東京の片隅から
目次|きのう|あした
朝会社でエレベーターに乗った。 ドアを閉めようとしたとき、清掃会社の人に「人が来るからちょっと待って」と言われ、待ったのだが、実際に来たのはちょっと経ってからだった。 エレベーターに乗るとピロティに人がいるのは見えない。 清掃会社の人は気を利かせて「ちょっと待って」と言ったのだろうが、すぐ(私の感覚では5秒くらいだ)来られない位置の人まで待つのは私の本意ではなく、次の人を待っている間にも五月雨式にどんどん来るので、3人ほど来ていたところで次の人は見えていたのだがドアを閉めてしまった。 自分でも不親切だと思うが、理由はある。 後から来た3人ほどの人は皆女性で、しかもうちの会社の更衣室はかなり狭い。 敢えて待たない・先に行ってもらうことで更衣室でのバッティングを防ぎたいのだが、上手くいかなかった。 それに、後の人を待っている間に一往復できるというのも釈然としない理由。 みんなで仲良く乗り合わせなくても・・・と思うのは冷たい?
それにしてもなんで皆あんなに着替えに時間がかかるのだろうか。
春めいてきたので、マフラーから薄手のストールに代えた。 冬の間に買ったもので、パシュミナと書いてあるがそれにしては素材感が硬い。 まぁそれはおいておいて、水色の地に白木蓮の花が描いてあって、いかにも春というのが気に入っている。 身につけると何となく気分が浮き立つような気がした。
最近近所に家が建った。 最近流行りの、四角くて外側がガルバリウム鋼板で覆われた、オシャレな家だ。 床から天井まで届く大きな窓がいくつも嵌っている。 私が見る限り、入居してからはいつもブラインドで覆われている。 かっこいいし、日当たりも良さそうだが、実際のところ、冷暖房効率やプライバシーの面からすると、あまり良くないのかもしれない。 設計するときはそんなことは考えなかったのかな、とやや疑問。
テレビなどで最近の家を見ていて思うのは、ガラス張りの浴室(ラブホテルみたい)や大きすぎる窓のような、実際に暮らす上では不必要なかっこよさだ。 どう掃除するんだろう、とか、どこに洗濯物や布団を干すんだろう、と思う。 きっと設計者は男性なんだろうなぁ。
何故か仕事中ずっと胃痛で苦しむ。 スカートを緩めてみたり胃薬を飲んでみたりツボを押してみたりするが、効果無し。 仕事もはかどらない。 方には小康状態で落ち着いたが、結局原因は分からずじまいであった。 絶対ピロリ菌とかいるに違いない。
2008年02月25日(月) |
ごはんくださいアピール |
金魚が、腹が減ると水面とガラス板を使って音を立てるようになった。シュポッとかなり大きな音だ。それを何度も繰り返す。じっと観察しているとしない。 どうやら、人が居て、腹が減っていて、餌がいつまでももらえない、そういう状況でやるようだ。彼女なりのアピールらしい。 そうでなければ夜中にいつまでも水槽の砂利をざりざりとあさっている。
15cmのイキモノのちっぽけな脳みその中にどのような考えが入っているのかはわからないが、昔勝っていた琉金とはかなり違ったイキモノではあるようだ。何せこっちの見た目は「まんま赤いフナ」、お上品なひらひら琉金とは胃袋が違うらしい。
今日も買い物。自転車の前かごに荷物は満載、後ろにもペットボトル1箱(2kg×6本)を積んでよろよろ走る。 そんな信号待ちの視界の端に飛び込んできたのは「赤い人」と「緑の人」。 ・・・ムックとガチャピン?
