなる。
そういう心遣いがない人は好きになれない。
使い方を知らないとか、そういうことではなく、気持ちがこもっていれば言葉は決して汚くはならない。
使い方が間違っていたとしても、かならず優しく響いて美しくなるものなのだと私は思う。


2003年04月28日(月) アイス

最近目がものすごくかゆい。
去年も少しだけそんなことがあったけどこれほどじゃなかった。
おそらく職場が山の近くだからと思われる・・・。花粉か・・・。
確かに前は街路樹以外、一切植物のないところに住んでたけど。

その反面、花で季節が楽しめてとても嬉しく思っています。
桜が終わったと思ったら山吹、藤、そして今はハナミズキです。
ほんの3週間の間にこんなにも花が移り変わるってことをこの7年間すっかり忘れていました。
毎日通勤の途中に何か新しく咲いているのをみつけるのがとても楽しいです。

今日はARAちゃんと宗教について話しました。
ARAちゃんは遠い目をしているからか、どうも不幸そうに見えるらしく、すぐ宗教に勧誘されるらしい。
でもARAちゃんはものすごくしっかりとしたポリシーを持ってる人なのではっきりいって宗教には向かないタイプだと思う。
っていうか必要ないかも。
でも見た目は確かに細くて色白でか弱そうで、救いの手を差し伸べなくてはならない気持ちにさせるらしい。
っで、勧誘した人はARAちゃんにきっぱりと断られて、人は見かけで判断してはいけないということに気づくのである。
それも宗教をやっていく上で修行として必要かもしれない。

さっきスーパーバニラアイスを食べたら味がシャリシャリに変わっていた。
どうも夏味と冬味、使い分けているらしい。
でも隣にあった、シャリシャリ感のあるアイスをあえて選ばずスーパーバニラを選んだ私としてはかなりショックだ。
トルコアイスがなかったからしかたなくスーパーバニラにしたのはやっぱり間違いだった。
あぁ、ドロッとしたアイスが食べたい。


2003年04月27日(日) ワイルドストロベリー

「ワイルドストロベリー」を知ってますか?
野性っぽい(立派じゃない)小さな実のなる苺です。
そいつを育てて、実がなると幸せになれるとか恋が実るとか。
よくある「伝説」ですが、それなりに売れているそうで、種苗会社はホクホクでしょうが、恋する乙女には苺ってなんともよく似合う葉っぱと実なので、なんとなく可愛らしいですね。

私はもちろんそんなもので幸せになれるなんてこれっぽっちも信じていませんが、先日洗濯物を干していて隣のベランダにこの「ワイルドストロベリー」を発見。
(ウチのマンションは特殊なベランダのつくりで、はっきりいって隣のベランダが丸見えである。)

隣には私より少なくとも10歳は若いと思われる女の子が住んでいる。
信じていない「ワイルドストロベリー伝説」ですが、お年頃の独り暮らしの女の子がその鉢を買ってきてベランダの一番日当たりのいいところに大切に置いている様は、なんとも苺のように甘酸っぱい気持ちにさせられるのでした。


2003年04月26日(土) 新生活

仕事で閉園した動物園に行った。
そこはまだ閉園して間のないところで、他の動物園への搬送待ちの動物たちが、静かになった園内でなんとなくドキドキしたかんじ。
檻の外の普段はお客さんがいるところに、搬送用の鉄のコンテナが無造作に置かれている。
なんとも寂しい。

私が大好きだったシロテテナガザルに会いに行ったら、もう1匹しか残ってなくて、そこはたくさんの動物の檻が並んでいるマンションのようなところなのだけれど、飼育係以外の人が来るのが、もう珍しいらしく、今まで檻の外なんか見向きもしなかった彼らが「こいつは何しに来たんだ?」とみんなで私に注目していた。

誰もいない動物園なんてまさか入ることになるとは思わなかったけどあれほど寂しいものはない。
落ち葉を掃く人もいないのでジャングルみたいになってるし、動物達は「見られる」わけでもなく、意味もなく檻の中に暮らしている。
じき、彼らも新しい職場でまた「見られる」仕事をはじめ、新しい同僚と新しい職場に慣れなければならない。

「お互いがんばろうね」とそっと心の中でテレパシーを送ってみた。


2003年04月25日(金) 酔っ払いの翌朝

昨日の日記はひどかった。
よっぱらいだわ、完全に。
ものすごく久しぶりのお酒を飲んだ、しかもいっぱい。

3時間だけ寝て、やっぱり6時半に起きて、シャワーを浴びて、ひさしぶりに「けだるい」という感覚だった。
このけだるさゆえに飲むことをやめて久しい。
今では「飲みたい」という欲求より「けだるい朝を迎えたくない」というほうが勝ってしまって、まったく飲まないでいました。
けだるい朝を迎える「無駄」加減がいやになったらしい。
お酒卒業。

でも体はあいかわらずどれだけアルコールを入れてもへっちゃららしいです(笑)

昨夜お土産に新地の高級すし屋のおみやげおにぎりセットみたいなのを2つもらう。なぜか2つ。一人なのに。
仕方なく、朝ひとつ食べもうひとつは冷凍保存して夜レンジで暖めて食べた。
すし屋なのにおにぎりにしたからか、全然美味しくなかった。
具には凝っていたが、かんじんのおにぎりという面で美味しくない。
どうもシャリのように握ってしまってべたべたしていておにぎりらしくない。
やっぱりすし屋はすし握ってろって思いながら食べた。
つけあわせに入っていた玉子焼きがちょっと甘くて憤慨。
私は玉子焼きに砂糖を入れるのは嫌いだ。

