虹色過多想い
2005年02月18日(金)  お知らせ(ケータイから)
パソコンが壊れました。なので、ケータイから更新です。
火曜日から壊れてて、あたしはパソコンのない生活を送ってます。
恋人には「パソコン依存症のあいだから、パソコンないと生きていけないんだろう?」なんて言われてますが、そんなことないはず・・・っ。普通に生活してるもん。
でも、HPをリニューアルしようといろいろ作業していたところだからちょっと残念だなぁ。あと日記も書いたりしてたのに・・・。
パソコンが修理から返ってくるまで以前から持ってるブログを更新します。みなさんに忘れられないために。
http://aimissyou.jugem.cc/
↑このアドレスにアクセスしてください。
前は隠しサイトとして使おうと思ってたものです。
この日記もケータイから更新できるんですが、ブログの方が更新しやすいんで。
それではあたしのパソコンが直るまで日記はお休みです。本当にごめんなさい。
2005年02月14日(月)  ハート全部を渡したくって
*チョコレート色のマフラー巻いてゆく だからあたしも一緒に食べて*

雪がたくさん降るバレンタインデーでした。
恋人が車を運転してあたしの家まで迎えに来てくれるのにすごく時間がかかった。

晩御飯はパスタを食べに行って、お店の駐車場に車を停めて、そこでバレンタインチョコを渡した。
ハート型の生チョコを作りました。
ハート型の箱に入れて、一緒に渡したペットボトルのお茶にも赤いリボンを結んだ。
今日という日にありったけの愛を贈りたかったから。

あたしのチョコを渡す前に、金色のGODIVAの紙袋に入ったチョコを渡した。
「はい」って渡したら最初恋人はあたしからのチョコだと思ったみたいだけど、それはママからのバレンタインチョコで、「恋人君に渡してね」と頼まれていたもの。
あたしの恋人にママがチョコをあげることにびっくりしたのは恋人以上にあたしなんだけどね。
だって、どうして、娘の彼氏に・・・とか思うし。
ママは例年パパにも弟にもチョコなんてあげてないのに。
いつもお世話になってるお礼らしい。
確かに「お家の人に」って恋人からケーキやらジュースやらウニやらもらってるからなぁ。

ご飯を食べて、あたしは本屋さんで秘書検の参考書を買って、車に戻ってきて恋人に手袋を渡した。
なんでこうプレゼントを渡す時って心臓が飛び出るくらいドキドキするんでしょう。
手袋だってチョコと一緒に渡すつもりだったのに、緊張してその時は渡せなかったの。
手袋の包みにカードを挿んで渡した。
GIVENCYのカーキ色の手袋をプレゼントに選んだ。
表が毛糸で裏が革のもの。
恋人は前に、手袋は面倒だからつけないと言っていたけれど、せめて車に積もった雪を掃うときに使ってくれればいいなと思って。
あたしの冷たい手じゃ、恋人の手をあたためることはできないから。
だからその手袋で冷たい雪から守るぐらいのことはができればいいなと思う。

2005年02月11日(金)  時が止まったキャンパス

たぶん最後であろう入学試験。
最後の最後は懐かしのあたしが高校3年間通ったキャンパス。
3年と2ヶ月通っても卒業できなかった高校と同じ敷地内にある大学。
(正確にはその内の半年を休学してるんだけど)
懐かしいんだか慣れてるんだかわからない、あの頃何度もくぐった校門から入って、ちょっと泣きそうになった。
だって思い出しちゃうんだもん。いろいろあったなぁって。
始まりも終わりもその場所だった。
その場所からあたしの時間は止まってたから。
ただ、苦しみより懐かしい気持ちの方がこみ上げてきたから、あたしはあの頃と違って自分を保てた。
この場所にまた来れる日が来ただけでもいいじゃないって。

試験の出来はよくなかったと思う。
もう1度あのキャンパスに通うことにはならないかもしれない。
だけどそんなに悲しんでもないし、だからどうって気持ちもない。
やることはやった。
もっと勉強すればよかったなと思わないわけではないけど、でも丁度よい勉強の仕方だったのかなとも思うし。
1度オーバーワークで失敗しているあたしだから、二の舞は踏みたくなかったの。
だからこれでいいって自分に言い聞かせてる。

大学まで車で迎えに来てくれた恋人に開口1番「ありがとう」って言った。
迎えに来てくれたことに対してじゃなく、今までのこと全部に対して。

2年半前、大学受験を半分諦めた(結局は延期という形で今日まで来たんだけど)18歳の夏からあたしはいろんな人に支えられてきた。
あたしの好きな人だったり、あたしのことを好きだと言ってくれる人だったり、友達だったり、家族だったり、親戚だったり・・・とにかくたくさんの人たち。
受験が終わったて、新しいケータイ番号を知らせるメールを送ったら何人もの人から「受験お疲れ様」ってメールをもらってすごく嬉しくって、ありがとうの気持ちでいっぱいになった。
本当にたくさんの人たちのお陰だけど、あたしが今日までがんばれたのは今の恋人の力が1番大きいと思う。

