虹色過多想い
2004年12月31日(金)  幸せへの布石
あっという間に今年最後の日。
本当に今年1年早かったなぁ(年々歳をとってるからそう感じるのかな?)
残念なことに去年の今日の日記を残していないので、去年の終わりの日はあたしが何を思っていたかわからない。
この日記はちゃんと残して置きたいな。

今年もいろんなことがあった。
2002年、2003年と私的には激動な2年間で、それらと比べると今年はずっとずっと良い年だったと思う。

今年が始まってから、あたしは当時つきあっていた遠距離恋愛だった彼氏と何度も揉めて、2月には別れを告げられて、失恋直後には他の人に「お試し期間からでもいいからつきあおう」って言われて、つきあい始めたんだっけ。
でもあたしがやっぱり本気になれなくって、何の進展もないままで。
その人と一緒にいても全然幸せじゃなかった。
そんなんだからこの日記を読んでくれてる人にもやめた方がいいとか言われて、遠距離恋愛のカレを忘れられないあたしはその人に「ごめんなさい」を言って、遠距離恋愛のカレに「考え直して欲しい」って言って戻らせてもらった。
それでもやっぱり4月の終わりにふられちゃったんだけどね。

この頃、恋愛のことでHP休止をしちゃったり、恋愛以外でもネット上ですごい嫌がらせを受けてHPを休止しちゃったりした。
休止と再開を繰り返しているこのサイトを変わらず訪れてくれる人がいて、あたしは本当にみなさんに感謝しています。

4月には今通っている通信制高校への入学式もあった。
あたしは普通の私立高校から公立の通信制高校に編入した。
今まで知らなかった世界。
自分がそんな場所へ足を踏み入れるとは思いもしなかった。
少しずつ少しずついろんなことが変わり始めた。
10ヵ月後の大学受験を目標に進み始めた春だった。

5月に今の恋人にあっという間に落ちてしまった。
遠距離恋愛していたカレのことを忘れられなくて毎日泣いて過ごしていたはずなのにな。
自分でも驚いてしまうほど電撃的に、衝撃的に今の恋人を好きになってしまった。
だからこそ運命の人だと思いたかった。
 報われなくても 結ばれなくても
 あなたはただ一人の 運命の人
・・・ってドリカムの歌にあるように。
報われなくても結ばれなくても彼のそばにいたいと思っていた。

この時、受験勉強にマイナスになるような恋愛だけはしたくないと思っていて、受験勉強がうまくできないんなら今年は恋愛なんてするべきじゃないと思っていた。
実際彼との恋は不毛な部分があって苦しいなと思ったりしたけれど、勉強面にはまったく差し支えなかった。
むしろ彼はいつもあたしの受験勉強を支えてくれていて、あたしは彼を好きになったからこそいろいろがんばれたんだと思う。

夏の終わりに晴れて恋人になれた。
それからは彼はあたしの隣を歩いてくれて、それはとてつもなく幸せなことで。
愛する人が愛してくれるなんて奇跡的だと思った。

そんな彼とも危機はあって。
まだふたりが恋人同士になる前の8月の始め。
あたしは恋人になることを夢見るどころか、もう彼のそばにさえいられないんじゃないかと思うほどの出来事だった。
3日間、彼から連絡はなかったし、あたしはもう永遠に彼と連絡をとることさえもできないんだと思った。
彼とのことは終わったんだと思った。
たぶん今年1番つらかった3日間だったと思う。
3日後、彼から連絡をくれて、あたしたちは元のふたりに戻れたんだけど。
春に泣いた失恋の時よりずっとつらかった。

泣いたり笑ったりしながら1年過ごした。
充実してたな、幸せだったなって思う。
つらいことも哀しいこともきっと幸せなことへの布石だったのだ。
どんなことがあっても愛しいと想える人と恋に落ちた2004年だった。


今年1年間、Diamond Dustに通ってくれた皆様
いつもいつも不安定なあたしを見守っててくださってありがとうございます。
やさしい言葉を掲示板に残してくれたり、心配してメールをくださったり、時には苦言をくださったり。
言葉をかけなくともいつも見ているとサインを送ってくれた人もいました。
1年間皆様と付き合えて大変楽しかったです。
とても幸福でした。
どうか2005年もよろしくお願いしますね。

新年が皆様にとって幸せな年となるよう、そしてキラキラ輝く幸せなダイヤモンドダストがどこに住んでる皆様にも降りますよう北国から祈ってます。

2004年12月30日(木)  去年のケータイ

ここ何年か年賀状を書いていない。
ちゃんと書いていたのは高2までだった。
あの頃はクラスの女子全員に書くのとか当たり前だったのに。

でも、年賀状には触れてる。
今年はパパ・おばあちゃん用、ママ用、弟・妹用の3種類をパソコンで作って印刷した。
恋人の年賀状を買いに行くのにつきあったりもした。
上司にはこのデザインがいいとか、先輩にはこれがいいとか言ったりして。
そんなんで周りの人の年賀状選びには参加しているのに、自分のは書かなかった。

去年の今頃、あたしは宅急便屋さんの短期バイトをしていて(宅急便を運んでたわけではなくて、事務と受付だったんだけど)、そのバイトへ向かう道だとか帰り道にケータイで年賀メールを少しずつ作成してた。
70人ぐらいの人、ひとりひとりに違うコメントを考えて、作ったメールを保存して、1月1日になったら送り始めた。
ひとりひとり違うメールだから、一気には送れなくて1通ずつ。
今の恋人にも送った。
でもその頃のあたしは今の恋人を好きになるとも思っていなかったので、どんなメールを送ったかなんてちっとも憶えてない。
今年はそれすら時間がないのでやめてしまった。
年賀メールが着たら返すぐらいかなぁ。

今年の2月にケータイの機種変更をした。
去年1年間使っていたピンク色のケータイは妹がおままごとに使いたいというので電池がなくなった状態で妹にあげた。
この日記を書いていて、ふと思い出して、妹の机に行くとピンク色のケータイが乗っかっていた。
充電器も捨ててないはずだと思って、自分の部屋の引き出しという引き出しを開けて探してみた。
今年の2月までの何かが残っているかもしれないと思って、あたしはドキドキしながらピンクのケータイを充電器に差し込んだ。
少し時間が経ってから、電源ボタンを押してみる。
そこには壊れた画面しか映らなかった。
デジタル時計の表示も〔--:--〕
メールボックスにもデータフォルダにも「何も保存されていません」と表示された。
あまりに時間が経ってすべてが壊れてしまっていた。
ドキドキして開いたのになんだか哀しかった。
でもそこにはきっと見たくないものもあったんだと思う。
今更見るべきでないものも。
残念な気持ちと少しほっとした気持ち。

