朽ちる散る堕ちる - 2003年02月03日(月) 謝るのが下手で、喧嘩ができない自分をいつも歯痒く思っていた。 謝っても許してもらえない時はどうしたらいいのだろうとも。 でもやっとこ気づきました。 誰も、私と喧嘩してまで付き合いたいとは思っていないんだ。 いくら私が勝手に後悔して反省してみても許されはしないんだ。 私はとても悪い人間だから。 続けて二人、友人をなくしてようやっとです。 馬鹿だなァ。 仲直りしたいのにできなかった、なんてよくある話だ。 でもその絶対数が少ないぶん、付き合い方が常に一対一だったぶん、余計に個々への思い入れも強くて衝撃もまた大きい。 嫌いになるくらいなら始めから友達になんかならない。 ……これは違うか。嫌いになったのは私ではなく相手だもの。 為す術もなく後悔するのみ。悪者らしく、いっそもっと無知で傲慢ならばよかったのにと思わずにはいられない。 自分のどこが悪かったのだろうとぐるぐる考えていた。 昔の友人に訊いたら教えてくれるかもしれない。自分にも他人にも厳しいあの人なら、的確に私の欠点を指摘してくれることだろう。 もっとも、本質が腐っているならそんな風にいくら外側を取り繕っても無駄だろうな。そして実際問題腐っていたんだからどうしようもない。 やり直しがきくことなんて実は少ないのかもしれない。 一度間違えた事実は永久に消えない。たとえやり直してみたところで、それ以前と全く同じ状態に戻るなんてありえない。 それともそんなことは皆承知の上で生きているのか。私は愚かにもどこかでやり直せるはずだと思っていたよ。 もうこれ以上、他人に深い関わりを求めるのはやめよう。 遅すぎる決心かもしれないけれど。 失敗しない後悔しない人生がいいな。 バンプオブチキンを聴くとかなしくなってしまうのです。 -
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