UNDER CONSTRUCTION

ご無沙汰を…
2011年11月30日(水)

こんにちは、会社で飲み会待機中のガブです。

直腸検査どころか、日記までぱったりと止まってしまっております。
なんか忙しいです。
残業多いです。

もう疲れたよう。

そんなわけで、こんな画像を置いていきます。
海賊ラーメンは実在したよ!

実はメリッサさんと店に入ってから気付いたんですけど。
思わず二人でどえええええ!と。

呼ばれたんだね、他の店に行くはずが、この店の前通りかかったとき、どうしてもラーメンと餃子が食べたくなったのは、きっと呼ばれたんだね。




ごめんなさあぁぁぁあああい!
2011年11月24日(木)

ども、ガブ@会社です。

日曜日に頑張るとか言っといて、例のごとくそのままナシのツブテでごめんなさいです(ぐすん)。

身内の…というか、ぶっちゃけ祖母なんですが、葬儀も無事終わりまして、暖かいお言葉を頂いた皆様、まことにありがとうございました。

この2週間余り、怒涛の日々だったので、軽く魂抜けておりました。
祖母の入院〜葬儀で、何故に私がこんなに精根尽き果ててるのか、親戚一同を並べて小一時間ほど問い詰めたい気持ちが無くもないわけですが。
ほんと、何故にうちの身内は皆あんなにのほほんさんなのか……。
何より、亡くなって改めて判明した祖母のアイドルっぷりに、身内一同がビックリです。

まあ、そんな感じで、直腸検診ネタはその後全然進んでおりません。ごめんなさい。
勢いだけで書き始めた話なので、この突然の失速が怖い。
本当に、タイトルどおりエースが直腸検診受けただけの話で終わりませんように。

拍手ありがとうございます。

メッセージのお返事です。
またも遅くなってごめんなさい!!

Wんこさん、こんにちは!尿道カテーテル!(笑)それはサンジがエースに突っ込むの?シチュエーションが難しい!でも尿道カテーテルって想像する度イタタタタってなるよ!?そしてオナニー野郎の孤独感ってのに笑いました。確かに!まだ勃起野郎の方がひとりじゃない感じ(え!?)。そしておしっこね、かかってるね(笑)。どうもありがとうございましたー!

Iシガミさん、あははー、時々何かが取り付いたようにガッと日記に小咄を上げる私。突然身辺が慌しくなり更新止まってしまいましたが…。きっかけはIシガミさんの直腸カメラww ネタフリありがとうございました!続き……来月まで持ち越したらゴメン!

Nラさん、ありがとうございます!通販A3書きたいですねー……ってほんと毎度無責任にネタ振りまいて放置でごめんなさい(土下座)。別にそういうプレイじゃありませんよ、私別にSじゃありません。Mでもないけどね(笑)。直腸検診ネタも止まっちゃってごめんなさい!ががが、頑張りますー!

ボンバさん、こんにちはー!メールにメッセージに、色々とお返事ためててごめんなさい!でもいつもボンバさんのメッセージに励まされてました!なんか身辺バタバタしてて、不義理ばかりしてますが、ゼフサンーーーー!!私泣きそうになりました。またメールします!!どうもありがとうございました!!そして私も直腸検診ネタ読み直して自分で思ったの、あのエース、純情一途で真面目な爽やか青年じゃない?って(笑)。

○MDAさん、新刊到着のご連絡、ありがとうございます!楽しんで頂けたのでしたらよかった!丁寧な感想まで、嬉しいです!うっ、ビジュアルベックマン!それは…!!多分サンジちゃん、落ちてると思います(ジジィごめん!)。小咄も楽しんで頂ければ幸いにございます。ほんと、まさに小咄ってな短い話ですが。



バタバタと…
2011年11月17日(木)

直腸検査の更新がパッタリと止まってしまいましたが、実は身内に不幸がありまして、色々とバタバタしておりました。

ここまで引っ張っといて、未だ往生際悪く「続くのかー?」とか言ってましたが、このままではエースのケツに指突っ込んだだけの話になってしまう、という事にさっき気付きました。
エーサンサイトさんとしては、それは避けたい!
サンジちゃんにつっこんでナンボでしょ!

とは言いましても、金、土曜と家を空けますので、更新はしばらく先かなー…。
日曜日には帰ってきますので、ちょいと頑張りたい所存でございます。

そんな中、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、ブログの記事リストページをちょこちょこ直してました。
エーサンとスモサンをシリーズごとに並べてみたよ。
ただそれだけなんですが…。
あ、あとカテゴリ小咄を無くして、それぞれのカップリングに納めてみました。
漏れがあったら………きっともう見つけられない………。


日記から掘り出した小咄だけのセコい更新しかしていないにもかかわらず、拍手をありがとうございます。
そして、メッセージのお返事、近日に、とか言っておいて遅れてます。すみません。
帰ってきたら、必ず!

