熱い洋楽コネタコラム

2003年10月27日(月) blender

かつて音楽誌(外国)といえばNMEとかメロディメイカーだったが、いつのまにかメロディメイカーはなくなり、NMEはすっかりショボくなり、さらにアメリカもんでも、ローリングストーンはなんだか遅れてる〜になり、雑誌も様変わり。その代わり新興勢力みたいのが出てきて、中でもオモロイのが「BLENDER」。これはもう「US」とか「STAR」とかいったお下劣ダブロイド系雑誌のノリをそのま〜〜んま音楽誌に持ちこんだもんで、やってる特集もいつも下品かつオモロイ限りっ!前にはロック界のワル・ベスト(ワースト?)とか発表したり、今月はロック・カップルのお下劣企画も登場してる。いいねぇ〜〜。
そんなBLENDERにREMも登場!(泣きっ!)いやぁああ。33の秘密みたいな特集で…しかしいきなり、ファンの間では禁忌の「マイケル高校時代の写真」が掲載されてる〜〜。泣きっ。や、止めてやってくれええええ!この写真だけは!!ブチョむくれ〜&クソッたれ気分丸だしのこの写真だけはっ〜〜〜!あまりにあまりだ〜〜〜!明らかにネットで拾ってきた(私も拾ったし…)であろう、こんな写真を使うなんてちょっとヒドくない?もう〜!!でも買っちゃうんだけどさっ。ふふっ。
でもって、真実だか秘密だかは別に大したこと無くて、REMに対するBLENDER誌の愛の無さを感じちゃったり。ちょっと寂しい。やっぱりREMはMOJOとか向きなんだよね、きっと。でもサンフランシスコのREM取材時に会ったMOJOの記者の人、なんだか寂しそう〜〜な人だったよなぁあ。誰も彼に話しかけない&彼は誰にも話しかけない。なんだろう?

2003年10月20日(月) ワルシャワ物語〜プロローグ(笑)

ちょい昔のメールを見ていたら、今年の頭、行きたいのに獲れない
REMワルシャワ公演のチケット求めて放浪するおいらの旅(?)
のメール(友達みんなに送りつけた)が出来てて、
あまりに懐かしくて(笑)載せる事にしました。
まさかその後、その(文中に出てくる)チケットを買って、さらに送ってくれた
すごく親切なポーランド人一家が日本語ペラペラで
空港に迎えに来てくれるは、ライブも一緒に行くは、
会場までも送り迎えしてくれ、今じゃメル友だとか。
さらに日本から簡単に格安で獲れた高級ホテルは
バンドと一緒だは、エレベーター開いたらピーター・バック立ってるは、
ハゲ坊にも会うは
(そこでハゲ坊に「来年、日本に行くからね」と言われました)、
(文中に出てくる)ポーランドのプロモーターのマグダさんに偶然遭うは、
ライブはヨーロッパ・ツアー1のマッド振りで最高最高!!超ハッピー!
なことになるなんて、まさかまさかこのときは予想だにしておりませんでした。
ただただ「私はワルシャワに行きたい」と、
ワケもなくがむしゃらに思っているだけでした。
しかし岩をも通す和田の一念!願えば叶うわけですね〜〜。
では〜〜。ワルシャワ物語〜〜〜〜〜〜〜。読んで〜〜〜。

『ワルシャワ物語』
ここ数日、正月明けからメニエール氏病再発に
苦しむ和田。その一因に
「ワルシャワのチケがいまだ獲れない」が
あることは純然とした事実でした。
特に昨日あたりはクラクラで、うちに遊びにきた
友達とふたり「今年はなんか具合悪いね」と
暗く暗く話し合っておりました。

が、今朝、SPA!の原稿を上げた和田は
「このままじゃダメだ。和田自身が動かないと
チケは獲れない!どうせクラクラしてるなら
どこにいても同じだ!道で倒れてやれ」と
グハグハしたくして、西新橋の
ポーランド航空のオフィスに行くことにしました。

ここで説明ですが、日本にはポーランド航空は
就航しておりませんが、そのオフィスだけは
あります。そしてそこが観光局としての
役割も果しております。
が、はたしてそのオフィスは、小さなマンションの
1室でした。地図を片手にフラフラ探していると
見知らぬオバちゃんが「慈恵医大ってこのへん?
あなたも慈恵医大行くの?」と聞いて来ました。
やっぱり病人の顔なんすね、私って。

それでもオフィスにどうにか入り、色々とお尋ねすると
結局日本にはポーランドの銀行のブランチは1つもなく
たかがチケ代金(2千円です)を日本から送金すると
「すごく手数料がかかり、損しちゃいますよ」ということで。
おじさんが妙にうれしそうに答えてくれました。
ちなみにそのオフィスにはテカリ顔のおじさんと
疲れ顔のおネエさんだけでした。
おネエさんは声をかけるとすごく迷惑そうで
アゴでしゃくってオジさんに聞けと言いました。

