株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
椰子の実日記 INDEXPASTwill

2008年07月31日(木)


絶品・戸無の蕎麦(阿蘇にあります)




阿蘇の旧街道に、「そば街道」という名称がついたゾーンが
ある。「街道」ってくらいだから、一軒あったらすぐ一軒と、
軒を並べているイメージがあるが、店の間隔は、非常に長い。
1キロは優にあるんじゃないかな。

写真は、その「そば街道」コンセプトの仕掛け人の
お店「戸無そば」。阿蘇は内牧温泉のMさんのご案内で
入った。阿蘇方面から国道212号線で小国郷へ向かう途中。




道路からはこんなアプローチ。つま先上がりの坂を上がっていく。
写真は店先から見下ろした図。




店の脇に。「飲用水」。

このあたりは白川(だっけ?)の源流の湧水が豊富で、良い
水はおいしいお蕎麦を生み出す。

美味かったなあ! しあわせな蕎麦でした。
美味い蕎麦は、人生の楽しみの一つだね。

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JOYWOWメールマガジン創刊しました!(→)

 

2008年07月30日(水)
ぶらりと両手を垂げたまま、圭さんがどこからか帰って来る。




漱石先生が五高(現在の熊本大学)で教鞭を執っていた
時代の家。
「夏目漱石内坪井旧居」熊本市指定史跡、記念館として
現在に残る。敷地面積1,434m2、建物232m2と、かなり広い。
庭もたっぷりと、ある。
漱石先生と熊本は、ご縁が深いんだよね。
「二百十日」「草枕」という作品も、熊本、阿蘇が舞台。
漱石先生の筆跡を見ることができた。

建物入口には、「夏目金之助」と、本名の表札がかかっている。




これは、長女筆子が産湯を使った井戸。庭にある。

久しぶりに、「二百十日」を読み返したくなった。
ちなみに今日の日記タイトルは、その名作の書き出し。

 

2008年07月29日(火)
月の城




熊本にいます。

宿泊しているホテルロビーに、黒澤明監督の描いたデッサン
の複製拡大絵が展示されていて、写真がそれ。
実物はもっと青が濃く、力強い。
タイトルは「月の城」、「影武者」撮影のために
制作された絵コンテのうちの一枚とのことだ。

黒澤監督は、実際にも熊本城で撮影した由。
そういえば、ホテルの目の前が熊本城。
明日、見てみよう。

熊本は、大学卒業旅行した1981年以来27年ぶり。
ただあの時は阿蘇山に登った(スイッチバックする鉄道で)
くらいなので、市内は初めてだ。

楽しみである。

 

2008年07月28日(月)
見上げていると幸せになる




夕方、というか夜、家の前に出て、納涼葉山花火大会
に行こうと思ったら、あまりに美しい夕焼けだった
ので。日が長くなり、撮影したのが19時頃なのに、
まだ明るい。嬉しくなる。

葉山の花火大会は、こぶりで、とっても好きだ。
森戸神社参道にはいくつか屋台も出て、これまた
こぶりの縁日のにぎわいが生まれている。

花火を見上げているときの人の顔は、みんな、
とても嬉しそうだ。
期待、楽しさ、ドキドキ、感動。
森戸海岸に、みんなの楽しい気持ちがあふれた宵でした。
ありがとう、葉山。ありがとう、花火師のみなさん。
ありがとう、葉山の海。

 

2008年07月27日(日)
汗ぐっしょりの仕事DAY




夏だーー! 海だーー! 

とはいうものの、来週は熊本出張始め、ぎっしり詰まって
いて、ゆっくりパソコンの前に向かう時間は毎夜深夜0時を
回ってからだろうから、今日のうちにまとまった原稿
などは仕上げてしまわなければならない。

気の遠くなるほどの翻訳も待ち受けている。

仕方ない。

友人たちからの「海の家行こうよ〜」のお誘いも
涙を飲んでお断りし、辞書とパソコンとハードな原書
と参考書と首っ引きの夏の休日なのだ。

写真の、かわいくないねこと共に、家にいましょう。
ほんと、こいつ、かわいくないかわいさがある。

 

2008年07月26日(土)
海の家に大集合!