ブログに掘り出した小咄3本
2011年11月11日(金)

なんか忙しい!!公私ともに!!

きっと年末までずっと、この調子で気忙しい日々が続くんだ。
毎年そうだから、もうわかってる。

さてさて、携帯の送信ボックスを見てたら、昨年暮れ、通勤電車(多分)の中で書いて日記に上げた小咄発見!さらに、同じ月に上げた小咄も発見!!
最近ブログの方にお話の更新が無いので、すかさずアップ。
二本とも超短くて、あんま中身もないお話ですが、限りある資源は有効に!!

他にもアップしてない小咄はないかしら。
そう言えば、書きたいネタを並べ立てて、後でお話にしようと思って日記に書いて、もう埋もれて見つけられなくなったネタが沢山あります。
この日記、検索機能がないのよね。

メイド調教されたサンジちゃんが、エースにメイド服のスカートの裾を自分で持ち上げなさい(もちろんパンツは履いてない)って命令されちゃうネタとか。

バトン頂いて書いた、チビナスちゃんに護身用の銃を与えたジジィが、バラティエに遊びに来てた赤髪さんとこのベンさんに、サンジちゃんに銃の撃ち方を教えてやってくれってお願いするネタとか。

体育教師エースとブルマーサンジちゃんで、跳び箱+ロータープレイとか。

ジャーナリスト・シャンクスの未亡人(シャンクスすまん!)サンジちゃんが、亡き夫の息子エースとルフィに好き勝手されちゃう未亡人陵辱ものとか。

いつか書きたいと言っては端から忘れて行く、有言不実行なあたし。

おっと!小咄もう一本発見!小咄発掘シリーズ計3本、無理矢理アップしました。リストの日付が111111で笑った。
「笑った」じゃない!ゾロ、誕生日おめでとうだ!!!


拍手ありがとうございます!
そして、直腸検診にメッセージもありがとうございます(笑←何故笑う)。
お返事は近日!

さっき見返してみたら、日本語変だったり、最後の方台詞だけになってたりで、やっぱPCの画面で見たら、駄目なところが目立ちますね。iPhoneで打ってた時は、もうこれでいい!って上げちゃったけど。携帯だけで小説書いてる人って凄いな。おばちゃんには無理だ。
まああの、臨場感的なもんを感じていただけば幸い。
全部終わって(終わるのか?)ブログに移す時にでも直したい!

直腸検診2
2011年11月09日(水)

続き書いた!

なんか公私ともに忙しくなっちゃって、ゆっくり書いてる暇がないのですが、電車の中で、ノリと勢いだけでぐあーっといきました。
後ろから覗かれていない事を祈ります。
もうちょっと落ち着いたら直すかもです。

話が全然進まないなあ。
そして、更に下品に、更にエースが残念な事に。
おかしい…当初は、エースがケツに指突っ込まれながらも、ハニー、次は俺が君の中を隅々まで触診してやるよ、的なキャラになるはずだったのに。