さぁ、今日は眠いのでお風呂に入って寝るぞ。


2003年04月24日(木) 人脈の年

ひさびさ豪遊。
昼間、お友達Gちゃんのお誘いで前からすごく見たかった「シカゴ」を観に。
たぶん自分で好きだろうなぁと思っていたらやっぱり好きだった。
安藤は派手好きだ。
服装とかではなく「華やか」なことが好きだ。
映画が娯楽というジャンルでくくられるなら、これは、あきらかに娯楽映画であり、映画と言うものは「楽しむもの」であるという根本的なことを思い出させられる作品であって、私はこれをみて嬉しかった。
素直に娯楽を楽しみにワクワクしていた幼い頃を思い出せたからです。
ミュージカル映画ですが1曲1曲終わるたびに拍手しそうになる自分を抑え切れません。
娯楽とはこういうものです。
見てよかった!!Gちゃんに感謝。

その後、元上司と新地で高いお酒とお食事をご馳走に。
久々だ、新地。
あそこには私のような若造の女がまっとうには近づけない世界がある。
そういう普通では見られない世界を垣間見せてくれたのがその元上司であって、やっぱり職場に戻ってもまた垣間見せてくれた。
いいワインといいお魚をご馳走になり、その後いろいろお話をしたが、私も伊達に7年別の世界で生きていないので、そのブランクの間に話の内容が少しづつ変わって少しだけその人のお話に近づけた自分がここにあることを嬉しく思う。
人が人を育てるという意味で、この人は私をたくさん育ててくれ、そして、また育ててくれようとしている。
たぶん一生頭が上がらない。

今年になって思う。
年末に読んだ占いは当たった。
「今年はまわりの人脈に助けられる年」だと。
安藤人脈なしにはここまでいけませんでした。
っで、まだ4月なのでまだまだこの調子でどうも行きそうな予感です。
「それも人徳」と言われたら恐縮してしまうくらい駄目人間だったことが悔やまれ、悔やむほど少しは成長したとも思われ、今年は人脈への恩を返せるようにがんばるなどという初めての試みをしようとしている年でもあり、安藤なりにやっぱりあたらしい生き方が始まっています。
ごめんなさい。
いいお酒はいいかんじの酔いっぷりでこんな文になっちゃいました。


2003年04月23日(水) 未来を灰色にしないで

今朝はNHK教育の子供向け音楽教育番組を見てたらUAが出ていた。
UAの歌聴いて子供にいいともあまり思えないが。
その番組途中で子供が音楽にあわせて歌ったり踊ったりする場面があるのだが、歌のお姉さんはちょっと派手目の服なのに子供達がグレーやら茶色やら、とにかくダークカラーの全身タイツみたいなのを着せられている。
お姉さんを目立たせるためだろうし、衣装としておしゃれにしてみようというもくろみだろうが、あれをみて一瞬ぞっとした。
駄目だ、子供は花であり太陽でないと。
だって、あの番組は子供向け番組じゃないか。
主役がそんな色を着て幸せになれるわけないじゃないか。
子供が明るくないと未来は決して明るくならない。

おそらくそれだけは自前と思われる子供達の靴だけがまぶしくカラフルに飛び跳ねていて、大人の自己満足が痛々しかった。


おまけ
ギャラリーに「安藤の部屋」写真UPしました!


2003年04月22日(火) 雑記

昨日も桃井さんを見る。
あのドラマのどこが好きかって、「考える桃井さん」がかっこいい。
考えてる時の桃井さんが好きで毎週見てしまう。

今日もARAちゃんはマイペースだった。
ただ、彼女が他のマイペースさんと違うところはとても気を使うところだ。
気は使うが、いやなことは絶対しない。
この矛盾が彼女の不思議なところだ。
そして今日もARATA似の遠い目が素敵だった。
ARAちゃんはお父さんと二人暮しだが、冷蔵庫の中身は共有していない。
食事はそれぞれで作るのだがARAちゃんは料理が嫌いなのでほとんどできあいものを買ってくるのに対し、ARAちゃんのパパは料理が好きでよく作っているらしい。
ARAちゃんのママはどこにいるのか知らない。
こういうのをさりげなく聞けないのが私の弱点だ。
上手に聞けばいいのだろうけれど、なるべく相手の地雷を踏みたくないので「別に聞かなくてもいいか・・・」と聞きそびれてしまう。
だからたいてい私は相手の情報を知らずに友達でいることが多い。
そういうことで友達になってもいらない情報は本人に無駄な色をつけてしまうのであまり必要と思わない。
単に話題のネタになるだけ。

また幸田文を読んでいる。
胸がスーッとするようなまったく無駄のない、まるで丁寧に研いだ包丁で切ったお刺身のような文。
弱ってた時期を過ぎ、自分を凛とさせたいときは、いつも彼女の文を読みたくなる。


2003年04月21日(月) ルーツ

今日は父の誕生日だったりする。64歳だそうだ。
歳をとったものだ。
父の父、つまり私の祖父は30代前半で死んでしまった。
つまり父はその倍は生きてるってことだ。
それにしても無事今年も誕生日を迎えることが出来てよかったねと電話したら「わし、生命線が途中で途切れてるところがあるねんけど、手相ってあたるなぁ。こっからは長生きするかもしれんぞ(笑)」だそうだ。

実は私が今働いている劇場はもうじき100周年になるが、祖父が生前足しげく通っていたそうだ。
父にここで仕事をすると言ったら「血だな」と笑った。
私はその祖父のルーツの場所をどんどん逆行しながらここ10年ほど生きている。
だいたい物事を決める時、考えるより直感ですすんでいく。
この直感ってヤツが「血」なんじゃないかと最近思い始めた。
低賃金だが、なんとなくここで働く以外のことを思いつかなかった。
っていうか、他の話も貰ったが、なんとなくここで働く気がしていた。
ここにこの先何があるんだろう。

今頃天国で祖父は「あれが俺の自慢の孫だ」と友達に自慢しまくってるかもしれない。
ちなみに祖父も2回離婚している(爆)


2003年04月20日(日) 新キャラ

人のことを悪く思ったりしてすごくブルーになる人がいるが、幸か不幸か安藤は人に深入りしないのであまりそんな気にならない。
所詮「人は人」なB型だからか、腹が立つほどかかわったりしない。