今年はあと少しで終わり、もう少しで新年を迎える。
今年は本当に忘れたくない年だったけど、来年はまたまっさらな1年が始まる。

2004年12月29日(水)  私は今年を忘れない

中学校の同級生たちと忘年会をした。
ススキノまで行く予定がいつの間にか地元の白木屋に変わっていて、予約はしていなかったんだけど、掘り炬燵の個室に通されて、そこで4時間飲んだ。

あんまりお料理を食べなかったせいか、お酒をそんなに飲んだ記憶はないのに、かなり酔いが回ってた。
カラオケとかもできる防音室だったので、みんな騒ぐし笑うしですごかったなー。
お腹が痛いって言いながらみんなでお腹を抱えて笑っていたけど、何がそんなにおかしかったのか覚えていない。

楽しかったけど、どちらかと言うとあたしは1番ひどい目にあったと思う。
ロシアンルーレットのたこ焼きははずれを引くし。
そのせいで1杯目のカクテルを一気に飲んでしまったし。
1杯目のグラスを空けるのが1番早くて、みんなにびっくりされたけど、辛くて仕方がなかったの。
なぜかこのメンバーで集まると1番いじめられるし。
お酒の席になると相変わらずみんなは説教を始めて、あたしは説教される側に回る。

いつからかあたしはみんなの中で「男運が悪い女」にされていて、今日も話題はそれだった。
そんな話題が出る度に、あたしは恋愛に向いてないのではないかと思うようになっていた。
こんな風に自分の恋心を記録しているのも間違いなんじゃないかと。
「(好きになる)男を見る目がない」と言われる度に途方に暮れた。
恋愛に向き不向きがないとしても、あたしは恋愛下手なんじゃないかと思った。

それでも好きな人がいて、あたしはその人に真っ直ぐな愛を贈りたいのだ。
できれば誰もあげられないような。


恋は甘いだけじゃなく、時にしょっぱく、時にからい。
苦しくて切なくて涙して・・・。
それでもいい。
それでも君が最後の人なら。

この先、君にだけ切なさを感じ、君のことで涙し、君について苦しくなる。
これからの長い人生で、たった一人、君にだけ感じることなら、それは嘆くことではなく、幸福に思うべきことなのだ。

きっと誰にどう説明したって全てはわかってもらえない。
たとえみんなが言うように、今までのあたしが散々だったとしても、今回は違うと思いたい。
こんなに想える人にめぐり逢えた。
それだけであたしは十分に嬉しいんだから。

2004年12月27日(月)  今年最後の満月

今日は満月でした。
月はいつもあたしたちを見ていてくれて、あたしは何度月に願ったかわかりません。

あさっては中学校の同級生たちと忘年会で、あたしにとっては初めて経験する忘年会というもので、わくわくしてる。
でも、今年は忘れたい年なんかじゃなかった。
すべて憶えておきたい年だった。

今年の5月に好きな人ができました。
片想いでした。
最初からそれをわかっていて、それでも、報われなくとも叶わなくとも愛していきたいと想える人でした。
想ってくれなくてもどうしても隣にいたい人でした。
その人の隣にいられるのなら何でもしたいと思ってました。

4ヵ月前の昨日、河川敷に車を停めて、一緒にケーキを食べました。
ケーキを食べ終えた後に、告白のようなものをした気がします。
前からいつも’好き’を送っていたけれど、その日は恋人になりたいなんてことを言ったような気がします。
その人はやっぱり応えてくれなくって、あたしは永遠に特別な人にはなれないんだなと、そう思いながらお家に帰りました。

4ヵ月前の今日になってから1時間半が経ったとき、ついさっきまで会っていて、あたしの気持ちにはやっぱり応えられないと言っていたその人からの着信。
「彼女になってくれない?」「つきあってくれない?」って電話先から聞こえてきた言葉。
あたしはなんて答えたんだっけ・・・。
答えなんてもう決まっていたし、相手も答えはひとつだって知っていたよね。
嬉しくてたまらなかったのを憶えてる。
本当はその人の唯一の人になりたくてたまらなかったんだもの。

あの日、決めたんです。
その人の素敵な彼女になろうって。
他の誰かじゃだめだって思ってくれるぐらい特別な存在になろうって。

あたしの好きな人はやさしい人です。
努力家で、一生懸命で、尊敬できる人です。
いつもあたたかい手を差し伸べてくれて、あたしの冷たい手をあたためてくれます。
あたしに意地悪するのが好きみたいです。
悪い冗談も好きみたいです。
時々自分勝手で、すぐに機嫌が悪くなっちゃったりして、亭主関白な人です。
意外と気配り上手で、意外とおもしろくって、いつもあたしを笑顔にしてくれます。
あたしはその人が笑ってくれると嬉しくって、その人の表情が曇ると悲しくなります。

どんな部分も受け止めてあげたいんです。
どんな所も愛おしいんです。
支えてあげたくって。幸せにしてあげたくって。
今すぐには完全な幸せをあげられないかもしれないけれど、もっとずっと一緒にいて、もっと幸せにしてあげたい。

今年最後の満月にそう誓いました。

2004年12月25日(土)  聖夜はシャンパンに口づけを

恋人と札幌駅にあるドリカムがプロデュースしたっていうツリーの前でお昼過ぎに待ち合わせして、札幌駅の隣にあるホテルへ行きました。
恋人が1ヵ月前から予約をしてくれていて、本日はここでふたりだけで小さなパーティーをするのです。
どんなお部屋をとってくれたかは全然知らなかったんだけど、案内されたお部屋は20階でびっくり。
南向きの窓がすごく大きいお部屋だった。
その窓にぴったりくっついて、ずーっとずーっと景色を眺めてた。

↑同じ窓からみた昼と夜

夕方になったら札幌駅のデパ地下にお買い物に行って、お惣菜とかケーキとかワインを買った。
コンビニでビールとサワーも購入して。
マーケットでは人目も気にせず「恋人がサンタクロ〜ス♪」って歌ってたんだけど、後から考えるとすごく恥ずかしかったな。絶対周りに聞こえてた。
でもいつの間にか口から出ちゃってたんだもん。
お酒を飲む前から浮かれてたんだよね・・・。

