じゅうにがつ ついたちのゆき
うくれれの音色のようなやわらかさ
゜・○ 。o ○ * .。.o・゜゜。・.。*・゜・゜・○ 。o ○
今年、春から秋にかけて参加させていただいた、短歌イベント
五十嵐清美さん主催の「題詠100首ブログ」。
自作100首のなかから自薦10作を並べておきます。
・からっぽのことばてんてん 星結び てんてんなにをかくまっている
・ひとりでにひらくとびらになったこと知らずに鍵をかくしあってた
・曲線を辿れば至極ゆるやかな内向き螺旋 鳥が来ている
・つれづれにブログをつづる真夜やつとそよそよ風の啼く音を聴く
・頬づえをついてみやれば道ばたに笹がにわかに立ちあがる午後
・つつしんでたまわりましょう - とおせんぼ - 物干し竿にならぶTシャツ
・一極のオペラグラスは気づかない気づかないふりせかいのふはい
・野の丘の孤高のきわみ物言わぬ百合科の花がまた抱く種
・いくつもの秘密あずかる湖の水しずまって森の断章
・銀色の軌道はゆがみひとまわりとおまわりしてまわる天空
゜・○ 。o ○ * .。.o・゜゜。・.。*・゜・゜・○ 。o ○