よく人のことで腹を立てたり、へこんだりしている人がいるが、そういう人はまじめに人と接していて時々えらいなぁと思う。

私はそこまで感情を動かされるほど人に近づかないから。

新しい職場でもいろいろあるらしい。
まぁ、比較的いい感じの人間関係な方だと思うが。

それでもそれなりに肩は凝っている。
始めっていろいろ疲れる。

そんな中で「独りが好き」って言い張る女の子がいる。
ARATAに似てるのでアラちゃんと呼ぶことにする。
私は今アラちゃんに興味津々だ。
彼女は独自の生き方をしている。
はっきりしすぎるぐらいはっきりしていて、「独りが好きなので食事や休憩は独りで取りたい」と単独行動をする。
それが理解できない人には嫌がられたりして気の毒だが安藤はその気持ちすごくわかるので「わかるよ。私は気にしないから好きにしてね」って言ったら人見知りな彼女が比較的好意的に私に接するともっぱらの評判だ。

アラちゃん、かわいいのに人嫌い。
自宅でお父さんと二人暮しなのに、まったく別々の生活をしているらしい。
共有するものは家と調味料と洗濯洗剤とポットだけらしい。
食事も個々に作って、会話も一切しない。
彼女の生活が気になる。


2003年04月19日(土) リセット

出勤途中に大きな川を渡る。
今朝ふと見ると、川をたくさんの桜の花びらが流れていた。
朝からちょっとご機嫌に。

クドカン脚本のドラマを見た。
スピードが好き。キャストも好き。
でもあのドラマはたぶん視聴率あまり上がらないと思う。


私が社会人になりたての頃、「一人暮らししたいなぁ」と言ったら母が「一人に慣れたら人と暮らせなくなるからやめろ」と言ったんですが、今ではその意味がよくわかります。
こんなことに慣れてしまったら人に心をゆすぶられるのが面倒くさくなります。
周りの人には「ひさしぶりに独りになったんだからしばらく独りを楽しんだら?」と言われましたが、楽しすぎます。っていうか楽すぎます。
既婚者たちにはちょっと羨ましがられてます。
私もちょっと自慢げです(笑)
まさにリセット。
「人生2周目スタートしました!」です(笑)


2003年04月18日(金) 幸せ

先日実家に帰った。
私が結婚していた頃は家の玄関を開けると「いらっしゃい」と言っていた家族が今は「お帰り」と言う。
両親もおばあちゃんも心配していながらもなんとなく嬉しそうだ。
娘(孫)が戻ってきたって感覚らしい。
しょっちゅう「今週は帰って来ないのか?」と電話がある。
そのくせ「ウチに住め」とは絶対言わない。
そのへんはドライだ。

ご存知のとおり私の部屋は、今、私のお気に入りのもの達だけで構成されている。
たくさんの友達から頂いたもの、とくに一番厳しかった今年の誕生日あたりからみなさんに頂いたもの達は、ずっと私を支えてくれている。
それらを見るたびその人の顔が思い浮かび、元気が出る。
それだけの人に支えられているんだと思ってさらに元気が出る。

私の祖母は大人しい。
家に帰っても私が喜ぶことをなにかしようと静かに一生懸命になってくれる。
お風呂に入れるためにみかんの皮を干してとっておいてくれたり、いりこのワタをとったものを用意しておいて帰りに持たせてくれたりする。
そういう思いがいっぱいこもったかんじにいつも感動する。
そんな彼女は編み物や裁縫が好き。
そして残った毛糸を編んで食器を洗うスポンジのようなものを作ってくれる。
これがとても汚れが落ちるので私はとても愛用している。
毎日少なくとも朝夕2回それを使うたび、おばあちゃんを思い出す。

そんなふうに、私は一人暮らしだけど全然寂しくないんです。
こうして大勢の人が私を思ってくれるから。
だからなんだか幸せなんです。とてもとても。


2003年04月17日(木) 整理整頓

魔女宅にお邪魔した。
魔女の料理と魔女の彼氏がどこかから調達してきたあやしいワインでのんびり。
とても怪しげで、結構ズバッと核心を突くのに、なんだか一緒にいるとなごんでしまう。
魔女という名がぴったりだ。
帰りに魔女の作った石鹸と魔女の母のハワイ土産ククイナッツオイルを頂いた。
石鹸は3種類。一つを使ってみたが滑らかでとてもよかった。
「また明日」と帰るあたりが、なんだかラブラブの恋人同士みたいだ(笑)

今の私は何から何まで魔女のお世話になっている。
はっきりいって私は彼女に足を向けて寝られない。
彼女がいろいろ大変だった時に私は何かしてあげられただろうか・・。
っと今思ってももう遅い。
これからたくさんたくさん彼女のためになりたい。


しばらくわだかまりのあった人からメールが来た。
どんなことがあったにせよ、わだかまりの残ったまま音信不通になっているのはとても後味の悪いもの。
いろんなわだかまりが解けて、すっきりした。
今日はなんだかそういういろんな気持ちが整理整頓されたような日だった。


2003年04月16日(水) ペット

実家に服を取りに行ってまして。

昨日、「きみはペット」みた??
私はあくまで佐藤隆太くんが好きなんであって、松潤はどうでもいいのであるが(どうしても自分の弟に見えて仕方ない、あれくらい顔が濃い)なんともひきつけられてしまう!!
まぁ、ペットだから愛くるしくないと、ペットにならないわけでそのへんの演出の仕方がうまい!!
たぶん別に彼のファンじゃなくても「あんなの一人欲しい〜」って思ってる女の人は大勢いるはずだ。
私なら佐藤くんにペットに来てもらいたい(笑)あのスマイルで何もかも吹っ飛ばしてくれそうだから。
小雪さんも田辺さんも大好きだから楽しい。
絶対来週もみるわ!
それにしても、あれみてビューネくんを思い出したのは私だけだろうか?
そういえば仲間由紀江の携帯のCMの励ましてもらうやつ、あれ私もしたい。でも私の携帯はムービーどころかカメラもついてないですが。

