Dailyみぅこむ

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2001年07月07日(土) がんこむ

 頑固+みぅこむでがんこむです。頑固な私のお話。
 パソコンって、使う人の性格が本当によくでる。車と一緒だ。ほとんど個人という世界(社会)の中で使うものだから、それは車以上に顕著かも。
 一番表面的なものとしては、MacかWindowsかってあたりから始まって、壁紙のチョイスやらファイルの整理整頓をきちんとするとか、HTMLエディタには絶対頼らねぇ!とか、数々のこだわりを生んで行くパソコン。パソコンはその人のプライベートルームみたいなもんか。
 私の場合は、やっぱ「Macが一番ね」だけども、細かいところでいうと、「極力マウスを使いたくない」。キーボードとマウスの往復をするのがどうも面倒で面倒で…σ(^_^;)。インターネットはマウスを使うことが多くなるけど、それでもひたすらキーボードで操作しようとしていたりするから自分でもアホだなぁと思います。
 でもなんでもかんでもキーボードで操作するのって、好きなんですワタクシ。それって自分がパソコンを始める前に抱いていた「パソコン操作」って感じで…。昔の映画なんかに出てくるコンピューターはみんなコマンドを打ってる描写があったせいかもしれない。
 だからプログラミングをするときは特に、キーボードから手を放してマウスを操作するという一連の動作が、非常にダルく感じる。と、なると、マウスでする部分もキーボードのみでカバーしようとし始める。マウスなんてなくても、パソコンはちゃんと操作できるに変わりはないのだが、いかんせん、特殊なキーボードショートカット他、覚えることがちまちまとある。
 昔はコピペ、セーブくらいのショートカットしか使わなかったが、現在はほとんどの操作をガチャガチャキーボードを叩いてやってしまう。Webでフォームに記入する時は、マウスを動かしてフォームをクリック、入力、またクリック、プルダウンメニューをずらっと開いて、選んで…なんてやっているのがものすんごくもどかしい!!フォーム間をタブキーで飛ぶのは普通に使っていた。が、最近はチェックボックスすらクリックしない。タブで移動→Returnでオッケー。ついにはプルダウンメニューまでクリックするのをやめた。テンキーで数字を直接打ってやると、ちゃんと選択されたことになる。こりゃ便利!たとえば、みぅこむの「五行運勢鑑定」でそれをやってみよう。

 ショートカットを使わずに、ふつうに操作した場合…
・クリックして西暦をキーボードから入力
・クリックして月を選択
・クリックして日を選択
・クリックして時間を選択
・クリックして生別を選択(はじめから女性になっているから変えなくていいんだけどね)
 …と、キーボードとマウス間の往復は5回にもなる。

 ではショートカットを使った場合、どうなるか。
・タブキー→数字入力
・タブキー→数字入力
・タブキー→数字入力
・タブキー→数字入力
・タブキー→カーソルキー↓OR↑
 …往復はゼロ。キーボードだけでかなりスムーズに入力できる。
 たった数秒の違いかもしれない。でも積もり積もれば通信費も安くなる!なんと言っても、早いから気分がいいってのが、一番のポイント…。

 ウェブブラウズ中も、リンクをタブで選択してReturnで飛んだり、戻るのはDeleteでオッケー。検索はコマンド+Fだし、お気に入り登録もコマンド+Dだし、とにかくショートカットばかり使う。たまにタブでリンクを選択しようとして、意中のリンクに辿り着くまで何回もタブキーをおすなど、マウス使えば早いのに…という場面もしばしばだが、マウスに手をのばすのがやっぱりめんどくさい!
 それにこだわり派は、マウスを極力使わないものなのだ!(そうだろうか…)

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2001年07月05日(木) ビックリPassenger大賞

 今年の2月に「ビックリ通行人大賞」というのを書いたが、これはその続編である。ネタがないときには昔のネタに頼るものである。なんてことは置いておいて、今回の主役はPassengerつまり乗客だ。乗客にはいろんなビックリ人間がいる。いやビックリ人間の宝庫と言えるかもしれない。最近じゃあ電車の中で化粧は珍しい光景じゃないし、見たことないけど着替えまでしちゃう女がいるらしいので、もうビックリの尺度がよくわかんなくなってきているけども、一般的な常識をもつみぅこむにとってビックリだった人間の中から選りすぐりでご紹介致します。
 これは高校生の時のエピソードで、気持ち悪かったのでいろんな人に話しまくったからもしかしたら聞いたことのある話かも知れません。みぅこむが高校の帰り、バスに乗っておりました。その時バスはみぅこむ以外にだれもおらず、後ろの方の二人がけ席の通路よりに座っていました。ふつうなら窓側に詰めて座るのですが、この時は誰もいなかったので悠々と座っていたわけです。
 あるバス停で、ひとりの男性が乗ってきました。バスは走り出します。男性はゆっくりとこちらの方へ歩いてきました。20代くらいの若者でしたが、ちょっと無気味な…オタッキーな香りのする(爆)男性でした。すると男性は私の横に立つではないですか。容姿だけでなく、行動も非常に不気味です。みぅこむは訳が分からず、一応彼を見上げました。彼はおもむろにこう言いました。
「すみません…」
 謝っているわけではありません。ここでは「すみません、詰めて下さい」の意味です。彼はガラガラのバスで、わざわざ人が座っている二人がけに座ろうとしているのです。なんて怪しい行動でしょうか!みぅこむは身の毛がよだちましたが、とっさにこう切り返していました。
「席、空いてますよ」
 私があまりに冷静に言い放ったので、彼はそれ以上なんとも言えなかったのか、無言で通路を挟んだ席に腰掛けました。私はちょっと胸をなでおろしました。が、なんてことでしょう!男はなぜか、微妙にこっち向いて座っています(爆)。一体なんなんでしょうか?!
 あの時、窓側に詰めて座っていたら…どんなことになったやら、今思っても恐ろしいエピソードです。