恋人と一緒にいるようになってからのあたしは心底苦しいと思うことがなくなった。
辛いことや苦しいことはもちろんあって、今でも泣いちゃう日はあるけど、どこかに逃げ出したいという気持ちは全くなくなった。

この長い2年半の間で、いろんな人があたしの傍についていてくれたけど、受験の直前も当日も直後も1番近くにいてくれたのは結局今の恋人だった。
恋人はあたしの想像以上に大きな人で、あたしの苦しみだとか悩みだとかをいつもいつも包み込んでくれた。
入試の日を迎えるまでにあたしは何度も何度も助けられた。
今日、何度も「ありがとう」って言ったけどちゃんと伝わったのかな?
わかってくれたかな?
あたしは何度言っても足りない気がしたよ。

久しぶりにお勉強しない日。
お疲れ様ということでケーキを食べに行って(あたしたちはなんかかんか理由をつけてケーキを食べに行ってるなぁ)、晩ご飯に紙包みパスタを食べに行って、それから雪まつりの真駒内会場の花火を見に行った。
車の中からだけど、綺麗に見えた。
窓を開けると冬の凛とした匂いの中に、火薬の匂いが飛んできた。
冬の花火っていうのも新鮮で素敵。

新しいケータイアドレスは「あたしの心の中は君でいっぱいだよ」って意味。
ちょっと捻っていて、アドレスを見ただけじゃ何のことかわからないかもしれないし、あたしのケータイアドレスを知っていて、この日記を読んでる人でも全然意味わかんないと思う。
こっそり意味を込めたこのアドレスをずっと大切にしていきたいな。
そのためには恋人を大切にしなくっちゃって思う。
あたしが恋人を愛する気持ちを忘れずに、ずっと恋人と寄り添っていられたら、ずっとこのアドレスを使える。
そうなりますように。そうできるあたしでいられますように。

2005年02月08日(火)  君の体温があたしを溶かす

昨日の日記を書き終えた後、恋人と会ってきた。
仕事が終わった恋人から「会いたいよ」ってメール。
入試直前だってわかってるけど、迷わず「あたしも」と返信した。

メモや昨日の日記にちょこちょこ書いてあるけれど、あたしはおとといの夜から泣きっぱなしだった。
恋人に電話をして、たまっていたものを吐き出せるだけ吐き出した。
それでも不安消えなかった。
本当は「会いたい」と言ってしまいたかった。
でも、入試前日なあたしに「会いたい」なんて言葉は御法度な気がして、一生懸命飲み込んだ。
電話だけじゃ、全て伝えられなくって。
本当は恋人の腕の中で全部吐き出してしまいたくって。
入試の最終日は11日の金曜日。
その次の日の土曜日は恋人とのデートの予定が入ってる。
だから我慢しようと思った。
あと2つ試験を終えれば会えるのだと。

きっと恋人はあたしの気持をちわかってて「会いたい」ってメールをくれたんだよね。
あたしが泣いたから、気にかけてくれたんだ。
少しでも早く会おうとしてくれたんだ。
そのやさしさに気づいてまた泣けた。

「疑ってはいない。でも怖いの。不安なの」
最近のあたしの口癖。
いい女じゃない証拠に、そんなことばかり言ってしまう。

あたしね、恋人の前の前の前の彼女と話したことがあるの。
前の前の彼女と会ったことがあるの。
そして、前の彼女の写真を見せてもらった日に彼に恋に落ちたの。
(その時はまだ「前の彼女」は恋人の正式な彼女だったのだけれど)
なんなんだこれはと、自分でも思ってしまう。
全部、恋人とつきあう前のこと。
彼のことを好きになる予定なんてなかったから。
好きになるとも思っていなかったから、あたしたちはお友達だったから、しょうがないと言えばしょうがない。
でもね、やっぱり気になっちゃうよ。
知ってる分、余計に気になっちゃう。

みんなみんなかわいい人だった。
みんなあたしより年上で魅力的な人。
あたしより大人で、みんな一人暮らしで、門限なんてなくって・・・あたしより自由の利く人たちだったのだろう。
恋人の友達だったあたしは、その時々、彼が彼女のことをどんなに想ってるか聞いてきた。
だから・・・嫉妬なのかなぁ。
なのかなぁ・・・なんてのんびりしたものではなくて、本当はすごく不安で怖いの。
もしかしたら恋人が昔の彼女のところへいってしまうんじゃないかっていう考えがいつも頭のどこかにあって、時々それを引っ張り出して深刻に考えてしまう。

ひとり、頭の中でそーゆう思考を廻らせていて、容量オーバーになって泣きながら恋人に話した。
あたしは時々そんな不安に駆られてしまうということ。
それでも恋人のことを愛しているということ。
離れていって欲しくないということ。
恋人がいつかあたしのそばからいなくなることがとてもとても怖いということ。

恋人はやさしいのだ。
何度も「大丈夫だよ」「ずっとだよ」って言葉をくれる。
あたしはどうしてそんな恋人を100%信じられないのだろう。
こんなにも愛しているのに。
「あと何を言ったら信じてくれる?不安はなくなる?」
こんなことを愛しい人に言わせてしまったあたしは最低だ。

