ブルーにこんがらかって...月人

 

 

夏色2 - 2003年09月01日(月)

演劇集団キャラメルボックス『ナツヤスミ語辞典』(ドルフィンキャストver.)観に行ってきました。

取り敢えず言わせてくれ。前説ゲストにタカヤが! 上川隆也が!!
大当たり――(千と千尋ラスト位のイキオイで)!! そりゃーびっくりしたさ。
芝居のキャストとして出てるのは何度か観たことはある。が、前説に当たったのは初めてだったのさ。しかも二階席じゃなくて今回は表情のわかる前寄りの席で。あの光速ツッコミ。黒崎一護ばりの眉間の皺。うわー本物だー。
あーもう二度とないぜこんな幸運。チェックタイム音頭(踊り・ビートルキャストの皆さん)をきちんと座って聴くタカヤ。ああもう。
キャラメルボックスの舞台とはいえ、やっぱりフリートークは嫌いなんだろうなあ……まあいいか。こんなに憑いてていいのか自分!? と思っていたら帰りにBOOMの革ブレス紛失(泣)。バランスとれてんだなこういうことって……。

前説の感想だけで終わってはいかんいかん。もちろん舞台の感想も書きます。
以前再演をビデオで観たことがあったけど、今回観てますます好きになりました。観に行ってよかった。
まず音楽がいい。個人的にはZABADAK、SPIRAL LIFEと並ぶくらい好きだなあ。サントラ欲しいです。
それから舞台全体の色……雰囲気とでも言うのか? 淡くてとても綺麗。
ムロマチの「乙姫様の気持ちがわかった」っていうくだりが好きです。そしてウラシマってつくづくバカな男だなあ……。しみじみ。
そしてやはりアオタ先生とカニタニさんか。ビデオではアオタ先生が近江谷さん、カニタニさんが真柴さんでこれも好きだったけれど、今回の篠田さんと青山さん、すげー良かったっす。篠田さんのアオタ先生はなんとなく想像がついたのだが、青山カニタニ……大好きだよこの子(笑)。
ドルフィンかビートルか、迷った末に決めた理由は実は「篠田さんと青山さんがでてるから」。大正解でした。いやー楽しかった。
ドルフィンキャストではクサナギが西川さん、駅長が岡田さん。岡田さんのクサナギはすごく気になった。都内に住んでれば迷わず2回観に行ったはず。岡田さんはクサナギとか、『風を継ぐ者』の兵庫のような狂言回し的性格の役が嵌る気がするので……。ちなみに岡田達也さんは益田龍一(京極夏彦・妖怪シリーズ登場人物)をやって欲しい役者ナンバーワン。これはキャラクターがぴったりに思えるから。
坂口さんのウラシマも観たかったなあ。ヤンマの母も良かったけど……。あ、坂口さんにはバルサ(上橋菜穂子・守人シリーズ)やって欲しい。そしてタンダは上川さんでお願いします。


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