今日は「海の家に集合!」の日。
いや別に、そういう暦上の日が新たに制定された
わけではなく、仲間が集まることになりました。
総勢11名(大人9名、子供2名)。
上海の石井さんファミリー、日本での休暇を楽しんで
おられる中、時間を割いて参加してくださいました。
石井さんとは何度かお目にかかっていますが、奥様はじめ
お子様たちとは2年ぶり。やはり大きくなっておられた。
こっちはその分、老けているのかな。

ほか、石川県からIさん夫妻、神奈川は伊勢原からAさん、
JOYWOWメンバーが家族と共に。

素敵な仲間たちがドッと大集合、海の家で汗を
流したあとは、おなじみ山ふくさんへ。

大いに語らい、やはりライブで人と接することは
とっても楽しいなあ、と。

(昨日のつづき)

結局、その後も財布なしで過ごしたのである。
JR、東京メトロ、すべて、ケータイでpi!
途中、頼みのケータイの電池が赤信号となり、
相当焦ったが、こころやさしいクライアントさんに
お金をお借りし(!!!)、セブンイレブンで
充電器を購入、事なきを得た。
会食はごちそうしていただいた(感謝!)。

JR逗子駅前にようやくついたとき、目の前から
バスが出発する直前だったので飛び乗り、
またもやケータイでpiで乗れた。

(後日談)

その翌日。
名古屋日帰り出張だったのだが、またもや
財布を忘れてしまった。ケータイで新幹線に
乗って、帰ってきた。これでいいのか!?

 

2008年07月25日(金)
財布がない!




オフィスを出て、元町中華街駅からみなとみらい線に
乗り、始発だから当然座れて、かばんを床に置いて、
本を読もうとしてふと気づいた。かばんの中を探す。

ない。

財布がない。

しばし、不条理感に襲われる。

財布がないのに、なぜぼくはこうして電車に乗って
いられるのだろう。改札は? きっぷは?

あ。おさいふケータイだった。でも。
これからの予定はどうだっけ?
新富町の波動スピーカー視聴ルームまで、
電車をいくつか、乗り継がなければならない。
横浜からはJR、新橋からは地下鉄、それに、夜は会食の
予定もある。その費用は?

(つづく)

*写真は小銭入れです。愛用のpapyrusが横から割り込んで
きて、ちゃっかり写りました。

 

2008年07月24日(木)
海のそばなのに、鯉




昨日の写真の川は、こんなにきれいです。
鯉が泳いでいるんだけど、でも、すぐそこは
海。塩分、あなた大丈夫ですか?

すぐそばが生活圏なのに、ごみの(あまり)落ちていないのが
誇らしいっす。

今日も暑いけど、仕事みっちりやってます。

 

2008年07月23日(水)
夏はやっぱりアイスティ・シャワーっしょ!




葉山で好きな道の一つ。元町ユニオン横の川沿い。
この季節、緑がびっしりで、写真ではわかりにくいかも
しれないけれど、柳の木もある。
昨年だったか、この柳の木がばっさり幹から切ら
れていて、どうしてこんなひどいことをするんだろう、
と不条理に怒りを覚えていたのだけど、どうやら
「大きくなりすぎる」から、が理由みたい。

なんてね、スローな話をしていますが、実際はみっちり
としたスケジュールで飛んでいます。

午前中はコンサルタントまるちゃんとミーティング。

午後、クライアントと某ホテルカフェでミーティング。

ぼくが一所懸命自分の考えを紙に書いて説明している
最中、「事件」は起きた。

オーダーしたアイスティーたちを運んできてくれた。

と、ぼくの後ろにいたホテルスタッフが、手元を誤り、
ガッシャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン。
ぼくの左半身と床の置いていたかばんがアイスティを
浴びた。
ぼくの頭は完全に説明モードにスイッチ入っていたので、
そのまま説明したかったのだけど、同席していた
みんな、びっくり。
ホテルの人も大慌てでかけつける。

不可抗力なので、ぼくはまったく腹も立たなかったし、
平気だったのに、ホテルの人のうろたえようは却って
申し訳ないほど。

かばんの中に、そのあとお目にかかる人にプレゼント
しようとして用意していた「ゆるみ力」と「気づいた人」
が入っていたのだけど、「ゆるみ力」は一部アイスティの
茶色に染まっちゃった。