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 ここは白鯨商事営業部営業推進課。
 ヒラ社員、ポートガス・D・エースは、仕事もせずに自分のデスクに頬杖を付き、ボールペンを上唇と鼻の間にはさんで、その視線を宙に彷徨わせていた。
 「はあ…」とため息を吐く。ボールペンが落ちるカツンという音にも気付かずに、デスクに突っ伏す。あの健康診断で美貌の泌尿器科医に一目惚れをして以来、エースはずっとこんな調子であった。
 ああ、あの奇麗なサンジ先生が、今日も脂ぎった屁の臭そうなオヤジのケツに、白魚の様な指を突っ込んでいるかと思うと、もういても立ってもいられない。
  実はエースはあれから毎日、仕事終わりにあの病院を訪ねていた。しかし、なまじ小さな診療所で入院設備も無いため、一般人が潜り込みにくいのだ。仮病を使って受診しに行こうかと思いもしたが、これまで病気などした事の無いエースには、仮病をどう演じればいいのかさっぱり見当もつかなかった。丈夫すぎる自分が憎い。駐車場の辺りをウロウロして出待ちもしてみたが、流石に長居は出来ないし、監視カメラもあったから、下手すると不審者として通報されかねない。
 あの時は痛さのあまり半泣きだったけど、今となっては、あの繊細な指がもたらした痛みがあっというまに癒えてしまったのが切ない―――などと、エースは間違った方向におセンチになってる自分に気付いてもいない。
 あの時、サンジ先生は、そういう―――つまり、エースみたいに言い寄って来る患者は多いと言っていた。吊り橋効果がどうのとか、分かる様な分からない様な事を言っていたけれど、絶対に彼は間違っている。だって、親にも、下手すると彼女だってそうそう見せない玉裏もケツの穴も全部晒すのだ。あなたと私は他人じゃないのよ、もうどうとでもして、どうとでもさせて、となるのは目に見えている。てゆーか、あのサンジ先生に、ケツに指突っ込ませるなんてセクハラだろう!
 それがサンジ医師の職業なのだが、エースの頭の中では、脂ぎった親父がサンジにアナルプレイを強要している図が出来上がっていた。うっかり激しく勃起もしていた。
「いよう、勃起青年!」
 突然今の己の身体の状態を言い当てられて、エースの心臓がドキーンと跳ねた。慌てて振り返れば、ニヤニヤと嫌な笑いを浮かべたサッチが立っていた。
「………誰が勃起青年だ」 まさしく今、俺勃起してるけど。
「お前だ、お前。いやー、もうおじさんびっくりしちゃった。あなたを見て勃起しました!とかいきなり初対面の相手に自己申告しちゃうんだから」
 ムカつく。どうやら先日のエース入魂の告白は、病院中に響き渡っていたらしく、エースは「勃起青年」なる大変不名誉なあだ名を頂戴した。もちろん、命名はサッチである。この間は「お婿に行けない」とか半べそかいてたくせに。
「おい、勃起青年」
 プルプルと屈辱に震えるエースの頭に、ぱこんと軽い衝撃。
「だから、それやめろって!」
 があ、と吠えた相手は、諸悪の根源、総務部長マルコ。まあ、彼のおかげでサンジに出会えたのだから、ある意味エースにとっては大の恩人なのだが。
「なーんで今更恥ずかしがるのよ、お前が自分で言ったんじゃんなあ、マルコ」
「全く、うちの社の恥を晒してくれるよい」
「………ほっといて。てゆーか、何?」
 完全にブスくれているエースに、ああ、そうそう、とマルコが暢気に言う。
「お前、尿にたんぱく下りてたってよい」
「え、マジで!?」
 なんだかよくわからないけど、もしかしてヤバい病気とか?と焦るエースに、サッチはニヒー、とまた嫌な笑みを浮かべて肩を組んで来る。
「たんぱくってさー、前の晩にオナニーすると下りるって言うよなー」
「してねーよ!」
 勃起青年の上に、オナニー野郎の汚名を着せられてはたまらない。俺は無実だ、少なくとも検査前日はやってない。
 そう、エースはたまたま無実だった。おそらくは、翌日に健康診断がある事を忘れ、朝にステーキサンド、昼に牛丼、夜に焼き肉食べ放題と、肉ばっかり食ったせいであろう(少なくとも作者はそうだった)。
 まったくこのオヤジ達、昼間っから会社で勃起だのオナニーだの、うちは女子社員の極端に少ない会社だからいいようなものの、下手するとセクハラで訴えられるぞ。
「再検査だよい」
「え?」
 マルコが手にした封筒をエースの目の前でヒラヒラと振る。
「まあ、オナニーのせいなら別にバッくれたって問題は……」
「だから、してねえって……え!?」
 ガバッとマルコの手から封筒を奪い、表面に印刷された、ここ数日通い続けた診療所の名前を凝視する。
 再検査、という事は……。
「いやったあああああああああーーー!!!」
 エースは封筒を握りしめ、握った拳を天に突き上げた。堂々と正面切って、サンジ先生に会いに病院に乗り込んで行く口実ができたじゃないか。
「口実じゃねーよ、行くからに再検査受けろよい」
「泌尿器科行くわけじゃねぇから、あの美人先生に会えるとは限らんだろ」
 エースの喜びに水をさす様なマルコとサッチの言葉もなんのその。
「大丈夫!とりあえずサンジ先生の診察日は火、水、木!金曜は午後のみ!その時間を狙って行くぜ再検査!」
「……マルコさん、こいつ完全にストーカーですよ」
「………下手打つ前に、クビにしとくかい。何かあってもうちは無関係ですって言えるしなあ」