この日のために買ったサンタさんと雪だるまのキャンドルをつけて、出かける前には閉めて行ったカーテンを開けて、夜景を眺めながら乾杯。
クリスマスの予約だからってお部屋にはシャンパンとワイングラスとロイズのチョコレートとクッキーの詰め合わせまでついてた。


お料理の量が少なかったかななんて言ってたんだけど、シャンパン2杯とワイン1杯を飲んだあたしは一気に酔いが回ってしまってお料理を食べる余裕なんて全然なかった。
ワインなんて今まで味見とか試飲程度しか飲んだことないのに、今日はぐぐっと飲んじゃったからなぁ。甘くておいしいワインだったから。
あんなに酔ったのは初めてです。
記憶がなくなるほどではなかったけど、かなりふらふらしてた。
そんなんでせっかく買ったショコラティエマサールのケーキを残しちゃったりして。どれだけ贅沢なのって感じ。

恋人へのクリスマスプレゼントはネクタイを贈りました。
ネクタイを贈るのはすごく難しいって聞かされててたくさん悩んだけど、内緒で買うのにネクタイ以外を選ぶのはもっと難しい気がして。
プレゼントを選ぶのって楽しいって言う人もいるけど、あたしはどちらかと言うと苦手かもしれない。
贈る相手のことを考えて、気に入ってもらえなかったらどうしようって思うとすっごく悩んでしまう。
今回もお財布がいいかしら、腕時計がいいかしらとか考えたんだけど、お財布とか腕時計って、昔の恋人からのプレゼントだったらそれを使っていたいのかなとか、すっごい思い入れがあってそれしか使いたくなかったらあたしがプレゼントしても使ってもらえないだろうなって思うと、何にも選べなくなっちゃって。
結局行き着いたところはネクタイ。
ネクタイなら何本持ってても、大事なネクタイがあったとしても、日々のローテーションに入れてもらえるかなぁって。
そう決めた途端、ネクタイは個人の好みがあるから他人が選ぶものじゃないとか聞かされて、気に入らない柄だったら締めないとか聞いて(恋人にではなくて他の人に)、迷ってしまった。

それでもネクタイに的を絞っていくつも百貨店を回ったんだけど、自分でこれだと思うのがなかなかなくって、結局決めたのはそんなにお値段の高くないものになってしまったんだけど。
茶色に青の一見ストライプっぽいけど、チェック柄になってるのを買って、隠し事が苦手なあたしが買ったことすら秘密にして今日まで過ごすのは大変だった(用意したのが随分前だったから)。
買った日の日記ももちろん書いているんだけど、ネクタイを買うお買い物をしたってことはここに記さなかったし。
すっごくドキドキしながら渡したんだけど、恋人は快く受け取ってくれたので本当に嬉しかった。
もちろん今日はスーツを着てるわけではないんだけど、私服のシャツに早速締めてみてくれて、そのまま帰ると言い出したのでびっくりした。
会社がお休みの日にまでネクタイ締めてお家に帰るなんてって。
上にコートを羽織るからいいんだろうけど。

あたしたちはそのまま帰ったんです。
クリスマスが終わってしまわないうちに。
せっかくこんなに素敵なお部屋をとってもらってパーティーはしたけれど、あたしはお泊りできないから、0時を回らないうちにチェックアウトして、終電に乗って門限ギリギリにお家に帰った。

とてつもなく幸せな日で、何がってわけじゃなくて、すごく幸せな時間が流れていて、幸せ過ぎて泣いてしまった。
あたしは今まで泣いてばっかりの恋愛をしてきて、この恋愛は絶対泣かないって思ってたんだけど、実際のところは今までよりずっと泣いてるかも・・・。
つらいことで泣いてしまうことは相変わらずあって、それと同じくらい感激したり感極まって泣くことが多くなってしまって。
電話とかでも嬉しい言葉をもらって泣いちゃってとか。
自分でもどうしていいのかわからないことばっか。

今まで神様に何度も感謝してきた。
彼に出逢わせてくれてありがとうとか。
彼とこうしていられるようになってありがとうとか。
あまりに幸せで誰にどう感謝すればいいのかわからなくって、神様に。

でも今日は恋人にすごく感謝してる。
何度もありがとうって言った。
あたしに素敵な1日をくれて。
今まで恋人と過ごすクリスマスってどんなものなのかわからなかったけれど、ただこうして君と幸せだと思える時間を送れたことが何よりのプレゼント。

あたしを幸せにしてくれるのは神様でもサンタさんでもない。
君なんだよ。

2004年12月24日(金)  クリスマス前夜

朝から夕方まであんなに降っていた雪は、夜にはすっかりやんでいた。
空には満月には少し足りない月と、いくつかの星が輝いていて、雪が落ちてこない空をあたしは何度も見上げた。

恋人と中華料理屋さんに行って、晩ご飯を食べた。
今日はイブだけど、あたしは受験生なのでお料理を食べた後はいつものように恋人と一緒に勉強した。

その中華料理屋さんは、あたしと恋人が恋人同士になるずっと前に、3度目のデートに食事をしたお店。
日記を振り返ってみると、その日の日記が残っていて、そのお店で晩ご飯を食べたことは書かれていなかったけど、あの頃のあたしの気持ちはしっかりと記されていた。
その日は彼に、「付き合ったりできなくていいの?」って訊かれた日でもあった。
そんな日もあったのに・・・今あたしは彼を恋人と呼んでいて、彼もあたしを恋人と呼んでくれている。
こんなに幸せでいていいのかな。
あの日、願うことさえ許されなかったことが、今は実現している。

恋人はクリスマスとクリスマスイブとイブイブの3日全部をあたしにくれた。
「メリークリスマス」は明日言う言葉だから今日は使わなかった。
あとひとつ夜を眠ればパーティーの日。

2004年12月23日(木)  不器用な左手で描く

今日は祝日だから恋人とのお勉強会。
本当にお勉強するだけなので、PM8:30から出かけた。
コーチャンフォーに行って、恋人のお買い物を済ませた後にミスドでお勉強。
ここのミスドは明るくって天井が高くって、静かではないけれどいい雰囲気なので、お勉強する場所としては私的にかなり好きな場所です。