どうしようか、ということで、結局、お詫びに来てくださった
ホテルの責任者氏に、サインして差し上げた。

氏からは、丁重なお詫びとお礼のメールを戴き、これまた
却って恐縮した。

いいホテルだと思ったので、今後も贔屓にしよう。

夜お目にかかった方は、「ゆるみ力」は既にご愛読いただいて
いた由、あの本はそうすると、ホテルマンに行くように
できていたのかもしれない。

 

2008年07月22日(火)
めがねのもつ、ポジティブな退屈力




かなり前に友人から借りて、そのまんま
観る時間が取れなかった作品「めがね」。
「かもめ食堂」と同じチームの作品だ。

先日、ようやく観ることができたのだが、
現在ちょうど凝って研究中の「退屈力」を
映像化するとこうなる、という秀逸な作品だった。

とにかく都内や横浜でもそうだが、人がぎすぎす
している。やさしくない。

海のそばの葉山でさえ、車同士、ガンを飛ばし合ったり
している。

「めがね」の存在意義は、そんな「都市生活者」が
感嘆符や擬音を捨て去ってみたらどんなに幸せかを
教えてくれるところ。

さあ、あと何回観ることになるか。
友人には、もうちょっと、返却を待ってもらおう。

 

2008年07月21日(月)
「しろばんば」の夏




葉山の夕焼け。

毎年夏になると無性に読みたくなる文学作品があって、
井上靖さんの「しろばんば」だ。
こういう話をすると、世代に関係なく、たいていの
人が知っているのもうれしい。しかも、反応がだいたい
同じで、「あ。おばあさんと旅行に行くんですよね」。

最初に読んだのは小学生の頃だ。
偕成社という出版社が企画した、日本文学選集があって、
赤い表紙のそのシリーズは、大好きだった。
生まれて初めて自分で買いに行った本も、その中の
「坊つちゃん」だった。ほかに、「コタンの口笛」
「吾輩は猫である」(上中下)「路傍の石」など。

それ以来、自分の中にある「夏の少年」を心の中から
湧き出してみたいとき、手に取る。いまぼくが持っている
ものは講談社版、大人になってから買ったものだが。

今日のような夏の午後は、「しろばんば」と一緒に
海辺へ、出よう。

 

2008年07月20日(日)
楽しくなるために、楽(らく)にやらない




夏真っ盛り。
世間は連休で、海に山にと繰り出している人が多い中、
ぼくは書斎でみっちり仕事。

連載原稿締切、ライブ(セミナー)用ハンドアウトレジュメ
作成、パワーポイント作成、翻訳。

「楽(らく)」にやるのと「楽しく」やるのとは違う。
「楽しくなるために、厳しい仕事もやり遂げる」こと
が大事だ。やるべき仕事をやらずして遊んでも、
気持ちが落ち着かない。

プロフェッショナルとアマチュアの差はここにある。

だからぼくは、夕方、海の家で一杯の生ビールを
おいしく飲めるようにと、アタマと身体両方に汗を
かきながら、一所懸命仕事したのだ。

そして夕方、仕事は終わってないが、散歩がてら、
ちょっと一息入れた。

やはり海の家のビールは、最高!

 

2008年07月19日(土)
きゅうくつ!

日本がとみに窮屈になってきたように感じませんか?

たかだかタバコを買うのに個人情報まるごと開示して
カード作らないと買えなくしたり、
タクシー乗るのにシートベルトしなきゃならなくなったり、

ノー!
それだめ!
やっちゃだめ!

とばかり、監視されているような気がして、これは
ジョージ・オーウェルの「1984」の世界だなあBrother。

やがて新幹線に乗るのにもシートベルトをしなきゃならん
ようになる。

街を歩くにもヘルメットをかぶれと言われる。

ベッドで寝るにも、安全のため「シートベルト」をして
ください、と「行政指導」が入るぜ。
ムード出ないよなあ。

ラーメン食べるにも、舌をやけどしてはいけないので、
舌に市販の舌カバーを装てんしてからでないとダメ。
違反者は罰金。

そもそもどうして未成年がタバコ吸ってはいけないのだろうか。
江戸時代の丁稚どんたちはスパスパ吸っていたけど健康
だったぜ。成長も、していたよ。

現代日本はタバコ吸わずに大きくなってもみんな疲れて
電車で空いた席を見たら「餓え座り」するじゃん。体力
ないじゃん。

こんな窮屈な日本を写真で表現してみました。




老後の年金とか医療費のような、「本当に大切な、生命
を支えるもの」には冷たくて酷い「自己責任」を
押しつけるくせに、どーでもいいようなことを
しばりたがる、アタマは良いけど、ハートが
悪い連中の考える、よくありがちな愚行ですなあ。

 

2008年07月18日(金)
大好きな広島へ恩返し!




