[ 月刊・夢の図書館 ] * 読書特集 & ブックトーク *
☆8月の特集「幽霊の出る本」
子供の頃、怖い話を聞いたら友達にも聞かせて、怖い話を読んだら友達にもすすめて、あんまり怖い本だと見るどころか本自体に触るのも怖くって。 物語の中へ自分達の身体で直に踏み込んで行く事ができて、かと思ったら現実が物語に取り込まれてしまって、とにかく読書体験の中でも最高に印象深く、同時に自分の作話テクニックが磨かれる。 怖い怖いと言いながら「怖い話」が好きな子供こそ、大の本好きになるのです。
夏休み、まさにお化けのシーズンたけなわ、妖怪やモンスターなんか怖くない、ゾーッとするのはやっぱり幽霊。怖いけれどもなんだか可哀相になるのも幽霊。 出るかな、出るかな。
お客さん。大きな声ではいえないんですがね、‥‥この本は「出ます」よ。 (ナルシア)
「幽霊宿の主人-冥境青譚抄-」
人ではないもの、生きていないものの姿が見える秋月青之介。 彼のゆくさきに現れる、花と幽霊の物語。 日本の古きよき世界を舞台にした華麗な連作短編コミックス。
2002年06月12日(水)「幽霊宿の主人-冥境青譚抄-」
「青蛙堂鬼談」
「あれはなんだったのか」と考えても答えはない、理の通らぬ恐ろしさ。 江戸のお屋敷、開化の東京、大陸、南洋、あらゆる所で生じる「怪」、半七親分の生みの親、岡本綺堂の繰り広げる名人話芸で存分にお楽しみ下さい。
2001年11月29日(木)「青蛙堂鬼談」
「雨月物語」
日本で一番怖い話といったら「雨月物語」の中の「吉備津の釜」だと思う人、手を挙げて。 子供の頃読んだ時は気が付かなかったけれど、この話「陰陽師」も活躍していたんですね。史上最恐の幽霊との対決いかに。
2001年11月28日(水) 「雨月物語」
「ランプ」
引越して来たおうちには少年にしか見えない少年が居る。 静かで淋しいこの幽霊譚、子供の時に読んで以来、作者をずっと探していたんですが、ついに発見!なんと、あの有名な!
2001年11月27日(火) 「ランプ」
「怪談レストラン」
1996年から刊行されている、小中学生向け創作怪談のシリーズ。 児童向けの連作シリーズや全集ものといったら、たいてい小学校の図書館にずらっと並んでいるのを読みましたよね。なんだか懐かしい感じ。責任編集は、あの「松谷みよ子」さん。
2002年05月28日(火) 「怪談レストラン」
「ゴースト・パラダイス」
他の人には見えない死者が見えるようになった少年。 嫌だそんなの、映画「シックス・センス」みたいだったら怖いよー、と思いますが、プラチェットは英国のベストセラー常連のユーモア作家、しみじみおかしい少年達と死者達のハロウィーンの夜の物語。
2002年05月15日(水) 「ゴースト・パラダイス」
「ハリー・ポッターと秘密の部屋」
普通の学校だってなんだか怖いのに、それがあのホグワーツ魔法学校だったら!魔法使いにだって怖いものはいっぱいあります、ホラー&ミステリ満載のハリー・ポッター・シリーズ第二作。トイレの花子さんまで出て来るし(違)
2002年04月03日(水)「ハリー・ポッターと秘密の部屋」
2002/08/14(Wed)
by お天気猫や
2002年09月15日(日)
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