今期はどんなドラマがあるのかリサーチしてなくて家にいてTVをつけたときにやってるものを見てしまうので他のはよくわからない。
とりあえず「こころ」はちょうど出勤前なので見てしまう。
朝の連続テレビ小説はカラッとしたものの時しかみない。
今回は見続けられそう。
それにしても伊藤蘭、いいなぁ。あの厳しさが。
ちゅらさんではスーちゃんがお母さんで、こんどはランちゃん。
ピンクレディーも復活だけどキャンディーズもがんばってるねぇ。
あと、この一週間にみたのは、「ブラックジャックによろしく」と「笑顔の法則」と「東京ラブシネマ」と「マルサ!!」。
「顔」が英会話の関係で見れなかった。ってかビデオとらないと見れない。
大好きな余貴美子さん出てるからみたいんだけど。


2003年04月15日(火) 勉学にいそしむのだ

あっという間に1週間が終わる。
明日・あさってはDay off。
さて、仕事を始めてからお肌の乾燥がひどい。
エアコンがあるところはどうしてもこうなるから仕方ないが、なんとかならないもんか・・・と思い、今まで使用していたソフィーナの化粧下地を思い切ってやめてニベアにしてみた。
化粧水の後、ニベアを叩き込む。
これは、昔、浅野温子と私の好きな川原亜矢子が言っていたのです。
他のクリームとかいろいろためしたけどニベアにした1日目から肌のトラブルがほとんど解消された。
(というか、他のはトラブルの連続だった)
まあ、これはあくまで乾燥肌の私の意見ですけど。
相変わらず黒酢洗顔はかかせない。

どう考えても家賃と光熱費と税金だけで給料がなくなりそうなので、いろいろと頭をひねっている。
そう考えると、私という人間が、私自身のためでなくこの部屋のためにせっせとはたらいているということになるので、すごくムカつく。
この際いろいろやりたかったことを今の仕事をベースにしてかけもちでやろうか・・とか。
まだ全然何も考えてないけど。
とりあえず明日は今日来た国民健康保険料の減免申請に(笑)
来月の月末まで収入ないのに(給与の支払いはひと月遅れ)払えるかっつーの。
相変わらず1日1000円キャンペーンはいい感じにすすんでいる。
それにしてもいくら年払いしたからって1000円キャンペーンやってる私が月謝20000円の英会話教室に通ってるのってどうなんだろうか・・・。
でも今年は勉強する年にしようと決めたので、遊ばずひたすら勉強するつもりだからいいか・・・。
おかげで新しくレベルアップしたクラスでも成績は上々である。


2003年04月14日(月) 夏のタイムマシーン

桃井さんがいいなぁ。
かっこいいなぁ。
この頃めっちゃくちゃよくTV出てますね、桃井さん。
音楽番組の司会までやっちゃって・・。
でもこの司会がめちゃくちゃチャーミング。
安藤、あんな大人になりたい。

そういえば江口洋介のドラマに良々くんとジェシーが・・(笑)

職場で「なんでいるの!?」といわれる。
説明するのが面倒くさいから「出戻りました」と名札を見せる。
なんだかくらげみたいな気分だ。
自分が何者かなんてどうでもいい。
ただ毎日生きることに一生懸命。
思えば今までそんなこと一度もなかった。
人は下を見たり上を見たりして一喜一憂する。
下を見る確率が高い人はポジティブと言われ、上を見る確率が高い人はネガティブと言われるのだろう。
安藤は今までの人生でこれより下はないくらい下にいる。
でも下がないのにポジティブに生きている。
下がなければ下を作ればいい。
悪いことをいっぱい考えればいい。
そうすれば今の自分は少なくとも働いてて、毎日ご飯を食べてる。
まぁ、それがかなりぎりぎりだったとしても、ないよりはましである。
楽ではないけどきっとこの先、今のことがすごく自分を励ますいいきっかけになるような気がする。
そう思うと、今を一生懸命がんばって先の私に誇れるようでありたいと思う。
そして小泉今日子の「夏のタイムマシーン」が聞きたくなるんだなぁ。


2003年04月13日(日) 読書通勤

電車通勤しています。
この仕事に就くことを前提にこの街に住むことにしましたが、それはこの20分の電車通勤も考慮に入れてです。
どうせなら会社の近くでもよかったんですけど、片道20分、往復40分の読書タイムが欲しくてここにしました。

家だとやることがいっぱいありすぎてじっと読書のために時間をさけない私。
20分を過ぎると寝てしまうし遠い。15分以下だと読み始めてのって来たときに到着してしまう。
だからこの20分はちょうどいい時間。

ちなみに今読んでいるのは梨木香歩さんの「裏庭」。


2003年04月12日(土) 台所

今日の昼定食は肉じゃがと菜の花の煮びたしだった。
なんだか物足りなかった。
それで帰ってから焼きビーフンと大根と厚揚げの味噌汁を作って食べた。
するか!?普通一人暮らしで焼きビーフン。
もちろんケ○ミンの焼きビーフンじゃないよ。

この部屋を探していた時、探すのを一緒に手伝ってくれたK氏は食べることがとても好きな人だ。
よく美味しいものの情報交換をしたりもする。
だから安藤が食べるだけでなく料理をすることが好きなこともわかっていて「きっと君は料理が好きだからガスコンロでないとストレスがたまるんじゃない?」と言ってくれたので不動産屋で「絶対ガス!」と言ったら「ガスのワンルームって少ないんですよねぇ」って言われた。
確かにそうだろうが。
でもここで押し通しててよかった。
帰ってから料理することは楽しい。
仕事帰りの電車の中で冷蔵庫の中身を思い出しながら「今日は何にしようかなぁ」と考えるのが一番楽しい。
どんなに疲れて帰ってもキッチンの前に立つと疲れを忘れる。
本当は料理学校に勤めたりしたいんだけど、今のところそういう仕事がみつかっていない。