横浜、山手オフィスからのながめ。
四季を通じて緑が目に入り、遥か港も
見える。写真だとはっきり見えづらいけれど、
海の方向に風力発電の羽もあるんだよ。

さて、ここのところ、新たな出会いに立て続けに
恵まれていて、

株式会社カンドウコーポレーション(→)
福原勘二社長兼CEO(→)
小田英男副社長兼COO。

ぶたや桜蔵(→)
にて。

話がはずみ、広島での阪本塾開催の企画まで持ち上がった。
広島はぼくを育ててくれた恩のある土地だ。
できる限り、お返しをしていこう、そう思っている。
出会いをプロデジューシングしてくれたわかなちゃんに
感謝!

 

2008年07月17日(木)
出会い・出会い・出会い




今日はリンクがいっぱいだから、がんばってクリックしてね。

恋愛マニアリーダー・コスモマップ公式インストラクター・ベストセラー作家・藤沢あゆみ(→)さん

シンガーソングライター・山本佳奈さん(→)

IBM戦略コンサルティングサービス・シニアコンサルタント
田中博之さん

のお三人と、

Z会・寺西隆行さん(→)のプロデューシングでお目にかかることが
できた。藤沢さんからはベストセラー『「愛され社員」で
行こう!』を、山本さんからは60万部の大ヒットケータイ小説
をモチーフにした12曲フルアルバム「クロスロード」を、
頂戴した。ラッキー!!

その後、席を移して、これまた<人間ミクシィ>寺西さんの
プロデューシングで、ザ・リッツ・カールトン高野 登支社長、

品川女子学院(→)
漆 紫穂子校長(→)

高野さんとは2回目。何年ぶりだろうか。

写真は、その会食会場となった、「秘密の隠れ家」から
撮った品川の夜景。

料理も、会話も、寺西さんのサプライズも、会場のまり姐の
心遣いも、すべて、すべて最高!

今日もまた、楽しい1日だった。

 

2008年07月16日(水)
チェコビール、最高!




オルタナ+(プラス)の講演(→)

打ち合わせを、オルタナ編集部にて。

写真は、編集部の入っているビル一階のチェコカフェ。
たまたま途中寄り道してコンビニで雑誌「ブルータス」を
立ち読みしていたらカフェ・アノが掲載されていて、
チェコビールが紹介されていた。暑い日だったし、
のどが鳴ったのだけど、仕事だから、がまん、がまん。

というような話を森編集長にしたら、「じゃ、どうですか
今から」(笑)。
「いやいやこれから仕事ですから」
「そうですか・・・。じゃ、コップ一杯」
「ハイ!」(笑)

これがまた、旨いんだなあ。ビールはチェコビールだね。

 

2008年07月15日(火)
名古屋で発見「ゆるみ力」ゆるゆるゆる




名古屋駅構内書店にディスプレイされているわが「ゆるみ力」。
愛するガネーシャと一緒に、記念写真。
日経プレミアシリーズは読み応えのある力作があって、
たとえば、石田衣良さん「傷つきやすくなった世界で」
小阪裕司さん「ビジネス脳を磨く」は、とても勉強に
なった良書だ。

一緒にラインアップされている光栄を、今、かみしめている。

それはいいが、新しい翻訳は?

どっひょー。

 

2008年07月14日(月)
これが中ジョッキぃ?




小学校の理科で、こんな問題がなかったかな。

いろんな形の容器があって、一見ちょっとしか
入らないように見えるんだけど、実は隣に
ある大きめに見える容器より、たくさん入る、
という。

今夜、小説脱稿のお祝いを兼ねて出張先でビールを
頼んだら、こんな形の「ジョッキ」が来た。

これで580円はちょっと高くなくね?
でも、錯覚なんだろうか。これで通常の中ジョッキと
同じ量が入るのかな。

ただぼくがケチなだけかな。

あ。スマスマに織田裕二が出てる。

 

2008年07月13日(日)
ついに小説脱稿! バンザイヽ(^o^)丿




やったー!!