ミスドのポイントが貯まったので、ポンデライオンのカレンダーつきフォトスタンドをもらいました。
いっぱい写真を入れられるみたいだから、中学校の卒業式の日にクラス全員で撮った写真とか(ちょっと前まではコルクボードに貼り付けていたんだけど、コルクボードを他の用途で使うから今は外してある)、これからクリスマスに撮る写真とか(恋人と一緒の写真が欲しいな)、成人式の写真とか(同級生と久しぶりに会ったらたくさん撮るつもり)を入れようと思ってる。
ミスドの景品もらうなんて何年ぶりだろう。
ポンデライオンはかわいいな〜。

恋人の車の助手席、窓の隅っこに左手で描いた小さなハートとスキの文字。
明日またはぁーって息を吹きかけたら浮かび上がってくるかな。

2004年12月22日(水)  いくつになっても魅力的な人

夕方、同じ町内に住んでいたあたしが通っていたピアノ教室の先生が何年ぶりって感じで我が家を訪ねてきて、「引越しするんです」と紅茶と栞を渡してくれた。
あたしが小学校6年生までピアノを教えてくれた個人教室の先生で、ご両親と一緒に一軒家からマンションに引っ越すのだとか。
先生のお父さんがうちのお店のお客さんだったので、わざわざ挨拶に来てくれたのかな。
5年ぶりとかに見る先生は髪をショートにしていて、5年の月日が経ったことなど感じさせないぐらいあの頃のままで綺麗だった。
あたしが小学校卒業と共に先生がピアノ教室を閉めちゃったから、あたしは他のピアノ教室に移動することなんて考えられなくって、ピアノのお稽古をやめてしまった。
すごく魅力的な先生で、ピアノを教えるのを辞めてからは自分の声楽の勉強を熱心に続けているよう。
毎年ウィーンに飛んでいる力の入れよう。
女子高の音楽の臨時講師も今は辞めちゃったのかな。
先生のプレゼントを選ぶセンスはいつも素敵なので、今日いただいた栞も金色のト音記号がかたどられていてひと目で気に入った。
先生が選んでくれた我が家に置かれているローランド社の電子ピアノ。
たまには弾いてみようかな。


2004年12月21日(火)  ここがずっと大切な場所

図書館で谷村志穂の新刊、空色水曜日を見つけて借りてきた。
今年の夏に発売されて、書店では目立つところに平積みされている札幌のことを書いたエッセイ。
谷村志穂と言えば、映画海猫の原作者ですよ。
札幌出身のエッセイも小説も書く作家さん。今は東京都在住。
あたしは彼女の作品をきちんと読むのは初めてだったんだけど、これはすごくよかった。

 札幌の空の高さや、空気の透明な感じは独特で、
 私は世界のあちらこちらを旅するが、
 今もって、そんな空に出会うことはないように思っている。
 どんな「青」も、札幌の空にはあって、
 いつもよく磨かれたガラス面のように、私たちの心を映し出す。
 では皆さんも、どうぞ札幌の澄んだ空の下を、ご一緒に。
                     (まえがきより)


勉強の合間にちょっとだけって読み始めたつもりが、止まらなくなって困った。
やっと一息つくところで栞を挟んで、本を閉じていろいろ考える。

あたしは札幌生まれの札幌育ちだから、やっぱりこの町がすごく好き。
たとえ今日の最高気温がマイナス5度でも(苦笑)
大通公園なんてあんな街のど真ん中にあって、あそこが札幌の中心地で、道路と一体化しているのに、緑も噴水も綺麗な空気もふんだんにある。
谷村志穂が大通公園ほど素敵な公園はないと本の中で言っていて、あたしもいつもは気にかけないけれど、そうなのかもしれないなぁと思った。

恋人と街でデートする時は必ずと言っていいほど大通公園を一緒に横切る。
仕事帰りの恋人と札幌駅で待ち合わせをして、そこから大通かすすきのへご飯を食べに向かう。
いつもいつも時計台の前の道を通って、時計台と市民会館の向こう側に見えるときのテレビ塔が1番美しくって、あたしはそこで必ず空に突き刺さる鉄塔を見上げる。
あたしが生まれるずっと前からそこにあって、生まれてから街の中心部でも、郊外からも、何度も見てきているのに。
時計台の前、テレビ塔から向かって北西の位置から斜めに見上げる場所がベストポジションだと知ったのは今年に入ってから。
そんなあたしはテレビ塔に過敏に反応するようになって、恋人の車でドライブ中、テレビ塔が見える度に「テレビ塔が見えるー」とわざわざ報告する。
恋人も札幌生まれの札幌育ちで、札幌が好きだと言うので、すごくうれしい気持ちになる。
同じふるさとを好きだと言えるのって幸せだなーって。
恋人の暮らす場所が変わっても、ずっとずっとここでこの恋を進めれたらいいのにって思う。

激しく降っていた雪が昼下がりには粉雪に変わっていた。
こんな雪がクリスマスにも舞えばいいのに。
人はホワイトクリスマスを願うけれど、今まであたしが過ごしてきた20回というクリスマスであたしはいつがホワイトクリスマスだったかなんて憶えてない。
去年のクリスマスがどうだったかも。
でも、今年がホワイトクリスマスになるのなら、あたしはずっとずっと憶えている気がする。

2004年12月20日(月)  クリスマスよりずっと前のお話

初めてクリスマスの話をした時のことを憶えていますか?
ふたりで初めて海に行った日のことです。
あの日はすごくいいお天気で、夏の始まりの日でした。
海に向かう車中の会話で「恋人とはどんなことがしたい?」って話していたのを憶えてる?
その幾日か前に、あたしと君は河川敷デートをしていて、あたしの高校の頃の夢が、恋人と河川敷デートをすることだったって話をしていたんだよね。
恋人とは呼べない君とだけどそれが叶ったから、他には特にないって一度答えたあたしが、考え直して口に出した言葉は・・・
「クリスマスを彼氏と過ごしてみたいなー」だった。

君は冗談で「じゃあ、一緒に過ごそうね」なんて笑って応えてくれたね。
きっともう忘れてるだろうけど。
君にとってはその場凌ぎの話だったんだろうけど。

あたしだって笑ってその話を流したよね。
また得意の冗談ねって。
クリスマスには彼女の元へ行ってしまうのにって。
特別じゃない日だから、あたしと過ごしてくれてるんでしょうって。
特別じゃない日でも十分だった。
君と海へ行ける日があることが嬉しかった。

あれから季節は廻ってクリスマスが訪れる季節。

あの笑い話は現実になるのかな?
あたしは君と特別な日を過ごせるのかな?
聖夜に君が恋人と呼ぶ人はあたしでいいんですか?

