株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
椰子の実日記 INDEXPASTwill

2005年02月28日(月)


「ゴケィャク」

ついさっきのことである。
新聞販売店に電話した。
新聞販売店に電話して、気持良かったことが
一度もない。

要件はある新聞を明日から止めて欲しい、という
依頼である。通常のビジネスであれば普通のことだ。

「あ。はい。*△●▼はしておられますよね?」
「は?」
「@¥□○です」
「すみません、意味がわからないのですが」
「ゴケィャクとかは」
「よくわかりません」
「そうですか。私、電話番のものなんですけど、
明日からとめる、ということ、伝えておきます
が、担当のものがあらためておうかがいするかも
しれません」
「もう一つ取っている**(新聞の名前)は
ひきつづき朝夕とも、お願いしますね」
「わかりました」

「*△●▼」とか「@¥□○」とか、販売店内の
方言なのだろうが、こっちにはわからないし、
そもそも彼のような言語不明瞭な男を「電話番」に
置くな。「ゴケィャク」が「ご契約」だとわかったの
は、いまこれを書きながらようやく気づいた次第だ。
以前も、まちがって配達された旨を電話したら「ゴハイ」
と返されて戸惑ったことがある。「誤配」である。
耳だけでは理解不能な「声に出してはいけない日本語」
というものがあるのだ。

仕事柄、新聞は複数紙とっている。
ニューヨークに住んでいた頃は日本語新聞はすべて
ウェブサイトで済ませていた。それで済んでいたのだが、
習慣とは不思議なもので、日本では毎朝新聞が来ていない
と腰が落ち着かない。しかし、新聞販売店は保護されてきた
業界経緯から、まともに商売で鍛えられていない。
不愉快なことが多い。

またすべて、ウェブに戻そうか、と、考え始めている。

 

2005年02月27日(日)
銭湯じゃないですからぁ。残念~!

「来週、名古屋のセントレアに行くよ」

「え? なに? 新しいお風呂?」

以上の会話はぼくとYukariの
間で交わされた。

くれぐれも、ここだけの話にしておいてほしい。

 

2005年02月26日(土)
モラルの希薄化




ぼくだけだろうか。新幹線のフットレスト、邪魔なんだ
けど。うまく使えた試しがない。昨日など、新品の靴を
こすってえぐれた。

快適さ

という目的関数はただフットレストをつければそれで
よい、というものではないことに早く気づいて欲しい。

たとえば車輌トイレの清掃。だれが・いつ・何を基準に
しているのだろうか。新幹線のトイレほど、不愉快な
ものはない。飛行機もひどいが。

運輸関係の各位、再考をお願いしたい。

それにしても、グリーン車内、携帯利用が野放図なのは

「だれからも叱られない立場」

の人々が乗る車輌だからなのだろう。株ではないが、
モラルの希薄化が進んでいる。困ったことだ。

 

2005年02月25日(金)
モノ作りへのナレッジの含有

デンソー本社(→クリック!)

にて社内セミナー講師をした。
大講堂。事務局によると申込みは400人以上あったとの
ことだが、さて、実際は何人なのだろう。
いずれにせよ、これだけ一堂に集まると迫力だ。

前半講義、後半選抜メンバーとの質疑を通しての
公開コンサルティングという方式を取る。

さて、セミナーに先立ち、ソフトウェアセンター内にある

デンソーギャラリー(→クリック!)

を見学させていただく。QRコードを発明したのがデンソー
と知り、びっくり。広く拡がることが社会益になると
特許は取っていないという。その企業姿勢に大賛成である。

CSRのネット連載(→クリック)

も来月から始める予定なので、もっと深く知りたくなった。

このほか、食器トレーのまま載せればカロリー計算や
価格が出るシステム(社内食堂など用)も実際に見て、
感激した。

モノ作りにナレッジがいかにして含有されていくのか。
このギャラリーでは手に取るようにわかる。いい体験をした。
案内の担当者もデンソーへの愛が感じられ、良かった。

 