遂に小説脱稿! 昨夜ラストシーンへのモチーフを着想し、
メモ。
本当はそのまますぐにでも書き始めたかったところを
無理やり寝て、今朝目覚めて家事を一通り済ませたのち、
没頭した。

4章、5章、最終の6章と、一気にかき揚げ、違う、書き上げ、
推敲、遂に、ついに脱稿だ!!

編集者Iさんにメールで納品。

本当なら乾杯したいところだがまだ午後早くなので、
葉山、海沿いの道を散歩するにとどめた。

しかし、あまりに楽しい仕事だったので、終わるのが
惜しい。

まだ修正や校正が残っている。ゆっくり、自分の作品を、
舌舐めずりしながら、楽しもうと思う。

生まれて初めての小説作品。
編集Iさんから「何ですかこれは。ダメ。ボツです!」
と宣告されない限り(笑)、今年秋、11月頃には書店
に並びます。

そして来年にはテレビドラマ化や!(これは希望)
楽しみたのしみ! こんなに楽しい仕事、他にない。
感謝感謝だ。

 

2008年07月12日(土)
きっと、フゴフゴ・ギットンバッコンしたに違いない




朝からみっちり仕事。参考図書を読み込んでいたら、
面白い写真に出会ったので、みなさんにもおすそわけ。

19世紀、ヴィクトリア朝時代、数々の料理を運んでくる
給仕さんに絶えずinterruptされるのを煩わしく
思ったイングランド南部の農場主。

邸宅に線路を一本引き、食堂と調理場、食糧貯蔵室を
結んだ。料理やワインは、線路の上を走る電気車両
の上に積まれ、客の前に来ると止まる。止まるっていうか、
主人がボタンを押すのである。客が皿を取ると、主人が
またボタンを押す。すると車両が一人分移動し、自分の
目の前に皿の来たゲストが取る。この繰り返しだ。

このほか、機械仕掛けの給仕人形も登場した。
エナメル塗装が施され、コックの衣装に身を包んで
背丈は17インチ、両手に食べ物を盛った皿を持って
客の前に立つ。客が人形の足のボタンを押すと、
自動的に給仕をする。

回転寿司の元祖はヴィクトリア時代のイングランド
にあったのである(笑)。

*「フォークの歯はなぜ四本になったか」
  ヘンリー・ペトロスキー著
  忠平美幸訳、平凡社、p.188-189より
  原書はThe Evolution of Useful Things(c)1992

 

2008年07月11日(金)
海の家で原稿推敲




ようやく小説執筆の時間を確保、滞っていた第三章を
書き上げた。書き上げただけで、これから推敲が
ある。推敲はどうしても紙ベースにしなければ
うまくいかない。ただ、執筆段階で、OFFICE2003と
2007をごっちゃにしたため、ちょっとしたトラブルが
発生、ページ数印字場所がわけのわからないところに
なってしまったが、これはまあ、ご愛嬌だ。

早速プリントアウトした原稿と赤ペンもって、
海の家LAHへ。

仕事中なのでビールは飲めない。神社エール
あれ? つい変換しちゃったけど、面白いね。
ジンジャエールを飲みながら、心地よいBGMで
ゆれながら、推敲を重ねる。

葉山作家生活である。


のあとは、主婦になる。
家人からの買い物リストを手に、スーパーへ行き、

「万能ねぎはどこだ? みょうがはどこ?
 あ。安くなってる。こっちの棚と同じものなのに
 箱に入ってるほうが安いのかな?
 牛乳は日付に注意して。トイレットペーパー
 は何がいいんだっけ?
 髪の毛集めてポイはどこにあるんだ?
 髪の毛集めてポイ。髪の毛集めてポイ。
 髪の毛集めてポイ・・・」

結局、髪の毛集めてポイは発見できず。
はなまる主婦生活である。

 

2008年07月10日(木)
馬車道の壁




時々お使いで、馬車道まで行く。みなとみらい線に乗って、
二駅だ。オフィスから歩いても行けるのだが、ナマケモノだし、
何しろここのところは暑いので、電車を利用する。

改札を出て、すぐの構内が、写真のような壁になっていて、
これが不思議な空気感を出している。

元町中華街駅は昔のチャイナタウンの写真を壁に
使っていて、それはそれで風情があるのだが、
写真じゃなく、現物の壁はやはり迫力が違う。

汲めども尽きない魅力を秘めた横浜で働くことができて、
幸せだ。

といっても、これを書いている10日は葉山で仕事していた
のだけど。

葉山も、横浜も、どっちも恵まれた環境にいさせて
いただいていて、ありがたいことだ。感謝感謝。

 

2008年07月09日(水)
商都大阪の守り神ビリケンさんや!