クリスマスにはあたしが君のサンタさんになりたいです。
君が欲しているものを何でもあげられるようなサンタさんに。
 
2004年12月19日(日)  喪失の予感

今日はAnniversaryのケーキを食べに行ってきました。
2度目ー。前回のおいしさが忘れられなくって。
本当にここのケーキははずれがないなぁ。
どれ食べてもおいしい。


永遠なんてないってわかってるのに・・・。
いや、わかってるからこそなのかな。
喪失する可能性があることにひどく怯えてしまう。
一度手に入れたら、それら全てに喪失の可能性がついてくる。
指輪も。彼の気持ちも。

何を失ったとしても、何を犠牲にしたとしても、たったひとつ残しておきたいのは君なのに。

2004年12月17日(金)  左手薬指に愛を埋め込んで

あられの降る夕方、札幌駅に出かけて彼のお仕事が終わるまでひとりでお買い物をした。
セザンヌのパールアイシャドウを買いました。
グリーンベースの4色。カーキ2色に黄緑色にイエローっぽいの。
成人式に着る振袖に合わせるのです。
成人式のあたしのテーマカラーは春だから。冬なのに春。
あとはメモにも書いたオリジンズのペンシルアイライナーと加藤あいちゃんが宣伝してるREVUEのパウダーファンデが欲しいんだけどなぁ。
あたしもうる肌ビューティフルになりたい。
でも、テスターだけ見て帰ってきました。
両方買ったら破産かなぁとか思って。
お正月までに考えよーっと。

彼のお仕事が終わってからは三越に先週頼んでいたペアリングを一緒に取りに行きました。
コムサシャリテのリングボックスは木製で、あたしのには赤いリボン、彼のには緑のリボンをかけてくれた。

晩御飯を食べに入った洋食屋さんで早速開いてはめてみた。
買ってもらった時には、はめるのはクリスマスに会った時に・・・なんて言ってたはずなのに、いつの間にか指輪ができる日を指折り数えて待っているあたしがいて、イブより1週間も早くクリスマスプレゼントはあたしの指に光った。
左手の薬指。
シルバーは傷つきやすいから、お風呂やお皿洗いの時はなるべくはずしてくださいなんて言われたけど、あたしはたぶんはずさない気がする。
硫黄泉の温泉にでも入らない限り。
肌身離さず大切にしたい。

幸せな時間をもらいました。
幸せな言葉をもらいました。
幸せなクリスマスプレゼントをもらいました。

指輪をはめる前にあられだった空模様は、あたしがダイヤモンドを光らせる頃、ふわふわととてもゆっくり落ちる雪に変わっていた。
街はイルミネーションに彩られていて、小さな箱には赤いリボンと緑のリボンのクリスマスカラー。
すべてが魔法にかけられているようにロマンチックだけど、魔法だといつかは解けてしまう。
夢のように素敵な時間が流れているけれど、夢はいつか醒めてしまう。
魔法にかかっているようだけど、夢のような世界だけれど、今ここにあるものはすべて現実で、現実で、現実で・・・。

あまりに幸せ過ぎるので、眠りに落ちる時は少し不安で、眠っている最中は少し哀しい夢を見た。
目が覚めたとき、左手に指輪がはまっているのを確認してほっとした。

2004年12月16日(木)  幸せだからがんばれるよ

今日は10時間も寝ちゃったよー。
昨日は頭痛が治らなくって久しぶりに早く1時に寝たんだけど(べつに早くはないか)、今日の朝は何度か目は覚ましたけど、体を起こせなくて11時までベッドの中にいた。
でもたくさん寝ちゃった分、遊ばず勉強を順調に進めてるからよしとしよう。

朝昼兼用ごはんには明太子のスパゲッティを作って食べた。
初めて作ってみたんだけど、なかなか美味にできました。
私的にはもうちょっと辛くしたかったんだけど。
マヨネーズの量が多かったのかなぁ。

今年の5月から受験の準備をしてきたわけだけど、実際夏は全然進めれなかった。
やる気もさほど起こらず、受験生とは思えないほどのんびりしてた。
やっと最近、がんばらばきゃって本腰入れ始めた。
20歳だけど、あたしが大学を受験するのは始めて。
去年もおととしも願書すら出してない。
本当はあたしだって当たり前のように18歳で受験するはずだった。
自分が20歳で受験することになるなんて普通の高校生してた頃には夢にも思わなかったな。

今がんばれてるのって、今が幸せだと思えるからこそだと思う。
もし今のあたしが恋とかしていなくって、受験勉強一本の生活をしていたら、きっと過去ばかり見てネガティブな考えしかできなかったと思う。
実際、少し前までそうだったから。
なんであんな風になっちゃったんだろう。
どうして2度目の高3をもうちょっとだけがんばれなかったんだろう。
どうして高校を辞めるなんて選択をしちゃったのかな。
なんでもっと早くリスタートできなかったのかな。
「どうして・・・」「なんで・・・」答えの見つからない、今更言っても仕方のない言葉ばかりを頭の中でぐるぐるさせて、前向きな考え方なんてちっともできなかった。

だけど、今を幸せと語るなら、今まで起こったことはすべて必要だったことだって思うから。
今が不幸だと思うなら、今まで起こったことすべてを憎んでしまうかもしれないけれど、幸せならすべてに感謝しなくちゃって思う。
この20年間あたしに降りかかったことの中で、何かひとつでも欠けてたら今のあたしはないでしょう。

だから今からがんばるの。
過去のことは今の幸せのために必要だったんだし、だから嘆いてはいけないんだろうし。
今がんばってる努力が実ったらまた幸せを感じられる。

受験が近いせいか、小中学校の同級生たちがよく連絡をくれる。
「最近どう?」
「勉強進んでる?」
「どこの大学受けるの?」
前の高校の頃は半分音信普通だった同級生たちが、高校生を終えてからよく連絡とるようになった。
なんだか不思議。
みんな心配してくれてるんだなぁ。
あたしはやっぱり幸せ者だと思った。