さて、そんな安藤の台所の知恵。
安藤の家には三角コーナーがない。
なぜならシンクがめちゃくちゃ狭いから。
でも前の家でもつかってなかった。
野菜の皮向きなどはいらない紙の上でやる。
作業が終わったら紙ごと丸めてポイ。
水などがたれにくくよい。
以前は新聞紙を使っていたが、今は新聞をとっていない。
考えたらあるではないか!次から次へとやってくる、通販のカタログが!
それを台所の隙間に入れておいて、使う時は1ページづつ破って使う。
これだと、その上である程度切ったりもできるのでまな板が汚れない。
一度やりだすと便利すぎてもう6年近くこの方法をずっとやっています。
どうせ捨てるなら一活用してから捨てよう。


そうそう、今の職場には大学生のアルバイトの人もいるが、昨日の日記の愚か者と正反対に、若くても口の利き方を知ってる人はこんなにも大勢いるものかと驚かされる。
ひとえに、魔女の採用コードのレベルの高さゆえであるが。
安藤負けていられません。


2003年04月11日(金) 大人になりましょう

朝BBSをみたらお馬鹿な書き込みがありました。
朝っぱらから愚か者の「無意味な言動」で、私の1日の始まりを台無しにされたので不機嫌になって、即刻削除しました。
そこであの掲示板に規則を作ります。

安藤が断りなく削除した書き込みは、「失礼な言動」とみなしたものなので、削除された人は自分が失礼なことをしたと自覚してください。
そしてよい大人に一歩でも近づくよう、努力してください。世の中のために。

世の中で一番たちの悪いのは、「悪い人」ではなく「失礼な人」です。
悪い人はだいたい自分が悪いということをじかくしながら悪いことをしていますが、失礼な人のほとんどは自分が「失礼なことをしている」という自覚がないからです。

人のふり見て我ふり直せと言いますが、いい大人なんですから時々は我ふりも見直すべきです。
「酔っ払ってたから」というのも理由になりません。
人に不快感を与えるような酔い方は、大人はしません。
大人になりましょう。


2003年04月10日(木) 花より・・・

休日にぴったりないいお天気。
やっとジャケットを脱いでセーター1枚でおでかけできるあたたかさ。
うずうずとして、一人嵐山へお花見へ。
今のシーズンの嵐山はものすごい人。
渡月橋の方へ向かわず、阪急嵐山駅を降りてそのまままっすぐ保津川をはさんで対岸の細い道をとぼとぼ歩く。
人がいなくて静かな大悲閣(千光寺)という小さな小さなお寺へ。

ここは、今から約400年前、門倉了以という商人が、この保津川の河川工事を行い、運搬ルートを築いて貿易を広く行えるようにした際、工事での多くの犠牲者を弔うために作ったお寺です。
亀山の向かいの山の中腹にあり、京都の町が一望できます。

ずっと放置されて朽ちかけていたのを一人の若い僧侶が自分一人で守っていらっしゃいます。
もうボロボロで、それを自分で修復されてるんですが、これがまた素人の作業なのでなんとも「手作り風(笑))」。
以前母が行った時には近所の旅館のご主人たちが手伝って作業していたそうです。
でもお寺とは本来そういうものなのかもしれません。
みんなの手で作られみんなの力がパーツとなってみんなに愛されるお寺になるのではないかと思います。
なによりもたった一人でキビキビと動き回るその若きご住職(?)の姿はすがすがしかった。


嵐山は今がちょうど桜の見ごろ。
山が白くかすんだようにぼんやりと見えるほどの桜です。
桜はやっぱり遠景がいいですね。
近くで見るのもいいですが、電車に乗っていてふいにそんな山が見えてきたときにでるため息が今日一番の感動の瞬間です。
だからこのシーズン私は電車でかならずドア際に立って外を眺めています。
今からお花見に向かおうとしている人たちは、気づかずにおしゃべりしながら嵐山に着くのを待っていますが、本当に一番感動するのはこの電車の中から見えてくる嵐山の遠景なのに。

花より団子というけれど、団子を食べるほどの花の下にいる時より、お花見ポイントが見えてきたときの「うわぁ〜!」って時が一番感動しませんか?
何事もスタートから3分までが一番ワクワクして、実際の物事の真っ最中は意外と覚えていないものです。
だから団子を持っていくのかもしれません。

その感動を胸に山道をゆっくり歩き、また桜のお茶とあんパンを持って行って途中で食しました。
桜のお茶は桜の葉の香りがしますが、桜の花の匂いにもやっぱりあんパンが合います。
あのちょっと花粉のような黄色い感じの匂い。
それには団子やおもちよりパンの酵母の香りが合います。
今日はヤマザキのつぶあんパン(栗入り)を持っていったのですが失敗でした。
やっぱり同じヤマザキでも5個120円の小さいあんパンのほうが皮が薄くて桜に合います。
花よりあんパンです(笑)


2003年04月09日(水) 春爛漫

休日だ。
正々堂々と「今日は休日ですから休んでいいですよ。」といわれて休むのなんて7年ぶりである。
いやぁ、今更ながらよくがんばった!私。
この開放感はいったいなんだろう。
まぁ、先月までプーでしたけど、それはそれで心の中で焦りがあったりしてあまり気持ちのいいものではなかった。
これでなんか一人前(いや、生活できなきゃ半人前ですが)な気がする!!
正々堂々と生きるって気持ちいい。

しかし、ここ何年も土日に休みを経験していないと、もう今更土日休みなんてどこに行っても混んでるし、不便なだけでいやだなぁと思ってたので、この仕事が平日休みなのが嬉しくて仕方ない。
というか、それもここを選んだ理由のひとつだ。
それに日曜日の出勤は好きだ。
まず、出勤途中の道に人がいない。
本当にいない。
9時なのに、あまりに人がいないのでなんとなく早朝のようなすがすがしい気分が味わえる。
これがたまらなく嬉しい。
ただ、途中、阪神競馬場へ向かうおじさんたちで電車が満員になるのがちょっといただけないが。