 さて、待ちに待った再検査当日。
 尿検査のみなので、スーツ姿のまま、渡された尿採取用のカップを持って、この間の3番診療室の前をウロウロしてみる。しかし、通りがかった看護婦が手にしたカップを見て、「トイレはあちらですよー」などと親切にー―ーエース的には余計なお節介だがー―ー案内されてしまったため、エースは仕方なくトイレに向かった。
  個室に入り、この間の検査の時よりは上手にカップに尿を採りながら(この間はちょっと手にかかってしまった)、さてどうしたもんかと考える。
 いっそ部屋を間違えたふりして3番のドアを開けてやるか。いや、しかしそれだと姿は拝めるかもしれないが、そこで終わりだ。今後、なんとしても彼を口説き落としたいと思っている身としては、それは避けたい。
 悶々と思い悩みながら個室から出る。丁度その時だった。ドアが開き、男性トイレに入ってきた人物を見て、エースの心臓が多分20センチ程跳ねた。
 初めて会った日から今日まで恋い焦がれた人物、サンジ医師その人であった。
 目を剥いて自分を凝視しているエースに驚いたのか、彼は奇跡のような青い目をわずかに見開き、は、と可憐な唇が息を飲む。長い睫毛がまるで可憐な蝶の羽ばたきのように瞬いて、ハタハタという軽やかな音すら聞こえてきそうだ。
(て…天使だ、天使)
 思わず手にした中身満タンの採尿カップを握りつぶしそうになって、エースは慌てて堪えた。ちょっと手にかかった。
「あああああああのっ、先生!!」
「カップはあちらに」
「あ…………はい」
 初っ端から勢いを削がれ、エースはすごすごと医師が指し示す回収棚に採尿カップを置く。ここでへこたれる訳にはいかない。エースはひとつ深呼吸をすると、勢い良くサンジ医師を振り返る。
「あのっ、覚えてますか?この間、前立腺がん検診でお会いした…」
「すみません、肛門を拝見すれば思い出すかと思うのですが」
 キラッと銀縁メガネの蔓を押し上げながら、医師はごく真面目な顔で告げた。あ、やっぱそうなんだ、ある意味すげえ職業意識だけど。エースはがっくりと肩を落とす。かくなる上は、ケツの穴を見てもらうしかないか!幸いなことに、ここトイレだし!と軽く錯乱したエースがパンツに手をかけたところで、医師が口を開く。
「再検査ですか?」
「ええ、あのたんぱくが…」
「ああ、尿検査で」
「いやあの、決してオナニーのしすぎではありません!!」
(って俺何言ってんのーーー!!!)
「タンパクは運動のし過ぎや、検査前日に蛋白質を多く摂取しても下りますから、心配なさることはないと思いますよ」
 エースの残念な自己申告を華麗にスルーして、医師は淡々と告げた。
「あの、先生!俺、どうしてもお話ししたいことがあるんです!」
「なんでしょう。EDでしょうか、包茎手術をご希望なら…」
「勃起不全でも包茎でもありません!」
「ああ、失礼、かなり深刻そうなご様子だったので」
「ちがうんです!でも、確かに俺は病気かもしれない。あなたにしか治せないんです!この恋という名の…」
「そうですか、では、受付を済ませて泌尿器科を受診してください」
「え、あの…」
「みなさん泌尿器科を敬遠しがちですが、恥ずかしがる事はありませんよ。病状は後ほどお伺いします」
「は……はひ」
 敵は手強かった。あまりのスルースキルの高さに、エースは完全に攻めあぐねていた。
 いやでもちょっと待て、それはいい手だ。こんなトイレで立ち話でなく、診察室で二人っきりでゆっくり話せるチャンスではないか!そうだ、これは天啓だ。サンジ先生という天使がもたらした神のお告げだ。ありがとう神様!俺、きっとこの気持をサンジ先生に伝えます。絶対に先生を落としてみせます!!
「後ほど伺います!よろしくお願いします!」
 深々と頭を下げ、差し出した握手の手は、穏やかな微笑みと共に、またもスルーされた。



ここまで書いといてなんですが……続くのか、これ……。
あ、Wんこさん、再検査にしてみたよ!!ww

小咄(?)直腸検診
2011年11月06日(日)

ども、今日は普通のお休み、ガブです。
風邪は回復傾向にあるようです。
そんなわけで、書き始めました、直腸検診。

………あれ?さらっと短く終わらせるはずが、まだイントロでしかない……。
しかも想像以上に下品な話になってしまいました。
これ普通に連載?大丈夫か、あたし。完結させられるのか?

えっと、内視鏡検査がどういう具合かよくわからなかったので、触診です。
エース、あの若さで前立腺がん検査です。
ガブ、前立腺がん検査受けた事ないので(当たり前です)、かなり適当です。おかしな事があっても気にしないで下さいね!

