タマちゃんの毎日
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2005年10月19日(水) 細く長く。

すっかり、秋ですね。
何年か前のこの季節に、私はひどく体調を崩したことがある。
何かに摑まっていないと立っていられない程の激しい頭痛とめまい。
あまりの痛みに耐え切れず、痛み止めの座薬をいれた数分後、体が痙攣し出した。
母が私の手を握ってお経を唱えている。
『私、死んじゃうのかな・・・・』
気を失いそうな中でぼんやりと『死』を意識した。

あらゆる病院へ行ったが原因は分からず仕舞い。
『たたり』にあったような、そんなかんじ(゜o゜)。
どうせ死ぬなら一人で死んだる!もし運転中に気を失ったら他の人を巻き込んでしまう!死ぬのは私一人で充分じゃい!その日から、スピードの出る道を避けて田舎道をトロトロと歯を食いしばって店に通った。

ふと、考えた。
子供達にとって、いい母親って、どこまでも自分に厳しく頑張る、けれど短命の母なのかしら?
少し抜けててもいいから長生きしてやる母が一番なんじゃないの?

気持ちを切り替えた途端、いい薬が見つかって、症状は治まった。
その時が、私のプチリタイヤの瞬間だった(^.^)。
あの痛みは、きっと、体からのサインだったに違いない。
『ひとやすみ〜ひとやすみ〜』
あの時のようなことは無いが、今でも、疲れやすい体質だ。でも、昔のようには決して頑張らない。疲れた時は、横になるのだ。
私はこの病気を『おさぼり病』と、呼んでいる。

私のおさぼりを見守ってくれている家族に感謝している。
ありがとう。





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