そよ日暮らし の そよふぉとノート
もくじだよきのうへあしたへ


2008年02月29日(金)  冬の吹雪きの列車の中で、何度も読んだ歌集より。







































村上白郎歌集 「無風盆地」「六花豊饒」より

工房キメラ様のおゆるしいただき引用させていただきました。


(写真は、過去の「そよふぉと」より再掲しています。)










2008年02月19日(火)  雨水(うすい)






時節柄、水にふれたくふれるべく
みずうみの底へ底へとゆきました。








みずうみにちりばめられた七色のあぶくのなかをくぐりぬけ
底へ底へともぐります。







そうこれは、みずうみの底。

立春が過ぎ、雨水になってもこのとおり。

しーんとしずか。

上空では、にわかに春を意識した鳥のおしゃべり聞こえるけれど

水面下とか底の底ではまだまだまふゆ。だいじょうぶ。


*


ゆっくり春になりますように。










2008年02月03日(日)  衾雪(ふすまゆき)








銀色の雪のふすまに見破られ もっとせわしくざわめくきもち

*

でもきっとずっとやめないような気がする

きさらぎも ゆうゆうじてきごっこのつづき















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