ロマンス成分が足りない、というわけで翻訳物のヒストリカルに絞ってよんでます。 HQもあまりにもいろいろな種類があってどこから読めばいいのかわからない。しかも、出版社違いでずいぶん出てるのねー。気がつかなかった。
ヒストリカルに絞ったのは、物語に耽る感覚に浸りやすいから。 下手に現代物だと良い意味でも悪い意味でもハリウッド映画になって脳内映像化されて辛い。
これは面白かったぜ!という作品
1・「騎士から逃げた花嫁」リン・カーランド著。 読んでいる間中ハラハラでハッピー。ヒーローが醜くてくさい!(笑)らしい。私の脳内ではジェラール・ドパルデューがコリン(ヒーロー)を脳内で演じてました。 悪名とどろいているバーカムシャーのコリンとの結婚から逃げ出したヒロイン・エレオノーラは、男装の少年騎士としてなぜか逃げ出したはずの騎士のもとにやってくる運命に。 しかも弱々しさをみかねたコリンに騎士の訓練を受けさせられて?! 同作家の「私の黒い騎士」もあとから読みましたがこっちも面白かった。 作家買い決定です。
2・「王の定めにより」シャーリー・アントン著 サクソンとノルマンが入り乱れていた時代のイングランドが舞台。兄妹って良いよね!とヒーローそっちのけで仲良しのヒロインと双子の兄のシーンにほのぼのしてました。 王様の狭量っぷりがひときわ目立つ作品。
3・「女王の娘」アイリス・ジョハンセン著 エリザベス1世とスコットランドのメアリの時代が舞台。寄る辺ない身の上のヒロインが、女王の命により結婚したヒーローのもとで本当の故郷を見いだす物語。
中世が舞台だと、お約束のようにお城付きの魔女や野良魔女?がでてくるのがおもしろい。 魔女とは言っても未来視だったり薬草にくわしかったり、という範囲でですが。
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