Lacrimosa 日々思いを綴る
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キリエが死んで、もう1ヶ月経つのか。 お参りに来てくれた人はRIEさんだけだが、まぁキリエの事を知る人はあまりいないからな。 キリエをよく知る人物と言えば別れた女だが、来ないだろうな。二度と会う事も無いだろうし。
俺の周囲にいる人は次々と 夫になり 妻になり 父になり 母になり 幸せそうだ 外側からは窺い知れない負の要素も内包しているのだろうが 幸せである事には違いあるまい
家に戻る 生者の気配が希薄な ただ広く虚無な空間 一匹の黒猫だけが 現し世との絆を繋ぎ止めているようだ
何年経とうとも 心に落とされた影を消す事は出来ない 愛する者を失った記憶を 生涯忘れる事は出来ないだろう
光差さぬ闇を心に抱えたままで 誰かを心より愛する事は出来るのだろうか
いつもより遅く起床。 昨晩は風呂に入らなかったので、頭がかゆい。 シャワーを浴びてから、車に乗って外出。 会社に行き、タイヤ履き替え。夏タイヤはスリップゲージギリギリだ。まぁ4年も乗ればな。来春は買わなきゃならんか。タイヤだけ買えば、ホイールの組み替えは自分で出来る。 ついでにワックスがけと車内清掃。気分スッキリ。 丁度昼時だったので、ラーメン村に行く。今春から新たに梅光軒が加わった。 旭川の老舗・梅光軒はルーツが2つある。買物公園と南6条。ラーメン村の店は、麺の質からして南6条の流れを組む店と思われる。今回は塩野菜を頼んだが、イマイチな印象を受けた。 書店でマンガ2冊を買い、家に戻る。テレビをつけると「相棒」再放送が始まった。2時間スペシャルだが、結局最後まで観ちまった。 車庫から自転車を出し、軽く磨く。車の方が楽だし荷物も運べるが、自転車もなかなか良い。 風呂掃除した後、クロムを洗う。相変わらずシャワーに動じないやつだ。 飯の支度。今日はトンカツ。一緒にアスパラもフライにした。残ったアスパラはソーセージと共に炒めて明日の弁当だ。
さて明日は5時起きだな…寝るか。
今日は雨模様で一日中寒かった。峠では降雪もあったらしい。 やはり連休前に一度はこうなるんだな。 明日は今日よりも暖かくなるらしいが、午後から雨の予報。せっかくの休みだが出かける気になれないなぁ。
先週からグズグズ言っていた鼻の症状は治まった。花粉ではなく鼻風邪だったか。横浜に住んでいる頃から、同じ時期に鼻風邪ひいちまうな。
クロムは最近膝の上に乗るようになった。キリエがよく乗っかっていたので、マネをしているのかも知れない。 時々誰かを呼ぶように鳴きながら家の中を歩き回る。まだ匂いが残っているのだろうか。 …もう逢えないんだよ。
夕べは飲み会で夜遅かったが、7時頃に目を覚ます。日曜は二度寝三度寝する事が多い。 8時半頃からサンデーモーニングを観て、その後掃除と洗濯。 昼にそばを茹でて食べ、「CSI」を観る。 ザッピングしていたら「相棒 劇場版」の告知番組やっていた。映画観に行きたくなった。その後「相棒」再放送を観る。 猫の飯を買いに近くまで出かけ、夕飯を食いながら「平成教育学院」を観る。 トレーニングした後、映画「パニックルーム」を途中から観る。つまらなかった。
明日出勤したら、また休みだな。 特に予定は無い。天気が良ければ自転車で動物園にでも行ってみるか。 いやその前に車のタイヤ履き替えだな。
人によっては明日から11連休という人もいるのだろうか。 俺の場合はカレンダー通りで、5月に4連休がある。まぁ3日は合唱の練習が入っているのだが。 どこへ行くでもなく、誰が来るでもない。何の予定も入っておりませぬ。
ふぅ…。
ふと思ったが、俺はやはり生涯独身なのかな。 別に女性を選り好みしているわけじゃないのに。 ただ「バスト−ウエスト>5cm」という人はちょっと…。 女性にアプローチしても、ちょっとでも好意を示すと途端に隔壁作られてしまう。
まぁ、志村けんも坂田利夫も独身で元気に暮らしてるようだから、こだわる必要はないか。
ふぅ…。
昨日から鼻水がやたらと出る。いわゆる水っ洟というやつだ。 花粉か?しかし昨年はそれほどでもなかったはずだが…。
この時期といえば白樺か稲かな。田植えのシーズンではないが、この陽気でイネ科雑草は花粉を飛ばしているかも知れない。