新大阪駅構内で販売されていたビリケンさん。
ぼくはビリケンさんによく似てると言われるが、
そうかなあ。

昨日のような、電車が止まってしまって、何もやることが
ない乗客はお土産物屋さんに立ち寄ったりしそうなものだが、
このビリケンさん、人気がなく、だれも寄り付いてくれない
のであった。ビリケンさんになりかわって、残念に思います。

それにしても、昨日のような突発事故で、何万人という人の
足が止まった、という事態は、いきなりその場に「動かない
マーケット」が出現したのと同じである。ビジネスチャンスが
転がり込んできたのと同じだ。
ぼくならどうやって儲けようか・・・と
考えるのも楽しい。

もし、構内のラーメン屋さんなら、まずは冷たいおしぼりと
ヤクルト缶くらいの小さなビールをもって、

「おつかれさまです! 店内は涼しいですよ。どうぞ、
つめた〜い生ビールでも飲みながら、お待ちください。
列車番号を教えていただければ、ぼくが代わりに
電光掲示板を見ています。時間が来たら、お知らせします
ので、それまで、どうぞごゆっくりお過ごしになって、
出張の疲れを癒してください」

と、店内へご案内する。
これでレジはチャリンチャリン!
次出張に来てくれたときもきっと寄ってくれるはず。

 

2008年07月08日(火)
時間つぶしの達人!




大阪での仕事を終え、新大阪に行くと「米原で列車と人の
衝撃があり」新幹線が全線ストップという。それにしても
「衝撃」とは衝撃的な言葉を使うものだなあ。意味不明
である。列車の運転手さんが「衝撃的ですわ」と言ったのか、
それとも乗客が「ごっつい衝撃でしたわ」と言ったのか、
それともぶつかった人が「衝撃っす」とつぶやいたのか、
由来は不明である。

さあ、もう、こうなったら酷暑の新大阪駅構内は
大混乱だ(写真)。

面白いのは、サミット警戒で立っている警官に列車の
ことを尋ねるおばはんが続出したことだ。さすが大阪。

ぼくはエキスプレス予約で取りあえず1時間後の列車の
座席予約をし、構内ラーメン店の悲劇的な味の醤油ワンタン
麺とギョーザと生ビールと読書にとりかかった。

結局ジョッキ2杯平らげ、上機嫌で外に出たがまだ列車は
動き出さない。

すべてに意味がある。
そう考え、書店に行くと、「ゆるみ力」がとてもよく
売れているらしく一番平積み高さが減っていた。
そこで本を湯水の如く買い、脱兎の如く読む。
読むといっても列車が動き始めるのは本来の発車時刻とは
無関係だから、19時台の列車が出たかと思うと17:30発の
列車が出たり、電光掲示板から目が離せない。
離せないが、立ち読みする。読書が進む。

結局、今日の出張で本を4.7冊、翻訳1ページできた。
大収穫である。良い一日だった。

時間つぶしの達人とは、わしのことである。

 

2008年07月07日(月)
Do you like ちくわぶ?




四人で話していて、ちくわぶ愛好派vsちくわぶ敵対派、
各2対2、真っ二つとなってしまった。

事態を重く見たぼくたちは、友好的平和的解決を図らんと、
実際にちくわぶをあらためて食し、雌雄を決することと
あいなった。

決戦会場はおなじみ、葉山の山ふくさんである。

前日から事情をマスターに話し、一夜、じっくり
コトコト煮込んでいただく。ぬかりはない。

話は変わるが、法事か何かでちくわぶ家親戚の集い
があったとする。集まるのはだれだろう。

うどん、ほうとう、なまふ、はんぺん・・・そういう類の
麺々、いや、面々が集合するのだろうなあ。

意外とちくわは来ない気がする。

さて、食べてみた結果。

やはり、ちくわぶ愛好家は変わらずLOVEは続いたのだが
アンチ・ちくわぶ派の気持ちも、これまた変わらない
まま、話し合いは平行線を辿ったのである。

ちくわぶの苦難は続く。

 

