ブルーにこんがらかって...月人

 

 

ハード・ラック - 2001年06月06日(水)

東野圭吾「秘密」を読む。
面白かった……。
あまり多くは語るまい。つーか思いつかない。とにかく読んで損なし。
勢いで映画「秘密」のビデオも借りてみる。
悪くはないです。
2時間しかないから仕方ないといえば仕方ない。小説のほうのエピソードをひとつばっさりカットして一番上の美味しそうなところをぺりぺりっと剥いでみました、って感じか。おかげで短絡的になってしまった気が。被害者と加害者について小説の方であれだけ書かれていたのが台無しというか……。大杉漣はよかったけど。
分かりやすけりゃいいってもんでもないでしょう、とも思うがなにしろ2時間しかないもんね。仕方ない。でもラストは変えちゃいかんよ。
何がいちばんよかったか。それは小林薫演じる平ちゃんです。
い、いとしい……。
小説より少年ぽいとでもいうのか。盗聴は映画の方でもやってたけど、小説の平ちゃんほどやばいことはしなさそうな雰囲気でありました。縁側でひなたぼっこしてるとことかとにかく平ちゃんを見てるだけで楽しかった。


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