海岸に、ひとつふたつと流氷のかけらが流れついていましたよ。
氷のうえは天敵が少ないがため、この上で
漂流しながら子育てをするアザラシがいるらしいです。
アムール川の河口付近で生まれた氷なのだと聞けば
もともとはモンゴルの出身かしら・・・とますます旅はながびいて
氷の層にきざまれる旅の記憶を幾重にも思い描いてしまうのでした。
多いときには水平線のむこうまで
もういちめんの流氷原になるらしく。
どこまでも渡って行ってもいいのかな・・・。
写真は、シベリアから来たキタキツネ・・・ではなくて
うちのネルです。柴犬です。