へろへろ雑記
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2003年02月19日(水) |
The Letters of J.R.R.Tolkien |
とHoMEの索引が届きました。在庫があると早いですね。名古屋は洋書に関してはダメダメなので助かります。
表題の本ですが、ちらっと読んだだけでもものすごいネタバレ(って作者だから当たり前だっつーの)の嵐だということがわかります。もうアホみたいに拾い読みするところがすべて「!」の連続です。さっきちらっと読んだところで「!」と思ったのがMiriel(Feanorのお母さん)の件でした。
Galleryコーナーとして使っていた無料スペースが3月から有料化するのに従いこのコーナーは閉鎖になります。写真のアップロードしかできない100Mのスペースに半年1800円、一年で3300円も払う気はありません。それだったら別の有料プロバイダと契約した方がいろいろ使えて便利です。お金を払わずにおけば自動的に削除されるでしょうから放っておくことにしました^^;
さて本日英国アマゾンからUnfinished Talesその他が届きましたが、英語の壁はさておき、ものすごくヤバイ本に手をつけてしまった、と思いました。これらの本には作品の未定稿その他が作者の息子の手によって注釈がつけられたものなんですが、やはり作品は決定稿として出版されたものがすべてであって、「こうなっていたかもしれない」領域まで手を出すのは、元の作品を舐めるように読み尽くした読者でないかぎり、迷いの森に入ってしまうようなものだと思いました。本編から除かれた背景説明みたいなのを読むのは楽しいんですけど。なんたって私は「ホビットの冒険」も「シルマリリオン」も読んでないド初心者ですから。ついでに「指輪物語」も未だに文庫版を読んでないので大いなる誤解をしている可能性もなきにしもあらず。
2003年02月15日(土) |
ノーマルかワイドか液晶か |
2台目のDVDレコーダーを買って自室でもDVDが見られるようになったので、全体をセットアップする前に古いモノラルテレビを買いかえることにしました。しかし最近のテレビはみな大型化しているので、自室に置くことができる大きさのものはなかなか見つかりません。結局、1階に置いてあった21型テレビを自室に移動し、1階にもう少し大きなテレビを買うことにしました。 さっそく量販店に行き、25型テレビの前でしばし考えた後、シャープのテレビを買う事に決定。ワイドテレビも考えたのですが、うちの親には必要無いことに気づいてやめ、液晶テレビはまだまだ高すぎるのとスポーツなどの早い動きについていけないのでこれまた却下。 配達してもらおうとしたら「早くても火曜日になります」とほざくので、絶対に今日中にテレビのドミノセッティングをしたかった私は自力で持ち帰りました。ワゴン車でよかった。 帰宅してバカでかい梱包を解いてふーふー言いながら線を繋ぎなおしてスイッチオン!したら画面が変・・・。あきらかに画面が上下に間延びし、画面下の字幕が切れて見えなくなっている。取説を読んだけど調整機能はない。速攻、購入店に電話し状況を伝えていろいろ交渉したところ、シャープは私が持ち帰ったのが最後の在庫だそうで(それがハズレだった訳)、同じ値段の東芝なら今日交換できるという。私はどっちでも良かったのでOKした。そして「なんだ今日だって配達できるんじゃん!」と心の中で舌打ちしたが黙っていた。 4時半頃、代替品を持って来訪。こちらのテレビはノープロブレムでした。というかそれが当たり前なんだけど。やれやれ。
1月に盗まれた自転車が見つかったと警察から連絡がありました。絶対に見つからない(見つかってもボロボロ)だろうと思ってただけに嬉しい知らせでした。毎日、駅と会社の間の20分弱を歩くのがしんどくなって新しい自転車を買おうと思ってたところだっただけになおさらです。 自転車が見つかったのは盗まれた場所からかなり離れた公営ギャンブル場でした。ここは盗難自転車がよく見つかるらしく、警察もしばしばチェックしているそうです。そして盗難届が出ていた私の自転車を発見し、ひょっとしたら犯人がのこのこ来るかもしれないと待ちうけて現行犯で逮捕したそうな。 後輪部分に固定するタイプの鍵は壊されてなくなっていました。犯人は「ちょっと触ったら壊れた」と言っていたそうですが、買って3ヶ月も経ってないものがそんなに簡単に壊れるわけがありません。現に鍵のついていた場所には引っかき傷が残っていました。犯人は私の親くらいの年齢でした。自分の自転車が盗まれたので私の自転車を盗んだんだそうです。 警察ではいっぱいなんやかんやと書類を書かされました。そのうちのひとつは「自転車盗った犯人に温情ある措置をとって下さい」と被害者からのお願い書類でした。「初犯ということもあるし、きつくお灸を据えておきます」と警察の人は言いました。私は自転車が戻って来ただけでも嬉しかったので、同じ事を繰り返さないようにと祈りつつその書類にサインしました。