2004年12月14日(火)  お湯に落ちる白い花

毎月恒例小樽出張の日。
おばあちゃん家でおばあちゃんのお手伝いをするのです。
今日は妹の学校が終わるのが早かったから妹も一緒に。
小樽に行く途中に高校によって受験に必要な調査書をもらってきました。

小樽ではお買い物(あたしのじゃなくって、おばあちゃんの日常的に必要なもの)をしたり、銀行や郵便局を回って支払いをしたり、お家のお掃除をしたりしました。
1番つらかったのが雪掻き。
あたし、家では滅多に雪掻きなんてしないのに(パパがしてくれるから)、おばあちゃんに頼まれて久しぶりにやったわけですよ。
10cmヒールのブーツ履いて、ママさんダンプ使って。
1時間雪と格闘するとさすがに疲れた。

夜は温泉に浸かってから帰ってきました。
雪掻きは嫌だけど、露天風呂に入っている時に雪が空から落ちてくるのはすごく好き。
体も心も気持ちいい。
今年初雪見風呂でした。

2004年12月13日(月)  報われるもの

昨日の模試を終えるまで、ここ2,3日ちょっと情緒不安定だった。
受験生はみんな同じ環境で、不安や迷いもたくさんあるんだろうけれど、近づいてくる本試験、差し迫った模試に心がうまく対応できてない。
良い点数がとれる気が全くしなくって、模試が怖くって怖くって、気づいたら泣いたりしてた。
20歳にもなったのに何やってるんだろうって感じ。

恋人には電話で何度も「がんばれ」って言われた。
勉強して、苦しくなって恋人に電話して。
勉強してて、あー、集中力切れてきたなぁって頃に恋人から電話が着て。
電話からは繰り返し繰り返し「がんばれ」の言葉。
いつも電話を切る時の最後のお決まりのセリフ「おやすみ」も「がんばってね」に切り替わっていた。
がんばらなきゃ、がんばらばきゃって思った。
反面、がんばらばきゃって思ったところでがんばれるのかなとも思った。
精神的に落ち着かなくちゃいけない。
不安定になってたら、身に入らない。
焦る気持ち。迫る時間。

そして昨日の朝。
不安なまま模試の会場で問題冊子を開いた。
終わりの時間まで精一杯問題に向かって、マークシートが全部埋まった頃、抱いていた不安はずっと小さなものになっていた。

彼の車に乗り込んで、「今日の英語はよくできたかも!」と騒ぐあたしに、恋人は何度も何度も「がんばったね」と言ってくれた。
車の中であたしの頭に手を伸ばしながら。
ミスドでは笑いかけてくれながら。
家に着いてからメールで。

「がんばれ」は「がんばったね」に繫がるものだったんだね。
あたしががんばれば恋人はそれを認めてくれて、存分に褒めてくれる。
「がんばれ」はプレッシャーに思う言葉なんかじゃないんだね。
これからまたがんばろうって心底思えた。
誰のためにがんばってるわけでもなく、自分がなりたい自分のためにがんばって、それを認めてくれる人がいる。
とてもとても生きてる意味のあることだと思った。

2004年12月12日(日)  決戦の日まであと1ヵ月

今日は駿台センタープレテストでした。
あたしは今年に入ってから私大模試しか受けてこなかったので、全部マークシートのセンター試験想定はこれが最初で最後。
国語はあたしの受ける大学は現代文しか必要ないんだけど、古文と漢文の問題も一応解いてマークしてきた。
古文とか漢文の問題解くのは2年振り。
漢文はやっぱりさっぱりわからなかった。
でも古文は小説文の問題より点数良かった。
小説文の点数悪過ぎ・・・。

模試が終わったら恋人が迎えに来てくれたので、それからSAPPORO Factoryへお買い物に。
相変わらず休日のFactoryはすごい人。
駐車場に入るのにも出るのにも並ばなくちゃいけなかった。
コムサ・イズムでマフラーを買いました。カスタードクリーム色の。
彼は茶色にくすんだ青のラインが入ったマフラーを買ってました。
本当は彼はチェックのが欲しかったみたいだけど。
でもあたしの中で今年は茶色が流行ってるし(あくまでもあたしの中でだけ)、チェックよりシンプルなラインの方が絶対いいーって薦めて、それに決めさせました。
質もデザインも全く違うけど、またコムサのお揃いができた。
「おそろ巻きにしよーね」って言って、普通に後ろで結ぼうとする彼のマフラーをくるくるしてあたしと同じように巻いた。
横に並ぶ彼のマフラーを見る度ににやけてしまった。

ちょっと早めの晩ご飯をレードルカフェで食べて、それから車を走らせてミスドに行った。
そこで今日の模試の自己採点をするわけです。
本当は今日彼と会うの渋ってた。
会ったら彼の目の前で自己採点しなくちゃいけないから。
それがすごく嫌だった。
昨日まで、今日受ける模試の自信が全然なくって。
でも結局会いたい気持ちが勝って会っちゃったんだけど。

結果的に今日の模試の出来はよかったんです。
あたし、もう英語はだめだーって思って全然勉強してなかったんだけど、今日は長文の内容がすごく理解できて、今までになく良い点数をとれた。
良い点数とるとヤル気が出てくる。
あ、やればできるんだって。
がんばろうって思える。
国語は良くもなく悪くもなく。
1番良い点数がとれるんじゃないかと思ってた世界史が1番悪かった。
彼はあたしが模試の復習してる前で、模試の政経の問題を解いてた。
採点したらあたしの世界史よりずっと良い点数。
彼が大学受験したのって5年前(正確に言うと4年と11ヵ月前)だよ。
悔しい思いと凹む思いとすごいなーって思い。
やっぱり全然敵わない人なんだなぁって思う。