2005年02月24日(木)
赤門前写真館には珍しい写真がいろいろ

東大赤門前で待ち合わせ、T氏と久闊を叙す。
T氏はぼくをライトハウスに紹介してくださった恩人
である。T氏、留学生セミナーを東大で開催するため
東大に行く必要がある、それならば、と
赤門で待ち合わせしたのである。赤門は二回目だが、
前回行ったときのことはすっかり忘れていた。

学生食堂に入り、一杯100円のコーヒーを飲みながら
あれこれを話す。T氏はぼくが旭化成時代副業で
リクルート社内研修の講師をやっていたときに
知り合った。いまでこそダブルジョブは珍しく
ないが、当時は「衝撃」だったそうだ。

リクルートを「卒業」し、アフリカ・ケニアなどを
回ったあと、昨秋、起業したとのこと。

こういう、サラリーマンから起業するまでの間に
「中休み」を入れるやりかたは正解だと思う。

ぼくはサラリーマンを退職した翌日NY行きの飛行機
に飛び乗り、そのまま起業した。
今から思えば、中休みすれば良かったかもしれないが、
当時はそういう気持の余裕はないんだよね。

 

2005年02月23日(水)
『ビジネスを育てる』完成!




いよいよ完成した。通算19冊目、翻訳書としては7冊目。
出版時期は戦略的に考え、4月上旬とした。

これまで世に問うた翻訳書の中で、最も気に入っている。
原書の素晴しさは言葉が出ないほどだ。

昨日、版元のバジリコ長廻健太郎社長とお目にかかった。
拝金主義の現代日本に蔓延する「起業家」というと株で
マネーゲームをする、という固定観念を若い人たちには
持ってもらいたくない・・・このような時代認識を
長廻社長と共有した。幸せな出版プロジェクトなのである。

Yes,
ビジネスは、自分を表現するアートなんだ。

これほど、わくわくする、楽しいことがあろうか。
この、わくわく感、どきどき感を、是非、楽しんで
いただきたいです。

バジリコ、『へんないきもの』が爆発的に売れているが、
達観した様子。関係ないのである。
ここがこの版元の魅力だ。

 

2005年02月22日(火)
コマーシャルに閉口

最近、テレビを見ていると不愉快になる。
コマーシャルである。

ハゲるといけない
 → カツラメーカー
   養毛剤

病気になったら生活に困るぞ! という脅し
 → 生命保険

金を借りろ! 後先考えず、とにかく借りろ!
 → 高利貸しと銀行の経営する高利貸し

髪はサラサラでなければならない
 → シャンプー&リンス

朝はスッキリしていなければならない
 → 栄養ドリンク

他にもいろいろある。

ほうっておいてくれ。

年をとれば髪は抜けるし白髪になる。
当たり前である。歯も悪くなる。

いいじゃないか、と思う。
「他力」であり、「天命」なのである。

おやおや、マーケティングをやっているのに、
そんなことを言うのかい、とおっしゃられるかもしれない
けれど、ぼくは一度も「マーケティング」を
「売上を上げる」「売らんかな」の戦術と定義したこと
はない。

伝えたい価値が正しく伝わるようにすること

としている。

除菌グッズが流行していても、これだけインフルエンザが
流行するのはどういうわけか。

人間は所詮、自然の一部であり、生物なのだ。
傲慢になってはいけないと思う。

なんてね。あまりにも鼻につくコマーシャルが多いので。

そうそう、高利貸しの最後に「ご利用は計画的に」と
添えているが、計画的に借金できるやつがそもそも
高利貸しに手を出したりするものか。偽善だ。

 

2005年02月21日(月)
感動のサービスに出会った

spoon.編集部(→クリック!)

とのアポにまだ時間があったので、すぐ近所の

亘's RICE渋谷店(→クリック!)

