みゆきの日記
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2004年02月27日(金) また喧嘩・・・これって倦怠期なのかなァ

またトモユキと口論になってしまった。
最近ちょっとこういうのが多くて疲れる。
原因は菜子の教育(笑)について。

教育も何もまだ1歳なんだから、その時々に正しいと思ったようにするしかないとおもう私と、
基本的な方針は考えておくに限る、なにしろ二人とも初めてのことだし、
自分は今まで行き当たりばったり的に生きてきたことはないのだから、
こんな大事なことをいい加減にはしておかれないと言うトモユキの間で、
話はいつまでたっても平行線。

トモユキの言うことを軽んじるつもりはないのだけれど、
私は正直言ってうるさいなぁーと思っている。
だってそんなこといま考えたってわからないよ。

「そのときになってみなくちゃわからない。」

私はきっぱりと言い、トモユキは私のその言い方に自分の言い分を頭から否定されたと感じたらしい。
わかるんだよね。
私が今までもかなり行き当たりばったりで生きてきたのにたいして、
トモユキは用意周到、自分がほしいものは自分の手で努力して勝ち取ってきた人だ。
社会的に成功しているという点では、どちらが正しいかは明らか。

だからトモユキは私に任せきるということに対してちょっぴり不安があるのだろう。
実際ことに当たるのは私だから、できるだけ自分の意見を言っておき、
合意しておきたいと思うのだろう。

ちょっと時間がたって冷静に考えてみればわかるのにな。
そのとき私はトモユキに否定されたというか、特に理由もなく糾弾されたような気がして
むきになってしまったんだった。

今日トモユキからはごめんねっていうメールがきた。
みゆちゃんを責めるつもりじゃなかったんだけど、僕の言うことに耳を傾けてくれないことに腹を立てて
言い過ぎましたって。
私も話を聞こうとしなかったことをあやまり、喧嘩は終了。

今日は週末だし、楽しく過ごそう。


2004年02月25日(水) たまにはこんな日も。

トモユキが帰ってこない。
7時ごろ電話があって、今日帰るの8時ごろになってもいい?と言うので、
もちろん、いいよ、と返事をしたんだけど。
もう9時。

たまにはこんな日もあるよね。
菜子はもう寝ちゃったし。
おなかすいたなァ・・・。


昨日友だちから夜10時ごろ電話がかかってきた。
結婚してからは、夜の10時にはめったに電話は鳴らないので
何事かと緊張して電話に出た。
私の元上司が入院した、と言って彼女はひどく取り乱していた。
ICUに入っているらしかった。
彼女と彼はいわゆる不倫関係にあるのだ。
私はなんと言っていいかわからなかった。

今日になって彼は大丈夫らしいということがわかって、
私はとりあえずほっとしたけれど、
暗澹たる気持ちにやっぱりなってしまった。


2004年02月24日(火) バカだなぁ。

昨日帰ってきたトモユキにグラスを割ってしまったことを打ち明けると、
トモユキは「怪我しなかった?」と言った。
気をつけなきゃダメだよって。

あたしはグラスを割ってしまったくらいでトモユキとの間にヒビが入ると
本当に考えていたのだと思うとバカだなぁと思う。
もっと自分に自信を持たなくちゃね。
すべては自分のすべきことを怠っていたということが原因で、
きちんとしていればこんな風に思うことはなかっただろうと思う。

家計のことに関しては、トモユキはやっぱり私にまかせると言ったので、
これからはもうちょっと気を引きしめてきちんと管理することにしよう。

昨日はとろんとした濃厚なチョコレートケーキを焼いた。
自分でも美味しいと思ったので同じコンドで最近できた友だちにも持っていって、
トモユキにもなかなか好評だった。
今週は一度チーズケーキを焼こうかな。
すっかりノンスモーカーになったトモユキが食べてくれるので
お菓子も作り甲斐があっていい。

昨日トモユキは家に帰ってきてからプールで泳いだ。
少し泳ぐとよく眠れて体調がいいんですって。
お酒の量も少し減ったみたいだし、朝もさっと起きてくることが多くなった。
やっぱり運動しなきゃ、なんて言っているし、
煙草をやめたら、健康にも気を使うようになって、
これからなるべく仕事の後ひと泳ぎするつもりらしい。
いいことだよね。
私も一緒に泳ごうかなー。


2004年02月23日(月) バカラのグラス

具合の悪いことに、そのバカラのグラスは2代めで、1代めを割ったのも私だった。

それは、お金のない学生時代にトモユキがアルバイトをして買ったもので、
彼は毎晩それでお酒を飲むのを楽しみにしており、
何年も大事に使ってきた、思い入れのあるグラスだった。

独身時代、ろくな食器がないトモユキの家にひとつだけあったその豪華なグラスを、
私は不思議な気持ちで見ていた。
私だったら、ひとつだけそんなに高価なものを買うなら、もうちょっとましなお皿やカップを買うかなぁって思ったからだ。
でも、トモユキがそういう人だというのは、なんとなく好ましいと思った。

結婚後、そのグラスを私が不注意で割ってしまったとき、トモユキは怒らなかったけれど
ものすごくがっかりした。
しばらくがっかりしているのがわかって、私もいたたまれなかった。
彼は、もともとあまりものに執着するタイプではないのだけれど、
きっとお金がない時代に思い切って買った品だったので、
とても愛着があったのだろうと思う。

数ヵ月後のトモユキの誕生日に、私は自分で選んだグラスをプレゼントした。
あなたの大切なグラスを割ってしまってごめんなさい。
今度は大切にするから、、って。

昨日、私が割ってしまったのはまさにそのグラスだった。
私はとっさに割れたグラスをかくした。
あなたにはがっかりした、と言われたばかりのことで、言い出せなかった。
派手に割れたわけではなく、ひびが入った程度だったので気づかれなかった。

嫌われるのが怖いから、絶対に言えない。
こっそり同じものを買って何もなかったかのようにしまっておけば、
絶対に気づかれない。
そうすればトモユキもがっかりしないし、誰も傷つかない。

金額にすれば、2〜3万円程度のものだった。
私はそれを買って黙って戻しておき、自分への罰としてネイルサロンに行くのを何度か我慢する。
洋服を一枚買うのを、化粧品を、我慢する。
それでいいのではないか。
トモユキに言う必要なんてないんじゃないか。

そんな風に考えて。
きっと、トモユキがもっとも嫌うのはそういうずるい私なのではないかと思った。
自分の罪を姑息なやり方で隠そうとする私。
非難を恐れて、卑怯にも逃れようとしている私。
トモユキなら決してそんなことはしないだろう。
グラスを割ってしまった程度のことで、嘘をついてしまったら、
この先も、いろんな嘘をつき続けることになって、
信頼関係は破綻し、それこそ夫婦の危機につながりかねない。

やっぱり正直に言おう。
今日帰ってきたら、正直に言ってあやまろう。
私は、私がトモユキを尊敬するように、彼に尊敬されるような人になりたい。


2004年02月22日(日) 夫婦の危機

週末、トモユキと私は険悪だった。
金曜日の夜、家計についてトモユキが私に尋ね、
私がいい加減に答えたことが原因だった。
実は、自分でもきちんと把握できていなかったということを、
私は認めなければならなかったのだけれど、
じゃああなたは何にも知らないでいて、それであたしを責められるわけ、とか
逆切れしてしまい、
これは二人のお金なんだからちゃんと管理できていなかったのは二人の責任、などと言い出す始末。
ほんとに私は逆境に弱すぎる。
自分の罪を潔く認めることができない。

トモユキは私にがっかりした、と言った。
あなたにすべて任せていたのだから、責任を負うべきはあなたなのだ。
できなかったのならできなかったと認めてこれからちゃんとやるとか、
反省するとかどうしてそういう姿勢がないの?

私の答えが曖昧なのを見抜いて、トモユキはその場でざっと家計の流れを洗い出し、
私がぜんぜん把握していなかったことや、いい加減に答えたことをさとって、
ものすごく怒った。

私は、こんなことは私にはできないからあなたがやって、などと言い、
トモユキは、これは俺の仕事じゃない、と言った。
一日中家にいられるならこんなことぐらいするけれど(イヤミだろう)、
外で働いているんだから、そんな時間はない。
家計の管理はキミの仕事だろう。

そして、私にも簡単に管理できるように、と家計管理のアプリケーションを週末かけて作った。
週末はずっとそれにかかりきりで、話しかける隙もないほどだった。
私は身の置き所がない想いで週末を過ごした。
本当にトモユキは私にあきれきってしまったのだろうか。
これは夫婦の危機なのでは?

そのとき、私はぼーっとしていてもうひとつの失敗をしてしまった。
トモユキの大切なグラスを割ったのだ。

(長いのでつづく)


2004年02月16日(月) よかった/チョコレートスフレ

菜子がスクリュードライバーをいたずらして手首を引っかいてしまったので
びっくりして病院に連れて行った。
もォほんとにびっくりしたよー。
シュッと赤い線がついちゃって。
まあごく浅い傷だから大丈夫だとは思ったんだけど、化膿とかしちゃわないか心配で。
一応病院に連れて行ったら、案の定笑われてしまった。