そろそろ桜もはらりはらりと散り始めました。
これはこれでまた美しい。
昨日、駅の向かいのホームにすごくキメキメのお兄ちゃんが立っていた。
キメキメだが頭のてっぺんに白い桜の花びらが一枚くっついている。
それがホームのこっちからもよく目立つ。
それでも、それが桜の花びらだから、なんだか趣深くて、それをくっつけてることに気づかない彼がなんだかかわいくて、キメキメなのに「ピカピカの一年生」の男の子みたいな雰囲気が漂っていた。
なんともほんわかした。
春です。
春爛漫です。
安藤の心もやっと春爛漫になりました。
みなさん、ご心配おかけしました。私はもう大丈夫です。


2003年04月08日(火) NHK教育

なんとかかんとか5日働いた。
あっという間の5日だった。
楽すぎ。
そして明日とあさってはお休み。
2日も休みもらうの久しぶりなので困ってしまってとりあえず英会話入れちゃった。

さて、この頃家ではNHK教育ばかりついています。
NHK教育もちょうど番組が入れ替わりの時期で、朝子供向けの「にほんご」を学ぶ番組を見た。
日本語を学ぶのに、教えてるのはなぜか小錦だ。それってどうだろう。
それよりも驚いたのは、なんとレギュラーとして野村萬斎さんが出ていること。
おかしな衣装を着せられて、それで狂言を見せる。
たぶん子供は他の番組で彼を見たら「体操のお兄さん」みたいな感覚で「あ、変な踊りの人」なんて言うんだろう。
この仕事を請けた野村氏もすごい。
まぁ、お子さんがちょうどこの番組を見るくらいのお年頃だから、親の気持ち半分で「子供にも狂言を」って思われたのかもしれませんが。

他にも街のおじいさんとおばあさんに「じゅげむじゅげむ」を暗唱させるコーナーだとか、とにかく日本的に進めようという姿勢がみられるこの番組。
この趣向を理解してみるとかなり面白いが、今の子供には相当に地味な番組に映ると思われる・・・たぶん途中あたりからだんだん派手になっていく気がする。
これからも見続けたいと思う。

そして夜11時から「100語で英会話」という番組が今日から始まった。
かなり気に入った。
とにかく外国人司会者のジョージがパンキッシュだ。
単に明るいだけだった今までの司会者とは明らかに違って少しチャラチャラしていて楽しい。
髪もパンクっぽい。
毎晩欠かさず見ようと思う。

さぁ、明日は朝寝坊できるから夜更かししちゃおう。
映画でも見よう。
それでは私は週末へ突入。まだお花見できるかな?


2003年04月07日(月) 飛行機

暖かくなってきてベランダに出るとなんとも気持ちいい。
最近毎朝6時半に起きてる。
今までの私にはありえないことだが、これが意外と大丈夫。
たぶん「まじめに暮らす」ことに集中してるからだと思う。
今は何もかもが新鮮で「遊びたい」と思わないくらい毎日ワクワク。
おかげで早寝早起きも苦にならない。
どうせなら「朝型生活」になりたいと思い、家を出る時刻の2時間以上前に起きている。
朝のんびりするってことを生まれてこの方一度もしたことがないので、一度ぐらいやってみたいと思ったのです。
やってみると気持ちいい。
っが、これも、今年の秋あたりからだんだん厳しくなるのではないかと思われる・・・。寒さに弱い。

さて、ウチのベランダの前で1日に何本か飛行機が旋回する。
まん前で。
その時だけとても近くを低空で飛ぶので少し飛行機の音がする。
まぁ1日に2本程度だが。
ベランダの左から飛行機が現れてそれが、真正面で左折し、そこからまっすぐ向こうに向かって飛び立っていく。
キムタクのドラマはほとんどみてなかったけど、あの姿を見ると飛行機好きじゃなくてもかっこいいなぁって心から思う。
飛行機が好きな人ってこういう理由で好きなんだろうっていうのがなんとなくわかる。
ベランダの私はなんだかその飛行機に乗っているような気持ちになって一緒に心が飛び立っていく。
その飛行機に出くわすとしばし私は手を止めて心を飛行機に乗っけていく。
「上昇できる!」って。


2003年04月06日(日) 誕生日らしい

知ってるかい?
明日は鉄腕アトムの誕生日だ!!
私はいつも手塚治虫記念館の前を通って出勤する。
たぶん明日は取材の車とかいっぱい来てるだろう。

しかも明日はは隣の某遊園地が閉園する。
私の職場だ。正確には職場の一部だ。
これは間違いなく私の元住んでたところのご近所にあった大型テーマパークのあおりを食らってだろう。
それだけに、職場で昔の名残の大型テーマパークで購入したグッズやなんかを使うのに心が痛む(笑)

今日の社員食堂のB定食は
鮭の木の芽焼き
大根とインゲンの煮物
ブロッコリーの茹でたの
玉子焼き
ちくわの天ぷら

充実している。
ちなみにB定食は麻婆豆腐と海老の天ぷらだった。

昼からこれだけのボリュームを食べると晩ご飯が野菜だけでちょうどいいぐらいだ。
今日は野菜たっぷりの焼きうどんと大根と人参のサラダ。
仮にこの仕事に嫌気がさしたとしても、この食堂が私の後ろ髪を引くことになるだろう(笑)



私のお友達のみなさんへ告知

安藤の定休は水・木になりました。
しばらくこれでいくつもりです。
もし他の日に安藤の休みを動かすほどの予定を入れたい場合は(結婚式に呼んでくれるとか)一ヶ月前に教えてね。


2003年04月05日(土) 仕事について

新しい仕事2日目。
はっきりいってめちゃくちゃ楽な仕事。
薄給でも文句は言えないわね。
まず、朝が遅い。
シフト制で、早くても9:15出勤。
ちなみに今日の私は9:45出勤の遅出。
朝が弱い私にはうってつけです。
まぁ、終わるのも6:45なんですけどね。
別に待ってる人もいないわけだし、スーパーは11時まで空いてるし何の問題もないわけ。

さて、まず始めに断っておきますが、私の職場はある意味「業界」です。
大勢のファンがいるようなところです。
だから正式名称をきちんとは絶対に書かないつもりです。
でも読んでたら、だいたいどこのことかわかると思いますが、それに関して質問などのメールを頂いても一切お答えしませんので。
そして私の職場で「安藤」という人をみつけたとしても、この名前はあくまでハンドルネームなので本名ではありませんから、私ではありませんので決して声をかけるというような無意味なことはしないでください。