に立ち寄る。お茶でもいいですか? と聞くと、ウェルカム
とのこと。初めて入ったのだが、接客が抜群で、びっくり
した。見渡すと、女性が多い。女性が多い店はおいしい
のである。

席について、ふと気づくと、コートが何かに擦れて、ちょっと
汚れていた。気になるので、手で払っていると、すかさず、
フロアスタッフが
「お客様、もしよろしければ・・・」
と、おしぼりを出してくれた。

感動である。

レストランでは、顧客と店スタッフとの接触は最低3回しか、
ない。来店時と注文時と支払時である。店の腕はその3回を
いかに感動的にするか、さらには接触回数をどうやって増
やすか、にかかっている。

今度は夜、ゆっくり食事に来よう。素晴しい若いスタッフが
いる店に行くと、生き返った気分になるね。

おかげでその後のspoon.のミーティングも、実り多いものに
なった。

<読書日記>
鈴木敏文『商売の創造』1時間で読了。続けて『商売の原点』
にかかる。

度落下もとい、ドラッカー"The Practice of Management"
2回目読了。

五木寛之『養生の実技』半分まで。

 

2005年02月20日(日)
ついてなかった!

新幹線。
通路を隔てて赤ちゃん連れの母親が乗ってきた。
こうなると自らの不幸を嘆くしかない。
あるいは、これも自分を磨くための磨き砂だと
思うほかない。
座席を移動書斎にするためのグリーン車輌も、
託児所となる。

母は、荷物を所定の場所に納めると、赤ちゃんを
おんぶしたまま携帯画面に食いついた。
ここでぼくはこの親に期待できないぞ、と、とどめを
刺された。まずは赤ちゃんを座席に座らせてから
でしょう、携帯なんぞは。

母親は赤ちゃんへしきりに話しかけるのだが、英語である。
顔は日本人なのである。げんに車掌さんへは日本語で
話しかけている。赤ちゃんの顔も日本人である。
赤ちゃんはまだバブバブ言う程度の言語能力だ。
彼に対して、英語を早期教育しているのである。

赤ちゃんが火のついたように泣き出しても、あやすだけ
で、他の乗客への配慮のため車輌を出る、という
ことはしない。自分の子どもに英語は教えても、
他人への気遣いはないのである。

この母親は早期教育しているつもりであるが、
実は日本の、そして自分自身の未来を暗くしている
のである。

 

2005年02月19日(土)
寒い!




朝起きたら庭に雪が積っていた。
寒い。
コンサルティング界の健康ランドを自負するPalmtree Inc.は
土日も営業しているのだが、それにしても寒い。
あまりに寒くて哀しいので、フィジー、マナアイランドの
海岸の写真でも添えることにします。
早く夏になってくれないかなあ。

 

2005年02月18日(金)
お金が貯まる方法

お金が貯まる方法。

1. こづかい帳(家計簿)をつける

 これは千房の中井社長が見習いの頃から続けている
 習慣と聞きました。

2. 自宅・オフィスの水周りを掃除する
 
 キッチンペーパーを使って、洗面台の周囲
 などをこまめにふき取ります。
 キッチンの流しも、「濡れていて当たり前」
 ではありますが、都度、水分を拭き取ります。
 ペーパーは使っては干し、干しては使います
 から、一週間で七枚程度しか使用しません。

3. 掃除の徹底

 楽天はいまでも、毎週月曜朝、椅子の足まで拭き取る
 掃除を三木谷社長以下全員が実行しています。

さて、ここで問題は、そうやって貯めたお金で
何をするか、です。そしてこちらのほうが、実は
難しい気がします。お金の使い方で、イキにも、ヤボ
にもなりますからなあ。

 

2005年02月17日(木)
5年前の自分が現在の自分を創る

大阪リーガロイヤルホテルにいる。
講演のためである。
堂島川を隔てて向いに5年前まで住んでいた
家が見える。

10年前、ロイヤルホテルに中谷彰宏さんが
講演にみえた折、聴講した。
講演終了後、握手とサインを求め長蛇の列だった。
ぼくはその光景を見ながら、いつか自分も、と思った。

5年前にやっていたことが、5年後の自分を創る、という
のがぼくの持論だが、5年前、ぼくは向かいの家で、
『パーミション・マーケティング・セミナー』という
書下ろしデビュー作を書いていた。
サラリーマンだった。その年の4月に独立を控えていた。
「月と六ペンス」の「月」しかなかった。

 

2005年02月16日(水)
オタクサマ

今朝の地震でその後、眠れなかった。やはり阪神・淡路
大震災のトラウマが自分の中に残っているのだなあ、と
実感。その点、マンハッタンは地震の心配がないので
良かった。

仕事の面では、セミナー全国ツアー既に先週から始まっている。
今日はこれから大阪だ。名古屋、福岡、札幌など公演
もとい講演先がぎっしり。ありがたいことである。

この日記も、旅先日記の様相を呈することと思う。
乞うご期待!