ミスドはクリスマスソングが流れていて、そこで3時間ほど模試の復習と英語の勉強をした。

英語なんて今年に入ってから全然勉強してなくって。
どうせわからないしって半分諦めてて。
でも、今日長文が読めたことで、今まで、中学校の頃から勉強してきたことって無駄になってないんだなって思った。
2年前まで英語の成績が悪かったわけじゃないし。
文系科目は自信があったんだから、もう1度がんばればまた元の成績に近づけるのかもしれない。
残された時間は少ないけれど、諦めてその時間を無駄にするのではなくって、やれることはちゃんとやろう。
センター試験まであと1ヵ月。
2004年12月09日(木)  ダイヤモンド
今日は美容室に行ってきました。
成人式に向けて髪をちゃんとしようとカラーとカット。
時計台の前の通りにあるやたらキラキラした美容室がいつも気になっていて、そこに初めて行ってみた。
イメージを変えたいと言っても髪型はほとんど変えれないので、カラーリングを今までと変えようということで、美容師さんに薦められたオレンジを入れてみた。
今までナチュラルブラウンにしかしたことなかったし。
で、オレンジはいいんだけどね、べつにオレンジ頭になったわけじゃないし。茶色だし。
ただ、なんだかいきなりぱぁっと明るくなっちゃいました。
もう1トーン下げればよかったかなぁって自分では思うんだけど、彼氏の反応も家族の反応も、「いいんじゃない?」だったのでいっかな。
成人式も中学校の頃とはちょっと違ったあたしを同級生に見せれていいでしょう。
顔は全然変わんないって言われるから、せめて髪くらいは・・・。
弟だけが「明る過ぎない?俺は前のほうがよかったな」なんて言ってました。
弟よ・・・意外と硬派なのね。知らなかったわ。

カットしてもやっぱりあたしの髪型って変わり映えしないんだけど、かなりすいてもらって頭が軽くなった。
見た感じは変わらないけど、髪を結ぶとかなり減ったなーって思う。
元々ある半分の量くらいじゃないかな。
元のあたしの髪の量、どんだけあるのって感じですよね。

ここのお店、シャンプーがいろんな香りのを選べてすごくよかった。
あたしは2回ともストロベリー&ピーチを選んだけど。
すっごく甘くっていい香りなんだもん。
明るくって、雑誌もたくさんで、美容師さんも素敵で、リピートしたいお店だな。

美容室を出て、そのまま札幌駅で彼のお仕事が終わるのを待った。
彼と会ってから大通まで歩いて、ペアリングを見に百貨店へ。
3週間ほど前、彼が「クリスマスにはペアリングを買おうと思ってる」みたいなことを言ってくれた。
つき合い始めてから1番びっくりしたことだったかもしれない。
ペアリングなんて期待してなかった。
欲しいと思っても彼は会社員だし、指輪をはめる機会なんて少ないしって。
でも彼は、週末にデートする時にはめればいいからって言ってくれて、この3週間、あたしは暇があればひとりで下見をしていた。
今日はふたりで見に行こうって丸井今井と三越のアクセサリー売り場を回った。
前からいいなぁって思ってたコムサと組曲とクレージュを見て、結局三越のコムサ・デ・モードシャリテで決めて、そのまま買うことにした。
あたしは元々コムサの指輪が欲しかったからすごく嬉しい。
彼とのお揃いのストラップもコムサだし、あたし自身はコムサの服は何着しか持ってないけど、コムサの服を着ている男の人が大好きなのです。
ひとりで見に行ったときもコムサシャリテの店員さんはすごくいい感じで、名刺をくれて、その裏にデザインやら値段を書いてくれたり親切だった。

ふたりが1番いいなと思った2連のようなシルバーの指輪を買ってもらった。
レディースのは真ん中にダイヤモンドが3粒入ってる。
ダイヤモンドなんて、まだ不釣合いだと思っていたんだけれど、石が入ってるのがいいなって思ってて。
じゃあピンクサファイアでもブルーサファイアでもなく、人工石のキュービックジルコニアでもなく、ダイヤがいいなって。
あぁでも自分の薬指にダイヤが光るなんてまだ信じられないな。
7号から6号へのお直しを頼んだので、あたしの手元に届くのは1週間以上先。
今は何もないただの手を見つめて、1週間後からはいつもここにダイヤが光るのかぁって不思議な感情になる。

2004年12月07日(火)  成人式とセンター試験は同時に近づいてくる

今日は最後の授業の日。
1時間だけ家庭科の授業を受けてきた。
あとは終末試験を受ければやっとあたしも高校卒業です。

学校帰りにまた大通をブラブラした。
クリスマスが近いからクリスマスカードを見たりして。
あたしはやっぱりひとりでのお買い物が好きだな。
あ、あそこも見たいとか思って、何度も何度も同じ道を行ったり来たりした。
誰かと一緒じゃこうはできないもの。
年末が近づくと街に人が増える気がする。

今年もあと25日ほど。
1年ってこんなに短かったっけって思うよ。
今年の初めから5月までの記憶は過去って感じが確かにするけれど、6月からあたしの身に起こったことはすべて昨日のことのような気がする。
気だけで、実際は確実に時間が流れているのだけれど。

大学受験の願書に貼る写真を撮った。
ブレザー着た方がいいって言われて、前の高校のブラウスとブレザーを着て。
出来上がった写真を見ると、髪型が全然かわいくなーい。
いや、証明写真だからその写真はかわいく撮れてなくてもいいんだけど、写真じゃなくて実物がかわいくなりたいです。
あたしの髪型、中学生の時から変わってないって言われてるの・・・。
近々成人式に向けて美容室に行く予定なので、もっと明るい髪の色にしようかなぁ。
もっとおしゃれな髪型にしたいなぁとかも思ってる。
でも、おしゃれな髪型がどんなのかわかんないんだよねぇ。

成人式の案内が今日、ポストに届いていた。
札幌市は区によって会場が違って、あたしの区はホテルでやるみたい。
他の区はどこでやるのか全然知らないけど。
で、その案内状を開いてびっくり。
式って20分しかないんだって。
20分のために何十万って振袖にお金かけて、着付けもヘアメイクも朝から予約して、髪飾りも気に入るのを探し回って・・・。
ものすごく高い。
きっとこの先、振袖を着ることなんて無いに等しいんだろうから、結婚する時の嫁入り道具になるくらいでしょう。

終わりと始まりはいつも背中合わせで、あたし達は年の終わりに向かいながら、もう年が明けた後のことを考えている。

2004年12月05日(日)  雪に埋まりながらお散歩


朝起きたら、外は真っ白どころか雪に覆われていた。
今日は代ゼミで模試なので、家を9時に出た。
あまりにも道が整備されてないので、地下鉄まではパパが車で送ってくれた。
ドニチカ切符を買って、札幌駅に向かう。
ドニチカ切符は土曜・日曜・祝日は500円で1日地下鉄を乗り放題できるそうなので、今日初めて買ってみた。
あたしの家から札幌駅まで片道240円かかるし、模試の帰りに地下鉄を使ってどこか行ってみようと思って。