私が昨日から働いているのは某歌劇団に関する仕事です。
スターが横を歩いてるような職場です。
私も仕事に関係することぐらいは知ってますが特にファンというわけではありません。
まぁ、だから仕事として成り立つのでしょうが。
今日も社員食堂でいっぱい見てしまいました、有名人を。
っが、安藤はこの社員食堂で1日の栄養のほとんどを摂取しております。
だから有名人よりランチに集中しています(笑)
この会社を選んだのはこの社員食堂があるからに他なりません。
300円台でランチが食べられるんですから。
家で焼き魚ができない(魚焼きグリルがない)私にとってこんなに素敵な職場はありません。
昼にドッカと食べれば朝晩は軽く食べればいいので料理も楽です。
一人暮らしには最適です。
結局は「食」です、私の人生。
今日はものすごく久しぶりに鶏の照り焼きを食べました。
妻していた時にはよくやってたもんですが。

超楽な仕事とはいえ、新人で気を使うので多少は疲れます。
まぁ、しばらくは仕事、家事、英語の勉強で日々が終わると思う。
朝それを考えていて、なんか修行みたいな暮らしだなぁと思ったけど、尼寺にでも入ったつもりで考えればずっとこっちの方が楽しいぞ。
なんといっても職場が華やかだ。
もちろん私たち従業員に与えられる食堂や更衣室は全て地下の薄暗いところですが。
それでもでっかい劇場の中を制服で闊歩すると小さな部屋に暮らしていることとバランスが取れる気がする。
しばらく働いて、仕事に慣れてきたら他にやりたいバイトと掛け持ちでやろうかと思う。
本当にやりたいことがだんだん見えてきたから。
まぁ、そんな余裕があるかどうかはわからないけど。


2003年04月04日(金) 一人だち

初出勤してまいりました。
初日は役にも立たないので昼から出勤だったのですが、それなりにドキドキしました、これでも。
職場はいいかんじで人もいいかんじです。
終わるのが7時くらいなのでちょっと遅いけど、まぁ、時給暮らしの人がそんな贅沢言ってはいけません。
今日は魔女が「就職祝いだ」とご馳走してくれました。
ってか、魔女に感謝!なのに。
「仕事でお礼させてもらうぜ!」って宣言したのでがんばらないと。

それにしてもひさびさに制服ってモノを着ました。
私は制服が好きです。
なんか「らしく」なるからです。
気持ちの切り替えができるからです。
別に可もなく不可もないかんじの制服ですが十分です。

昨日の夜、一緒にストーンズに行った人から不意うちの「あしたからがんばれよ」コールがあった。
普段電話なんかしてこない人だっただけにものすごく感動した。
他にもメールをくれたりいろんな人に励まされた。
ここ数ヶ月いっぱいの人に心配かけて、いっぱいの人に励まされてなんとか今日にこぎつけました。
一人になったけど本当にたくさんの人に支えられて生きてるって実感した数ヶ月でした。
本当にみんなありがとう。
「自分の足で歩いてる」私で、今度はお会いしましょう。


2003年04月03日(木) ロングバケーション

長い長いバケーションが終わりました。
まさにロンバケでした。(見たかったぁ、ロンバケ)
だいたい、仕事も家も家族も一斉に失うなんて経験はなかなかできない。しかも自主的に。

本当にものすごいエネルギーを要した。
結婚は追い風に助けられてグングンと準備がすすむが、離婚は向かい風に立ち向かいながら進めなければならない。
しかも1年で一番寒い時期にそれをやってしまった。
けれど春が来て、明日から新しい仕事がスタートし、私の生活が本格的にスタートする。

この街は本当に桜が多い。
駅から始まってどこもかしこもお花見みたいな街だ。
私がこの街を選んだのは桜が多いからだ。
この街に来て、一番つらい時期、ずっと「もうすぐ桜が咲くから」とそればかり自分に言い聞かせていた。
そうやってつらい時期を乗り越えるためにこの街に決めた。
そしてずっとこの桜を待ち続けた。
仕事始めが遅くなったのも実は神様がゆっくりお花見をするチャンスをくれたのかもしれないと思う。

今日プー太郎最後の1日を私は桜のお茶とアンパンを持って、お花見ですごした。
近所に見つけたとても素敵なお花見スポット。
桜のトンネルの下で静かにお茶とアンパンを食した。
元同居人に「明日から仕事が始まります。今までありがとう。」とメールを打った。
なぜか少し泣いた。

新しい職場は桜の園みたいな所だ。
職場まで桜並木が続いている。
明日その道を通って、初出勤する。
そして私の新しい人生が始まる。


2003年04月02日(水) 花見

昼前、母ちゃんが「美味しいものを食べたい」と言うので三ノ宮の「福吉兆」でお花見弁当を食した。
さすが吉兆・・な味付けで大満足。
食べ始めたのが早かったため食べ終わったのも早かった。
はじめは京都に花見に行こうといっていたのに小雨が降っていたのでこの計画に変更されたのだが、なんとか空も持ちこたえている。
「えーい!行ってしまえ!」と電車に飛び乗り、一路、北大路へ。
っが・・・北だけあって・・まだ咲いてなかった。

むっかー!!と今度は御所へ。
見事な枝垂桜でした。
私は桜の中で枝垂桜が好きです。
いろんな種類の枝垂桜が満開でした。

っで母が「竜安寺の枝垂桜が綺麗だ」と口走ったためにそこから向かったが竜安寺も北のほうにあるためか、あまりまだ咲いていなかった。
石庭と早咲きの桜だけを見る。

なんとなく不完全燃焼のまま銀閣寺近くの大好きな洋食屋で晩ご飯だ!と向かったら哲学の道は5分咲きぐらいで美しかった。

超高速、桜はしごをして、家に帰ったらお友達からレピシエの桜のお茶が届いていた。
いつも言うがお茶を貰うとこの上なく嬉しい。
包みだけでレピシエだ!と判断しダッシュで部屋に駆け込みポットのスイッチを入れそのお茶を飲みました。
桜の味の日本茶。(ちょっと塩を入れて飲んでも美味しいかも)
アンパンとの相性抜群!(そこにアンパンがあることもすごいが)
こうして私のお花見は桜のお茶で綺麗に締めくくられたのでした。
それにしても贅沢な一日だ。。。。。

