No Reply - 2008年06月27日(金) 手をはなすタイミングというのは、結構難しい。 と言っても私がただ掴んでいるだけなのだから、ほんとうは難しいことなんてなにもない。 ただ私が手をはなせばいいだけのことなんだ。 難しいっていうよりはしんどいだけなんだ。 早く、さっさとはなせばいいのにそれが何だか怖くてぐずぐずしている。 いつはなすのがいちばんいいのか? ほんとうにはなしていいのか? 掴まれている側が何を考えてるかは知らない。 早くはなして欲しいのかもしれないし、掴まれていることにも気づいていないかもしれない。 それでもぐずぐずと迷っている。迷っていた。 それでもやっと、どうにか手をはなした。 思ったとおり、何でもないことだった。 掴まれていた側にとっては。 だから、もっと早く手をはなすべきだったんだ。 そもそも掴むべきではなかったんだ。 -
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