変な夢を見た

私は真夜中の並木道を歩いていた。
牙さんから、個人的に仕事を頼まれていたので、それをこなすために。

夜道に浮かび上がるバス停にたたずむ一人の少女に声をかける。
「こんばんわ。いくつ?」
「何処に行くの?」
「何をしに行くの?」
などという他愛の無い会話を交わしているうちに、バスが来たのでその少女を見送った。
直後、牙さんから電話がかかってくる。
牙さん「調子はどうよ?」
私「ええ、まだ声をかけたのは二人だけなんですけどねー」
牙さん「二人か〜。ま、それくらいでいいよ、どうせ報酬2000円だし。」
私「もう少し粘ってみます」
牙さん「んじゃ、俺は先にららぽに行ってるよ。」
電話を終えた私は、どこかのパスタ屋に入る。
すると、そこには前の仕事場の同僚のMちゃんがいた。
誰かと喧嘩していた。
近くに座っていた二人組みの女性が、口論で一方的に責められているMちゃんのことをしきりに「かわいそうだ」と言っていた。
それに腹を立てた私は、その二人組みに、Mちゃんがいかに悪い女であるかということを力説し、店を出た。
夜道の向こうに明かりが見えたので、向かってみると、そこはベイだった。
みんながギタドラの筐体を囲んでいる。
見てみると、パッド部分が本物のドラムセットになっているドラマニを、牙さんがプレイしていた。
ギター側のみ本物のエレキギターになっているギタフリを、麗ちゃんとさやまるさんがプレイしていた。
プレイ中の牙さんの後ろにぴったりと張り付くように、ネコさんがいた。
なぜか、バスドラはネコさんが担当していた。
私は牙さんから、仕事の報酬の2000円を受け取り、それでそこにいた皆に飯をおごることに。
小さなショットバーのような店に入る。
5人ずつ位しか入れなかったので、20人くらいいた皆は、外に並びつつ、ものすごい速さで食事をし、あっという間に20人全員が食事を終えた。
会計は、全部で350円。怪しいと思った私は、旦那に電話してみる。
旦那「おかしいって!それ絶対詐欺だよ。俺今から行くから、警察署で待ってて」
みんなはぞろぞろを警察署に向かう。
旦那と合流し、先ほどの店に行ってみると、もうその店はつぶれていた。
350円、まだ払ってないのに。
そんなことを考えていると、目がさめた。
2002年11月21日(木)

ありのままに、赤裸々に。なんつって。 / おかぷぅ