Lie Lie Lie - 2001年07月11日(水) 嫌いだ、といったらええかっこしいのでまかせに聞こえるかもしれない。 苦手、不得手、不慣れとでもいえばいいのか。 どう言っても違いはないか。信用されないことに変わりはない。 借金。 他人のものを借りるということにものすごく後ろめたさを覚える。 クレジットカードは持っていない。多分必要に迫られなければこの先も作らない。 要するに無い袖は振れないし振ろうと思わない。 ついでにいうとご飯を奢ってもらうのもあまり素直に喜べない。 「嬉しいなあ」と思うより「申し訳ないなあ」と思ってしまうから。相手との関係とか出方にもよるけれど。 貸すのもあんまり好きじゃない。 ……なんていうとただのけちみたいだな。まあ実際けちなんだろうけど。 相手が本当に困ってるときは別だけど、貸したり借りたりしてると、その相手と対等でなくなってしまいそうで怖い。 借りることで卑屈になる自分も嫌いだし、貸すことでいい気になってる自分がいないとは言い切れない。そこがいや。 保険。 「とりあえず」何かをする、ということがどうもうまくできない。 とりあえず何か買う。 とりあえず稼いでおく。 とりあえず友達を作っとく。 とりあえず就職先を探す。 とりあえず学校に通う。 とりあえず笑っとく。 そのぐらいちゃっちゃとやれよ、と思われるだろう。でも、できない。 とりあえず、保険、安全牌。 そんなつまんないことを平気でしている自分を考えただけで吐き気がする。 そんな簡単なことすらできないでいる自分にもほとほと嫌気がさしている。 嘘。 保険と少しかぶるかもしれない。 笑っちゃうぐらい嘘をつくのがへたくそだ。 ばれた時を考えるととたんに恐ろしくなって、つい本当のことを言ってしまう。要するにばかなんだ。 実際嘘をつくとすぐばれる。 自分さえも騙せない。だからしんどい。 -
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