模試は、やればやるほど自信喪失。
本当は模試の回数を重ねる度に自信を持って答えるようにならなければならないのに。
勉強時間が足りないのもあるだろうし、勉強しても実力をつけてないのをひしひしと感じる。
英語なんてさっぱりわからない。
リスニングなしで申し込んだはずだったけど、リスニング有りの型になっていたし。
リスニング問題なんてもう2年以上やっていなかったので戸惑った。

一気に落ちた偏差値。
時間をかけても戻らない。
あと2ヶ月。
あと2ヶ月で全部は戻せなくとも半分は戻さなくては。

模試が終わってから地下鉄に乗って、元町ジャスコに行ってきた。
ジャスコで探しものがあって、地下鉄で行けるジャスコが元町店だけだったから。
本当にすごい雪。
冬に雪が降ることが当たり前のこの街でも、今日ほど歩き難い日は年に何回か。
その後は大通で地下鉄を降りてみた。
ひどい天候の日なのに街は人で溢れていて、ドトールに逃げ込んだ。
カフェモカを飲みながらさっきの模試の自己採点をして凹む。
ドトールに長い時間いて、その後もあちこち歩いて、家に帰ってきたら9時近くだった。
雪道のせいで、地元の駅から家まで歩くのに普段よりずっと時間がかかった。
寒いからってスカートはやめてパンツを履いてブーツに被せてお出かけしたら裾はべちゃべちゃに濡れていた。
やっぱり雪の日ほどスカートをはくべきなのね。

ひとりで充実した時間を過ごしたのはよかったけれど、模試を受けたのと歩き回ったので家に着くとどっと疲れが・・・。
久しぶりにこんなに疲れたな。

2004年12月03日(金)  ココロすべて

今週は日記を全然書いていなかったけれど、何もなかったかとゆうわけではなくって、むしろいろいろあった。
家族と買い物に出かけたり。中学校からの友達と集まったり。
日記を書いていない時は何にもない時か、何かあり過ぎる時かのどっちか。
どっちにしてもちゃんと書こうよって感じだけど。
一応思い出したいために書いてるんだし。
でも最近はあんまり長い時間ネットをしてないのです。

今日は晩ご飯を食べてから生理痛がひどくなって、久しぶりに鎮痛剤を飲んで休んでいた。
時計は9時に近づく頃、今週は仕事が忙しいと言っていた恋人からのメール。
遅い時間だけど会えることになった。
その時間から彼は会社を出て、1度家に戻って車を取ってあたしの家まで来てくれる。
こうやって門限が刻々と近づいてる時間に会えるのも、彼の通勤時間がかなり短いのと、あたしと彼の家が隣の隣の区でも比較的近いから。
そんな条件にまで恵まれてると思った。
今週は会えないと思っていただけに、嬉しかった。

黄色い下弦の月が車を照らす。
その光を受けながら、曇った窓に相合傘を描いて遊ぶ。
相合傘を描くようになったのは彼とつき合い始めてから。
ここ何年も描いていなかった。
高校生の時だってそんな子供染みたことはやってなかったように思う。
最後に描いたのは中学生の頃だったかな。
そんな風な小さな幸せのカケラたちがココロをすべて満たしてくれる。

2004年12月01日(水)  幸せは決して楽ではない
彼と正式につき合い始めてから3ヶ月が経った。
彼女になれた日から3ヶ月。
彼の2番目になると決めた日からはもう半年も経った。
2番目から彼女になれた日から幸せはどんどん増えて、それはこの手から滑り落ちていくんじゃないかと思うほどの大きさだ。
ただ、2番目から彼女になれて、いいことばかりかと言うとそれは違って、ケンカの回数は増えた気がする。
この日記を読んでくれてる人たちが、あたしのことを幸せ者だと思っているのは全然間違いじゃなくって、あたしは確かに幸せ者。
けれども、悩みや苦しみがないわけじゃない。
ケンカのことをいちいちここに記してないのは、その理由が些細だからか、それがケンカと呼ぶほどのものではないからか、それともあたしが自分の中でだけで処理したいと考えているからか・・・。

3ヶ月ほど前、彼が「つき合おう」って言ってくれた日は夢かと思った。
その夜は眠ったら絶対夢になると思って、夜が明けるまで眠れなかった。
「2番目」と「彼女」は同じようで全然違った。
彼を好きだと想うだけで幸せだった頃も確かにあった。
でも、今は存分に幸せを与えられてる気がする。

それでも苦しくなるのは何でかな。
2番目の頃は不毛な恋に幾度も悩んだ。
いつやめればいいんだろうと考えたりもした。
2番目というポジションに自分がいることに哀しんだ。
今は・・・何が苦しいんだろう。
時々ふたりが噛み合わないのをひしひしと感じる。
自分に合うから、価値観が合うから、そんなことであの人の彼女になりたいと思ったわけじゃない。
好きで好きでどうしようもなかった。
1番近くにいたくって、彼女になりたくて仕方なかった。
そんなんだから、合わないのかな・・・って考えてしまうときがある。
ふたりのズレに苦しんだりする。

こんな風になりたくってつき合ってるわけじゃない。
こんなケンカがしたいわけじゃない。
好きなのに、ただ好きなのに・・・。
こんなに苦しくってもまだ好きなのに・・・。

「好き」だけじゃだめなんだ・・・なんて思った日もあったけど、「好き」だから何でもできればいいのに・・・そう思う最近。

2番目の頃の方がお互い楽だったなんてもう言いたくないよ。
あたしはもう2番目なんてできないよ。
あの頃の方がよかったと言ってしまえばそれはもう別れのサインになってしまう。
あの頃の方が楽だった部分も確かにあるけれど、今の方が何十倍も幸せだ。

小さな衝突で、好きだからわかって欲しいなんて思うのはわがままだったのかもしれない。
好きだからわかって欲しいじゃなくて、好きだからわかってあげたいだね。

苦しくても彼についていくと決めたんだもの。
決める以前に、ついていきたくてしょうがなかったんだもの。
楽になりたいから諦めるなんて考えるのはやめよう。
ゆくゆくも一緒にいたいと想う人はたったひとり。
だからきっと明日はもっと君に恋してる。

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