プレコールの服用だけで症状が治まるので、程度は軽い。
今日は午後からの降雨で気温が低下。いつもの4月の気温になった。 しかし今春の高温傾向はまだ続くらしい。そのまま夏に突入しそうだな。
ペンシルベニア州での民主予備選は、クリントン嫁が辛くも勝利。しかし大差での勝利とはならず、依然オバマ氏優勢。
クリントン嫁は徹底抗戦の構えだが、民主党はオバマに確定しようと動きだしそうな状況らしい。 ブッシュ→クリントン→ブッシュと来たのなら、ここはクリントンではなくオバマかマケインだろうと思うのだが。 そろそろ新しい風を送り込まないと、政治が澱むぞ。
朝晩は比較的涼しいが、日が昇ると夏の如き気温。 今日はたまたま屋内作業だったが、ちょっと太陽の下に出ると「うわっ熱っ」となる。 そんな暑さも木曜に降る(であろう)雨で平年並みの気温に戻るらしい。体調管理に努めるべきだな。
北海道に戻って10年近く経つが、いかに夏日とはいえ湿度25%なら快適に感じるはず。 暑く感じるのは、寒さを防ぐために蓄えた脂肪が原因と思われる。って事で、今日から脂肪を脱ぎ去るためにトレーニング再開。よーしやるぞー。
今日の午後、札幌でソメイヨシノが開花。観測史上最速だ。 ちなみに今までの最速は明日すなわち22日。 今日は旭川も最高気温が25℃になった。初夏どころか盛夏だよ盛夏。すまんが西瓜を買ってきてくれ。無ければレディボーデンを。 こんな気候がもう少し続くらしい。エゾヤマザクラの開花も早まるだろう。 旭山動物園は今週の土曜に開園だが、道外からの観光客は旭川の暑さに驚くだろうな。この陽気の下、ホッキョクグマは大丈夫か。
遅くに寝たはずなのに、習慣で7時ちょい前に目が覚める。 ホテル前にRIEさんを迎えに行く。今回はドライバー担当だ。 枕の具合がイマイチだったり窓の外の音が室内に丸聞こえだったりチェックアウトの時にフロントがもたついたりと、今回のホテルに少々ご不満の様子。次回はホテルを取らずに俺宅に滞在したいとの事。確かにその方がリーズナブルだけど、何のお構いも出来ませぬが。 嵐山の陶芸の里を案内しようと思ったが、この時期はまだ本格的に活動していないようだ。他に行くところも無いので、仕方なく俺宅に移動。 ホテルではほとんど眠れなかったらしいので、仮眠のためのソファを提供。「90分で起こして」と言われたが、俺もうっかり眠ってしまい2時間経過。 昼食を食べそびれたので、2人とも腹が鳴りだした。夕食はせっかく北海道に来たって事で松尾ジンギスカンに行く。松尾は俺も久々だったが、やはりうまいなぁ。 その後、空港へRIEさんを送る。この2日間、楽しい時を過ごさせていただきました。 年の初めに「遊びに行きたい」と聞いてはいたけど、こんなに早く来るとは思わず少し驚いた。でも、会えて嬉しかった。
また会える時を、楽しみに…。
2008年04月19日(土) |
いい女 千葉より来たる |
昼到着の飛行機でRIEさん来旭。 ホムペに顔写真載せてあったので、雰囲気でわかった。 こちらも以前に写メを送っておいたので、向こうもすぐに気づいてくれた。
お互い腹がクークー鳴るほど空腹だったので、まずはレストランで昼食。 思いのほかボリュームのある料理が出てきて、腹がきつくなる。
宿泊先のホテルでチェックインを済ませた後、俺宅に案内。キリエの霊前に参るのも来旭の理由の一つだとの事。来てくれたのはRIEさんが初めてだな。 せっかくの来客なので、ケーキと紅茶でおもてなし。しかし昼の料理が思いのほか胃にのしかかっており、再び腹がきつくなる。 その後しばらく家でくつろぐ。旭川は何度も来ているので、目ぼしい観光地はマニアックなところも含めて行っているとの事。旅行先というより友人宅にいるかのようなくつろぎっぷり(RIEさん談)
夕食は高級ディナーを予約していたのだが、一向に腹が空かない。このままでは食事に行っても損した気分になりかねないので、腹ごなしを兼ねて買い物に出かける。 しかし買物は10分ほどで終了。買物公園あたりを歩くが、やはり腹はそれほど空かない。むぅ、ケーキは余分だったか。
時間になったので、レストランへ赴く。ホテルロワジールの15階にあるステラマリスで、今回は鉄板焼きディナーをいただいた。 洋風茶碗蒸しからスタートし、フォアグラ、アワビとタラバガニ、キンメダイ、和牛ステーキと続き、ウニ入り焼き飯でフィニッシュ。 腹はきついが残すと負けのような気がしたので、半泣きになりながら全て平らげる。食後はラムレーズンのアイスクリームとガトー・バスクという暖かいケーキ。これも泣きそうになりながら全て平らげる。