2008年07月06日(日)
ペットもやわらかい顔になります




わが愛する葉山の町では、ペットの動物たちも楽しく
暮らしている。写真は贔屓にしている店先で、まるで
店番をしているかのような、わんこ。
お客さんが連れてきた犬のようだが、非常に自然な
顔をしている。

そう、動物も、人工物(not me)に囲まれると、顔が
こわばってくるんだよね。

このひとは、とってもやわらかい顔、してたので、
記念に一枚。

 

2008年07月05日(土)
時間からの逃避




土日の休みを利用して、湯河原温泉へ。
パソコンもメールも一切見ない時間を自分に与え、
ゆるりゆるゆると。

あまりに忙しい。
あまりに忙しない。
あまりに時間=人間の作ったフィクションに追われている。

こういうときは、温泉だ。

ゆるゆると、溶けていった。

 

2008年07月04日(金)
ゆるみの宵トークライブ




葉山のおいしいお惣菜屋さん「山ふく」さんで
開催したトーク・ライブ「ゆるみの宵」、
おかげさまで大盛況、上海、札幌、広島、静岡、
・・・各地から参加いただきました。総勢29名!
ありがとうございます。

プロ・アクティブさん(→)

もガッツさんこと山口さん、西村さんが駆けつけて
協賛戴き、JOYWOWみくじの景品を提供してくださいました。
感謝です!

16時からトーク開始。風を感じながら、時々蚊を気にしながら
の独特の良い空気の中でのライブは講師としてもとても
気持ちの良いひとときだった。

そしてお待ちかね懇親会ではおいしいおでんと
お酒がたっぷり。皆さん、楽しそうに話をされていました。

他、会場でラッキーこと高取剛充のプロカメラマンとしての仕事、
山岳写真作品が展示された。

そうそう、オーナー山西道広さん出演のテレビドラマ『探偵物語』
第一話(1979年9月放送)をプロジェクタで壁に大写し。
松本刑事役の山西さん、若くて初々しい!
松田優作、のちに結婚する熊谷美由紀(現・松田美由紀)も
みんな、若い!

新しいスタイルのトークライブだったと思います。

予定では19:30終了だったはずが、お店の配慮もあり、
皆さん楽しそうに20:30くらいまで、どなたも席を立たない!

最後は、お店の前で全員で記念撮影。

楽しかった〜!

参加いただいた皆さんに感謝。
無理を聞いて夏の一番大切な時期にお店を使わせて
くださった山ふくさんに感謝。
守ってくださった氏神さん森戸神社に感謝。

*写真は、参加いただいた黒崎さんが手作りで用意
してくださっていたカード。背景の絵ハガキの裏には
トーク内容の要点のメモ書き。最近、講演の時、
メモを絵ハガキに書くようにしています。

 

2008年07月03日(木)
LAHマスター、今年もよろしく!




いよいよJOYWOW夏期のオフィシャル会議室、
海の家がオープン! 写真はそのうちの一軒LAH
の、夏以外の季節のビジネス形態不動産屋さん。
ところが、夏の間は、あるメッセージが店頭に
掲示される(赤マル)。

ナニナニ・・・と近づいてよく見てみると・・・




そう、「海岸にいます」。いいねえ。
そしてこの人が、ジャーン!




LAHのマスター。

拙著『気づいた人はうまくいく!』p.156に出てくる
子どもに本気で挑む大人気ないオーナー、
実はこの人である(笑)。
今年もよろしくね!

 

2008年07月02日(水)
緑&twoにゃんこ




事務所で一番ひまなぼくがゴムボールの上に寝っころがって
見上げた窓の景色。




そして、窓下にある駐車場がお気に入りの二匹のにゃんこたち。

世は平和。

 

2008年07月01日(火)
馬車道あたりに〜♪と歌いながら




役所の手続きがあり、馬車道へ。
山手のオフィスからは歩いて行けるが、
行きはみなとみらい線に乗り、帰りは用事を
済ませつつ、オフィスまで歩く。

いやー。横浜はいい。
同じ港町、貿易の窓口だったからか、神戸にも
似ている。

この空気感。
こんな環境で仕事のできること、本当にしあわせです。

ところで今日から海開き。海の家もオープン!
いいねえ! ワクワク!

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW