東京の片隅から
目次|きのう|あした
会社帰り、エレベーターに乗り込んで、ちょっと遅れた人を待っていた。 突然電気が消えて、「エレベーターを下りてください」というアナウンス。え?と思った次の瞬間、突き上げるような揺れ。思わずみんなエレベーターからロビーに飛び出す。 彼女が遅れてきたからたまたまフロアでカゴが止まっていたけど、普通に乗っていたらきっと階と階の間で缶詰だったかもしれない。いやー危機一髪。他の人たちと一緒に遅れた彼女に「○○さんが遅れたおかげだよ、ありがとう」と笑い合って帰宅した。
胃を悪くしてからコーヒーをカフェインレスのものに変えたのだが、今度は眠気がとれない。
いつも不思議なんだけど、ミッキーマウスファミリーの中にしゃべる犬とペットの犬がいる。その違いはどこに? その矛盾が解消しない限り、ディズニーランドに積極的に行くことはないだろうなぁ。
会社で新しいマウスパッドを下ろした。単なる気分転換である。マリメッコのブルー。テンションを上げるためにはオレンジなど暖色系のものがいいのだろうけど、どうしても寒色系のものばかり選んでしまう。 新しいマウスパッドは机によく張り付いて快適である。しかも薄い。難を言えば光学式マウスにも対応しているため(私のは普通のボールのやつ)滑りが良すぎる、というところか。マインスイーパで自爆しまくり。ポインタのスピードを調整すべきかもしれない。
2006年08月27日(日) |
Blue cha-cha |
映画「深海」を見る。日記のタイトルはその英語題。このところの台湾映画の流れの延長線上にある作品。情景をつなぎ余計なBGMや台詞がない。わかりにくいとも言えるし、ときどき退屈なのだが、自分には合っている。中国語のヒアリングも兼ねてなるべく字幕を追わないように、と意識するのだが、なかなか意味まではわからない。 それにしても中国圏の俳優は雰囲気がちょっと違う。笑い方とか身体感覚とか、そういうものが日本の役者とは違っていて、動きを目で追ってしまう。日本の俳優で大画面で映した時にセクシャルな雰囲気の人ってなかなかいないのだが、向こうは比較的多い。向こうの監督や観客で求められるのがそういうものなのか、単に私の趣味なのか(爆)。 しかしこの映画の中で主人公がつきあう男の部屋、「蒸気少年」のポスターが貼ってある。『蒸気少年』=「スチームボーイ」。もちろん大友克洋である。ヲタクは見逃さない。どういう意図でそのポスターを貼ったのかはわからないが、気になる(笑) 今年の秋から冬にかけて台湾映画の上映が続く。あとは蔡明亮(つぁい・みんりゃん)が2本、李康生(りー・かんしょん)が1本、この3本は見たいのだが、人は誘えない(笑)見られるかどうか微妙。
午後から池袋へ。ハンズメッセを覗くも、ハンズメッセ用の商品が多く、普段用の品揃えがイマイチ。それに人だらけ。結局一番欲しいものは見つからず。池袋に行ったのが間違いだったか。
福岡の事故。ランクルがめちゃめちゃになるほどのスピードってどんなん出してたんだ、という感想。犯人が運転していた車だって、どう考えても22歳、就職1〜2年の若造が乗れる車じゃない。おかしい。