腹がきつくて動けないRIEさんをホテルに送り、自宅に戻る。リラックス状態でエンタを観ているとRIEさんから電話。夜景の見られるところに行ってみたいと言うので、深夜にも関わらず嵐山展望台に案内する。 道中は街灯もなく不気味な雰囲気で火サスもしくはかまいたちの夜のBGMが流れそうな雰囲気。 駐車場に続く坂道を登って行くと、先行車両のテールランプが目に入った。 我々と同じく展望台が目的と思われる若者だが、2台のうち1台が残雪にタイヤを取られてスタックし、単独では脱出不能な状態に陥っていた。その先の道にはかなりの量の雪が残っており、パジェロかランクルでもなければ走破は無理っぽい。 坂の途中に車を停め、徒歩で展望台を目指す。2人とも夏靴、しかもRIEさんはヒールで残雪の坂を登る。まぁ雪道は50メートルも続かなかったが。 街灯の1本も無い山道、満月の月明かりを頼りに歩く。 展望台に到着、眼下に広がるは旭川の夜景。喜んでもらえて良かった。
来た道を再び戻る。スタックした車はまだ待機中だった。 RIEさんをホテルに送り、家に着いたのは2時頃。そのまま就寝。
現在「シムシティDS2」プレイ中。 初代シムシティが出てから、もう20年経つのか…。
当時のものに比べ、ずいぶんと建物の種類が増えた。 初代には下水処理場や地熱発電所なんて無かったからな。 古代→中世→現代→未来と時代が移り変わるのも面白い。 今は中世(西洋)なんだが、教会が寄付をよこせと言ってきた。しかも公金をよこせと。これは政教分離の理念に反するのではないか?いや時代が時代だからOKなのかも知れない。それとも文化財の維持費として予算を(ry
明日は千葉からRIEさん来訪。初オフだ。 楽しみ楽しみ。
月曜の話題だが…
今年のマスターズは、南アのイメルマンがトータル-8で優勝。ウッズは単独2位という結果。 今回イメルマンは池に転がり落ちそうになったボールが止まったりと、ツキもあった。あれは誰もが落ちると思ったはずだ。 地上波ではTBSが深夜にライブ放送したのだが、ウッズ応援の雰囲気だった。ウッズが勝たないと何か不都合でも?まぁグランドスラムは来年以降に持ち越しになったが、ここはイメルマンを讃えようじゃないの。
さてマスターズといえば、ジョージア州にあるオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ。 かつてスーファミでオーガスタのコースを忠実に再現した「遥かなるオーガスタ」というゲームがあったなぁ。 忠実に再現という事もあり、グリーンは鬼の難易度だった。
ゴルフといえば、最近はゴルフコンペならぬゴルフコンパがあるらしいね。 ゴルフをする女性=オヤジくさい、という価値観はすでに過去のものか。
我が家で8年間稼働し続けたパソ(ディスプレイは2代目) 未だ動きはするが、大容量時代の到来に性能の限界っ…気力も無くなり… ディスプレイは時たま勝手にダウン、側面をペシペシ叩きながら使っていた。
んで、やって来た新パソは初代よりも低価格でありながらCPUもメモリもHDD容量もかなり性能アップ。 ディスプレイは16:9サイズでちょいと違和感があるが。
データ移送も何とか終わり、業務引き継ぎ終了。お疲れさん。 引退したとはいえ、オフラインのセカンドマシンとして使えそうだな。
2008年04月11日(金) |
自然と身につくスキル |
米の研ぎ方と卵の調理法は、自然に身につくものと思っていたのだが…
加護亜依は米を洗剤で洗っていたらしい。そんな事をするのは加護だけだと思いたいところだが、同じ事をする人間は全国に少なからずいるのかも知れない。恐ろしき事よ。 そう考えると、「愛エプ」でとんでもない料理を作るタレントがまだマシに思えてくる。
2008年04月09日(水) |
サクラサクミライコイユメ |
今年の4月は昨年よりも暖かい。と言うより少々暑い。桜の開花も早まるかも知れない。 桜といってもソメイヨシノではなくエゾヤマザクラだが。 旭山は結構いい花見スポットだが、動物園の人気が出ちまったせいで昼間は車で行けなくなった。ライトアップされるので見るのは夜でもいいのだが。
