そよ日暮らし の そよふぉとノート
もくじだよ|きのうへ|あしたへ
2008年10月28日(火) |
まもなく終わる十月を |
まもなくおわる十月を 惜しんで游ぐ葉っぱたち。 着陸を ためらうような 空へと 向かいたいような 海にまもなく降る雪をここでみとどけたいような ・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・− 拾い集めた葉っぱの押し葉を窓に貼り、耳を澄ませて過ごす休日。 きこえてくるのは、 すばらしく すこしかなしく ふたしかな そして可笑しな葉っぱの会話。 この秋の葉っぱがみんなこころから なにもかにもをうけいれて あかるくそしてあたたかく すやすや眠れますように(お祈り)。
風があんまりつよいので、 外に出たならかんたんに このもやもやとした邪知は 吹き飛ばされることでしょう。 ……と、かんがえて あさいちばんに家の近くの公園に行ってきました。 風があんまりつよいので、 ひとっこひとりいない公園。 遊具も風もひとりじめ。 これはスケッチ ・・・ではなくて、写真をスケッチ風に加工したもの。 ほんとうは、木の葉と一緒に吹き飛ばされてゆく邪知を しっかり撮影したはずなのに みてみると、風も木の葉ももやもやもいっこもなにも写っておらず カラフルなのどかさだけが写し出されていたのでした。 きつねにつままれたような・・・。 ほんとうは、もやもやなんてどこにもなくて はじめから、のどかな今日であったのかもね。 もうにどとよくないゆめをみませんように(お祈り)。 ・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・− ここからしたはいつもどおりのふつうの写真。 このごろのきせつのきもちをぞんぶんに 撮ってのこせたような気がしてうれしい感じ。 いい日。
( 秋なのに 冬のにおいが するね )
( するよね )
手帳から、こんな会話が聞こえてきたので
おそるおそる声のするページを開いてみてみると
このあいだ、挟んだばかりの押し葉ふたりの声でした。
そんなわけでスキャナーで
葉っぱと声をとりこんで
ポストカードをつくってみました。
だいすきな秋と冬とがまざりあう
いまの季節がとてもたいせつ。
だいじにだいじに丁寧に、その日その日をゆくつもり。
なんとなく やっと ようやく すこしずつ よゆうがでてきて
あそびごころも戻ってきました (よかった) 。
ではひきつづき、よい秋をおすごしください。みなさまへ。
【メダル】 / 2008.09.15 【渇】 / 2008.10.05 【訴】 / 2008.10.07 【沈黙】 / 2008.10.07 【周】 / 2008.10.07 【地下】 / 2008.10.14 【おやすみ】 / 2008.10.14
【勇】 / 2008.10.15
春から参加させていただいていた「題詠blog2008」
昨夜なんとか完走することができました。
最後に投稿した11首の中から、いくつかの歌に写真を添えてみました。
|