Simple Faith


2005年03月05日(土) 3人の求道者の証

今日は安息日でした。

礼拝では、サマリヤの女性とヤコブの井戸でお話になったイエス様の話でした。イエス様が、どのようにしてユダヤ人であるご自分とサマリヤ人の女性の間の偏見を取り除かれたかについてのメッセージでした。

そして、3人の求道者が証をしました。トムとリンダはジョンの伝道講演会が始まった頃から教会に来ている夫婦です。彼らは、「以前別の教会に行っていたが、その教会では聖書が開かれることはほとんどなく、礼拝に聖書を持っていくことを考えもしなかった」と言いました。説教と言っても聖書はほとんど読まず、心温まるお話ばかりで、聖書研究といっても誰かの書いた本をみんなで読むだけの集会だったと口を揃えて言っていました。

2人がセブンスデーアドベンチスト教会に行き始めたと聞いた友人の一人がとても心配してくれたけれど、教会のメッセージを聞いて、これが聖書を述べ伝える教会だと確信したと言いました。

もう一人のダンはバプテストの教会員です。9月の伝道講演会に一度も休まず出席し、その後、ジョンの講演会にも休むことなく出席しています。2ヶ月くらい前から毎週教会にも来るようになりました。

「以前、友人がセブンスデー・アドベンチストのテレビプログラムを見ていると聞いた時は、『大丈夫か。カルトだぞ』と言ったのを覚えている」そうです。

昨年の秋、郵便で聖書の預言講座のチラシが来たのがはじまりです。若い、感じのよさそうなスピーカーたちの写真が載っていて、それを見て行ってみようかと思いました。そのチラシには教派は書いてありませんでしたが、行ってみてそれがSDAの主催であることを知りました(高校生たちが学校の名前入りのバスで来ていたため)。

アドベンチストかー、と思ったそうですが、「まあ、どんなことを教えるのか聞いてやろうじゃないか」と席に着いたそうです。

メッセージを聞いて、「うん、救いについての理解はちゃんとしてるじゃないか」と思い、若い高校生のブラッドたちをサポートするために続けてくることに決めたのだそうです。

ある時ブラッドが、「あなたは神の戒めを守りますか。それとも人間の伝統を守るのですか。」と聴衆に向かって質問しました。それを聞いたとき、ダンは「うーん、これは難しいことだな」と思ったそうです。

そして、人間の魂についての理解。ダンはずっと人が死んだら魂は体を離れて天に帰ると教えられてきました。しかし聖書には、神の息を吹きかけられた時、アダムは魂を「受けた」のではなく、生きた魂(人と同義)に「なった」と書かれていることに気づきました。これは、彼にとってとても大きな発見だったのだそうです。

ダンはまだバプテスマを受けたいと言っているわけではありませんが、誰よりも忠実に講演会にやってきて、その度にグリーンフィールド牧師やバイブル・ワーカーのウィリアムや、ジョンにいろいろな話をしたり、質問したりしています。

最初に講演会が始まったときからのダンを見ているので、この証を聞いた時、私は嬉しくて泣きそうになってしまいました。少しずつ神様がダンの心を開いて、真理の種を植えておられるのが感じられました。

この3人の証は大きな祝福で、おかげで私は一日とても幸せな気分で安息日を過ごすことができたのでした。

どうか、この3人と他の求道者の人たちのためにお祈りください。




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