2001年03月11日(日)

昨夜は高校の同窓会に行ってきました。
初め参加する予定ではなかったのですが、数日前になって幹事から半強制参加指令が・・・(爆

結果だけ申しますと、やはり行かなければ良かったです。
皆それぞれの道で頑張っていました。
不満や仕事の辛さを口々に述べながらも、それぞれにとっての生き甲斐を見つけているようでした。
もちろん聞くのと実際とではだいぶその辛さは違うでしょう。
けれど、前に向って歩いている同窓生の姿はとても眩しく感じられました。
真っ直ぐに彼らの姿を見るのが辛いほどに・・・。
自分の力で立っている人達の話を聞くのは勉強になりましたが、己の不甲斐無さを痛感させられました。
担任もいらしていたのですが、話をする事は出来ませんでした。
今の自分の姿を見せる事は出来なかった。

何故自分はこうなんだろう?
何故こんな所で立ち止まっているんだろう?
情けない自分の姿を再認識させられるのはきついですね。

看護婦として働いている友人と、精神病について少し話しました。
ちょうど少し前に勉強会が開かれたとの事でした。
発作の症状等が書かれている本を読んで、思わず笑ってしまったと・・・。
精神系の科にだけは絶対行きたくないと。
もし自分の友人が精神病になったりしたらショックだからやめてねと、笑いながら言われました。

看護婦とはいえ、一人の人間。
そのような反応もある事は承知していましたが、まさか友人にそれを言われるとは・・・。
少しでも解かってもらえないかと、さわり程度に話してみましたが、高い壁があることに気付かされただけでした。

一度否定的な考え方を持つと、それを変えるには自分がなるかごく身近な人がなるかしかないのでしょう。
それでも、もう少し人それぞれの心の在り方を考えて欲しかった。

二度と彼女とその話をする事はないでしょうけれど、あの時に感じた壁の高さを忘れる事は出来ない。


     


のあ