昨日、恋人の車に乗ったら、「大塚愛のアルバムをかけて」と言おうと思っていた。
前にあたしが恋人の車に持ち込んだMD
大塚愛を聴けば、心の中に愛が増えるような気がしたから。
そう思いながら乗りこんだ車には、大塚愛の歌が流れていた。
ねぇどうしてあたしがその日に聴きたい曲がわかるの?
センター試験が終わった日もそうだった。
小沢健二が聴きたいなと思いながら恋人の車に向かうと、小沢健二が流れていた。
滝川へドライブへ行ったときも。
恋人はあたしが思っているよりもあたしのことを考えてくれてるのかもしれない。
あたしの大きな愛にちゃんと応えようと思ってくれてるのかもしれない。

恋人に抱きしめられて、また気持ちを吐き出しながら泣いたあたしに、「どうして泣くんだ・・・」と恋人が呟いた。
困らせてごめんね。あたしの悩みを君に渡してしまってごめんね。

あたしの髪を撫でるその指先に愛がこもってるのがわかった。
あたしの肩を抱くその手に宿るものは同情じゃないとわかった。
あたしの耳元で囁いてくれる愛の言葉に嘘はひとつもないとわかった。

相変わらず愛する人を上手に愛せてないあたしだけど、「おまえの愛の大きさはわかってる」と恋人が言ってくれたから救われた。
また少しずつ不安を消していこう。
消火器はいつも恋人が用意してくれている。
あとはあたしがそれを受け取ればいいだけのこと。

2005年02月07日(月)  涙、止められず

昨日、とある私立大学の入試でした。
けっこう落ち着けて、それなりにがんばれたと思う。

今日、またべつの私立大学の入試でした。
終わったけど、まだモヤモヤしてる。
なんだかちょっと心が苦しいよ。
試験に集中できなかった。
現代文を読んでる最中に、英語の長文を読んでる最中に、他の事を考えてしまった。
言葉だけ、単語だけが頭の中通り抜けていって、そんな状態で読み進めた。
あんなんで全力出せたって言えるのかな。
試験中に、他の事を考えるなんて受験生に有るまじき行為だってわかってたのに。わかってるのに・・・。
なんとか空白だけはできないように埋めた。

暴露しちゃうと、試験中にも関わらずちょっとだけ涙が出てきた。

今日の朝、ベッドから起き上がれなかった。
7時半に目覚ましが鳴って、目は覚めていたけれど、どうしても体を起こせなかった。
もう夢は見たくないから眠りたくはないけれど、できるならこのままお布団の中に潜っていたいと思った。
でも今日は大事な入試の日だから、8時にやっとお布団から出て、朝ご飯を食べて仕度した。
家を出る時にaikoの「愛の病」を歌ってた。
べつにわざわざその歌を選曲したんじゃなくて、気がつけばその歌を歌っていたんだけど。
ママに「あら、ご機嫌ね」って言われて、「うん。テンション上げたいの」って言って。
なんとかなんとかテンション上げたくて。
気力はあったの。

試験の休憩時間がすごく長く取られてる大学だった。
勉強しようと思って教科書とか単語帳を開いても全然頭に入ってこなくって、気持ちを落ち着かせるためにと持っていった短歌集を読んでいた。
それを読んでると少し楽になったから。

そんなあたしだけどね、いいことあったんだよ。
家に帰ってきても苦しくって、弟と妹にもつれない態度を取っていたあたしなのにね、コンビニに行っていた弟と妹があたしにプレゼントを買ってきてくれた。
「姉ちゃん、まだ受験あるんだよね?」
「姉ちゃん、いいもの買ってきたぞ。これみたら号泣するって。」
と、もったいつける弟と妹から手渡されたものはマグカップ。
Nestleで今だけ作ってるんだろうね。
五角形の珍しいマグカップなの。
キットカットとインスタントのカフェラッテが1袋プラスチックの箱に入れられてるセット。
箱には「五角形(ごーかく)マグカップ。きっと、サクラサクよ。がんばれ受験生!」って書いてあった。
涙腺が弱くなっていたあたしは本当に泣いてしまった。
恥ずかしいけれど泣きながら「ありがとう」を言った。

こんなのNestleが受験産業としてやってるものでしょう?
これ買ったからってどうにかなるわけじゃないでしょう?
神社で売ってるお守りのようにご利益あるわけじゃないでしょう?
でもね、あたしは、ふたりでお金を出し合ってこれを買ってきてくれた弟と妹が愛しくて愛しくて。
とてつもなく嬉しかった。
キットカットの「きっと勝つ」よりキシリトールの「きっちり通る」を信じて、今日もキシリトールガムを噛んで行ったあたしだけど、金曜日の最後の入試には今日、弟と妹が買ってきてくれたキットカットを食べて行くね。

やさしい弟と妹のおかげで、あたしはまたがんばろうって思えたよ。
金曜日までにはこの変なモヤモヤ感から抜け出せるように。

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