四年に一度の二月二十九日。
昼近くになってようやく起き出す。 偏頭痛で、頭ががんがんしているが、昨日一日家の中にこもって自己判断した結果、風邪ではないらしい。 ので。 ばぁちゃんの見舞いに行っても良かろう、ということにした。
今日は、母や叔母には連絡取らず、一人で勝手に行ってきたわけだ。 祖母は、一週間前より具合が良さそうだった。 結局、私はなんの役にも立たなかったが、側にいられたのがうれしかった。 いましばらくは、この手が握りかえしてくれることの喜びを、感じることが出来そうだ。 看護士さんのてきぱきした態度が素晴らしかった。 わたしも、何をどうしたらいいのやら見当も付かない状態を何とかしなくては。 学ぶべきことは沢山ある。
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