東京の片隅から
目次|きのう|あした
山脇百合子さんの訃報を聞く。「ぐりとぐら」シリーズだ。塗りむらがあったりして一見「プロっぽくない」絵なんだけど、それでもあの余白の多い、でも注意深く引かれた線は、あの話にぴったりで、絵を見ていて心地よかった。 ぐりとぐらの色を塗るのに大学の研究室に問い合わせて剥製を見せてもらいに行ったという話を「ぐりとぐら」の展覧会で読んで、子ども向けの絵本でもおろそかにしない、ああプロだなぁと思った。
安倍元首相の国葬。 歴代の元首相をさしおいてやる意味があったのかという疑問はなくもないが、自然死ではないからということなのだろう。
しかし、犯罪動機の「誰でもよかった」は誰でもよくないのがこの事件で判明した。何か問題提起するなら「誰か」をターゲットにしなければならない。そういう意味で、この事件は今後大きな影響があると思う。
子どもが「タローマン」にど嵌まりしている。録画したのは私だ。しかしこの架空作品に対する作り込み、すごいな。狂気を感じる。 子どもの友達が遊びに来た時に録画を流したら爆受していたので、子どもの琴線に響く何かがあるのかもしれない。
2022年09月24日(土) |
子どもコロナ予防接種 |
子どものコロナワクチン予防接種3回目。 今までは学校などに会場が設けられていたので近かったのだが、3回目以降は自分で探すシステム。 しかし小児用のワクチンを扱う医療機関が近所になく、あっても埋まってしまっている。 ちょっと遠いが自転車で行ける大きな病院に空きがあるのを見つけて予約した。自転車で行くつもりだったのだが、雨が降っていたので、バスで行った。
2022年09月23日(金) |
「日本美術をひもとく」 |
皇室の美術品を集めた展覧会。 三の丸尚蔵館が休館中だからか。 伊藤若冲目当てで行ったんだけど、工芸品が素晴らしかった。 イタチの置物、毛皮のだぶついたところ、毛の流れに見入ってしまった。金属工芸とは思えないぬめり。 家具も螺鈿や蒔絵も素晴らしいんだけど、金具の細工が精細。 技術の粋を集めたってこういうのを言うんだろうなぁ。 伝統工芸って、こういう「お買い上げ」というパトロンがないと存続できないんだよなぁ。民間のお大尽がどんどん減っている現在、今後どうなるだろう。
小学校の保護者会。 オンラインと対面どちらも選べるので、教室に来たのは半分くらい。この時期は特に伝達事項もないし、そんなものか。他の子の公立中選択について情報を得たかったんだけど、子どもと親しい子のお母さんは軒並みオンラインだったらしく出会えず。 直接連絡取るほど大ごとにはしたくないしなぁ。
次回の保護者会は3月。本当に最後になるから、そこはもっと参加するのかな。
エリザベス女王の国葬の中継をテレビで見る。
飾られた花々が美しい。何年も前から手順などは準備していたのだろうと思う。 賛美歌が教会の中に響く。まーさんは教会で賛美歌が歌われているのをちゃんと聴くのは初めてだったらしく「これ(教会の高い天井+賛美歌のハーモニー)はすごい「意味」がある」と感じたよう。そう、実際にその場にいると背筋が粟立ったりするのですよ。
カメラワークが完璧に計算されていて、映画を見ているようだった。国葬かくあるべし。 車を見送るコーギーやポニーは何かを思っていたのだろうか。
そして偶然だったそうだが、同じ日に「英国王のスピーチ」を偶然にでも放送してしまうNHK BS。強い。
「欧州における君主とは何か」を考えさせられる一夜だった。
夏前に辞めた公文の引き落としがまだ続いているので確認の電話をする。 本部と先生との書類のやりとりで行き違いがあり、引き落とされてしまっているとのこと。 退会は受理されているので返金等も含め待って欲しいとのこと。年配の先生なのでそこらへんのことは不得手と見受けられるので、しばらく待つことにする。
すごい月だな。ギラギラしてる。
イギリスのエリザベス女王逝去。 つい数日前にトラス首相の任命でツーショットの写真があったので唐突感はあるが、しばらく前から公務も最低限のものだけになっていたし、予感はあった。このお年まで長生きすれば大往生なのだろう。 「God save the Queen」も「God save the King」になるのか。世界のほとんどの人にとって、イギリスの君主は女王だったわけで、ものすごい変化なのだと思う。
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