今年は花見に行けるかな。昨年は何だかんだで行けなかったが。
今日は羽幌まで往復した。 国道はもとより、山間の道でさえ積雪は無い。 例年ならゴールデンウィーク前に多めの降雪があったりするのだが、今年は無さそうだな。 もう夏タイヤに履き替えてもいいだろう。
天気予報では開花予想が報じられているが、俺たちが知りたいのは「開花」ではなく「見頃」だと何度(ry
昨日くっちゃべった奥様との会話に出てきた話題。 猫・ウサギ・フェレット・小型犬は、火葬費用も比較的リーズナブル。中型犬も、まぁ何とかなる。 問題は大型犬。レトリーバーも結構な費用が掛かるし、より大きいマスチフやピレニーズはなお高額。 キリエの火葬を頼んだ業者では、特大犬となると合同火葬でも2万8千円。猫の3倍近く掛かる。 大型犬といえど、たいてい飼い始めるのは子供の段階で、心配のタネといえば日々の散歩と食事代くらいで、死別の際に発生する問題を考える人は少ないだろう。 死別の時、悲しみにくれる間もなく発生する問題…
さてこの大きな遺体をどうしたものか…
自治体によっては一般の火葬場にペット専用の炉を設けている場合があるが、旭川では 1.ペット霊園にお願いする 2.可燃物として燃えるゴミの日に出す 3.私有地に埋葬 といった選択肢がある。まぁ大型犬をゴミの日に出されたら、収集の人もドン引きするかも知れないが。 気を付けたいのは土葬。最低でも深さ1メートルの穴に埋めなければ、キツネ・タヌキ・ネズミといった動物に掘り起こされて大変な事になる。 とある家庭がゴールデンレトリーバーの遺体を休耕地に埋める際、きっちり納まる深さの穴しか掘らず、土をかけるだけで済ませたところ、数日のうちにキツネの集団に掘り起こされ、四肢は食いちぎられて持ち去られ、残ったのは蛆の湧いた頭部と胴体だけだったとか。 それ以上に問題なのは、上記の手段以外を選択する連中。 大型犬の遺体が川に投棄され、流される途中で引っ掛かっていたりしているらしい。 また山中に投棄される事もあるらしい。 不法投棄云々の以前に、人としてどうなのよ。同じ時を過ごした家族じゃないのか。 きちんとしたお別れは、最後の愛情表現だろう。
キリエ出棺。
ペットの遺体は可燃物扱いだが、ゴミ袋に入れてのお別れはあんまりだ。 旭川ではペット火葬業者は4件ほどある。 合同火葬・個別火葬と選択できるが、料金が3000円ほどしか違わないので個別火葬にした。 火葬炉の点火から骨上げまで、およそ40分。その間業者の奥さんとコーヒー飲みながらくっちゃべる。
市内在住の、捨て猫を拾わずにはいられない奥様のお話。 猫が家に常時30匹いるらしい。まさに猫屋敷。 死んで数が減っても、もらったり拾ったりして30匹になってしまうらしい。 猫に金が掛かるので、旦那の小遣いがどんどん減ってるらしい。 市内の某スーパーに勤めているが、その店の裏手によく猫が捨てられるらしい。そしてその猫を必ず引き取るらしい。
炉から出てきたキリエの骨。今は床の間に置いてある。 いずれはどこかに埋めるか散骨する事になるだろう。
最後に、奥さんは「後追いに気を付けるように」と言った。 1匹が死ぬと、もう1匹が後を追うように死んでしまう事があるらしい。
そんなクロムの様子は、というと…
いつものようにメシを食い 俺の足につかみかかり 抱っこしろとせがみ おもちゃを追いかけ回し ひとしきり遊んだら、寝る
いつもと変わらんが、時々キリエを探すような素振りを見せる。 まぁいきなりは忘れられんだろうな。
体重が健常時より1kg以上減ったその体は、小さめの箱に容易に収まった。
箱の側面に「魚専門店」とか書かれているのは、何とも猫らしいじゃないか。
棺の前に線香を焚きながら酒を飲む。通夜といえば酒だ。
重篤な病に冒されながらも、死に顔は穏やかだった。
たとえ気休めであったとしても、対処療法は無意味では無かったと思っている。
ほんのひと時だが、自力で食事を摂ったり、下痢ではないまともなウンコをしていたのだから。
その安らかな顔をご覧になりたい方は、↓へ。
今までありがとう キリエ
お前と共に過ごした時を
生涯忘れる事は無い
せめて 安らかに
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