そして、またタイトルでごっさ悩んだわけですが、必死で捻りだしたのが、「お願い!サンジ先生」ってベッタベタなタイトル。うーん、まあそのまんまなんだけど…もうちょっと考えよう。


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「ヤバい、太った…」
「イゾウ、その服お前が着るとなんかエロい」
「ハルタ、身長伸びたかー?」
「うるせえエース!お前は脳波調べてもらえ!」
 今日はエースが勤める白鯨商事の健康診断の日だ。いつも会社で顔を付き合わせている同僚や先輩達が、裾の短いラブホのガウンみたいな検査服を来た間抜けな姿で、院内を闊歩している。検査服の丈がほぼミニスカートになっている、ガタイいいジョズや、ボーボーの胸毛すね毛腕毛を晒したビスタなんか、ちょっと正視に耐えないというか、武士の情けで見ないでおいてやろうって感じだ。
 いくつかの検査項目を済ませ、長椅子に座って待機していたエースの隣に、同じ営業課の親しい先輩がどさりと腰を下ろした。いつも陽気な彼が、肩を落として妙に憔悴した様子だ。
「…サッチ?どしたの」
「……俺もう、お婿に行けない………」
 両手で顔を覆ってさめざめと泣く親しい先輩の姿に、思い当たる所があって、エースは「ああ」と頷く。
「アレか」
「アレだよ!!」
「まあ、サッチくらいの年齢なら、やっといた方がいいんだから」
「だってお前!あれヤバイぞ!どんな羞恥プレイだって…!!」
 サッチが涙目でわめき出したところで、院内放送が入る。
『ポートガスさん、ポートガス・D・エースさん、3番診療室にお入り下さい』
「来たよお前、3番だよ!」
「え、3番てアレ!?」
「アレだよ、アレ」
 サッチがポンとエースの肩を叩く。
「お前も俺と同じ、いたたまれなさを感じて来るがいいさ」
 大げさな物言いに苦笑しながら、エースは立ち上がる。
 今年から、白鯨商事の健康診断を請け負う診療所が変更になった。長年依頼していた診療所が、ビルの改装工事のために休業となったのだ。まあ、それはいいのだが、何故か今年から、検査項目に「前立腺がん検査」が追加になった。普通、50歳以上のみが対象とかじゃないの?実は総務部長のマルコの嫌がらせなんじゃないかと、エースとサッチは話していた。もちろん、二人ともマルコに面と向かってそんな事言う度胸は無い。そしてマルコは何故か、今日この場にいない。やっぱり嫌がらせか?
 まあ、それにしても、サッチのあれは大げさだろう。確かにケツに指突っ込まれるのは男としてアレだが、医療行為な訳だし、しばらくじっと我慢していれば…などと思いながら、エースは3番診療室のドアを開け―――「うっ」と声を詰まらせその場に固まった。
「ポートガスさん、下着を膝まで下ろして、あちら向きに横になって下さい」
 事務的な声で、顔も上げずに寝台を指してそう言ったのは、白衣を身にまとった若い医師。きらっきらの金髪に、細い銀のフレームの眼鏡。こちらに向けた横顔は、完璧に整っていた。離れた所から見ても、睫毛がばっさばさなのがよくわかる。だって俺、さっき計った視力、両目とも相変わらず2.0だったし。
 サッチが羞恥プレイと言った意味がよく分かった。これはアレだ、盲腸の手術の前に、可愛い看護婦さんに下の毛剃られるとか、そういうレベル…いや、それ以上だ。だって…こんな奇麗な人に、俺これからケツに指突っ込まれちゃうわけ!?
 ドアノブを掴んだまま、そんな事をグルグルと考えて硬直していたエースを不審に思ったのか、医師が初めて顔を上げてこちらを見る。
 その視線に、ずっきゅーんと胸を打ち抜かれて、エースはウッと検査服の胸元を掴んだ。
 切れ長の大きな目に、吸い込まれそうな真っ青な瞳、薄く開かれたピンク色の唇。銀縁眼鏡と相まって、その整いすぎた顔は、ややもすれば冷たい印象を与えそうだが、何故かくるんと眉尻の巻いた不思議眉毛が、それを緩和させていた。
 ヤバい、俺の好みにどストライクなんだけど……。
「ポートガスさん、ですよね?」
「あ、はいはい!!」
 不審気な顔で問いかけられて、エースはようやく我に返った。慌ててドアを閉め、もそもそと検査服の下で下着を下ろしながら、美人医師がカルテに目を落とし、奇麗に長い白い指で眼鏡のフレームを押し上げる様子から目が離せない。
 パンツを半分ずり下げて、「えーと」と所在なげに立ち尽くしている間抜けな姿のエースに、医師はまた「そこに横になって下さい」と非常に事務的に指示する。
 のろのろと寝台に上がって、医師に背を向けて横たわりながら、それでも背後の様子が気になって、首を回して振り返る。彼の胸元のネームプレートには「サンジ」とあった。ファーストネームっぽいけど、ファミリーネームなのか?サンジ先生かあ〜、などと胸の内で名前を呼んで、ほんわかしているエースをよそに、医師は慣れた手付きで医療用のゴム手袋を装着している。反対の手で裾を引っ張りながら、細い器用そうな指を馴染ませる様に何度か動かす。手首でゴムの立てるパチンという音に、エースは我に返ってビクリと肩を竦ませた。