もちろんそんなわけはなく、「赤いフィールドコート(膝くらいまである)と緑のフィールドコートを着、フードもかぶっている、中年男女二人連れ」であったのだが、わざわざその色を選ぶあたりはどう考えても狙っているとしか思えない。
朝から洗濯をするも、午後から雲行きが変わる。遠くの空には砂塵が舞い、何となく街が黄色っぽい。冬が終わる気配。 外に出たらすさまじいんだろうなぁと思いつつ、かといって籠城するほどの食糧もなく、結局買い物に出る。
夜、結婚以来手をつけていなかった使用済みチケットの束をスクラップブックに貼る。そんなことするのか、という突っ込みはご勘弁ください。 年々少なくなるチケットに年齢を感じ、日時とアーティスト名を見ると浮かぶあのときこのときに感傷的になっていたのだが、それを見ていたまーさんがぽつり。 「うちの奥さんは鉄分だけじゃなくてミネラル分も多めだったのか・・・」 彼の視線の先には「翡翠展」のチケット。 そうだよ?言ってなかったっけ?実家に行くとアンモナイトとか植物の葉の化石とか砂漠の砂とか原石とかあるよ? おかしいなー。言ってなかったっけかなぁ。
肩こりから来る頭痛がピーク。久しぶりに頭痛薬を飲み、風呂に入って筋肉を暖める。 夕食は手抜きでおでん。
肩こりとはもう20年以上のつきあいだ。人生の2/3は肩が凝っていることになるので、ある程度対処法はわかっている。 でも一番の対処法は結局運動して筋肉をつけることしかないんだろうなぁ。
2008年02月21日(木) |
寝ているとき以外は眠い |
あまりにも眠くて、22時前には就寝。それでもまだ眠い。 mixiに「寝ているとき以外は眠い」という名前のコミュがあってタイトルを見ただけで吹き出してしまったのだが、まさにそんな感じ。
先週コンビニで買った赤ワイン、1000円オーバーだから悪くないんだけど、どうにも渋みが勝っていてたくさん飲める味ではない。ま、ブドウジュース+アルコールみたいなのよりはましか。ちょうどスクリューキャップだったし、無理せずに半分くらい残して冷蔵庫へ。 で、3日ほど経ってまた飲んでみたのだが、これが同じワインか?と思うくらいの味の変化。嫌な渋みがとれてコクはそのまま、かなり美味しくなっていた。 普段は飲み切っちゃうからわからなかったけど、あ、ここまで変わるのかな、というのを初めて実感。面白い。
事務作業のせいか、肩から肘にかけてしびれるので、久しぶりにじっくりストレッチをしたら体のあちこちがミシミシ音を立てて伸びたような気がした。 運動しなさ過ぎだなぁ。もうちょっと何とかしないと、ただでさえ人より固い体がさらに固まりそう・・・。
まーさんに言わせると、「今docomoのCMで流れている曲(青山テルマ「そばにいるよ」)は、さだまさしの「Birthday」(NHK「家族に乾杯」テーマ曲)によく似ている。さだまが歌っても違和感ない」とのこと。 まっさんが歌ったほうが名曲かもよ?枚数は出ないだろうけど。
スキーで片品へ。連休の後だから空いているだろうと思ったのだが、予想外の賑わい。岩鞍もボーダーが次第に増えてきている。 今日も雪。そして寒い。滑っている途中で指先が痛くなり、途中休憩して血行を促す。 今年はゴーグルが大活躍だが、どんな対処法をしてもなぜかすぐ曇るので、あまりバーンが見えない状態で滑る。 今日は斜滑降の特訓。とりあえず正しい場所が筋肉痛になりそうな気配。ということはポジションはあっているということか。雪がいいうちに練習しておかねば。 16時くらいまで滑って、風呂に入って帰る。
一日中車に乗っていた。さすがに酔った。
高校の同級生がアナウンサーになっていると聞いてテレビを見てみたのだが、覚えていなかった。 確かにそんな名前の人はいたような気もするが、同級生ではなく前後の学年だったかもしれない。私はもっぱら文化系のクラブに所属していたので、体育会系は疎い。そちらの人かもしれない。
まぁ、うちの学校に限って言えば、学生時代目立たない人ほどいい学校に行って成功している。学内で目立つ存在だった場合は個性が炸裂しすぎて勉強していないというありがちなパターン(笑)。さらにそれすら超越して「目立つ上に頭がいい」という人も時々いるのだが、そういう人は本当に少ない。でもそういう人ってすごく面白いんだよな。研究者になってそうだな。元気かな。
世間はバレンタインデーだが、それとなくまーさんにリサーチしてみたところいらなさそうだったので(彼はあまり甘いものは食べない)、結局買わなかった。会社もなし。その代わりというか何というか、生命保険のおばちゃんからチョコをもらう。どうもです。
バレンタインデーも食傷気味か、みたいな記事が新聞に載っていたけど、確かに本命→義理→友→世話→逆という拡散ぶりを見ていると、このまま何となく終わっていくのかもしれないと思う。 そもそも2月でなければ、というよりも年度区切りが4月でなければ、これほど盛り上がらなかったであろう、とも思う。
東坡肉を作った。八角を買ってきて入れたらたちまち漂うスパイシーな香り。廊下はかなりの匂いだったらしい。 隣人の料理について日記に書いたが、実はうちも人のことをあれこれ言える立場ではないのであった。 同じフロアの他の人たちが心の広い人で良かった。
2008年02月12日(火) |
わかる人にしかわからない |
朝見ていたニュースバラエティで、「今年の冬は足下のおしゃれが熱い!」のようなコーナーがあった。 確かに今年はカラータイツが流行っている。ここ何年か柄ストッキングやレギンスの流行があったから、その延長線と思えばわかりやすい。 で、取り上げられていたのがタイツの上に靴下を重ねるおしゃれ」。タイツにレースなどの薄手の靴下を重ね履きし、ブーツの履き口から覗かせる、というものらしい。
・・・ファティマ(ファイブスター物語)?
と心の中で突っ込みを入れたヲタクは、私の他にもいるはずだ。いや、居て欲しい。
新宿でインストアライヴを見る。久しぶりの生音、久しぶりのキセル。やっぱり良かった。しばし音の海に漂う。
指先がぼろぼろ。ライヴ後に握手会があり、手を出すのがちょっと恥ずかしい。 本当は握手するのも恥ずかしいが、とりあえず握手して顔を見て普通の話ができた。他人の目を見て話すのはまだ怖いが、だいぶ図太くなった。30過ぎてもちょっとずつ進歩。
スーパーの一番目立つところにバレンタインデー特設コーナーができていた。パッケージされたものから手作り用のキットまでいろいろ並んでいる。 私自身はバレンタインデーが面倒くさくなり会社でも家でもすっかりやめてしまったのだが、小学生らしい女子が手作り用のアルミカップやらチョコレートやらを一生懸命品定めしているのは可愛いなぁと思うのであった。果たして自分にそんな可愛らしい時期はあっただろうかいやない(笑)
高校時代は女子校だったので当然バレンタインデーなどというものはなく(いや、体育会系にはあったかもしれない)これまた当然のように先生になんてあげないので、何をするかというと「自分たちで菓子を作ってきて食う日」なのであった。 もっともバレンタインデーだからチョコ味なので、それ以外にもご飯とおかずを分担して作って持ってくる日なんていうのもやった。暇だったのか? しかしみんなの作ってくるものが、超絶に美味い(そして物理的にも胃にも重い)バナナブレッドとか皿ごと持参したタルトタタンとかアイスボックスクッキーとか、なかなか本格的であったりして、みんな芸達者だなぁと感心。 成績は悪かったが自分よりキャパの大きな人たちと学生時代過ごした、というのは貴重な体験だったなぁと今も時々思い出す。
まーさんの実家の車の車検を出しに行く。小1時間ほどで終わる予定が、新たな不具合が見つかったとのことで、仕上がりが夕方になることになり、他の用事もあったので、代車を借りた。
代車のエンジンをかけて発進し、ステレオから流れてきたのは奥田民生ベスト。普段自分の車にも入っているのであまりにも違和感がなく、しばらくしてから二人で「・・・CD入れたっけ?」と言い出し、大笑い。その次にはウルフルズベストが入っていた(笑)。 車は年式などからするとどうやら試乗車らしく、普段使っているのは私と同世代くらいの男性なのだろうなぁと推測。 新しい車はスマートキーだったり車内が静かだったりいろいろなところが電子化されたりしていて、もし壊れたら大変だろうなぁと思う。パソコンみたいに関係ありそうな基盤を総取り替えするのかな。
夕方に車検が無事終わり、実家に車を返す。雪が降ってきたので早々に辞去。
不思議な留守電が入っていた。それも連続で。 留守電応答メッセージの後に発信音が鳴る。それはいつもの通り。そのあと、たいていはそのまま「ツーツーツー」と電話を切る音がする。たぶんセールス。 そうでなければ、メッセージが入る。家族なら携帯の方にかけ直すだろうし、宅配便や新聞の集金だったらメッセージを残してくれる。 この日の留守電はそれでもない。 流れているのは、向こうの電話の保留音。それはスコット・ジョプリンの「ジ・エンターテイナー」(レ レ# ミドミドミド〜 ってやつ)。わりとありがちな音だ。それが時間いっぱいに入っている。
音が流れているだけなので、特に害はないが、何の意味なのか、それとも誰かがうっかりやってしまったのか、それは謎だ。
このところ気分が浮上中。といっても基本的にlowな人間なので、浮上といってもたかがしれているが、気分がフラットになってきたのはよい傾向。 まだいくつかの問題は抱えたままだが、なるようにしかならないだろう。できなければできないで仕方ないかな、と最近は思うようになってきた。 この精神状態は厄が明けたせいか。といっても来年にはまた次の厄が来るらしいが。
2008年02月06日(水) |
2度あることは3度ある |
岡村ちゃん・・・もう駄目か。
2008年02月05日(火) |