ついさっき「発送したよーん」メールが来ました。 イギリス人のくせに・・・イギリス人のくせに・・・仕事が早い!(爆)
週末の日記に書き忘れましたが、偶然名古屋の丸善で「装飾写本の世界」(うろ覚え)をやっているのに出くわしたので行ってきました。入るとどーんと、いかにもアンティークらしい写本とファクシミリ版の本が展示してありまして、すんばらしい値段(6桁から7桁)に恐れをなして中身を見られずにいたのですが、ケースに入ったままじゃ中身がわからんと、係員のおねーさんに「あのー展示の本は触れてもいいんですか?」と訊いたらあっさりOK。んで素手で本を開けようとしたら、ものすごい勢いですべての展示写本のページを繰っていたおばさんに「手袋あるわよ!」とちょっと批難めいた声で注意されました。よく見ると入り口のケース上に無造作に手袋が置いてありました。 (だったら手袋着用と入り口に書いておいて欲しかった・・・)
今回の売りはリンディスファーンの書のファクシミリ版のヴィクトリア朝装丁版(確かウィリアム・モリスのデザイン)だったのですが、はっきりいってこんなん庶民には買える値段ではありません! ファクシミリ版は裏写りした羊皮紙まで忠実に再現してましたが、やっぱり実物の迫力には敵わないなぁと思いました。
2003年02月10日(月) |
歴史物語としての『指輪物語』 |
いつまでたってもThe Return of the Kingの感想を書かないので、あのヘタレめ途中で投げ出したか?と思われた方が殆どだと思いますが、無事(追補編まで)読了して今ニ巡目読んでます。ニ巡目は、筋を追うので精一杯だった一巡目に比べると、あちらこちらに散りばめられたさりげない表現にあらためて「そうだったのか」と思うことばかりです。The Return of the Kingの灰色港のシーンからThe Fellowship of the Ringのシャイアの平凡で穏やかな風景に戻ると、たった二年の間に起きた出来事の重さに沈黙するばかりです。
以前の日記で作者と作中人物との距離感ということを書きましたが、ファンタジーの形態を取っているもののトールキンの一連の作品は中つ国という架空の――しかしトロイの木馬の伝承のように真実に近い――国の歴史だったのだなぁと思いました。『指輪物語』の舞台は太陽の第三紀の終わり、そして指輪所持者たちが西の海の向こうヘ渡ったところで終わりを告げます。エルフやドワーフ、ホビットや魔法使いの時代は終わり、第四紀は人間の時代です。そして私たちの生きている現代は太陽の第五紀だか第六紀だかに当たるんだそうです。
第四紀も最後の方になれば、指輪戦争は遠い昔の災いの記憶でしかなく、ゴンドールもローハンもすでに無くなっているかもしれないのです。ちょうど第三紀に生きた人々にとって第二紀のサウロンの災いが過去のものでしかなかったように。しかしどの時代にも確かに人々は生きていたのです。
* * *
アマゾンUKで未訳のUnfinished TalesとThe History of Middle Earthから『指輪物語』に関係ある3冊を注文しました。まだThe Silmarillionも読んでないので上古の時代に関連するとこは後回し。本音はお金がないんですが^^;
今日もはよから電気屋さん→医者→友達と待ち合わせとフルコースの一日。半月以上前に買ったポータブルCDプレーヤーが雑音に非常に弱いことが判明し、一度は初期不良を疑って交換してもらったのですが問題が解決せず、実験の結果少なくともこのCDプレーヤーは携帯の電波により雑音が発生することがわかり、交渉の結果MDプレーヤーと交換してもらうことにしたのでした。差額はもちろん払いますよん。うちのCD/MDコンポはMDLP対応してないので一番安いやつに決定。その後DVDレコーダーのコーナーや液晶テレビのコーナーをふらふらする。去年の夏買ったDVDレコーダー(RD-X2)は我が家の1階にあり、スカパーのチューナーに接続してあります。前々からもう一台DVDレコーダーを買いたいな〜と思ってたんですがいかんせん高い。私はDVD-RAMしかも殻つきを愛用しているのでこれに対応しているDVDプレーヤーは無きに等しい状態です。一番安いのはDMR-E30なんですが、編集のためにはHDDは必須。どうせなら操作設計が同じ東芝を買おうと思ってました。たまたまDVDコーナーを覗いたら、XS-30が84,000円で売ってました。だいたいどこも94,000円くらいなのでこれは安い!といきなり衝動買い。HDDも保証に入るというので5年間保証もつけてもらい、税込みで約91,000円。衝動買いもここに極まれりですわ、はっはっは。
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