 そんな様子を不安がっていると思ったのか、医師は先ほどよりは少し優しい声で「大丈夫ですよ、リラックスしていればすぐに終わりますから」と言って、お義理程度に口の端を上げると、エースの足下に回り込んだ。
「あ、あのあのっっ!!」
「はい?――あ、横向きの姿勢で膝抱えて下さい」
「は…はい…あの、先生…って、あう!」
 べろりと検査服をめくられる。この美貌の医師の目の前に己の下半身がさらけ出されているかと思うと、エースの身体がカッと熱くなった。
「はい、力抜いて」
「いやあのですね……ぅひいっ!」尻の穴にぬるりとした感覚。
「せんせ、俺…っっ!…いって!!」
「大丈夫ですよー、すぐ終わりますからね」
「いだだだだだ」
 ぬめりを伴った指が肛門の中に入ってきたかと思うと、おそらくは前立腺であろう場所を指でぐりぐりと探られる。
「ん?」
「ん?ってなんすか先生!?」医者のそんな反応ははっきり言って心臓に悪い。
「いや、ちょっと硬いというか、大きい様な……」
「マジすか!?」
 不安になって情けない声を上げたら、おもむろに検査服をめくり上げられた。
「あ…」
「あ…」
 医師が覗き込んだのは、エースの股間。前立腺検査で勃起すると聞いた事はあるが、ぶっちゃけエースは指を入れられるまえからフル勃起状態だった。だって、一目惚れした相手が自分の股間をいじくり回しているのだ。そら勃つだろ!
「大丈夫ですよ、前立腺検査の時には勃起状態になる事も多いですから」
 しかし流石に相手はプロである。まったく動じる事もなく、逆に宥められて非常に微妙な気持になる。
「完全に勃起した状態ですと、前立腺も圧迫により硬くなります。ポートガスさんはかなりペニスも大きいようですからね」
 奇麗な顔で淡々と語られる内容に、一体どんなプレイなんだとエースは胸の内で身もだえた。しかし、エースにとっては大変な羞恥プレイでも、このサンジ医師にしてみれば、ただの医療行為。エースなど流れ作業的に右から左に片付けていく受診者の一人でしかない。このままでは、彼は自分の顔すら覚えていないだろう。職業柄、尻の穴と玉裏くらいは覚えててくれるかもしれないが、再会しても、尻の穴見せるまで気付いてもらえませんでした、じゃ切なすぎる。いや、その前に病院外でそれやったら捕まるから、俺。
「違います!俺は貴方を見ていて勃起したんです!!!」
 エースは診療所全体に響き渡る様な大声で叫んだ。どうしても、その他大勢の尻の穴と同じ扱いでは我慢できない。それ程に、自分は衝撃的な一目惚れをしたのだ。
「貴方を初めて見た瞬間から…いだあああああーーー!!!」
 丸出しにした尻に想い人の指を突っ込まれた状態での、エースの一世一代の告白はしかし、前立腺部をガンガンと突き上げる激痛に遮られた。
「はい、終了です。ご苦労様でした」
 セクハラまがいのエースの発言は華麗にスルーして、あっさりと指を抜くと、サンジ医師は冷静に告げる。エースはあまりの痛みに涙目でプルプルしながらしばらくは動けずにいた。
「あ…あの…」
 ようやく起き上がったエースに背を向けて、サンジ医師は机の上の書類に何かかき込んでいる。安っぽい蛍光灯の光を受けて、つやつやと輝く金色の後頭部を見つめながら、エースはぐっと拳を握りしめた。
「俺、あなたに一目惚れしました!今度二人で会ってもらえませんか!」
 エースは真剣だった。未だフル勃起状態の息子を必死でパンツに納めながら、ではあったけれど、その告白は狭い診療室に真摯に響いた。
 医師が振り返る。検査服の裾を直しながら、エースは彼の反応を待ってゴクリと喉を鳴らす。
「そういう患者さん多いんですよ」
 そう言って、サンジ医師は、にっこりと笑顔を浮かべた。それはそれは完璧な、患者の不安を和らげるような微笑み。つまりは医者の営業スマイル。
「男にとってはかなり衝撃的な体験ですからね。吊り橋効果的な、とでもいうんでしょうか」
 あまり深く考えずに。異常無しですよ。と完璧な笑顔を貼り付けたまま、サンジ医師は検診表をほい、とエースに渡す。そして、ドアを開けてまたにっこりと微笑むと、エースに二の句を継がせないまま「ビスタさーん、3番診療室にどうぞー」と待合室に向かって声をかけた。
 とりつくしまも無いその様子に、エースはうなだれて診察室を出た。入れ替わりに入って来たビスタが、「お盛んだねえ、エース」とクスリと笑うのに首を傾げながら待合室に行けば、まだソファに座ったままのサッチが、真っ赤な顔で腹を抱えて痙攣していた。


続く……か!?