私はすごい馬鹿親だと思われているらしいのが恥ずかしくなって、

「たいしたことないと思ったんですけど、ばい菌が入ったりしたら怖いと思いましたので、、、。」

なーんて言い訳がましく言ってみたんだけど、

「こんなんじゃ、ばい菌はいってもたいしたことないですよー」って。

そうですか、、。先生があまりに笑われるので相当恥ずかしかったです。
でもよかった。

なぜスクリュードライバーなんて出していたのかというと、
菜子の絵本を並べるための棚を今日買ってきて、組み立てていたのだ。
私はこういうのが苦手で、いつもならトモユキに頼んじゃうんだけど、
最近ちょっとトモユキと仲が悪くて(笑)、
みゆちゃんはほんとになんにもできないんだから、などと言われるのが癪に障るので、
今日は自分でやってみた。
やればできるものですね。
おまけにものすごく重たいのにデリバリーを頼まず自分で持って帰ってきたわ。
タクシー乗り場までは係りの人が運んでくれたし、
タクシーを降りたらアパートのセキュリティガードマンがトロリーに乗せてくれたんだけど、
家に運び込もうとしてあまりの重さによろめいてつまづき、
足の上に落としちゃったってば。
すごい間抜け。なれないことするもんじゃないよね。
まだじんじん痛くて足引きずっちゃってるし。

トモユキはすごい。
煙草を本当にやめてしまった。
はじめの3日間は「離脱」かなんかの肉体的な禁断症状で相当苦しそうだったけど、
それを乗り切り、食事の後とかにタバコすいたいなーって今でも時々言うけど、
その頻度は確実に減っていっている。
こんなにがんばってやめたんだから、もう吸わないだろうと思う。
私も、不思議ともう吸いたいと思わない。
ちょっとふーって一息入れる時間が私は結構好きだったんだけど。
でもやっぱりもう吸いたいと思わなくなった。
不思議なものだ。
その代わり、トモユキは食事の後でデザートを欲しがるようになった。
甘いものはほとんど食べない人だったのに、これも不思議。
土曜日はバレンタインだったのでチョコレートのスフレを焼いてみた。
これ簡単なんだけど、めちゃくちゃ美味しいーー。
ほんと、食事終わってから作れちゃうくらい簡単ですぐできるの。
今度お友だちが来たときにでも焼いてみようかしら。


2004年02月09日(月) 感傷

今日ベビーベッドを片付けた。
このベッドをくみたてた時のことや、初めて小ちゃな菜子を寝かせたことなんかを
思い出したらちょっと涙が出ちゃった。
本当に小さかったよなァ、、、なんて。
感傷的になりすぎだ。

やっとお雛さまを出した。
去年はリビングに置けたんだけど、今年は壊されちゃいそうだから菜子の部屋にひっそりと飾る。
私の小さい頃は、母が和室に飾ってくれていたので、
なんとなくやはり和室が似つかわしいような気がするけれど。
仕方ない。
トモユキの両親から贈られた『いちまさん』も飾った。

市松人形をいちまさんっていうのって関西だけなのかな?
トモユキはそんなの聞いたことがないって言う。
彼は北海道の人なので、私は結構文化の違いを感じることがある。
関西で育った期間はごく短くて関西弁もろくに話さない私でも、
やはり親の影響は大きくて、結構関西人なんだなァ、、と思うことが最近増えた気がする。

お雛さまを飾るのは結構骨が折れた。
こまごました小物の一つ一つにいたるまで柔らかな布や紙で綺麗に包まれて
しまわれているからだ。
でも、それを一つ一つ出しながらこういうのも悪くないなって思う。
去年もやっぱりそう思ったんだよね。
小さい頃、お雛さま楽しみだったから、きっと菜子もそのうち喜ぶようになるだろう。
子どもを育てるのって素敵なことだなーって思う。


そうそう、先週びっくりしたことに菜子がいきなり『ぐるぐるドカーン』の体操をした。
(NHKの番組の体操なんだけど)
『ハイハイだよ〜』のところで突然ハイハイをはじめたのだ。
この番組はずっと一緒に見ていたけれど、今までまねしたりしなかったので
早速トモユキに報告。
二人で『ハイハイだよ〜』と言って何度もさせては喜んでいた。
本人も結構気に入っているらしく、ぐずってしょうがないときに、
「はい、パンツあげますよー。」とか言うとさっと立ち上がって、
『ぎゅっぎゅっぎゅっ』ってパンツあげるまねをするので可愛くて仕方がない。
『お帽子オッケィ』もちゃんとできるのよ。
そろそろナーサリーも考えてもいいのかも。
もうちょっと二人で遊んでてもいいかなァとも思うけど。

またベビーベッドを組み立てる日が待ち遠しい私。
早く赤ちゃんほしいなあ。


2004年02月05日(木) 喧嘩した

トモユキと大喧嘩。

私たちの喧嘩ってホントにあきれるくらい毎回パターンが同じであるうえに、
お互いひどく不愉快な想いをするだけで終わることはわかりきっているので、
もうしたくないんだけど、久しぶりにやってしまった。