 バスに絡んだエピソードをもうひとつ。大学1年の頃です。その時も帰りのバスはガラガラで、みぅこむの他に乗客は一名いたかいなかったか、私は一番後ろの席の右よりに座っていました。一番後ろの席は一続きの長椅子みたいな席です。とあるバス停で、やはりひとりの男性が乗ってきました。年令不詳ですが、若い感じです。でもやっぱり、ちょっと気持ち悪い雰囲気の男性でした。彼はつかつかと一番後ろの席にやってくると、左の窓側に腰掛けました。ここまでは、よかったのですが…
「あのぅ…」
 声を掛けられました。気持ち悪い感じの相手とはいえ、一応愛想よくなんですかと答えます。この後の会話はよく覚えていないのですが、彼は突然こんなことを言い出しました。
「あなたは僕の姉に似ています、握手して下さい」
「はぁ?!」
本当に身の毛がよだちましたが、ここは常識人として、冷静に対処です。
「ええっと、握手って、いや〜(汗)…なんなんですか」
「握手して下さい。お願いします」「いや、それはちょっと…」
「握手してくれるだけでいいんです」
「いや〜、ちょっと…」
 彼はこっちに詰め寄ってくるので、逃げ場がないばかりか、助けてもらえそうな人もいません。バスは走る走る。彼は一歩だってひきそうにない勢いです。握手してくれなきゃずっとこのままだぞという雰囲気です。
「じゃ、じゃあ、握手だけなら…」
 あまりのプッシュに折れて、恐る恐る手を出す私。これさえ耐えれば!と、決心したわけですが、彼は嬉しそうに突然ポケットから手袋(バスガイドのしてるやつ)を取り出しました!
「これをはめて下さい」
「はぁぁッ?!?!」
 ビックリ仰天です。この人は一体何プレイをしたいのでしょうか?!そういうのはそういうお店に行ってやってほしいものです!手袋を手の上に乗せられて、一瞬どうしたもんかと眺めてしまいました。人間、こういう予想外の場面に出くわすとフリーズするものです。この手袋…一体…?気持ち悪いなんてもんじゃないです。みぅこむは正気に返ると慌てて手袋を突き返しました。
「やっぱりやめますっ!」
 彼は残念そうに去ってゆきましたとさ…その後彼に出くわすことはありませんでした。

 う〜ん、これじゃあ恐怖のバス体験という感じですね。では本当にビックリ大賞な人をご紹介します。
 ひとり目は、『地下鉄で足の毛を剃る女』!キャ〜!10代後半と見える女の子は、ガングロでもギャルでもなく、ふつうの女の子だったのですが、彼女はおもむろにポーチからレディシェーバーを取り出すと、スカートでナマ足だったスネにそれをあて、剃りだしました。
 ジョ〜リ ジョ〜リ…
 ていねいにローションまで塗って、地下鉄を降りてゆきました…
 これからデートでしょうか…

 ふたり目は、『バスでヒゲを剃るじいさま』!ギャ〜!親戚?!昨日ガラガラのバスに乗り、ゆったりケヤキ並木を眺めていますと、どこからかヴィ〜ンヴィ〜ンという機械音が。ふと横を見ると、じいさんがヒゲを剃っていました。ついにそこまできましたか!

 不思議の国ニッポン!不思議度は加速するばかりです。乗り遅れないように!
 こんな場面に出くわしても、決して驚いてはいけません。
 今のこの国では、驚いたあなたの方がヘンな人なのです…

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2001年07月01日(日) 乙女心と四角いア・イ・ツ! 