風邪ひいたー
2011年11月05日(土)

こんばんは、風邪をひいて会社を休んでしまいました、ガブです。
風邪薬を飲むと、まるで死人の様にいつまでも寝てられるのですが、起きた時が大変。頭痛い……。

せっかく会社休んだんだから、SSの一つも書くかと思い、夕飯食ってからちょっとパソコンに向かってます。
以前、「座骨神経痛〜」とこの日記に書いた時に、某Iさん(笑)から「腰痛で直腸カメラ…」というメッセージを頂きました。そこですかさずエーサンに変換してしばらく楽しんでおりましたが、そのネタを形に…というご要望を複数の方々から頂きまして、んじゃあちょっくら書いてみっか?と書き始めたところ、なんか日記の小咄程度じゃ終わらなさそう…?

今日アップは無理だな…。
ていうか、書き上がるのかな……。
自信がないなら書き上がるまで黙っていればいいものを。
しかし、先に言っといた方が頑張るかと。
まあ、過去の例から言うと、言ってても頑張れないのがガブさんのクオリティ。
さあ、果たしてどうなるか。
いっそ諦めて、放置してる連載の方に手を付けた方がいいのか?


拍手いっぱいありがとうございます!
今回、拍手絵に小咄ついてなくてごめんなさい!

以下、メッセージお返事です。
こちらも気付けばイベント前からお返事してませんでした。
遅くなってごめんなさい!
謝ってばかりな私でごめんなさい。


Wんこさん、イベント前には励ましのコメントをありがとうございました!本も届いた様で、よかった!嬉しい感想もありがとうございます。お熱、大丈夫ですか?なんだかよーわからん気候で、体調も崩しがちですよね。どうかお大事になさって下さいな。そんなわけで、直腸検診エース、今書いてます(笑)。日記のネタ程度のはずが、長くなりそうで、わあどうしよう…って感じです。

ボンバさん、お返事できない間にイベントも終わり、メールまで頂いてしまってスミマセン。メールのお返事も必ず近日に!すっごい嬉しかったですよー!ハロウィンのあの子達もお気に召して頂いたようで、嬉しいです。しかし、金のお兄さんの目の黒いうちは(黒じゃないけど…いや、わからんけど)火がらすも悪さを働けないと思います。焼き鳥にされちゃうww …と言ってたら、通販A3にメッセージありがとうございます!(笑)。スレンダー・○ェイパープレイ(プレイ?)の頃の二人は、多分もう出来上がっているんだと思います。じゃないと多分犯罪です。…いや、付き合ってても公共の電波でアレは犯罪か?

10月30日21:46のお客様、ありがとうございますー!小咄なくてすみません。アヒルは、ずーっと季節ものでやって来たので、さすがにネタが尽きて来ました。ハロウィンネタも何年か前にやっております。そして鋭い!そうなんです、あれ作ってる時、私もサザ○さんのアレを思い出しました(笑)

N階堂さん、イベント当日はお世話になりました。お隣で嬉しかったです!差し入れもありがとうございました、いつもスミマセン。オフ活動、楽しいんですけどね、なかなか続けてイベントに出るのが難しく…。うーん、またいつかできればいいのですが。N階堂さんも頑張って下さい!今後もきっと、一般とか助っ人でイベントに参加していくと思いますので、スペースにもお邪魔させて頂きますね!

Nラさん、届きましたか!良かった!わああ、本当ですかー!?そうそう、「女は絶対に蹴っちゃならん」て言ってるような人が、タラシじゃないわけ無いですよね!本誌でサンジちゃんのあの台詞を読んだ時には、本気で「ジジィかっこいい!」と震えました。ありがたい事に、ジョーさんの嫁に名乗りを上げて下さった方が何人かいらっしゃいまして、えーと、どうしたらいいんだろう(笑)。どうもありがとうございました!

Iシガミさん、感想メッセージ、ありがとうございました!違和感ありませんでした?良かったー!確かに、ドラゴンだって、海賊王だって息子はいますもんね!ゼフにいたっておかしくないわ!