最後には私がもう絶対出てってやる、ほんとに出て行くからね!と言いながら、
どこにも出て行く場所がないことに気づいてなんだかやり場のない怒りに襲われ、
ほとんど泣きながら、明日日本に帰るからね!!と言って寝室に飛び込む始末。
寝室の鍵をかけたものの、そうだ、トモユキは最近耳栓がないと眠れないし、
目覚まし時計がないと明日起きられないと思ったので、
リビングに引き返して耳栓と目覚まし時計をトモユキに投げつけて、
また寝室に戻って鍵をかけた。

ゆっくり顔を洗って、ついでにマスクもして、丁寧に肌の手入れをしているうちに、
だんだん気が静まって、でもトモユキに投げつけられた言葉が忘れられなくて
乱れた心のままベッドに入った。

当然、眠れなくて。
今夜はゲストルームのベッドかリビングのソファで眠り、
明日の朝は一人で起きて朝食もなく会社に行くトモユキの姿を想像したら、
やっぱりそんなことはできないと思い直して、
そっと鍵だけ開けて、またベッドに戻った。

菜子の寝顔を見ていたら、たまらない気持ちになっちゃった。
トモユキと喧嘩をすると本当に私には居場所がなくなる。

結局、トモユキがあやまって喧嘩は終了。
禁煙3日めでちょっとイライラしていた、と彼は言った。
ひどいこと言ってごめんねって。
でもねー、許したけどやっぱりどんな場合でも絶対に言ってはいけないことってあると思うのよね。
忘れちゃうことはできないからやっぱりちょっと悲しい。

でも忘れることにするか。
私にはトモユキしかいないから仕方ないよね。

昼間焼いたアップルタルトを二人で食べた。
これすっごく美味しいねって言ってくれたので、
私は完全に機嫌をなおした。
ほんとに美味しく焼けたんだよねー。
でもあのお砂糖の量は恐ろしい。菜子にはまだ食べさせられないわ。


2004年02月04日(水) いい天気

今日はいい天気。
午後はお菓子を焼いて、菜子とプールに行こうかな。

禁煙3日目のトモユキは気の毒なほど辛がっている。
なんの苦痛もなくやめてしまった私にはその辛さがどうもピンとこないんだけど、
かわいそうなので「もう、すったら。」と言うと
怒って「すわないよ!!」と言い、昨日は我慢していた。
でもご飯の後で、「なんかない?」って食べたがるの。
私もダイエット中なのでお菓子とかはなくって、
そういうわけで、今日はりんごのタルトを焼くつもりなのだ。
夜、一口食べられるようにね。
あまり甘いものを食べる人じゃないけど・・。

一昨日のホイコーロー、すごく美味しかった。
トモユキが、このホイコーローすごく美味しいね、
なんか肉が違う感じ・・・って言った!!
まったくこういう夫こそ持った甲斐があるっていうものよね(笑)
手間をかけて作った甲斐ありました。

ここ最近の悪天候のおかげでうちの観葉植物たちが大打撃を受けている。
今日は晴れたから、ちょっとは元気になるかなァ。


2004年02月02日(月) 今日の献立

週末、トモユキが久しぶりに『午前様』だったので、
日曜日はみんなで朝寝坊してしまい、私も菜子もリズムが狂ってしまった。
トモユキは家の鍵を持ち歩くのを嫌がるので、起きてなくちゃいけないの。
帰ってきたのは1時。

多分、結婚と同時に外国に来たせいだと思うけど、
こんなに遅くなるのはすごく珍しい。
だから、たまには友だちと楽しく飲んでくればいいって思ってるし、
気持ちよく迎えてあげたいと思うんだけど、やっぱり眠くて。

「みゆちゃ〜ん、いっぱいつきあって〜。」

とか言うので、もう1時だもんヤダよ、と冷たく断ってしまいました。

翌日は9時まで寝ちゃって、菜子も寝坊。
あーあ、ダメだなぁ。

昨日トモユキは自分の煙草を捨てた。
軽度のスモーカーだった私と違って、トモユキはかなりヘビースモーカーだったので、
私のように簡単ではないだろうけど、やめられるといいな。
今朝は禁断症状でてるよ、と言っていたけど、一応我慢しているみたいだ。
母に話したら、お父さんのために『禁煙セラピー』を買ってくる、と言っていた。
お父さんは、やめないだろうなー。

今日から一汁一飯二菜という献立をこころがけることにした。
とりあえず、今日の献立は、ご飯、あさりの味噌汁、
ゆで豚とキャベツのいためもの、蒸し茄子の胡麻味噌和え。
このホイコーローは、豚バラのブロックを買ってきて、丸ごとゆでてからスライスし、
その後、油通しをしてから使うらしい。
ちょっとめんどくさいけど、美味しそうだからやってみよう。


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