 50回記念とか言った矢先にすっかり更新が止まったDaiy、どうしたんだと心配して下さった世界各国のDaily読者の皆様、ひさしぶりのご対面ですね。みなさんお元気でしたか?私ですか?忙しかったのかって?いや、それが忙しいと言えば忙しいような、でも実際、卒論やったのか?レポート書けたのか?っていうと…『いいえまったく』。じゃあなにしていたんでしょうね?バイトなんてたまにしかしていないくせに。毎日楽しく生活していたんですけどね。楽しいばかりに時間の流れの実感がないんですね。これいいことなんですか?でもなぜかDailyのネタになるような話は一本もないんですね。なんかヒッキーみたいな生活でしたから。自己完結型遊戯というか。え?意味不明?わたしもよくわかんないです。サクランボ狩りに行った話でもしようかと、カメラを持って行ったけど、デジタルじゃなかったばっかりにまだ現像してません。ていうか、まだ全部撮りきってません。やっぱりデジカメは便利ですね。ナカタの言う通りです(は?)。
 では一体なんの話をしようかってことですが、そういえば先月、一大イベントがあったにも関わらず、まったくアップしてなかったことが一つあったんですね。それは… ニューマシン購入です。 どうです?一大イベントでしょう?少なくとも金はかかってるでしょう?でもそんなのいちいち披露したって、なんだか人んちに行って見せられる子供の運動会のビデオくらい退屈なんで、やめようかどうしようかって迷ってるうちにもうすぐ購入一ヶ月。でもネタがないときゃワラでもつかめってことで、そのおはなし。

 ニューマシンはフンパツしてPower Macintosh G4 Cubeです。しかもモニタを液晶にしてしまいました。予算オーバーなんてもんじゃないです。はじめはiBookにするつもりだったのに。当初の予算から10万近くオーバーしました。オーバーとかいうカワイイ額じゃないだろというツッコミは無視して、コイツの使用感ですが、『グッ( ̄▽ ̄)b 』。これに尽きます。拡張性がほぼ皆無とか、アンプが時になぜかコタツより熱くなるとか、ポート類が全部底に付いてるからケーブルの抜き差しがホント面倒臭いとか、そんなのは気になりません!ならないったらなりません! なぜかそれさえも快感です。変なアブナイ人ではありません。そうまでしてもMacか。そうですそうなんです。もうMac以外買えません。洗脳されました。ヽ(´∞`)ノ
  そもそも今回突然ニューマシンを買ってしまったのは、旧機からアブナイ音が聞こえてきたため。『ヴーンヴーンヴーン』って、発射しそうな音がたまにする上に、画面が明るくなったり暗くなったりするため。趣味で使っているだけならこんなに焦って買わなかったでしょうが、店の印刷物でフル稼動なMacは、壊れた〜では済まされないわけでして。二代目はiBookでサブ機にしたかったのですが、メインマシンがイカレるとなると、メインで動けるだけのマシンが欲しい。だからこれほどまで予算オーバーしました。以上、言い訳でした。だれに? 現在状況
  旧機はあいかわらずパソコンラックに鎮座しております。まだまだ現役な先輩ですから。MOだのプリンタだの、新Macに移行するのは実はこれまたものすごく大変だったのですけども、その辺は語ると非常に長くて、その割に面白くない話ですので省きます。ただ、スキャナとデジカメ接続だけがまだ移行できていないので、どうしても第一線から外せないというのが切実な現状でありますσ(^_^;)。詳しく言うと変換アダプタとコンパクトフラッシュリーダを買わないと移行できないんですね…もうお金がありません。 私の部屋は父曰く『ここは会社か』とのことですが、そんなことは…確かにこれだけ見ると会社っぽい、け、ど…。ま、『プリントみぅこむ』だからいいや。
 ニューマシンに移行して、パソコンを起動している時間が大幅に伸びました。もう生活密着型PCになってしまいました。コンポ代わりでもあるし。なんつっても、PhotoshopとIllustratorとブラウザをいっぺんに立ち上げてもまだまだ余裕ってのが…(_πдπ) あたし感動だわよ!でも昔のクセ(アプリは同時に立ち上げない。使い終わったらすぐ落とす)が抜けない…。
 特筆すべき点。 電源はボタンではなく、タッチ型といいますか、本体上部の電源マークに触れると白い光がぼおっと灯って、起動する仕組み。純正の液晶モニタの右下にも同じものが付いていて、ほんと、手をすべらせるようにしただけで『ぼぉっ』起動。ちょっと未来を見た(爆)。その光り方がまた、ほわんとした感じで。スリープ中は明るくなったり暗くなったり点滅(ぼぉっ…ぼぉっ…と柔らかく)して、それも可愛い。しかもマシンの音が、静かなんだわ、これが。起動してること忘れるくらいです。
 うだうだとわが子自慢してまいりましたが、マシンはやっぱり気に入ったものに限るね。わたしみたいなタイプにはMacが一番なのかもなあ。 とかなんとかいいながら、本当はウィンドウズもあったらそれはそれで楽…。パスワード解析ソフトとかMacにはないし(何をする気だ…)、ウルティマオンラインできないし(私も木を伐りたい)。あるお人から『じゃあ旧機にウィンドウズいれちゃえば?』(エミュレータを使うんじゃなくて、Mac自体をまっさらにして本当のWinを入れる)と言われて、そういう使い方もあるな…ちょっと実験すっか?と考えてしまいました。(かなり無謀で危険だけど  ̄ー ̄; )
  いやはや、乙女心はうつろいやすいものです…。

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