さらにいくつかの銀行に聞いて廻った結果、
ポーランドでREMのコンサートを主催する
「オデッセイ」が契約しているAMER銀行に
日本から直接お金を送ることは不可能。
もし送るとしたら2〜3の銀行を経由するので
果てしなく手間と経費がかかるのです。
どこの銀行の窓口のおネエちゃんも
「ポーランドですかぁあああ?」となぜか
遠い眼をし、そして(めんどくさいこと言う女だわ。
とっとと帰ってよ)という態度が見え見えでした。

こうなると、郵便局を使って送金という手しかありません。
それについても新宿郵便局で色々聞きました。
たまたま窓口のおネエちゃんが「今、友達が
ワルシャワにいるんです」と言った事が和田を
(やっぱりキテるぜ、ワルシャワ)という
気持ちにさせました。
が、しかしその場合(郵便局)もイギリス・ポンドでしか
日本からは送金できないのです。
そしてそういう送金方法をオデッセイ側が
OKしてくれるのか…?
それに関してメールも再三オデッセイ側に送りつけ、
そのオデッセイのチケ担当のMAGDAさんは
とてもいい人で、和田同様につたない英語で
「できるだけ早く調べて答えるね」と優しく
メールしてくれてはいたのです…。
ポーランド人、いい人です。英語できなくても
一生懸命に応えてくれようとします。
見習わなくては…。

そうしてとにかく今日は八方塞な気持ちで
帰って来ました。
途中、バンコック銀行東京支店とか
韓国の銀行とか、パキスタン銀行まで見つけて
「なんでやねんなんでやねん。なんでポーランドのが
ないのやああああ」と怒りに燃えた和田。

しかしです!
途中、三越で「弁松」のお弁当などこうてきた和田が
家に帰ると、合気道でポーランドに留学していた、
このあいだから「ワルシャワの友人にお願いして、
チケを買ってもらえないか」とお願いしていた(東京の)方から留守電が入っていました!
「チケ、予約できたそうです〜〜〜〜〜〜〜」
うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!
万歳万歳万歳!!!
獲れました〜〜〜〜。チケ、獲れました〜〜〜!
涙。泣き。泣き。号泣!!
まだ受け渡し方法など未定ですが
これでいけます、ワルシャワ!!
おいらの38スペシャルの御誕生日を
ハゲちゃんと共に過ごせる〜〜(多少、過大表現)。
あああううううう。
思うに、これは和田が今日1日、めまいに苦しみながらも
東京砂漠をウロついて頑張ったからよね??
やはり人間、自ら足を使って動かないとダメだ!
そう教訓を得た和田でした。

すいません。最後はご教訓で。
ワルシャワ物語は今後も続きます〜(勝手に)。

2003年10月17日(金) シングル「バッドデイ」

聴きましたか?シングル盤の「バッドデイ」……のB面?(笑)。
いや、これがもう、泣ける!
やったぜマイク・ミルズ!あ〜んたはやっぱり最高だっ!
すごいよっ。く〜〜〜。切ないっ!
スリードッグナイトちゅうか、ロジャー・ニコルス&ポール・ウィリアムスの
名曲「アウト・イン・ザ・カントリー」をカバーしてるんですがぁ
これが史上最高に切ないモードで、泣けるっ。本当にマジ泣けるっ。
そりゃ今年のライブ@サンフランとかぁNYとかぁ
で、やってくれた「ロックヴィル」byマイク・バージョンも
泣けたけどぉ、でもマイク・ミルズのボーカルがかつてこんなにも
切なく美しいことがあったろうか!?
いや、ないね、ない。申し訳ないがいつだって
(ちぇっ。マイケルが歌えよ〜)と思ってたよ、おいらは。ごめんね、マイク。
でも今回ここで初めてマイクの素晴らしさを確認。素敵ステキすてき。

よく熊とかのヌイグルミでお腹の特定の場所を押されるとクゥ〜って
泣くのがあるでしょう?
私はまるでその熊です。マイク's「アウト・イン・ザ・カントリー」を
聴いた私は腹を押された熊です。クゥ〜と泣くしかないのですわ。
ああああ。すごいすごい。「マイク、切ないって何色?」とか
大馬鹿な質問をしちゃいそうです、今会ったら(ちゅうことは、これ聴く前に
会わないでヨカッタってことですね)。

それにしても。今回のB面は珠玉の曲揃い。マグナポップの
カバー(らしい。よく知らない)「フェイバリット・ライター」も
インストの「アダージョ」もすてき。特に「アダージョ」はまた美し過ぎる!
…なんか今回はハゲ坊(マイケル)抜き曲が成功か??うんっ?????
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