タマちゃんの毎日
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2005年09月22日(木) 巣立ちのとき。

長女が20歳になった。
お産の激しい痛みに耐えて我が腕に抱きかかえてから20年もの月日が流れたのだ。

雨の日はタオルと替えの靴下を持たせ、曇りの日は念のため傘を持たせ、晴れた日は水分を持たせた。
今まで、何度、この子に、
「いってらっしゃい」の声を掛けたのだろう。
母親の子に対する『いってらっしゃい』の言葉の中には、行って必ず無事に帰ってらっしゃいの願いが籠められている。

最近は、私の忠告より、友達の友情を優先するようになってきた。
帰りが遅くて携帯を鳴らす日も多い。
そんな私の心配をよそに、食事をする時間を削ってでも、洋服選びに余念が無い。
ホッペのプクッとした幼い頃の面影は少しずつ薄れていく・・・。

これから色んな事があるだろう。
誘惑に負けそうになったら、強い意志で踏みとどまって欲しい。
挫折に負けそうになったら、勇気を出して進んで欲しい。
君には自分を守るブレーキと潔く進むアクセルがあると信じている。

どうぞ、笑顔が似合う女性になって下さい。
母は、これからもずっと変わることなく、『いってらっしゃい』を言い続けるからね(^_^)。




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