いつもなら冬眠準備をする季節。
ことしはすこし勝手がちがい
眠るのは 先延ばしにして
もうすこしもうすこしって動きたがっているみたい。
みたりきいたりみつけたりふれたりしたいものがまだ
いくつも在ったような気がして。
雪の降らない霜月もいいないいなと思って歩く枯野道。
これから出会うきびしいさむさやさみしさを
よりうつくしくイメージしつつ それなのに 矛盾しながらどんよくに
ぬくもるふゆをさがしていたり。
(2008年11月18日)
夜にわずかに積もった雪がうれしくていついつまでも雪夜の散歩。
(2008年11月22日)
ほんのすこしの雪だというのに こんなにも
こんなにもまた細胞のひとつひとつがあたらしく
まるで生まれかわれるようなみずみずしさをもらってしまう。
(2008年11月23日)
ほんとのところは かさかさで
ハンドクリームとリップクリームが手放せないこのごろ。
みずみずしさなんてことばを使うのは
おこがましいことこのうえないね…と思いつつ(^^♪
あたらしい冬がうれしくてたまらないこのごろ。