しばしヲタ話におつきあいください |
遅ればせながらアニメ「ヤッターマン」を見た。 キャラクター造形とストーリー展開とビックリドッキリメカのくだらなさが旧作と全く変わらないことに「水戸黄門」的素晴らしさを感じつつ、なによりも悪役3人組の声が変わらなかったことが一番嬉しいのであった。っていうかあの3人以外考えられない(笑)「30年前と同じ台詞言ってんじゃないよ」というドロンジョ様の突っ込みに感心。 それに比べると主人公二人の声優が拙いなぁと・・・。旧作よりも幼い感じのキャラになっているのも微妙。天野デザインはそのままでもあの色気までは継承できなかったか。あのそこはかとなく漂うアダルト感がヤッターマン以降のタイムボカンシリーズの魅力だと思うんだけどなぁ。それともあのアダルト感はドリフなどに象徴されるようなあの時代特有の雰囲気だったのかな。
今日もアップロード作業に手間取る。 仕事中に思いついた対策(仕事しろよ)を講じて見るも、効果なし。 結局あれこれいじり倒したあげく、全部消去して最初からアップロードし直すという暴挙により無事公開の運びとなったが、何の解決にもなっていないので今後が思いやられる。
晩ご飯は、ムカゴご飯、ナメコおろし、鰯丸干し、キャベツとにんじんとエノキを蒸したもの、イカの塩辛、イカフライ。後半のメニューは昨日の残り物。 ムカゴご飯をまーさんは知らなかった。酒のつまみで揚げたり茹でたりしたものは知っているらしい。食文化って結構違うんだなぁと思う。
朝から雪。普段でも休みの日は静かな近所、今日はいつも以上に静かである。私も新聞を取りに出かける以外は在宅。
後かたづけの続きと、まーさんは持ち帰り仕事。私はホームページのリニューアル作業。アップデート作業がなかなかうまくいかず、悪戦苦闘する。
隣の家の人は不思議な料理を作る。妙にスパイシーな香りがマンションの廊下中漂う。一番近いモノにたとえると「中華街の皮の赤い焼き豚」なのだが、いったい何をどのように料理しているのか、とても気になる。いつぞやはアフリカ系の人が訪ねてきていたから、向こうの料理かもしれない。いつもはあまり気にしないのだが、今日はうちの食事が終わってからの匂いだったので、さすがに胸焼けしそうで換気扇を回す。
ホームページはとりあえずアップロード。リニューアル作業に一応めどが立ったが、まだあちこち不備があるよう。ご迷惑をおかけしますが、正常化までもうしばらくお待ちください。
朝普通の時間に起きて、たまった洗濯物を洗う。が、ハンガーと時間が足りず、残ってしまう。明日は雪だそうだから、残りは月曜日以降に持ち越し。
午後、ヨドバシカメラへ。腕時計の修理が完了したとのこと。修理代金はシメテ10,500円ナリ。 そのほか自分用のこまごまとした買い物をする。 鉛筆の補助軸とポイントカード入れ。いろいろな色が売っているが、結局またいつものグレーがかった水色。秋だったらワインレッドとかを選んだんだろうなぁ。
夕食は白子ポン酢、野菜炒め、イカと大根の煮物。テレビもつまらないし、風邪っぽいので、早めに就寝。
最終日だがもちろん滑る。天気は回復傾向。 スキー場にいる中学か高校のスキー研修、初日はよろよろしていたのに、今日はもうそれなりに滑っている。若いってすごいなぁ。なんせ自分の半分の年だもんね。そりゃ上達も早いわ。
斑尾は関西圏からの客が多いらしく、関西弁がよく聞こえる。そして、ボーダーが多い。普段滑っている岩鞍や丸沼では半々くらいのスキー/スノーボード比率が、ここでは1:9くらいでボーダーが圧倒的。 だからか、ボーダーのマナーが悪い。リフト降り場のすぐそばで座り込んでいたり、斜面の真ん中で集団で座り込んだり。普段来ていない、あまり上手くない人が多いように思えた。 それを除けば、メンテナンスはきちんとされているし、雪質はいいし、コースは広いし、いいスキー場だと思うのだが。
日のあるうちに山を下りて、東京に帰ってきた。
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