サヨナライツカ
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2003年03月31日(月)<<<がんばってな。

 モラトリアム最終日。
 昨日届いたあなたからのメール。

  がんばってな。

 絵文字つきのあなたの言葉。


 がんばれ、だなんて
 言うのも言われるのもあんまり好きじゃないけれど、
 あなたのその言葉には素直にがんばろうと思う。

 恋人になることだけがゴールじゃない。

 私はずっとあなたに憧れていて、
 いつかあなたに認めてもらえるくらいになりたかったことを思い出した。

 ただの後輩では終わりたくなくて。


 だからまだあきらめない。
 次に会うときも笑えるように。

2003年03月26日(水)<<<いちばんじゃなくてもよかった

 結局、あなたとは会えないまま卒業式が過ぎた。
 四年分の荷物もほとんど実家に送ってしまった。

 タイムリミットまであと二日。

 それでも私にはまだ切り札があったから。


 あなたの部屋に残してきた荷物。
 泊めてもらっていた名残。

 それを取りにいきたいと言えば、
 きっともう一度会えるだろうと思った。
 たとえほんのすこしの時間でも。

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 夕方、研究室の友達に誘われて遊びにでかけた。
 その途中で届いたあなたからのメール。

 今日も残業で疲れているのはわかっていたけれど
 どうしても会いたくて。

 狡猾なわがまま。

 もしかしたら呆れられたかもしれない。
 だけどあなたは
 私がそこにいると告げたファミレスまで来てくれた。

 先月渡したチョコレートのお返しにって
 差し出されたロイズの四角い箱。
 ラッピングもなにもしていないそれがとてもあなたらしいと思った。


 次はいつ会えるのかわからないし、
 確かな約束もなにもないけれど。

 私はやっぱりあなたが好きです。

 だからあなたにとっていちばんじゃなくてもよかった。
 嫌われてさえいなければ。

2003年03月17日(月)<<<どっちにしても

 私だって
 卒業を目前に控えれば毎日それなりに忙しくて
 あなたと会えない寂しさにもだいぶ慣れてはきたけれど、
 それはただ慣れてきたというだけで
 あなたへの気持ちが薄れてしまったわけじゃない。

 夜、ひとりで部屋にいるときや
 研究室のみんなと笑っているとき。
 あなた以外の誰かといるときでさえ
 いつのまにかあなたのことを考えていて泣きそうになる。


 ここはほんとうに狭い土地だから、
 思いがけない人があなたにつながるラインを持っていて
 思いがけないところであなたの近況を知ってしまう。


 三月の半ば。

 連絡をくれると言ったあなたからは音沙汰がなくて。


 もしかしたら私があなたの噂を聞くのと同じように、
 あなたもどこかで私がなにげなく言った言葉を聞いて
 気分を害してしまったのかもしれない。

 単純に忘れられているだけかもしれないけれど。


 どっちにしても、
 あなたに会えないままでいるのはつらい。

2003年03月09日(日)<<<流される



 楽なほうにばかり流される



 私の悪い習性



2003年03月07日(金)<<<笑うなんてできないよ

 あなた以外の誰かに触れられるたび、
 あなたの痕跡も消えていく気がする。

 全部消えてしまったらもう会えなくなりそうで。
 11歳年上のその人と映画を観にいく約束は
 なかったことにしてもらった。

 二人で飲んだとき、
 ドタキャンは好きじゃないと言っていたけれど。


 だけど、誰といてもあなたのことを考えてしまう。

 嫌われたかもしれない不安で
 こわくて泣きそうになる。


 ねえ。

 こんな気持ちで、
 それでもなにもなかったかのように
 笑うなんてできないよ。

2003年03月06日(木)<<<期待してしまう

 三月。年度末のこの時期、
 あなたの忙しさがどれくらいか、なんてよくわかってる。

 連日の残業に休日出勤。

 一緒に過ごした一ヶ月、
 あなたの生活をいちばん近くで見てたから。

 無理は言えない。

 だけどここを離れてしまう前に、
 やっぱりもう一度会いたいと思う。


 抑えきれなくて送ってしまったメール。
 すぐに届いた返信。

 普段なら一歩通行のはずなのに、
 会いたいっていう
 そのメールに反応があること。



 だからまた期待してしまう。

2003年03月05日(水)<<<自業自得

 やっぱりだめだ。

 苦しい。


 あなたのくれたキスも

 抱きしめられた感覚も

 一緒に眠った夜のことも。

 これ以上、消してしまいたくない。



 この後悔は、全部自業自得。

2003年03月04日(火)<<<どうして

 ずっと進まなかった卒論の後処理がようやく終わった。

 飽きもせずに雪が降るキャンパスで、
 調査票をひとつずつシュレッダーにかけた。
 簡単な集計結果とお礼状をまとめて郵便局に出して
 これでほんとうに終わってしまった。

 あとはもう、卒業するだけ。

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 掠めるようなキスがひとつ落とされたあの夜から
 欠かさず届くメール。
 それに返信することを、面倒だと感じてしまう。

 あのときは
 このまま流されてしまうのも悪くないと思ったのに。



 いま、私の前にいる人が

 どうして、あなたじゃないんだろう。

2003年03月02日(日)<<<言い訳にもならない

 繋がれた手を振りほどかなかったあの夜、
 11歳離れた年上のその人の下心に
 ほんとうはなんとなく気がついていたけれど。

 それでも一緒に飲む約束をキャンセルしなかったのは、
 あなたと過ごせない時間が不安で

 崩れてしまいそうになる自信を立て直したかったから。

 現状をきちんと把握しているだろうその人が
 たとえばなにか行動を起こすとしても、
 まさかそう簡単には動けないだろうと思っていた。


 手を繋がれて、

 抱きしめられる。

 散々迷って落とされたキス。


 酔ったふりで誘ったかもしれないのは私。


 ばかなことをしていると思う。
 そんなつもりじゃなかった、なんて言い訳にもならないくらい。

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