コーヒーと念仏

昼休みに、ディスクユニオンで樽木の新しいマキシを買おうと思ったけど、入荷してないらしく断念。
金曜に渋谷に行く予定があるから、帰りにタワレコ行ってみよう。

そして昼休み、エクセルシオールで何時もどおりデリボックスを購入。
アイスモカを飲みながら腹を満たす。

その時、隣にこういう店にはちょっと似つかわしくなく、あまり身なりが綺麗とはいえないおじさんが座っていました。
最初、全然気にしていなかったのですが、私が椅子に腰を下ろし、デリボックスを開けようとしたら、突然なにかぶつぶつ言い出したんですよ。

最初、私に何か言ってるのかと思ってふと横を見たら、どこを見るでもなく、空中をぼーっと眺めながら何か独り言を言っているだけでした。
しかし、ぼそぼそっと一言二言言うだけならまだいいんですが、飲み物に口をつけながらもずーっと何かを呟いているんです。
真横に座っているのだけど、ものすごく低い声で休むことなく何かを呟いています。
たまにこっちを見たりしながら何かを呟いています。
もう、独り言の範疇を超えているというか、まるで念仏でも唱えているかのような、全く抑揚が無い、それでいて低くて野太い声の独り言。

他に席が空けば移動したかったのだけど、あいにく喫煙席は全て席が埋まっている。
あまりに怖くて君が悪かったので、カバンの中からMDウォークマンを取り出し、ボリュームをいつもより3大きくしてごまかす。
それでも、曲と曲の合間の空白時間にしっかり隣から独り言が聞こえる。

しばらくデリボックスに手をつける気が起こらなくて、ずっとタバコを吸いながら音楽を聴いていました。

しばらくすると、おじさんはぶつぶつ言いながら店の外に出て行く。
やっと一安心して、とりあえず、デリボックスに手をつける。

戸塚近辺に比べて、都内は色々な人がいるので、その分変な人に遭遇する確率も高くて、それなりに慣れていたつもりだったけど・・・
今日は久々に恐怖を覚えるほどの変な人に遭遇した。


#マジで怖かった
2004年11月24日(水)

ありのままに、赤裸々に。なんつって。 / おかぷぅ