*昨日宿泊予定のJR大阪駅前某ホテルに電話したら
「オタクサマのお名前は」と言われた。彼は「LANケーブル」
という言葉も知らなかった。声でわかるが、彼は植物の
ように痩せた、スーツのボタンを上まできっちりしている
典型的な現代青年である。
従業員をコストとしか見ない経営者がここにもいた。
自社が提供しているのはサービスではなく、部屋賃貸
だと考えているのである。ならばラブホテルのほうが
よほどましである。
そういうホテルがいかなることをしでかしてくれるか、
楽しみである。

 

2005年02月15日(火)
へんないきもの~新しい人類

JR。両手に荷物を持っていた。満員である。
この季節、インフルエンザもあるし風邪もあるので
常にぼくはドア近辺に立つ。ドアが開閉されるので
換気されるからである(皆さんにもお勧めです。
席に座ると汚染された空気を一杯吸うことになります)。
荷物を置きたいが、網棚が一杯だ。
と、ある駅で数人が降り、網棚が空いた。荷物を置こうと
したらそこへだれかが突進してきて、網棚の端にぽん、
と鞄を置いた。ぼくはドアのすぐそばにいるので、端に
置かれると、いくらその横が空いていても手を伸ばして
荷物を置くことができない。網棚は公共のスペースで
あり、ご近所みんなで丁寧に使おうね、というマナー
がないのである。電車男ならぬ突進男が次に何をし始め
たかというと携帯の画面にむさぼりついた。
結局、降りるまで30分、突進男は携帯の小さい画面に
のめっていた。
男は初老である。
ぼくはこのとき確信した。
携帯とネットとPCとゲームによって、新しい人類が
生まれている。「へんないきもの」とは、人類の
ことだ。ライオンでも虎でもどんな自然界の生物でも
無意味に自分の種を殺戮したりはしない。

昨日の寝屋川の事件も、これとは無縁とはいえまい。

 

2005年02月14日(月)
  二

東横線。
隣に掛けた女性が、シュッ、シュッ、と香水。
ぼくは強いにおいに弱いのである。
ここでいう「弱い」というのは「誘惑される」と
いう意味ではなく「苦手」という意味である。
困ったなあ。このままこの強いにおいを嗅いで
いると頭痛が始まるのだけど・・・そう思い、
ちら、と見ると女性は香水をやめ、今度は本を
読み始めている。本はお経である。漢字が並んで
いる。お経のにおいがするなあ、となんとなく
考えた。お経のにおいって、何なのかわからない
が、そのときはそう思った。
綱島駅に着いた。女性は席を立ち、ドアに向かい
ながらぼくのほうを見て

   ニ

と笑った。背筋が寒くなる笑いだった。

予感のまま窓からホームを見ると
やはりそこにはだれもいなかった。

 

2005年02月13日(日)
三角にするひまがあったら




日テレ近くの某高級ホテルのトイレのドア内側のコート
掛け。明らかにゴムがなくなっている。
ところが、




掃除担当はこのように、ペーパーを三角にするという
意味のないことはやっている。

「これとこれとこれはやるべし」という「ルール」による
仕事はやっているのである。しかし、それ以外には目も
向かないし、やる気もない。

そして、最も重要な問題は・・・
こういう話をたとえばこのホテルの経営者に
すると目をむいて「それは問題だ」と言うことである。
言うだけで、一晩寝ると忘れるのである。

 

2005年02月12日(土)
いとことの再会。21年ぶり

いとこと21年ぶりに再会。彼女の宿泊するニューオータニ
のロビーではお互いすぐにわかった。
嬉しかった。

亡母が一番親しくしていた親戚だけに、話がはずむ。
彼女は大阪・木津卸売市場 川上商店といううなぎ
老舗の女将さんである。
滅茶苦茶旨いので、大阪の人は是非一度お試しを。
通販もやってます。

うなぎの川上(→クリック!)

