井原さんの会見があった。ちょっと涙をこらえてる井原さんがいた。 でもちゃんと見てない。見られない。 そこら中のスポーツ番組録画したけど、ちゃんと見たのはNHKの9時のニュースか何かだけ。 リビングで寝転がりながら見てたんだけど、不意打ちすぎてやっぱり涙がこぼれた。 後ろにいた親は気付いてたんだろうか。 私は「井原さん引退しちゃうんだよね…」としか言葉が出なかった。 井原さんに関する事を誰かに話そうとしても、うまく言葉が出ない。 何て言っていいのかわからない。
色々言いたい事はあるんだけど話し始めると気持ちが高ぶって泣き出しそうな気もするし、 脳内で語ってても(我ながら危ない奴だな、おい)それに疲れて…と言うか語る気力すら失せてしまう。 だから今なら誰も見ていないであろうここに書こう。 でもいつか誰かが見るかもしれない場所に書いてるって事は構ってほしいんだろうな。 あぁ、そんな自分が鬱陶しい。 大体からして他人の鬱日記を読んでると自分までげんなりしてくるから 極力そういう日記は書かないようにしようと心がけてたんだがなー。意味ねーや。 もういいや。今ぐらい許してくれぃ。 それぐらい井原さんが辞めちゃうのは辛い事なんだよぅ。
よくよく考えたら井原正巳という選手を好きになって約10年。 自分は今年で21歳。 人生のほぼ半分は井原さんを好きだったわけで。 その10年が一つの終止符を打ってしまったという事は、本当に自分の中で大きな事件だな、と思う。 その間に私は小学生から大学生になり、井原さんはマリノス・ジュビロ・レッズと3チームを渡り歩き 史上初のワールドカップ出場という快挙を成し遂げ、そのチームのキャプテンを務めた。 その代表出場試合数は123試合。前人未到の記録。 きっとこれからもまず破られる事はないであろう記録。 私は今でもあなたをマリノスの誇りだと思ってます。 そして日本の誇りだと思ってます。
そういえばどこかのスポ新に書いてあった井原さんの中での「けじめ」っていうのは何なんだろう。 J1で終わるのがけじめ?そんなわきゃないな。 あぁ何かよくわからない。何に対するけじめなのか教えてよ、井原さん。
95年にヴェルディとのチャンピオンシップに勝ち、マリノスが年間王者に輝いた時、 98年のワールドカップ・ジャマイカ戦が終わった時、 そういう節目節目で私は「あぁ、これが井原さんのピークなんだろうな」と思っていた。 これからは下り線の井原さんを見ていかなければならないんだな、と。 そしてその線が途切れる時を想像して、脅えていた。 そんな現実は見たくないと。
今その現実を前にして、やっぱり目を背けている。 でもとりあえず高校生の頃じゃなくて良かったなと思う。 あの頃にこんな事があったら本気で私は壊れてたかもしれない。 と言うか自分をコントロールできなくて大変だっただろうな。 別に今がコントロールできてるわけではまっっったくないんだが、 それでも自分の内に秘めておく事ができてる。 バイトもそれなりにこなせてる。…こなせてないかもしれない。
うぅ、今日もとりあえずここまで。疲れた。 現在企画されている(と噂されている)引退試合「オール横浜vsオール浦和」が実現する事を心から祈って。 和司に貴史にシゲさんに…皆見たいよ。帰ってきてよ。 福田さんも見たいよ。 っつーか大榎もロペスもみんな引退しちゃうのかよ。今年は辛すぎる。
|