さらさらと三月なかば、氷点下5度の朝9時。お天気はゆき。結晶のゆき。
みつめれば、あたらしくまた結晶が、結晶がまた生まれつづける。
結晶?
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けっしょう ―しやう 0 【結晶】 (名)スル
(1)原子あるいは原子団・イオンが空間的に規則正しく配列した固体。
(2)積み重ねられた努力などが一つの形をとってあらわれること。
また、そのもの。「愛の―」「長年の努力が見事に―する」
(三省堂)‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
なんとなく、違う気がする。
「実を結ぶ」ことではなくて、反対に
ほどけてやっとこのような、もとのかたちにもどったような、
そういうようなものな気がする。