一つの扉を開けた。開けまいと足掻いていた扉。けれどそれで救われたから。それは沈みゆく道だけれど。もう、逃れられない。それが安堵出来る方法の一つだと改めて確認してしまったから。朱色に染まる世界。鮮やかで、魅惑的な。その先に希望は待ってはいない。