多忙な商売の中、一息のブレークのために東京に遊びに
来ている。友人が表参道で器屋さんをやっている
というので、一緒に足を運んだ。地図を見ると

ウィングド・ウィール(→クリック!)

の近所だと思っていたら、やはりすぐそばだった。
「一客」(神宮前4-7-3)。店内には澄んだ雰囲気、
落ち着いた気が漂っていた。店主の高木さんも
よく行くという「封筒屋さん」があるというので
話しているとやはりウィングド・ウィールだった。
不思議なご縁である。

21年、なぜご無沙汰していたのだろう、という反省と、
でも、「いま」再会することが良かったのかもしれない
という思いとがないまぜになった休日だった。

 

2005年02月11日(金)
小さなcontribution

日経の担当編集者H氏から封書が届き、開けると中に
大田区立大森西図書館館長からの依頼書が同封され
ていた。『リーダーこれだけ心得帖』を一般図書を
利用できない障害者のために録音テープにしたい、
ついては許諾してほしい、という内容だ。

編集のH氏は嬉しいことなので、快諾していただきたい
というメモを付しておられる。

もちろんOKである。

早速図書館に電話し、担当の人と話した。

OKにとどまるものではなく、実はあるプロジェクトを
発進させようと、ぼくのほうから図書館に仕掛けたの
である。即断即決とはこのことだ。

そのプロジェクトというのは、「ぼくが自分で朗読
する」ということである。

実は昔から文字を読めない人のために自分の作品を
朗読して貢献したい、と願っていたのだ。
しかし、なかなかチャンスがなかった。
望めば、叶うものなんだね。
図書館の担当者は驚いていた。
著者が自ら「いいっすよ、じゃ、ぼくが読みましょう」
ときたのだから、そりゃ、驚くよね。

打ち合わせの結果、ぼくが図書館に出向き、専用の
録音室で朗読吹き込みをする、ということに相成った。

今後、自分の作品を順次朗読し、音にしていきたい。
もちろんこれをもってビジネスにするつもりは全くない。
「コンテンツビジネス」と称して講演ビデオやCDを
ねずみ講式に販売する輩が跋扈しているが(本まで
出ている! 出版社の良識を疑う)、
そういうのとは全く違うのでここでしっかり
明言しておきたい。

ゼニカネではないのである。自分のできる範囲で、
できる内容を届ける、小さなcontributionだ。

 

2005年02月10日(木)
ランチの女王もかくや・・・

ファルマ・ビジネス・アカデミー(→クリック!)

にて講演。テーマはブランディング。
会場のゆうぽうとに向おうと五反田駅から歩いていた。
ランチをどこかで食べなきゃ。
道すがら、直感的にここが旨そう、と思った。




大正解! カウンターでわずか10席。客はみな、肩寄せあって
食べるのだが、これがまたいい。
厨房の職人二人とおかあさんがまたいい。

皆さん、ランチは五反田のスワチカで食べましょう。
昔むかしの洋食屋さんです。旨いよ!
場所はJR五反田駅からゆうぽうとに向って道路の右側、
おおさき橋を渡ってすぐのところです。
日・祝休み。土曜は半ドン。平日は夜8時半ごろまで。

 

2005年02月09日(水)
たしかに英語で言うとそうなんだけど




JR田浦駅。
外国人用に、「タイムテーブル」と言い換えたのである。

意味ないじゃん!!!

 

2005年02月08日(火)
ロイヤルパーク汐留タワーな夜

第36回中部マーケティング会議(→クリック!)