そしてあさってから仕事。


2003年04月01日(火) 初検査

先週あんまり暇だったので、
「なんかこの暇な間にしておくことはないか?」
と思ってHIV感染の検査に行ってみた。

その発想もどうかとは思うが、とりあえずまだ仕事もちゃんと決まってなかったし、もしここで「陽性です」なんてことになったら、これからの人生を決める上で方向が違ってくるので。
まぁ、別に自覚症状があるわけでもなんでもなく、ただなんとなく「もし感染してたら誰のせいだ?」みたいなそんなかんじで・・・(笑)
人生真っ白からスタートの今はちょうどこの検査も受け時だろうと・・・。

市町村によって違うだろうが、ここでは保健所で無料でやってくれる。
あらかじめ電話で「やってくれますか?」と聞いたら細かく説明してくれた。
感染したとしても検査結果に反映されるのは感染したであろう時から3ヶ月たたないといけないこと。(細胞が検査にひっかかるくらい成長するのに3ヶ月かかるらしい)
匿名でも受けられるということなど。

早速、翌日指定時間内(ここでは平日の午前に検査を受け、結果は平日の終日もらえる)に行くと受付で
「今日は何でこられましたか?」
と受付の男の人に爽やかに聞かれたので、爽やかに
「HIV感染の検査です!」
と答えると突然小声になって番号札を渡され「2番の部屋の前でお待ちください」と言われた。
他の健康診断なんかの人は問診表みたいな記入用紙を渡されその場で書いて手に手に持っているが、私は手ぶらだ。
やはりHIVってはばかられるものらしい。
「HIV感染検査申込書」なんてものはそこではくれなかった。

その後、その2番の部屋に入ると
「お名前を書いていただくと、検査結果を書面でお渡しできますが、匿名の場合は口頭での結果報告になります。」
と言われた。
別に証明書が欲しいわけでもないので、わざわざ名前を残す必要もないかと思い、匿名を希望すると
「では仮のお名前をつけさせていただきます。」
と検査用紙にポストイットで「鈴木」と書き
「あなたは仮に鈴木さんとさせていただきますので、採血室で鈴木さんと呼ばれたらあなたのことです。」
と言われた。
そしてその用紙をご丁寧に柄付きのファイル(どうせなら不透明にすればいいのに)に挟み「採血室に行ってください」と渡された。

結果はもちろん本人しか聞くことが出来ないように「結果引換書」みたいな紙に検査用紙と同じ番号を書いて手渡され、それを1週間後以降に持って行くと結果を教えてくれるというしくみだ。

採血室では健康診断のおばちゃんたちに紛れて私はその「柄付きファイル」を渡した。
採血する人は途端にちょっと顔が緊張する。
まぁ、そうだろうなぁ。
ちゃんと手袋していらっしゃるから安全だろうが。

そして鈴木さんになりすました私は採血をして
「ありがとうございました」
と超爽やかな笑顔で帰っていった。
「なんでこんな爽やかさんが・・」というような顔で
「お疲れ様でした」
と採血してくれた人は目をあわさず言った(笑)

自分自身、感染している確率はとても低いと思っているのでそんなにドキドキはしないが、それでも万が一・・と思うとちょっと先の人生のあり方を考えてしまった。

っで、今朝「1週間後」には1日早いがやっぱり暇だったので(笑)保健所に電話し、受付番号を述べて結果が来ているか聞いた。
たぶん受付してくれた爽やかな男の人だと思われる、爽やかな声だった。
「確認してきますのでお待ちください」
といってしばらく待つと「届いてますのでどうぞお越しください」と言われた。
その声がちょっとだけ爽やかじゃないように感じて少しドキドキした。
もしかして
「この人陽性だよ。結果聞いたらショックだろうなぁ」
という声なのかも・・・と思って(笑)

っで、ドキドキが少し増した状態で保健所へ。
前と同じ2番の部屋へ入るとカウンセラーのお姉さんが手に封筒を持っている。
「結果引換書」みたいな紙を渡す。
決まりらしく、目の前で封筒を開封した。
ってことは、さっきの電話の男の人は内容を見てないわけだな。
これで「陽性の恐れ」その1は回避された。

お姉さんが開封し、紙を開く瞬間もうちょっとでドラムロールを口走ってしまうところだった(笑)
たぶんお姉さんもこういう状況じゃなかったら絶対ドラムロールと共に結果発表するに違いない。それが関西人だ(笑)

しばしの「心の中ドラムロール」の後、最後のシンバルが心の中で打ち叩かれ、目の前に広げられた紙には「陰性」の黒い文字があった。
陽性だとやっぱり赤なんだろうか・・というどうでもいい疑問が沸いたが、「何か聞いておきたいこととかありますか?」と言われてその質問もどうかと思ったので「ないです」と答えた。
今になって聞いておけばよかったと後悔している(笑)
(この時、さっき渡した引換書の番号と結果報告書の番号を確認するようにしっかりと照らし合わせてくれる。他人様の結果だったら意味がない。)

ま、そうだろうな。というかんじだが、何かの結果を知った後というのはなんともすがすがしい。
そしてまた爽やかに
「ありがとうございました」と笑顔で2番の部屋を後にした。

帰り道、あんぱんを買ってちょっと遠回りしてサイクリングしながら帰った。
不思議とこれでまた、過去をひとつ消去して生まれ変わったような気分になった。
「私はシロだぞ!」みたいな(笑)

暇な人は一度受けてみるといいかもしれません。
だって潜伏期間は10年くらいあるらしいですから、いつ感染してるかわかりませんことよ!


安藤みかげ