Cえさん、本が無事届いたようで良かったです!少しでも楽しんで頂ければよいのですが…(ドキドキ)。サイトの更新も頑張ります。本当に、いいかげん放置している連載を仕上げねばですね(汗)。ありがとうございました!

11月4日23:06のお客様、ありがとうございます!!気合い入りました!まずはエースのケツにサンジの指を突っ込もうと思います!(笑)

あ は は は は
2011年11月04日(金)

こ ん に ち は、 ガ ブ @ E M S で ブ ル ブ ル で す。

バッタもんのスレンダー○ェイパーを購入して、ダルダルの腹をブルブルしてます。
身体に電気通すもんだし、バッタもんはいかがなものか的な声もあるようですが、ネットで試した方のブログやら何やら見たら、腹が締まった、筋肉付いた等とあったんで、試しに買ってみました。だって安かったから…。

そしてふと思い出した、昔日記で通販番組のホストのA3でスレンダー○ェイパーネタを書いた様な気がする…。

SSとも言えない、ただのネタですが、過去の話で未公開の物があれば…なんてお声も頂いておりますので、探してみました。

2008年6月22日の日記です

………まあアレだな、ちむこにEMSははっきり言って拷問ですな。
残念ながらワタクシには試す事ができませんが、多分ぎゅーってなって痛い痛い!!ですね。

うん、ここにURL貼るほどのもんですら無いですね。
でも、この二人にはマイ設定ってのがありました。

 二人はケーブルテレビ局の社員で、局の看板でもある通販番組の人気ホスト。
 サンジちゃんはお料理器具や家電担当、金髪碧眼の王子様キャラ。だけど、時々失敗すると、テヘってなってキュート!と老若男女に大人気。
 対するエースは、エクササイズ系を担当。タンクトップに短パンで、その逞しいボディを惜しげも無く晒し、紹介するマシンをがっしがっし操る姿は、一部のマッスル好きのコアな女子と、ガチホモ達に絶大な人気を誇ります。
 ある日、エース担当のエクササイズマシンを紹介する番組のアシスタントの女の子が急病でダウン。急遽サンジが助っ人として出演します。
 視聴者と同じ目線に立って、素人代表というキャラ付けで出演したサンジちゃん、エースの指導の元に、初めてのエクササイズです。
 あ、レッグ○ジックXがいいな!真っ白な美脚をさらけ出したサンジちゃんが、足を閉じたり開いたり、一生懸命エクササイズする姿はなんかエロいです。
 実は学生時代はサッカーで鍛えていたサンジちゃん。その運動神経と、質のいい筋肉、飲み込みの早さに、エースの指導にも熱が入ります。
 そして気付けば番組は大好評。二人は、気を良くした局のお偉いさんから、コンビを組む様に命じられます。
 それからというもの、サンジの料理器具の紹介コーナーにエースがエプロン姿で参加したり、エースのエクササイズ器具のコーナーに、サンジちゃんが、制作サイドの意図が見え見えな、無駄に露出度の高いコスチュームで参加したりして、もうマニアの皆さんは泣いて大喜び。
 お掃除モップで、「手抜かない、隅まできっちり!」なんて叱りつつエースにあれこれ指導するサンジちゃんと、嬉しそうに言いなりになってるエースがまるで新婚さんみたいだとか、調理器具を紹介する時の料理は、仕込みから全てサンジちゃん。それを食したエースが、かなり本気で「サンジ、結婚して!!」って叫んだ回は、過去最高に視聴者からの電話が多かったとか、そんなこんなで新しいファン層も獲得です。サンジちゃんの、素敵な奥さん大賞受賞の日も近いかもしれません。
 そして、急激に距離の近づいた二人、ただの同僚から恋仲に進展するのに時間はかからなかったのでしたー。



えーと、すみません、こんなアホな話をしておりますが、実は身内が入院しまして、色々バタバタしてて通販の発送が遅れております。
第二弾は、明日発送予定です。発送が完了しましたら、またブログでお知らせ致します。

新刊への感想メールもありがとうございます!何故かオフはいつもと毛色の変わった話を書いてしまうガブ、今回は特にオリキャラ出したんで、果たして皆様に受けれて頂けるかと心配しておりましたが、皆様お優しいお言葉を沢山下さって…!!うわーん、ありがとうございますー!(号泣)

遅くなったとしても、必ずお返事させて頂きますので、少々お待ち下さいね。
拍手、メッセージもありがとうございます。
こちらのお返事は明日にでも。

せっかく素材があるからと、拍手をハロウィンネタに変えてみたはいいけれど、もうハロウィン終わってまいましたがな。
さあ、いつまでハロウィン引っ張るのかな、うちは……。

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