のための事前打ち合わせ。
焼肉のさかいの坂井社長、楽天の小林取締役、中部電力野田副社長
といった皆さんと食事をしながら。福助の藤巻社長、都合で欠席。

ミーティング会場のレストラン、ぼくが歯の治療中とわかると
特別メニューのはからいをしてくれた。ありがたかった。

小林氏とは久闊を叙した。

会社で1時間半くらい寝て、それから帰宅し、子どもと
朝食をとって、また出勤する、そういう生活
を続けているとのこと。

相変わらずのモーレツ仕事ぶりに楽天の躍進の秘密を見た。

楽天の体育会的組織の遺伝子の伝達法など、多々興味深い
話を聞く。参考になった。

帰途、ドラッカーを読む。帰宅するとE社長(旅先からか?)、
よりドラッカーについてのメール。不思議な符号である。

『リーダーこれだけ心得帖』増刷との朗報。編集者と共に
バンザイを叫ぶ。皆さんのおかげです。ありがとうございます!

 

2005年02月07日(月)
業界常識をぶっ壊した人を記念して




銀座、ミキモトと隣の山野楽器の境に立つ
真珠王記念碑である。
誰あろう、わが『スロー・ビジネス宣言!』にも
ご登場いただいた御木本幸吉氏を讃える碑だ。
かのエジソンを驚かせた「自然から自然を生み出す発明」
即ち、真珠の養殖を完成させた。

業界常識に挑み、養殖を成功させ、
かつ宣伝のために自ら世界を飛び回り、
エジソンにまで会いに行った行動力。
ぼくは御木本氏を尊敬している。

道行く人はだれも気づかない。
写真を撮っていると「ヘンな人」と思われたみたいだ。

 

2005年02月06日(日)
学問所1-DAYセミナー

学問所1-DAYセミナー「リーダーシップ」当日。
岡山、三島からも参加いただいた。
定員一杯の受講生の皆さんが学問所に集った。
皆さん、おつかれさまでした!

今日は『リーダーこれだけ心得帖』をテキスト&
ノートとした。もちろんぼくのサイン入り、大吉名刺
入りだ。

いつも手土産をいただくので、1-DAYセミナーの
あとはお菓子リッチになる。学問所留守役のカメが
喜ぶ、という段取りなのである。

今日のこの日のために、ぼくは昨日、
何の準備もしなかった
理由は、「ぶっつけ本番」のほうが話に起爆力が
あるからだ。やっている本人もライブ感があって
楽しいのである。

さて、来月のテーマは「ビジネスをスタートする」。
同じく、インプットはたっぷりするが、アウトプットの
準備はせず、当日のライブ感をお届けしようと思う。

今年初めての学問所セミナー。やっぱり楽しいね。

 

2005年02月05日(土)
ないっ!!

頼んでおいたコンタクトを受け取り、バスに乗った。
車中、

山本藤光さん(→クリック!)

から頂戴した西堀栄三郎氏講演録『創造的研究者』を
読む。抜群に面白く、つい乗り過ごしかかった。
あわてて小銭を出し、降りた。

帰宅し、ガレージの落ち葉を掃除し、洗面台で手を
洗って気づいた。

コンタクト、忘れた。

バスの中である。

あわててバス会社に電話するも、結局、ぼくが乗った
車輌にはなかったとのこと。

しかし。

コンタクトですよ。しかも、バイフォーカル(遠近両用)、
左右の度差が大きい視力の。

そんなの盗んで、どうすんねん!

メガネ屋さんは親しいので、事情を話すと、

「明日、入荷するようにすぐに手配します」

わかっているようで

「もし届けてくれるかたがおられたら、
お預かりしておきます」

「届けてくれるかた」。
他の言い方がいくらでもできる局面である。
この店の良心を感じ、気持ちが戻った。

某ゴールド・カードで買ったので、
ショッピングプロテクションが適用される
かもしれないのだが、あいにく窓口は土日は休み。
こういうときのための高額なゴールド会員なのだ。
役立てたい。

とは言うものの・・・

ぼくはギャンブルはやらない。その分、ここで
何かを失っておいたほうが良い、そういう天の
はからいなのかもしれない。どかーーーんと、
いいことがあるかもしれないのだ。

 

