2004年06月09日(水) |
各時代の大争闘とドレッドヘアの男性 |
今日は文書伝道の日で、ジェイと一緒にまた一軒一軒まわりました。
私たちが主に販売しているのは、バイブル・ストーリーズという子供用の聖書物語のセットです。出版され始めてから30年くらい経ち、歴代の文書伝道者たちが、アメリカのありとあらゆる町の病院やクリニックなどの待合室に見本を置いてきました。診察を待ちながら、親が子供に読んで聞かせ、気に入ればその見本の本にはさんであるカードで注文をするのです。
ですから、家々を回っていても、バイブル・ストーリーズの写真の入ったパンフレットを見せて、「バイブル・ストーリー・カンパニーです。この本を病院で見たことありますか?」と尋ねると、まずほとんどの人が「ああ!見たことあるよ」と言います。中には、「私が子供のとき、親が読んでくれたわ!」と言う人もいます。
他の宗教の人たちにも一軒一軒回って歩く人たちがいて、ドアを開けると警戒したような顔の人も多いのですが、このパンフレットを見せるとみんな一様に安心してくれます。バイブル・ストーリーズは、多くの人の信頼を築いて来たんだなあと、自信を持ってパンフレットを見せることができます。
午前中ある家を訪ねると、ドレッドヘアの若い男性が出てきました。自己紹介をして「お子さんはいますか?」と聞くといない、と言うので、「あなたはよく本を読みますか?」と尋ねました。「読むよ」と彼が答えると、ジェイが「どんな本を読むの?」と聞きました。「本当のこと」("True things!")と答えました。
そこで、各時代の大争闘のマガブック(雑誌のような本)を見せ、説明しました。「この本は、現在までの2000年間の歴史をカバーし、聖書の預言がどのように成就してきたかを表しています。エルサレムの滅亡から始まり、現代のアメリカが預言の中で担っている役割やオカルトの広がりなどについて書かれています。また『獣の印とは何か』『偽キリストとは誰のことか』『人は死んだらどうなるか』『なぜこの世は苦しみに満ちているのか』などの、思考力を大いに刺激されるような質問に答えています。この本によって、大変多くの人が黙示録をより理解することができました。」
これは、文書伝道を始めるときに暗記しなければならないのですが、この説明を聞いて彼は興味をそそられたようでした。「今日は何も買わないよ」と最初は言っていたのですが、ジェイが「これはいくらかの寄付でお渡ししています。普通は20ドルですが、12ドルから20ドルの寄付で結構です」と言うと、「ちょっと待ってて。お金を取ってくる」と言いました。
そして、戻ってきたときには「この本、読んでみたいと思うんだ!」と言いました。聖書研究もどうですか?と聞いてみましたが、彼はマウント・プレザントから1時間半くらいのところに住んでいて、今日は仕事でここに来たので彼女のところにたまたまいるんだと言いました。
残念でしたが、たまたま彼がいるところに、神様が私たちを遣わしてくださったのだなあと、神様の御摂理に感謝したのでした。
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