夏休みその1。 映画を見ようかどうしようか迷って、結局辞める。でも見れば良かった。チャンスを生かしていない。 昼過ぎ、整体へ。ほぼ半年ぶり。今日の担当の人は上手。関節の可動域について話をする。全体的にはバランスがとれているが、脚の裏側の柔軟性がもう少し欲しい、とのこと。あとはやはり腹筋。 1時間みっちりやってもらうと体、特に脚が軽い。極楽極楽。 夕方から上野へ移動。東京国立博物館の「伊東若沖と江戸絵画」展。金曜日は夜8時までやっているので、夕方だというのにすごい人。 企画展示で屏風や掛け軸の光量を変化させながら展示するのが面白い。一日の光の動きや量、色を調整して見せる。あの日本画のキンキラの屏風は夕方の光に非常に映える。昔の屋内は暗かったからこそあの画法が成立しえたのだと実感する。 画面を細かく升目に区切ってモザイクのように塗り分けて描いた屏風があったのだが、遠くで見ても近くで見ても細かいモザイクタイルを貼ってあるようにしか見えない。まるで銭湯か小学校の卒業制作だ(笑)あれを一人で書いたのはかなり偏執狂的。 パンとドーナツを買って帰宅。 収穫がなかったのは洋服。何かが欲しいが何が欲しいのかわからない状態。シャツブラウスで綺麗な色のものが欲しいのだが、色が地味だったり、生地が薄かったりしてどれもこれもイマイチ。重ね着があまり得意でないので、1枚で着られるものを探しているのだが、ここ何年かはレイヤードが流行のメインだから、自分の欲しいものはメーカーでも作っていない。制服があるから何でもいいっちゃいいんだけどさ。
うちの部に関わる人事異動の話を聞く。 前々から一人出るという噂は聞いていた。でも代わりに来る人にびっくり。 いまいる人はヒラだから、上の人とコンビを組んで(この表現はお笑いみたいだ)指示を出しながら仕事していた。彼はまだその仕事には詳しくないけどそれは後々役に立つから「修行」という意味で書類の原案を作らせたり、要するに上→下への仕事の流れが出来ていた。 ところが代わりに来る人の役職は今上の立場の人と肩書きは同じ。(給与体系上での職位は違う)今度は指示出しがしにくい。しかも今の彼の評判は「昔はあんなに切れ者だったのになぁ」というもの。大丈夫か。体よく押しつけられただけじゃないのか。
なんかさぁ、○○県1区選出とか言ってこういう時期と選挙の時だけ田舎に帰ってああだこうだやってる坊ちゃんたちさぁ、君たち小学生の時からこっちの私立学校に入ってそのまま大学まで持ち上がりでずっと東京暮らし、それで本当に「○○県出身」って云えるのか?
と、毎年思うわけですよ。
彼らが知っているのは「たまに行くから歓迎してくれる『お客様』としての○○県の親または祖父母の実家とその取り巻き」なわけで、ずっと田舎にいないとわからない人間関係とか本当は同級生になるはずだった人たちの暮らしぶりとかは全然見えてないんじゃないか。 東京見物はおろか、下手したら一生のほとんどを電車に乗らないで終わってしまう人たち(まーさんの両親の実家はそれが冗談じゃないくらいの田舎だ、そこでは「駅長」と言えばそれは時速60kmの車で20分走ったところにあるバスの停留所の管理人を指す)の、実家にいたら就職先すらない生活って知らないだろう。
高校野球の優勝決定の瞬間、視聴率が30%を超えたらしい。 そりゃあ、前の日にあんな息詰まる熱戦を見せられたら、翌日は絶対見なきゃ、って思うよ?
でも、昨日は月曜日。 しかも、午後。
どれだけ仕事をさぼっていた人がいるのかが、気になる。 ヨドバシカメラの店内や喫茶マイアミ(今でも中継をしているのだろうか)やパチンコ店店頭のモニターに、たかっているおっちゃんたちの姿が目に浮かぶ。
そういや、早実って今は共学なんだよね。しかも小学校まで作って大学までエスカレーター。慶応の向こうを張る気なんだろうか。本庄も来年から共学らしい。 身内のワセダ関係者曰く、「早実(早稲田実業)と本庄(早大学院)は附属だけど、早稲田(中・高)は附属じゃない。扱いが微妙に違う」のだそうだ。内部進学枠とかに差があるとか。もともと早稲田大学とは関係のない私学だったのが経営難になって他の大学が買おうとしたのだが、お膝元に他の大学の附属があるのは気にくわない、ということで成り行きで買ったとか何とか。ワセダ関係者の悪口というのはアンチ巨人と一緒で微妙な愛情だったりするから話半分で聞かなければいけないけど、ちょっと面白い。どこまでが本当やら。内部進学率に差があるというのは複数の情報なので本当かもしれない。
会社帰り、駅を出たら日没の前の一瞬。世界が青だった。空も木も人もビルも何もかも青。 ちょうど駅でもらった東京メトロの小冊子の特集もその「ブルーモーメント」の時間について。
自分が好きな色を頭に思い浮かべて、その色についての形容詞を3個言ってください、それがあなたについての評価です、という心理ゲームをやった。評価の仕方は忘れてしまったのだが、外から見た自分、自分で思う自分、本当の自分だったかなりたい自分だったか、そんな感じ。そのときに自分が思い浮かべたのがこのブルーモーメントの青で、単純に「綺麗」と言ってしまうのはあまりに陳腐な気がして、でも出てきたのは「さみしい」「静か」「穏やか」だったか、普通に考えると色にその形容詞は使わないだろうという表現。その心理ゲームを言い出した人はぱあっと明るいオレンジなどの暖色系原色が似合う人だったから、余計に面食らったらしかった。
そんなこともあったなぁと思いながら帰宅。家に帰ってベランダの窓を開けたらすっかり夜だった。虫の声が聞こえてくる。
すごい試合だった。8回裏から見たんだけど。すべてがはまるべき処にきっちり歯車がはまって、ちゃんと機能していて、高校野球ってこんなにレベル高かったっけ?と思うくらい。つい最後まで見てしまった。 プロ野球もこの爪の垢でも煎じて(略
それにしても毎年思うんだけど、カメラマンはよく美人を見つけるよね。
明日杏子が四谷フォーバレーでライヴをするらしい。バックにCOIL、メリーさん、ゆうこちゃん。 あー見に行きたい。でも今日の明日だしなぁ。平日だったら押し切っちゃったんだけど、休日に外出、というのはなかなか出にくい。言えばダメとは言わないと思うけど、まぁ、それでもね。
石油連盟の電車内吊り広告「21世紀OIL」を「21世紀COIL」と読んでしまった。もうダメだ(笑)
健康診断の結果が出た。 健康診断日の一週間前しこたま飲んだのが祟って、γ-GTPが60でした。一昨年(去年は未受診)は24。 ・・・当然「要注意」。赤紙かも〜。
ライブドアオートの看板がカーチスに掛け替えられていた。短い命だったなぁ。
愚か者が靖国神社へ出かけたせいで朝からヘリコプターがうるさい。
久しぶりに挽き割り納豆を食べた。私はやっぱり丸大豆派。歯ごたえがどうも物足りない。
夜、会社から駅に向かう途中ですごい音。遠くの空に花火が上がっている。多摩川の河川敷で花火大会だったらしく、川崎駅のホームにも火薬の匂いが漂っていた。花火は綺麗だが、人混みは苦手なので、電車の窓から見えるくらいでちょうど良い。
夜、窓を開けていたらカナブンが飛んできて、暫く天井や照明周辺で大騒ぎ。取りあえず捕獲して放り出す。害はないので放って置いても良いのだけど、なにせぶんぶんばちばちとうるさいのでお引き取り願った。
エビの殻をばりばりと剥きながらシカオちゃんのぼやきを聞く、という夢を見た。 しかもシカオちゃんの髪型はちょっと前のツイストパーマだ。 ボウル一杯のエビの殻をばりばりと剥く私の前で、ほおづえをついたシカオちゃんは人間関係の難しさについて延々とぼやいている。あまり殻剥きに熱中していると失礼だし、かといって手を休めて聞くのも何だし、という微妙な状況で、間の抜けた相づちを適当に打つ自分。 「・・・そういうところヤマって上手いんだよねぇ・・・」というしみじみぼやかれているところで目が覚めた。 なんなんだいったい。人間関係に悩んでいるのは自分の方なのかもしれない。深層心理が出てきたか?
夜、花火の音は聞こえるのだが本体はビルに遮られ、いっこうに見えない。煙が上がっているのは見える。 B'zがコンサートをやったらしく、どかどかじゃんじゃんという音だけ聞こえる。何の曲かはわからない。
朝、起きてメールを開く。ライヴチケットの予約は出来ているらしい。これで10時にチケット屋に電話しなくてすむ。 しかし、正直対バンのために本八幡まで平日に行くか、と冷静に考えるとかなり微妙。勢いで取ってしまった。だが、見続けてきたバンドがなくなったり変わってしまったりしていて新たなアーティストも発掘していない現在、割と暇なのは間違いない。11月はもう3本予定が入ってますが。
私にとって音楽は「逃避行動」だと思う。もともとの趣味自体が「一人で出かけてどっぷりその世界に浸る」ことを目的としているものが多い。だからCDではなく、おうちビデオではなく、デートで映画はなく、一人でライヴハウスに行ったり映画館に行ったり美術館に行ったり本屋のはしごをしたりするわけだ。(まーさんに言わせると「家が大人数だからでしょ」とのこと。なるほど) 現状仕事でも私生活でも手詰まり感があるのは事実。逃避している場合じゃないんだけど、なんとなく鬱々とした気分が晴れない。だんだん音楽の順位が上がってきたというのはちょっと危険な兆候。これでガス抜きになればいいのだが(笑)。
駅の構内を歩いている途中にふっと音が消えた。 実際には聞こえているんだけど、急に音源が遠ざかって、自分の周囲に半透明な膜が出来たみたいな感じ。 音が遠くて、プールの底にいるみたいな感じで、気持ち悪さも感じつつ、ちょっと心地よい。 こういうことは時々ある。 もともと耳が片方微妙に悪くて(精密検査をしなければわからない程度だけど、やはり左右で聞こえ方に微妙な違いはある)おまけに気圧の変化などですぐ耳が詰まったような感じになる。そういう不調がちょっとずつ積み重なって起こるんだろうと思う。 日常生活には差し障りないんだけど、膜が掛かっている間の自分は音が遠い分、ぐるぐると考えすぎるかもしれない。(差し障ってるじゃん)
p.s.「もやしもん」が気になります。
朝、梅を干す。 家のポストに地域の小学校の統合計画に反対する旨のビラが入っていた。このあたりは古い住宅地なので学区行きが比較的狭い。少子化が進み、統合計画は仕方ないものと思う。ビラには「伝統ある私たちの母校をなくしたくない」とあったが、このチラシを作っている卒業生の感傷だけでは何の解決にもならない。解決したければ自分が郊外に引っ越して今の家には子ども夫婦と孫を住まわせ、どんどん子どもを産んでもらえばいいだろう。今の場所に年寄りばかり残るから子どもが少なくなるのだ。私が卒業した小学校はもう廃校になった。まだ校舎だけ残っている。中学・高校は存在しているが、校舎は建て替えられてほとんど新しくなった。 いつか近いうちに自分の母校がなくなることなんて、通っていれば子どもなりに薄々わかるし、通っているからこそあきらめもつくのだ。うちの学校だけはなくしたくない、というのはエゴだ。
朝、駅に着く直前に定期券を忘れたことに気づき、あわてて家に戻る。朝になってから鞄を取り替えたのがいけなかったらしい。再び家を出てバスを拾い、なんとか始業時間ギリギリに会社に滑り込む。タダでさえ暑いのに走ったせいで汗だく。自業自得だが、テンションがかなり下がる、 夕方にはすっかり晴れていたが、朝ロッカーにしまって置いた私服がまだ乾いておらず、テンションの低いまま(苦笑)帰宅。 なんだったんだいったい。
明け方雨が降って、せっかくの梅干しがしけってしまった。やりなおし。朝の忙しい時間にあわてて焼酎で梅を洗って、梅酢へ漬け込む。次の晴れの時にまた3日3晩干さなくては。あぁ。
朝、電車に乗ったらなかなか発車しない。どこかの車両のドアが調子悪いらしく、ホームで開けたり閉めたり。そのうえ、車内の空調も壊れている。空いている下り電車だが、みんなハンカチでしきりに汗をぬぐい、扇子でぱたぱた。なぜよりにもよってこんな天気の日のこの電車に、と恨めしい。
夕方、夕焼けが異様に綺麗だった。
部長の最近の疑問は、「なぜ下りエスカレーターでオネエチャンたちは靴の踵をカンカン鳴らしながら下りてくるのか」らしい。 疑問その1:なぜ靴の踵が鳴るのか(確かに男性陣にはわかりづらいだろう) 疑問その2:自分で音は気にならないのか(そりゃそうだ) 疑問その3:なぜエスカレーターの下りでわざわざ歩くのか(それはなぜと言われても・・・私もやりますが) 部長の家は男二人、そりゃ聞く相手もいなさそうだ。 しかし、うちの部署は女性は私ともう一人、どちらもアンチ”うるさい”ミュール派なので、けちょんけちょんである。 結局結論は「足にあった靴を買うのではなくその年流行の靴を1年ではきつぶして捨てるつもりだから、靴の手入れまで気が回らない、そもそも踵の打ち直しをするということを知らないのではないか」というあたりに無難に落ち着いた。 裏の結論は「バカだから」だと思う。
朝から頭痛。だましだまし動く。 午後、所用で浅草へ。ゆかた姿の女性がたくさんいて、果て花火大会は先週だったが、と思ったが、別にイベントがなくてもゆかたそのものがTシャツジーンズのノリだし、ゆかたで出歩いてかまわないのだ。むしろ、何もイベントがなくても着物姿が違和感ない街が浅草くらいなのではないだろうか。 頭痛は結局途中でどうにも行かなくなって這々の体で帰宅。アイスノンを敷いて寝る。気がついたら日が暮れていた。食欲がないが、レトルトのお粥だけでも食べる。暑さ負けだろうと思う。
やっと梅を干す。そのかわり洗濯が出来ない。こんなにいい天気なのに。
川上弘美「ニシノユキヒコの恋と冒険」読了。いつもの川上節。安定感があるのに、どこかふわふわしている。それは主人公のキャラクターも同じ。具体的な描写はないのに浮かんでくる景色。あっという間に読み終わってしまったので、既読のエッセイなども読む。
三浦しをんが気になる。一度立ち読みしたときに「同人誌っぽいなぁ」と思ったのだが、やはりたいそうな商業誌・同人誌を含めたマンガヲタクらしい。だが普通の小説もきちんと読んでいる感じ。漫画家の今市子と同じ匂いを感じる。受賞コラムを読んで、エッセイが面白そうだなぁと思う。
日本経済新聞の夕刊に週一で連載されている板東真砂子のエッセイが面白い。ちょっと前の毎日新聞土曜盤にも連載されていたタヒチ暮らしの話がメイン。タヒチといえばゴーギャンによって作り出された「地上の楽園」的な幻想があるが、ただ楽園なだけではなく、彼の絵の暗さにも見られるような「翳」が行間から立ち上ってくる。日差しが強いからこその陰の暗さ。姉が仕事で行っていた南の島のことを思い出した。あの島もこんな匂いがした。
2006年08月03日(木) |
見なくても結果はみんな知ってる |
まぁあの試合は八百長だよね。見ていないけど結果は最初からわかっていたわけで。 格闘技なんてそんなものだろう。
新聞を見ていて気がついた。 「浪速の闘拳」のことを「浪速の闘犬」だと思っていたよ。だって大口叩いているわりに周りの言いなりじゃん?
2006年08月01日(火) |
漢字検定は必須なのか |
今仕事で古い資料をデータベース化しているのだが、「字の汚さ」に苦戦している。 元資料はもう30年近く前のもので、それを数年前に私がコピーして(笑・触ると後で手がかゆかったなぁ・・・)ファイルにまとめて綴じたもの。 何せ古い資料だから議事録には「誰だこれ?」な名前がずらり、今かなり偉いおっちゃんがペーペーだったりする。 当時の社会状況もかいま見られ、作業そのものはなかなか面白いのだが、当時の議事録や資料はもれなく手書き→コピー(青焼きの場合もあり)もしくはガリ版だったりするわけで、当然、字が汚い。 技術系の男性陣が作った資料だから内容が合っていればいい、というレベルのものらしく、相当汚い。私もたいがい字が下手な方だが。 旧仮名遣いは世代の差もあるからまだ許容範囲。「思はれる」とか、「云へる」とか。 送りがなもまだ許容範囲。これは結構世代によって変遷があるからしょうがない、とあきらめる。 でも、義務教育で習う漢字くらいはちゃんと書こうぜ。ワープロの誤変換じゃないんだから。なんだよ「箱に内臓された」って。スプラッターじゃねえかよ。他にも色々あるけど、関係者が目を通して誰も指摘しなかったのかというほうが気になる。書いた人間もまさか30年後にツッコミを受けるとは思わなかったであろう。
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