2005年02月04日(金)
サンキュー! ボイさん

今、名古屋にいる。ルームサービスの朝食を頼んだら、
運んできてくれたボイさんが(この「ボイさん」と
いう表現、好きである。内田百閒先生がよく使う)
とっても気持のいい笑顔なので嬉しかった。

「朝早くからお仕事ですか。おつかれさまです」

「お互いに」

「ハハハ」

ほんのちょっとした一言、ほんの小さな笑顔。
それで一日のスタートを気持よくきることができたら、
本当に嬉しいよね。

さあ、今日も、がんばろう!
ありがとう。ボイさん。

 

2005年02月03日(木)
ドラッカー再読

クライアントのE社長が5月までにドラッカーをすべて
読破する、と目標を立て、励んでおられる。刺激され、
ぼくも久しぶりに再読し始めた。折しも日経新聞
『私の履歴書』はドラッカーである。盛り上がってきた。
社長とは近々ドラッカー読書会をやりましょう、と
話し合っている。

『現代の経営』から始めたのだが、若い時より、
今読むと数倍面白いね。ドラッカーって、こんなに
面白かったのか、とあらためて感服した。
こうなると翻訳家の性として、原書ではどういう
表現になっているのか気になる。そこで原書も
入手した。たとえば、頻繁に出てくる「経営管理者」
という言葉。日本語では普段使わないので、翻訳家
が決めた訳語である。訳語はドラッカーの関知しない領域
なので、では、ご本人は何の言葉を充てているのかというと
managerだ。すごくすんなりアタマに入った。

そこで、上巻の途中から、原書に切り替えた。

かつ、平行して、新刊『The Daily Drucker』も読み
すすめる。こちらは「ドラッカー日めくりご教訓」
とでもいうべき内容で、366の一言が書かれている。

こちらも面白い。
文章の明晰さ、わかりやすさ、うなる表現は、さすが
文筆家ドラッカー、原書のほうが数段素晴しい。
ドラッカーの若干のわかりにくいムードは、残念ながら
翻訳が与えていると言わざるを得ない。

しばらくはドラッカー漬けになる。そしてこれは嬉しい
体験になりそうだ。少なくとも、ここに挙げた二書は
バイブルになるだろう。

 

2005年02月02日(水)
そもそも

気になることがある。
「無意味な呼びかけ」について、である。
新幹線が発車する。車内アナウンスで言う。

「無理な駆け込み乗車はおやめください」

もう乗ってる、ちゅうねん。

「危険物の持ち込みはご遠慮ください」

と言われて、「そうか、では危険物の持ち込みは
今日のところは遠慮しとこうか」と思うやつが
そもそも危険物を持っているか?

「そもそも**というやつが」シリーズでは、こういう
のもある。

サラ金のテレビCMや広告で

「ご利用は計画的に」

というが、そもそも計画的にご利用できるやつが
サラ金に手を出すか?

すべて、無意味である。そしてこれら無意味なメッセージを
発信することのコストはすべて、顧客が負担しているので
ある。

 

2005年02月01日(火)
ITの影に

昨日夕方、「なんだか静かだねえ」と話していた。
メールが届かないのである。
「こういう日もあるんだなあ」
と思っていた。

日本時間の深夜、弊社 榊次郎が「もしや」と調べた。

やはり、サーバーの容量ぎりぎりまで使う重い
ファイルがアップされていたため、メールの送受信
が滞っていたのである。

くだんのファイルを何も考えずアップしたオオボケ
とは、既に薄々お気づきのことと思うがこのわしで
ある。

「やっぱり阪本さんだと思ってましたよ~」とは
榊の言葉である。

そう、ITで何か不具合が生じたら、遠くの顔も知らない
ハッカーではなく、身近にいる「おやじ」を疑うと、
ほぼ90%は当たっている。

ここで一つ格言が生まれた。

「ITの影に、おやじあり」

・・・ということで、日本時間昨夜19時から深夜0時
までの間に弊社宛メールを送っていただいて、
「不達」だったかた、恐縮ですが、上記のような事情
です。お許し下さい。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW